少しビクビクしながら待ちかまえる「イヤイヤ期」。どうやって子どもと関わればいいのか悩むパパやママも多いはず。でも、このイヤイヤ期も子どもにとったら大切な時期なのです。パパもママも子どもも、イヤイヤ期を少しでも楽に過ごすことができるようまとめてみました。
子どもの成長に大切なイヤイヤ期を知ろう!
このイヤイヤ期、専門的な言葉では「第一次反抗期」と言われています。児童発達心理学の中の言葉であり、このイヤイヤ期は“子どもの心の発達に関わっていて、みんな経験する反抗する時期”ということなのです。
イヤイヤ期が始まるのはなぜ?
第一次反抗期であるイヤイヤ期は、個人差はありますが1歳半過ぎから2~4歳まで続きます。たまに、「あれ?うちの子、イヤイヤ期なかったけど」というお父さんやお母さんもいるかもしれませんが、それは子どもの反抗の程度がお父さんやお母さんにとって弱く感じだものであり、ほとんどの場合経験するものです。
実は、このイヤイヤ期は子どもの心の発達に大きく関わっており、次の2つの課題があります。
- 自己中心性からの脱却
- 自我が芽生え
まず、「自己中心性からの脱却」とは、子どもにとって今までは世界の中心に自分がいて他者のことは関係のないという状態から、自分は世界の中の一人で、この世界にはいろんな人がいていろんな考えがあるんだ、という風に変わっていくことを指します。
そして、もう一つの「自我の芽生え」とは、自分の気持ちを表現する力を身につける、自己主張ができることを指します。生まれてから今まで、子どもにとって着る洋服や食べるもの、遊ぶおもちゃは全てお父さんやお母さんが用意してくれていました。それを受けとる状態から、「今日はこの服いや!」「これ食べたくない!」「このおもちゃじゃない!」と自分の気持ちを表現するようになっていくのです。
子どもにとっては、自分の気持ちを表現しているのに、お父さんやお母さんには「なんでいきなりわがままになったの!?」という見え方になってしまいます。このイヤイヤ期もずっと続くわけではなく、子どもの中で表現の度合いが認識され、学んでいくとイヤイヤ期が終わっていくということです。
つまり、このイヤイヤ期は「自分の気持ちを表現し、他者と適切な距離感、コミュニケーションを取るための練習期間」と思ってください。
ピークはいつ?イヤイヤ期の時期や特徴
イヤイヤ期はいつから始まっていつまで続く?
一般的に、1歳半を過ぎたころからイヤイヤが始まり、2~4歳まで続くことが多いと言われています。ピークは「魔の2歳児」と呼ばれる2歳頃です。
でも、実はもっと前からお父さんやお母さんは子どものイライラ期を経験しています。離乳食をあげようとしたら、口を開けずに拒否されたなどの経験はありませんか?生後6カ月頃からイヤイヤ期は始まっているのです。
イヤイヤ期の特徴
ここでは、年齢別にイヤイヤ期の特徴をあげていきます。
1歳児のイヤイヤ期
生まれて1年たち、少しずつ自分でできることも増えてきて、あれやりたい、これやりたいという思いがはっきりしてきます。
しかし、まだまだ物事に対するこだわりは少ない時期です。自分自身のいろんな感情を感じることができるようになりますが、その対処が分からず、泣いてしまうことが多くあります。今までは、お腹がすいたり、オムツ替えてほしかったり、泣くことに理由がありましたね。でも今は、自分の感情の対処が分からず泣くことがあります。そんな時は、やさしく抱っこしてあげてください。それだけで子どもは安心するのです。
また、この時期に多いのが「自分でやりたいのに、させてくれない」という思いが子どもの不安定につながります。ダメと言われることに反発し、泣きだします。心配かもしれませんが、できることはなるべく挑戦させてあげて、お父さんやお母さんはそんな子どもを見守ってあげてください。
2歳前半のイヤイヤ期
2歳になると、泣いてばかりだったら1歳の頃と変わって自分の気持ちを言葉で伝えることができるようになります。まだ単語をつないだり、同じ言葉を繰り返す状態ですが、話している内容はよく理解しているのが特徴です。
そのため、分かっているから伝えたい、言葉にしたいのにそれがうまくできないギャップにストレスを感じます。この「伝えたくても伝えられない」ストレスから、イヤイヤがやってきます。そんな時は、子どもに「これがしたかったの?」「これがほしいの?」「これが食べたいの?」と聞いてみてください。
泣くばかりの子どもに「はっきりして!」と思いがちですが、そこは根気よく子どもに付き合ってあげてください。どうしてもダメなら、その場から少し離れるのも大切です。子ども自身が自分で気持ちを納めるまで待ちましょう。
2歳後半のイヤイヤ期
2歳後半にもなるとより一層自分でできることが増えてきて、いろんなことに挑戦したくなります。でも実際挑戦してみると、自分の理想と実際にできないことに腹が立ってしまい、イヤイヤにつながります。子どもなりに意地をはっているのです。
そんな時は、子どもが自分で解決策を見つけるまで待ちましょう。お父さんやお母さんからは手助けをしない、放っておくのです。どうすればできるようになるのか、子どもが自分で考える時期です。今は子どもなりに必死に考えて、頑張っているんだなぁと見守ってあげてください。
そして、今までは少なかったこだわりが、強くなる時期でもあります。子ども自身の「マイルール」ができ、このマイルールから外れることを極端に嫌います。遊びの仕方が少しでも違うと、そこでイヤイヤが始まります。
親からすると、なんでそのぐらいで…と思ってしまいがちですが、強いこだわりの故です。そしてそこから、子どもは自分の思い通りにいかないこともあるのだということを学んでいくのです。
3歳児のイヤイヤ期
3歳児になると、ある程度会話が成立するようになります。マイルールというこだわりは残りますが、自分の気持ちを伝えることができないというストレスは減り、それに伴ってイヤイヤも減っていきます。
この時期になると、意志疎通ができるのでお父さんやお母さんも余裕を持つことができるようになります。そこで、まずは子どもの日々を観察してみてください。まだ「ここだけは譲れない」というこだわりがあるかと思います。そこをずらされると、イヤイヤがやってくることがあるのです。予め、ここだけは子どもを尊重してあげてください。
「イヤイヤ」になる6つの理由
言葉でうまく伝えられない
1歳を過ぎると自分で歩けるようになり、行動範囲も広がり、できることもたくさん増えてきます。でもまだ、自分の気持ちをうまく伝えることはできません。そのもどかしさが、「イヤイヤ」につながっていきます。「なんでパパやママはわかってくれないの」という気持ちが「イヤー!」という行動につながります。
気持ちの切り替えができない
少しずつ成長しているとはいえ、まだ子どもは急に気持ちを切り替えることはできません。「まだ公園で遊びたい!帰りたくない!」「遊びたい!まだご飯はイヤ!」など自分のやりたいことを終えないといけないとき、イヤイヤが出てきます。
パパやママに甘えたい
自己表現ができるようになってきている時期ですが、まだまだパパやママに甘えたいお年頃。自分でやりたい、というときとパパやママにやってほしいという時が多くあります。もう自分で着替えることができるようになっても、今日はママに着替えさせて欲しい、そんな時もあるのです。
挑戦したい
2歳を過ぎていくと、自分でできることがたくさん増えてきます。そうなると、自分でやりたい!と強く思います。でもなかなか思い通りにいかないことが多いのです。ボタンがとめられない等、やりたいけどできない状況は子どもにとってストレスになります。そんな子どもを見ていると、すぐ手を出したくなりますよね。「困ってるから、ちょっと手伝おう」とうっかり手を出すてしまうと、子どもの怒りがピークに達してしまうこともしばしば…。
指示されたくない
自分の意志を持てるようになると、パパやママの言ってることを全然聞かなくなったりします。「お外から帰ってきたら手を洗おうね」と言われても、指示されるのが気に入らず無視してしまうことも。これも一つの成長の証でもあるのです。
機嫌が悪い
これに当てはまるときも多いと思いますが、眠かったりお腹すいていたり…そんな時も子どものイヤイヤはピークになります。また、体調が悪い時もイヤイヤがひどくなります。
イヤイヤ期がない子
ここまで、イヤイヤ期は多くの子どもにやってくることという前提でお話してきました。でも、反抗期がない子どもも少なからずいます。「うちの子はなんでイヤイヤ期がないの?」と心配になってしまうこともありますよね。
実はこのイヤイヤ期は、遺伝や育てられた環境にも起因していると考えられています。
イヤイヤ期に気付かない
子どものイヤイヤ期はこんな感じかな、と想像しているものと全く違った形でやってきたときにイヤイヤ期に気付かない場合もあります。
子どもがワガママ言ってイヤイヤ言っている姿を想像していたら、実際は黙って固まってしまうという形で表れることもあります。後で振り返った時に「もしかしたら、あれがイヤイヤ期だったのかも」と思うこともあるかもしれませんね。
思っていることや考えていることが親子で同じ
子どもが「こうしたい」と思ったことと、お父さんやお母さんが子どもに「こうしてほしい」と思ったことが同じである場合、子どもは反抗する必要がなくなります。ここにズレがある場合に、子どもは反抗し自分の意志を通そうとするのでイヤイヤがやってきます。
これは子どもに意志や主張がないのではなく、自分が考えていることとお父さんやお母さんが考えていることが同じなので、反抗することがないのです。
イヤイヤ期が遅くにやってくる
成長には個人差があるように、イヤイヤ期にも個人差があります。
一般的には2歳前後と言われていますが、早かったり遅かったりとさまざまです。4歳頃にイヤイヤ期のピークを迎えた子どもは、2歳の頃とは違い既にお父さんやお母さんと意志疎通ができるようになっています。
ですので、伝えたくても伝わらないストレスをそこまで感じることはありません。反抗(イヤイヤ)しなくても、十分に自分の気持ちを伝えることができるので、お父さんやお母さんからしたら、“反抗期”と捉えない場合もあるでしょう。
自分の気持ちを表現できない
自分の考えや主張があっても、表現の仕方が分からない子や表現したくてもできない場合があります。これは、自分の感情を押し殺していることが多く、少し心配ですね。このような子には次のような理由が考えられます。
- 他人との衝突をできる限り避けたい
- 怒られることに怯えている
- 自分の気持ちを伝えるのが恥ずかしい
- 妹や弟がいるので我慢している
子どもをよく観察して、もし気になるようでしたら周りの人や専門機関に相談することもお勧めします。
先輩ママに聞く、イヤイヤ期の体験談
1歳過ぎて言葉を少しずつ覚えだし、保育園に通っていろいろな環境を知るようになったとき、突然「イヤー!」と言い始めました。親が何を言っても、何をしても「イヤー!」と返事して逃げたり泣いたり。2歳頃からだと思っていたイヤイヤ期がもうやってきたのか!?とびっくりしました。その時は時間に余裕を持って行動することを心がけ、子どもの「イヤー!」を一緒に楽しんでいました。だんだんと楽しむ余裕もなくなるほどのピークがやってきましたが、3歳頃から意志疎通ができるようになり、落ち着いてきたように思います。(A.M 28歳)
1歳半を過ぎたあたりから、なんでもかんでも自分でやろうとし、失敗しては「いやいや」をしていました。一番困ったのは、物をぶつける行動です。思い通りにならないと物を投げたりぶつけたり。今でもへこみが残っているぐらいです。ピークはだいたい2歳過ぎてからぐらいで、3歳半ぐらいで落ち着いてきました。買い物もままならず、公園に行くまでの道のりでのヘトヘトになる日々。このときは先が見えず、不安でしかなかったのですが3歳を過ぎたあたりから言葉も上手になり、大人の言っていることがよくわかってきたように思います。(M.M 35歳)
あまりイヤイヤ期がなかった我が子。行儀の悪いことをしていても注意したらすんなりやめてくれて、このままイヤイヤ期がこないのかなと心配していたのですが…。3歳の幼稚園入園から一変!いろんなお友達と関わることで先生や親の言うことを聞かなくなりました。幼稚園から帰ってきたら癇癪を起こすようにもなり、年長さんの5歳頃になって落ち着きました。(K.I 30歳)
イヤイヤ期の対処法と上手な接し方
ママ必見!イヤイヤ期の対処法
- 時間に余裕をもとう
- しっかり褒めてあげよう
- ダメ!の基準を決めよう
- 待つことも大切
これまでは、お父さんやお母さんのタイムスケジュールでだいたいの事は対応できてきました。お出かけする前の準備や着替えもすんなり終わったと思います。
しかし、子どもたちができることが増えてくると「自分でやらないと気が済まない」ことが増えてきます。だんだんと“大人の時間”から“子どもの時間”に変化していくのです。
朝の忙しい時間帯は、お父さんやお母さんもピリピリしていますよね。そんなときに子どもに予想外の時間を取られる…。そのことで余計ピリピリして子どもに怒ってしまう、そんな悪循環が生まれてしまいます。そうならないためにも、我が子のイヤイヤ期を感じたら、意識して少し時間の余裕をもつようにしましょう。
子どものイヤイヤ期は、お父さんやお母さんもイライラしがちになってしまいます。心の余裕がなくなって、いつもは褒めてあげるのに悪いところばかりに目がいってしまったり…そんな時は一度深呼吸して、少し立ち止まりましょう。
子どもはイヤイヤ期といっても、お父さんやお母さんのことが大好きです。大好きなお父さんやお母さんに褒められたら、やっぱり嬉しいもの。褒めてあげることで、子どもにとったら「ちゃんと見ててくれているんだ」と感じることができ、イヤイヤ期の症状が収まることもあります。
このイヤイヤ期、子どもからすると「ここまではしても怒られないのかな」「どこから怒られるのかな」と親の反応を見て判断していることもあります。
親にとったら、なんでも「ダメ!」と言ってしまいがち。そうすると、子どもは何が良くて何がダメなのか判断できなくなります。
まずは、お父さんとお母さんで「ダメ」の基準を決めましょう。両親のダメの基準を合わせることも大切です。そして、子どもに伝えてください。その上で、決めた基準を破っていたら、「ダメ」と根気強く伝えてあげましょう。
イヤイヤが激しくなって、もう手がつけられない時、ありますよね?そこで叱ったり、親が関わろうとすると、瞬く間にイヤイヤの絶頂タイムに。そんな時は、待ちましょう。少し距離をおいて、子どものイヤイヤが過ぎ去るのもひたすら待つのです。
知っておこう!上手な叱り方とNGな叱り方
子どもが悪いことをしたとき、危険なことをしたとき、叱ることも親の大切な役目です。
でも怒りにまかせて子どもを叱っても、同じことを繰り返してしまったら意味がありません。ではどのように叱ればいいのでしょうか。
上手な叱り方
子どもを叱るとき、お母さんもイライラして感情のコントロールができていないことが多くありませんか?まずは、深呼吸して気持ちを落ち着けて、子どもの気持ちをいったん受け入れてあげてください。
全てを否定されるよりも、気持ちを理解してくれると、その後の言葉も素直に聞いてくれます。お母さんも子どもも落ち着いたら、何がいけないのか、きちんと説明してあげましょう。
効果的に子どもを叱る3つのポイント
- すぐに叱る
- 短く叱る
- 目を合わせて、毅然とした態度で叱る
悪いことをした場合はその場ですぐに叱りましょう。時間がたったり、家に帰ってからとなっていたら、子どもにとっては何がいけないのか分からず、反省できないので叱っても意味がないことが多いです。
大人にとっても長いお説教は離し半分ですよね。叱るときは、短く分かりやすく叱りましょう。長々と話すのは子どもにとっても集中力を欠いてしまいます。
子どもと目線を合わせて、目を見て叱りましょう。そうすると、子どもは親の空気を読み取りやすく心に残ります。いくらしっかり叱っても、お父さんやお母さんの顔がニコニコしていたり、口調が優しかったら全て台無しです。声のトーンを低く、ゆっくりと話して、絶対にしてはいけないということを言い聞かせましょう。いつもと雰囲気の違うお父さんやお母さんを見て、子どもも真剣に話を聞いてくれます。
NGな叱り方
- 感情的に叱ってはいけません
- 他の誰かと比べて叱ってはいけません
- 両親が一緒になって叱ってはいけません
- 言うことに一貫性をもちましょう
- 愛情のない体罰は絶対してはいけません
感情的に叱ってばかりいると、落ち着きのない情緒不安定な子どもに育つ場合があります。叱るときには一度深呼吸をして、気持ちを落ちつけてください。
誰かと比較して叱っていると、ひがみやすい子どもに育ってしまいます。比べるのではなく、個人を見てあげましょう
お父さんお母さんが一緒になって叱ると、子どもの逃げ場所がなくなってしまいます。一方が叱って、一方がフォローするという形にしましょう。
昨日許可したことを今日はダメという等、言葉に一貫性をもたないと、子どもは不信感をいだきます。お父さんとお母さんで言うことが違うのも混乱の元です。家族の中で話あって、統一性を持たせてください。
体罰は子どもの心に深い傷を残します。さらに体罰の恐怖から自分を守ろうとするために嘘や隠し事が増えてきたり、友達に対しても乱暴になるケースもあります。
おすすめ!イヤイヤ期に聞く絵本
イヤイヤ期は、子ども自身もイライラしてしまい、なぜ自分がこんなにイライラしているのか分からない状況です。
そこで、絵本を通して、この主人公は今の自分と似ているかもと気付くことがあります。イヤイヤ期に悩んでいるお父さんやお母さんにとっても、絵本に共感することでストレスが軽減されたり、絵本を読むことによって心を落ち着かせることもできます。
ここで、イヤイヤ期オススメの絵本を3冊ご紹介します。
- 「いるよね~!こんなこ」 (さく・え たかいよしかず)
- 「なっちゃうかもよ」(斎藤多加子)
- 「いやだいやだ」(さく・え せなけいこ)
前からも後ろからも読める、とても楽しい絵本。イヤイヤなブブタだけでなく、たくさん褒められるブブタも登場するので、こうしたらみんな喜んでくれるんだということも学ぶことができます。そして、どんなイヤイヤでも、みんな大好きだよという気持ちも伝えることができる一冊です。
鼻くそをほじっていると、鼻の穴が大きくなってしまい…。イヤイヤ期に出てくる、やってほしくない癖を続けた結果、そんなことないよ~!ということが起こり笑ってしまう絵本になっています。笑いながらも少し心配に…。ただ子どもの脅しにならないように、楽しく読み聞かせてください。
主人公のルルちゃんは、なんでもかんでもイヤイヤ言ってしまいます。でも、もし自分のママやお菓子にイヤだって言われたら…。子どもにとって少し考えさせられる絵本となっています。小さい子には少し不安を与えてしまうかもしれないので、フォローしてあげてください。
それでも子育てって大変!そんな時のイライラの解消法
子どもを育てるママは、毎日家事に育児に大忙しです。子どもが生まれてから、自分の時間を持つことも難しく、ストレスもたまりますよね。そんな状態でイヤイヤ期がやってきたら、ママも余計イライラしてしまう。そんな時のイライラ解消法をお伝えします。
- 思い切って子どもから離れよう
- 涙活をしてみよう
- 好きなものを食べる時間と愚痴を吐きだす時間
今までお話ししたように、このイヤイヤ期はお父さんやお母さんの責任でもなければ、全ての子どもに訪れることです。誰も悪くありません。でも、毎日毎日イヤイヤ期と接すると辛く感じてしまうのは当然です。
そんな時は、子どもから離れて自分の時間を作ってください。「そんな無責任な…」と思わないで、この離れる時間も大切な時間と思ってください。お父さんやお母さんがしんどい思いをしていることこそ、子どもにとっても良くありません。家族に頼ったり、託児所や一時保育などのサービスもうまく使って、自分の時間を作ってみてください。
感情に任せて、思いっきり泣いてみましょう。泣くことによって思いのほかスッキリすることも多いのです。涙を流すことはストレス発散にとても効果があるのですが、実はイライラからくる怒りの涙にはあまり効果がありません。効果があるのは、感動や悲しみによる涙です。子どもがお昼寝中や寝た後、短編映画や本を読んで泣く時間も大切です。
自分の大好きなケーキやお菓子を食べて、今の気持ちを吐きだしましょう。お友達に話を聞いてもらうのもいいし、親に聞いてもらうのもいいかもしれません。
大切なのは我慢をしたり、ストレスをため込まないことです。全て吐き出して深呼吸してみてください。
イヤイヤ期は大切な時期
いかがでしたでしょうか。子どもにとっては、成長に不可欠なイヤイヤ期ですが、それを受け止めるお父さんやお母さんにとったら、大きな大きな悩みの種ですよね。
でもいつかは終わりがやってきます。イヤイヤ言っている時、泣いている時、今子どもは頑張って成長しているんだなぁと見守ることも大切ですし、無理だと思ったら子どもと一緒に泣いてもいいんです。どんなにイヤイヤ言っても、子どもにとっては、大好きなお父さんとお母さんには変わりありません。いっぱいいっぱいになっても深呼吸して、愛情いっぱい抱きしめてあげてください。
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