幸せな夫婦生活に立ちはだかるセックスレスの壁!その原因や改善方法について

セックスレス

LISA

パートナーと仲良くしたい、幸せな結婚生活を送りたい、そんなささやかで月並みな願いの前に大きな壁として立ちはだかるセックスレス。出会ったときには2人の関係がこんなことになるなんて全く思っていなかったことでしょう。なんで、どうして、理由は夫婦様々だと思いますが今回はそのセックスレスの実態に迫り解決の糸口を見いだせればと思います。

どのぐらいの頻度から?セックスレスの定義、基準とは

セックスレスの定義

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この問題を解決するためにまずはセックスレスとはどういったものか、どういう状態で、どの程度からセックスレスというのかについて考えていきます。様々な、性についての研究を行う研究者の団体である日本性科学会によると、セックスレスは『病気などの特別な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクト(キスをはじめとする性的な接触)が1ヶ月以上なく、その後も長期にわたる事が予測される場合』となっています。

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セックスレスの実態調査

ではそのセックスレスですがどのぐらい位の人が悩んでいて、また、なぜそうなったのかどう思っているのかについて調査結果を基にみていきましょう。

どのぐらいの夫婦がセックスレス?

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ED治療専門病院の浜松第一クリニックが様々な世代の男女671人を対象に行ったインターネット調査によると「自分がセックスレスの状態にある」と認識している人は46.3%と男女全体の約半数に上ることがわかりました。

また同調査の「セックスの頻度はどのぐらいですか?」の問いには、「ほぼ毎日」が1.6%、「週に2~3回以下」が18.2%、「月に2~3回以下」が30.9%、「3カ月に2~3回以下」が11.9%、「半年に2~3回以下」が6.1%、「年に2~3回以下、以前はしていたが今はしていない」が22.1%、「一度もない」が1%、「その他」1.4%となっています。

セックスレスの状態にあると感じる人は46.3%でしたが、「月に2~3回の頻度だとする夫婦が一番多く、うちの夫婦生活は順調です!」と完全に断言できる人は少なく、現代の夫婦はなかなか夫婦の時間を持てていない、またはちょっとした体の変化や、心の変化、些細な出来事からセックスレスに陥ることがあるセックスレス予備軍である可能性があるのではないでしょうか?

また日経DUALが行った“共働き夫婦”に対しての夫婦生活のアンケート調査での、「セックスレスだと思いますか?」の問いには「セックスレスだと思う」、「どちらかというとそうだと思う」と回答した人は全体の58.0%とその割合は高くなり、生活スタイルが夫婦の関係に与える影響は大きいことが予測されます。現状は満足していても、子供ができる、共働きとなる、両親を家庭へ迎えるなど環境の変化、ライフステージの変化からセックスレスとなることも多いでしょう。

セックスレスになった時期は?

セックスレスとなったとする夫婦はいったいいつからセックスレスとなったのでしょうか?セックスレスになった時期についての調査結果を見てみると、「結婚前から」が11.6%、「半年ほどたってから」が12.4%、「1年ほどたってから」17.4%、「3年以上たってから」58.7%となっています。

結婚後3年以上たってからセックスレスとなる場合が多く、出産や子育てなどの生活の変化によるものも多いと考えられますが、結婚後3年以内にセックスレスとなる割合も41.4%と高く、結婚間もない頃においても、セックスレスとならないための努力は、必要なのではないでしょうか?

なぜセックスしないの?

ではそんなセックスレスの夫婦ですが、なぜセックスをしないのでしょう?理由について見ていきます。浜松第一クリニックの調査にある「セックスレスになったきっかけ・原因はどんなことですか?」の問いには「性欲がなくなった」33.8%、「相手とのセックスに飽きた」21.2%、「感じなくなった」6.1%、「特定のパートナー以外にセックスパートナーができた」6.1%、「病気になった」3.2%、「相手とのセックスで嫌なことがあった」2.3%、「EDになった」1.9%、「その他」35.7%となっています。

明確な理由としては性欲の減衰が一番多いところでありますが、それ以外にも特筆すべきことは、その他の回答が最も多いところにあるかと思います。これはセックスレスの要因が単純なものではなく、それぞれの夫婦に様々な原因があることを表していると言えるでしょう。

心ある人と人との付き合いでの問題、特に多くの時間を共有する大事なパートナーとの間の問題であるセックスレスは、相手の心をよく考えて、原因を探っていかなければいけないでしょう。

またこの質問項目で興味深い結果が出ています。”特定のパートナー以外にセックスパートナーができた”との回答が全体では6.1%となっていますが20代男性に限定するとその割合は29.4%と突出して高くなります。新婚期などの若年層においては、セックスレスが男性がパートナーの女性に興味を示さず、他の女性と関係を持っているからである可能性も高くなってきます。

実際セックスはしたくない?

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ではセックスレスであるとする人が多かったことをご紹介しましたが、セックスは重要なことだと感じる人は少ないのでしょうか?

「あなたの性生活におけるセックスの重要性を教えてください」との質問への回答は、「全体で非常に重要としている人」が19.7%、「重要としている人」が37.9%、「それほど重要ではない人」が33.5%、「まったく重要でないとする人」が8.9%となっています。42.4%の人が「重要でない」としていますが、この質問では、男性のみに限定すると30.2%、女性のみに限定すると、重要でないと回答している人が55.0%と男女間で性に対する意識に、ギャップがあることが伺えます。

また、「単純にセックスは好きかどうか」の問いでは”全体で好き”34.6%、”まあ好き”43.5%、”あまり好きではない”15.6%、”好きではない”6.3%となっていますがこちらも”好きではない”とした人が男性では10.4%であるのに対して、女性では33.6%と圧倒的に多くなります。

コンドームのサガミオリジナルでおなじみの、相模ゴム工業株式会社が行ったアンケートでは、セックスが少ない、セックスレスだとする人に対して「もっとセックスをしたいと思いますか?」と聞いたところ、男性では75.2%が”もっとセックスをしたい”と回答したのに対し、女性は35.8%とこちらも性別でギャップが生じてしまっています。

これらの調査から、性別によりセックスに対する意識の違いが顕著であることが伺えます。セックスレス解消に向けて、この性別による意識の違いを埋めていくことも重要であるように感じます。

鹿児島県民はセックスが上手!?都道府県別にみるセックスレス

先の項目でご紹介した相模ゴム工業株式会社が行ったアンケートに、他の調査とは違い、世代や性別の分け方でなく、地域別に見た調査がありましたのでご紹介します。

セックスレスだと感じる割合を都道府県別にみると、千葉県が59.2%で一番多く、愛知県56.6%、静岡県56.2%と続き、逆にセックスレスだと感じる人が少ないのは奈良県42.9%、兵庫県43.9%、鳥取県44.8%の順番となります。
またそれに伴い、「性生活に満足していますか?」の問いには鹿児島県が55.8%で一番満足していると答え、山梨県55.7%、福井県54.8%の順番となります。
満足している人が少ない割合の順では、愛媛県と茨城県が同率で46.2%、その次にセックスレスの割合が一番多かった、千葉県が46.7%となります。

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セックスレスの原因とその改善法

ここからはセックスレスの原因となる理由、またはその解消法について考えていきます。

育児、仕事など生活環境によるもの

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セックスレスの原因となるものについて、生活環境が大きく起因したケースも多くあるかと思います。付き合っていたころとは違い、結婚し、家族となり共に生活する時間が増えた、出産し、育児に忙しく夫婦二人だけの時間が無くなった、共働きとなった、もしくはパートナーが仕事の都合で家にいる時間が少なくなった、単身赴任となり家にいない、子供も大きくなり家ではできなくなった、親と同居することとなったなど様々なケースがあるかと思います。

これらの生活環境が変わることは、夫婦として一緒に生活していく以上、避けられないことでもあり、しょうがないことでもありますが、そんな状況の中でも、お互いがどう思っているのかを考え、生活環境から見直すことや、二人だけの時間を作る工夫が必要なのではないでしょうか?

日経DUALの調査の「夫婦で夜の営みについて話し合ったことがありますか?」というアンケートでは、話しあったことがあると回答した人は37.6%となっています。

なかなかそのような話をできる関係にない人も多いでしょうし、お互いに不満があっても、そのまま抱え込む人も多いことかと思います。膝を突き合わせて直接的に話し合うだけでなく、日常的にコミュニケーションをとるなかで、相手の不満を察して解消していくことも重要なのではないでしょうか?

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パートナーに拒否される

パートナーに拒否されるケースについてです。セックスレスの要因として、パートナーがその気になってくれないことが、原因であることも多いかと思います。日経DUALの調査では、「パートナーに求められたときに断ったことがありますか?」との問いにあると答えたのは、男性で約25パーセント、女性で約60%となっています。

相手に拒否されないためには、上記の環境そのもののほかに、魅力的であるための努力や相手の気持ちを考えた行動をすることが、大事なのではないでしょうか。

男性の勃起不全 ”ED”

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セックスをしたくてもできない原因の一つに、男性の勃起不全(ED)があります。
日本人成人男性の4人に1人はときどき性行為ができない程度のED症状をを抱えているとされています。勃起不全(ED)とは、英語の”Erectile Dysfunction”の略で勃起機能の低下を意味します。その名の通りまったく勃起することがない状態を指すと捉えられがちですが、その範囲は硬さや維持することが困難な場合や、途中で萎えてしまう場合も含み、EDの症状として最も多いのは、途中で萎えてしまうケースが一番多くなっています。

自分の気持ちに身体がついてこない状態ともいえるでしょう。通常、性的な刺激を受けると脳からの興奮が神経を通して、陰茎に伝わり、陰茎海綿体の動脈が拡がり、」血液が流れ込むことにより大きく膨らみ勃起します。しかし、いくつかのタイプがありますが、以下のことによりこの機能が十分に働きません。

血管や神経に障害がある

血管障害や神経障害、内分泌機能の低下によるものがあります。これらは不慮の事故により、伝達神経の損傷が原因である場合もありますが、加齢による動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病に起因するものもあり、喫煙や過度の飲酒もリスクとなります。

精神的なストレスが原因である

仕事や日常生活でのストレスや、うまくできなかった時のトラウマ、緊張やプレッシャーなどにより身体的には問題はないが中折れや勃起しない場合があります。

特定の薬による影響

降圧剤、抗うつ剤、抗てんかん剤、睡眠剤など他の病気の治療などのために服用している薬の副作用として機能不全が起こっている場合です。

複合型ED

上記の要因が複合している場合です。治療法としては食事や運動による生活の改善や、ED治療薬の服用、陰部に直接注射するICI治療などがあります。

またこの勃起不全(ED)は男性の悩みとされていますが、パートナーである女性としてもパートナーとセックスを楽しみたいのにできずにつらい、子供が欲しいのにどうすればいいんだろう、気持ちに溝ができてしまう、浮気してるんじゃないかと思ってしまう、自分に魅力がないからではないのかなど、女性が苦しむケースも多くあります。

もし勃起不全(ED)が疑われる場合には、男性自身の問題としてだけでなく、パートナーのためにもED専門の医療機関を受診するなど、改善に向けての取り組みが必要でしょう。

女性の心と体の問題 ”FSD”

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男性に性機能障害があるように、女性にもそのような性機能障害があります。
女性性機能障害(FSD)と呼ばれます。これはFemale Sexual Dysfunctionの略で女性に性行為の際苦痛がある、または満足が得られない状態です。症状としては次のようなものがあります。

性嫌悪症

セックスを嫌い、セックスを行えない状態で、男性にもありますが、女性に圧倒的に多い症状です。性欲もあり、マスターベーションは行えても、密室で性的な雰囲気になることは嫌だ、恐怖心があるといった場合です。

性嫌悪症になる原因としては様々ですが夫の浮気やED、強姦、近親姦、死産や中絶などのトラウマ、セックスは汚いもの、よくないものだと教育されてきたことなどがあげられます。

性的興奮障害

性的興奮障害は、男性であれば勃起不全として症状に現れますが、女性の場合では興奮しても膣が濡れてこない、膣潤滑不全として現れます。女性は興奮すると膣が分泌液によって濡れ、拡張しますがその作用がないことにより、膣が痛くなり、快感を得ることもできなくなってしまいます。

オーガズム障害

セックスをしてもオーガズムを感じない、もしくは遅れてくるような症状があります。
日本では不感症とも呼ばれます。

性交痛障害

痛くて男性器を挿入することができない、手が触れるだけでも痛いといった症状があります。

性交痛障害には、膣痙と、性交疼痛症がありますが、膣痙は膣が収縮し男性器を挿入できない状態で、主に心理的な要因である場合が多いです。

また性交痛障害は原因によらず、セックスの際に疼痛を繰り返す場合を指し、外陰・腟の萎縮や炎症による場合、性感染症、子宮内膜症である場合があります。

女性の性機能障害においては、心的な要因である場合も多く、セックスに対する罪悪感や恐怖感を取り除いていくことが重要です。ロマンチックな小説や漫画、素敵な恋愛映画を見るなどして性的な行為に慣れていく、人が性的な存在であることを受け入れられるようにしていく必要があります。また感覚を集中する訓練や拒絶する不安材料を少しずつ解消するために、挿入練習などの方法もあります。

日常のコミュニケーションやスキンシップが夫婦の絆を強める

幸せな夫婦生活を送る際に、深刻な問題として立ちはだかるセックスレスですが、その原因は夫婦の形により様々で、まずはその原因を突き止めることが重要でしょう。そのためにはパートナーの気持ちを考えること、相手を尊重し思いやること、何気ない夫婦の会話やコミュニケーション、スキンシップが重要になってくるでしょう。

また、生活の変化や環境の変化から簡単にセックスレスに陥ることもあるので、今そうでないと思っている人も日常からコミュニケーションをとることや、スキンシップを心がけて、より強固な絆を結ぶ必要があるでしょう。

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