仕事を押し付けられて辛い!上司・先輩の嫌な頼みを回避する方法5つご紹介

職場で他の人の仕事まで押し付けられてしまう、断れないまま結局自分がする羽目になる、という経験をしている人いませんか?いつも仕事を押し付けられていると、負担ばかり多くなっていき疲れも溜まってしまいます。仕事を押し付けられてしまう人にはどんな特徴があるのでしょうか?仕事の押し付けからうまく回避する方法も合せて解説します。

仕事を押し付けられる人の特徴6つ

仕事を押し付けられる人には、以下6つの特徴があります。1つでも当てはまる項目があったら、仕事を押し付けられる可能性が高いです。自分はどのタイプか確認してみてください。

すぐに人を信じてしまう人

何事もすぐに信じてしまう人は、仕事を押し付けられやすいという特徴があります。このようなタイプの人は根が優しく人のことを疑ったりしません。ここに漬け込まれてしまい、仕事を押し付けられてしまうのです。
いつも仕事が増えてしまうと感じている人は、周りの人を信じすぎているかもしれません。

誰にでもいい顔をする人

誰にでもいい顔をする人も、仕事を押し付けられやすいです。人に嫌われたくないと思い、いつも快く引き受けてしまうというタイプの人は、仕事を押し付けられる確率が高くなります。

面倒なことにならないように自分が引き受ける、みんなにいい顔をしたいという性格の人は気がついたらたくさんの仕事を抱え込むことになってしまいます。誰にでもいい顔をする人は損をしてしまうケースも多いです。

とにかく真面目な人

仕事を押し付けられやすい人の特徴としては、とにかく真面目な人も当てはまります。仕事は結果がすべて、要領よくした者の方が有利と言われており、根っからの真面目気質である人は仕事を押し付けられるばかりで大変な思いをすることになります。

真面目でコツコツ仕事をする人は立派ですが、社会人になるといかに効率よく仕事をこなせるかという点も評価されます。その点では、とにかく真面目な人は仕事を任されるばかりになり、苦労するのです。

物事を客観的に見られない

仕事を押し付けられやすい人には、物事を客観的に見られない人も含まれます。どんなに理不尽で不利な立場であっても、物事を客観的に見ることができないために状況は変わらないまま、いつも仕事を押し付けられるという繰り返しになってしまいます。

特に性格が優しい人は努力が報われなかったり、嫌な役を任されたりと不利なことに陥りやすいです。一度冷静になって物事を客観的に見られるように意識すると、今までの自分の行ないが情けなく感じることもあるでしょう。

性格がおとなしく文句を言わない人

性格がおとなしく文句を言わない人は、ついつい厄介な仕事を任されてしまいます。あの人は文句を言わないからやってもらおうと職場の中でも言われてしまう恐れがあります。このような性格は、時には利用されてしまうのです。
いつもおとなしく仕事を引き受けるのではなく、少しずつ断れるようにしていかないと、いつまで経っても仕事はなくなりません。

仕事熱心な人

仕事熱心な人も、真面目な人に引き続き仕事を押し付けられやすい傾向にあります。いつも仕事熱心なので、任されたらやり遂げよう、たくさん仕事をすることがやりがいといった性格の持ち主は、その熱心さを利用されてしまいます。
仕事熱心なのは良いことですが、人の仕事まで任されていてはいつまで経っても会社を出ることができません。

仕事を押し付ける人の心理と特徴とは?

仕事を押し付けられやすい人の特徴をいくつか挙げましたが、反対に仕事を押し付ける人にはどのようなタイプが多いのでしょうか?自分の上司、または自分が無意識に押し付けてはいないか気をつけて確認してみてください。

都合の悪いことから逃げようとする人

仕事だけでなく、都合の悪いことから逃げようとする人いますよね。仕事においてこのタイプは、上司に多くいる傾向にあります。責任が大きくなる立場に立っていながら、都合の悪いことが起きると逃げようとします。

たとえば、上司自身のミスなのに部下のせいにしたり、仕事ぶりを幹部の人から指摘されたときに周りのせいにするなど、上司という立場を利用して都合の悪いことから逃げようとする人がいます。

自分の価値観を人に押し付けようとする

価値観というのは、人によって違うものです。自分の価値観を押し付けようとする人は、職場で周りに仕事を押し付けるという特徴があります。自分の価値観を貫き通し、相手に押し付けるというタイプです。
自分が正しいと思って押し付けてくるので、断るのも一苦労となります。

何事にも無気力である

何事にも無気力なタイプの人も、仕事を押し付けてきます。自分にやる気がないため、誰かに押し付けるのです。そして、自分のミスであっても、他人のせいにすることもあります。
無気力であるため仕事を押し付けてきて、面倒なことから退散するという人は困りますが、職場によってはこのタイプの人も存在するのが現状です。

若手社員よりも中堅社員に多い

仕事を押し付けてくるのは、若手社員よりも中堅社員に多いという特徴もあります。それなりの身分になってきて部下をまとめる役になってくると、つい面倒な仕事を押し付けるという人が増えてくるのです。
任された部下はただ仕事量が増えるばかりなので、毎日業務に追われて大変な思いをします。

仕事の押し付けから回避する5つの対処法

仕事の押し付けを回避するには、どのように対処すればよいのでしょうか?対処法を5つ紹介します。

上司に助けを求める

仕事を押し付けられて困るというとき、押し付けてくる相手が上司でない場合は、上司に相談すると良いでしょう。上司がその内容を知ると、押し付けた部下を直接指摘してくれるはずです。

ただし、上司という立場の人が仕事を押し付けてくるパターンもあるので、そんなときは上司の上司に助けを求めると良いでしょう。上司の上司に相談されてしまっては、その上司も従うしかありません。

自分の主張を貫き通す

仕事を押し付けられる人は、つい相手を許してしまう、相手の言っていることが正しいと思ってしまうことが多い傾向にあります。そこで、余分な仕事を増やさないためにも、自分の主張を貫き通してみましょう。
周りにはっきりと自分の意見を言えない人は、うまく利用されてしまいます。これを回避するために、自分の主張もしっかり述べるようにしましょう。

常に忙しく仕事をする

仕事を押し付けられないように常に忙しく業務をこなすという方法もあります。あまりに忙しく作業に没頭していると、仕事を押し付けようと思って来た人も押し付けにくくなるでしょう。仕事を押し付けられないような状況を自ら作り出すことがポイントとなります。
これ以上仕事を押し付けられるのは嫌だというときは、少し余裕があるときも忙しいフリをしていると良いかもしれません。

自分の仕事の状況を見て引き受けられる量を決める

仕事を押し付けられていつも残業ばかり、体に疲労が溜まってきているという人は、自分の仕事状況を見て引き受けられる量を決めてみましょう。すべて引き受けていると、自分1人が大変な思いをして仕事をするだけとなります。

これぐらいの量なら大丈夫ということを伝えて、引き受けられる仕事量を決めておくと安心です。そして、そのことをきちんと相手にも伝えられるようになると余分な仕事を押し付けられることは少なくなるでしょう。

相手の機嫌を取って仕事をしてもらう

「いつも仕事を押し付けられて困る」というときは、相手の機嫌を取って仕事をやってもらう作戦も有効です。褒めると機嫌がよくなる人に関しては、うまく機嫌を取って仕事をやってもらうという方法に誘導できます。

仕事の押しつけの断り方を知っておこう!

仕事を押し付けられないように自分が行動することが何よりも大切であり、押し付けられたときに上手な断り方ができるとより良いでしょう。そこで、仕事の断り方を3つ挙げます。

一度は話に耳を傾ける

仕事の押し付けを上手に断るには、一度は相手の話に耳を傾けてみましょう。話の内容を聞いて、自分ができる仕事かどうかを判断し、無理な場合はきちんと断ることが大切です。最初から無理ですと伝えると相手に悪い印象を与えてしまうので、まずは話を聞くことから始めましょう。

無理な理由を述べる

一度は相手の話を聞いた上で、自分が対応できる仕事かどうか決めれば良いわけですが、その上で無理な場合はその理由をきちんと述べましょう。理由もなく断ると相手は納得できませんし、断る側もすっきりしません。
無理な理由を述べて仕事を押し付けられないようにしてみましょう。

自分ができる範囲の仕事をきちんと伝える

仕事を押し付けられたとき、自分ができる範囲の仕事をきちんと伝えることで、相手が仕事を押し付けられないようにするのも対策の1つとなっています。今自分がどれだけの仕事を抱えているのか、どれぐらいの量なら引き受けることができるのか、詳細を相手に伝えることですべてを押し付けられるということは少なくなるでしょう。

また、はっきりと断るのが苦手という人の場合は、自分ができる範囲の仕事を伝えて相手に理解してもらいましょう。仕事量を見ると同じ職場の人は、どれだけ大変かわかるはずです。そのためにも、自分の抱えている仕事量とできる範囲の量を伝えるようにしたいです。

仕事の押しつけは人間関係を築き上げることで対策ができる

仕事の押し付けは、される側とする側の両方に原因があります。いつも仕事を押し付けられて困るという人は、対処法を実践しながら自分の意思もきちんと伝えられるようにしましょう。そして、仕事の押し付けは人間関係が出来上がることで回避できるとも言えます。よりよい環境で快適に仕事をするためにも、人間関係はきちんと築き上げていきたいですね。

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