ズリバイやハイハイを始めた赤ちゃんにとって、家の中は危険がいっぱい!ママがちょっと目を離したすきに思いもよらぬ場所に移動していることもあります。そんなときに活躍するのが、ベビーサークルです。既製品から手作りのものまでご紹介します。
ベビーサークルは必要?役割とは?
ベビーサークルとは、赤ちゃんの安全を確保するための囲いのことです。
新生児期は寝たままだった赤ちゃんが成長するにつれて、寝返りをうち、ハイハイを行うようになります。赤ちゃんの行動範囲が一気に広がると、ママは赤ちゃんから目が離せません。でも、トイレや家事をするときは赤ちゃんから目が離れてしまいます。そんな時に赤ちゃんに危険がないように守ってくれるもの、それがベビーサークルです。
ベビーサークルのメリット
家具の角やコンセントなどの危険から赤ちゃんを守る
家にあるコンセントや引き出しにも興味津々なのが赤ちゃんです。コンセントに触ったり、家具の角にぶつかったり、また勝手に引き出しを開けて中のものを全部出してしまったりと。「危ない!」というものや「それはやめて~」というものから赤ちゃんを避けるためにもベビーサークルはとても便利です。
危険な場所へ入るのを防ぐ
赤ちゃんの事故が多い場所に「お風呂場」や「ベランダ」があげられます。
ハイハイする時期になると、自分で自由に移動できるようになるので、行動範囲が広がります。その時に、「窓があいていた」「ドアが開いていた」ということで、赤ちゃんに危険が及ぶことも考えられます。
赤ちゃんにとっては、何が危険かの判断もつきません。ベビーサークルをうまく利用して、危険なものから赤ちゃんを守りましょう。
階段からの転落を防ぐ
「お風呂場」や「ベランダ」と同じように危険なのが、「階段」です。住居がマンションやアパートなら心配はいりませんが、赤ちゃんは段差が大好きです。ハイハイで階段に登ろうとしますし、2階から転落する可能性も考えられます。階段では大怪我をすることもありますので、要注意が必要です。
ベビーサークル3つの選び方
設置する場所を想定して大きさを選ぼう
ベビーサークルをリビングに設置したり、子ども部屋に設置したりと、さまざまな環境を想定して購入すると思います。その時は必ず部屋の大きさを考えておきましょう。
部屋の大きさに対して、ベビーサークルがあまりにも大きいものだと圧迫感もあって邪魔に感じてしまうことも。だからといって、小さすぎると自由にハイハイできない環境に赤ちゃんは窮屈に思うこともあります。赤ちゃんにとって適度に活動できて、部屋の広さにもあうようなものを選んでください。購入前には設置する部屋の大きさを測っておくと安心かもしれません。
素材を選ぼう
ベビーサークルには、木製・プラスチック製・布製があります。
- ≪木製の場合≫
しっかりしているので、安定性は抜群です。しかし、一度設置すると移動するのは少し大変かもしれません。移動することを前提だとしたら、木製は避けた方がいいかもしれません。 - ≪プラスチック製の場合≫
木製のものより軽いので、移動には最適です。ただ、軽すぎるので安定性で不安に感じることはあるかもしれません。 - ≪布製の場合≫
とても柔らかいので、赤ちゃんがぶつかったりした時も安全です。しかし、木製やプラスチック製のものに比べて狭いものが多いです。また布製ですので、外から赤ちゃんの様子が確認できないものもあります。
赤ちゃんがよく見えるものを選ぼう
外からでもベビーサークルの中がよく見えるものにしましょう。ベビーサークルの中は安全ではありますが、体調が急変するなどの可能性もありますので、常に赤ちゃんの様子が確認できるものにしましょう。
価格はいくら?
一般的な相場は1~3万円ほどです。決して安いものではないので、購入する際は慎重に選んでくださいね。
ベビーサークルはいつからいつまで必要?
ベビーサークルは、寝返りをし始めたら設置してみましょう。器用な赤ちゃんは、寝返りでどんどん移動していきます。少しでも危険を感じたら、ベビーサークルを活用してください。また、ズリバイやハイハイをし始めたらベビーサークルは大活躍をします。ですので、少し早めに準備しておくといいかもしれません。
いつまでベビーサークルを使うかですが、明確な年齢よりも“子どもが目を離しても危険が無くなった”というタイミングですよね。子どもをよく見つつ、時期はパパやママが決めてください。
購入がいいの?レンタルがいいの?
ベビーサークルはレンタルが可能です。しかし、長期間レンタルをする場合は値段を比較しましょう。購入したほうが安い場合もあります。また赤ちゃんによっては、ベビーサークルを嫌がる場合もあります。購入を検討している際には、一度短期間でレンタルして試しに使ってみることもオススメします。
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おすすめベビーサークル9選
西松屋限定ベビーサークル
▼キッズランドDX 拡張トイパネル2枚組セット
値段:13,800円(税込)
広さ:140cm×140cm
西松屋限定で発売されているベビーサークルです。夢中になって遊べる動物のパズルがついたパネル付きなので、赤ちゃんも楽しく遊ぶことができます。使用しないときは折りたたんで収納でき、とても軽量なので持ち運びも可能です。拡張パネルもついているので、広くしてあげてもいいですね。
日本育児
▼ミュージカルキッズランドスクエア
値段:13,800円(税込)
広さ:116cm×116cm
子どもの感性を刺激するプレイルームです。お部屋にも置きやすく、おもちゃパネルにも楽しい仕掛けがいっぱいです。ママとお話できるコードレス電話や大きな鏡、かくれんぼ窓など子どもにとって興味津々なものがたくさん!また、24曲もの音楽が流れるのでお昼寝のBGMにも最適かも。
別売りで拡張パネルもあり、年齢に合わせて大きさが変えれるのも魅力の一つです。また。キッズランドスクエア専用マットも発売されているので、ベビーサークルの中で赤ちゃんが安全に遊ぶことができます。
ファルスカ
▼ジョイントプレイペン ドアパネル付き
値段:18,144円(税込)
広さ:95cm×95cm
ママ1人でも簡単に組み立てができるので、とても使いやすいベビーサークルです。リビングに合うスタイリッシュなデザインであり、機能性も抜群です。見通しもよく、安心して使うことができます。
またドアパネルが付いているので、出入りが快適に。子どもを抱えてまたぐ…なんてことをする必要がありません。ドアにはダブルロック機能が搭載されているので、子どもが勝手にベビーサークルから出ているなんてこともありません。別売りで拡張も可能となっているので、子どもの成長や生活スタイルに合わせて変化することができます。
ノースステーツ
▼スーパーヤード
値段:24,980円(税込)
広さ:146cm×170cm
6枚のカラーパネルからなる、ベビーサークルです。六角形、五角形、四角形といろんな形に変えて使用でき、お外でも使用可能です。赤ちゃんのプレイルームとして、また、危ない場所のガードにも使えるのでとても便利です。
使わない時は降りたたんで収納することができ、キャリーストラップもついているので持ち運びも便利!ゲート付きの拡張パネルも販売されているので、成長に合わせて購入を検討してもいいかもしれません。
Agile
▼BABY BEARZONE
値段:8,600円(税込)
広さ:196cm×116cm
子ども二人でも十分に遊べる広さが特徴のベビーサークルです。プラスチックサークルなので、傷がつきにくく、汚れにくいので安心。また、子どもがかじったりした場合でもプラスチックなので安全です。プラスチック特有の臭いもなく、快適に使用することができます。
BYBREGAL® BABYLABEL
▼ソフトメッシュベビーサークル
値段:8,800円(税込)
広さ:148cm×148cm
組み立てがとても簡単な安心設計です。汚れたら丸洗いができるので、いつでも清潔にベビーサークルを使うことができます。ミルクをこぼしたり、お菓子の食べ残しなど気になったらすぐに洗うことができます。
また、メッシュシートで圧迫感も少なく、ベビーサークルの中で過ごすことができます。柵と柵との間に指が挟まれるなんていう心配もありません。約3kgと軽量なので、簡単にお掃除もできちゃいます。
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ベビーサークルを手作りしよう
ベビーサークルを検討しているけど、値段も高いし本当に使うかどうかも分からない…と悩んでいるパパやママには、ベビーサークルを手作りする方法もあります。「難しそう」と思われがちですが、結束バンドで固定するだけだったり、100均の道具でベビーサークルが作れたりと、さまざまな方法があります。
手作りのメリット
出費が少ない
市販のものに比べて、安く作ることができます。出来上がっているものと比べると、時間がかかったり、手間がかかったりもしますが、使用する素材などは自分で選ぶことができますし安全面も考えて組み立てることができます。
形や大きさを自由に変えることができる
市販のものは決められた形や大きさはありますが、自分で作ると形や大きさは自由自在にすることができます。設置する部屋の大きさやデザインに合わせて作ることができるので、インテリアとしてもとても楽しくなりますね。
手作りのベビーサークルをご紹介
実際に手作りのベビーサークルはどのようなものなのでしょうか。インスタグラムやtwitterにあげているベビーサークルをご紹介します!
こちらは、セリアにある「Crafttrack」シリーズを使っての手作りベビーサークルです。女性でも組み立てやすい素材なので、簡単に組み立てることができます。結束バンドを使って固定するだけなので、特別な工具が必要というわけでもありません。
夫とあーだこーだ言いながら、100均で材料揃えてベビーサークル手作りした!色々抜け目があったので明日買い足しつつ、今日はこんな感じになった。(布団の上とっ散らかってるね)(スンマセン) pic.twitter.com/doioHFtq4M
— ゆかぼん (@bmobacuy) 2016年7月21日
全て100円均一で購入し、手作りしたというワイヤーネットを組み合わせたベビーサークルです。ワイヤーネットだと、赤ちゃんの顔もはっきり見えるし、圧迫感もありません。また、ワイヤーネットにおもちゃをつりさげたり、鏡を取りつけることもできるので、赤ちゃんにとって飽きることのない空間を作ることができます。
ここにスノコがあるじゃろ?
コレをこうして…
ベビーサークル!! pic.twitter.com/EnygHeFXFK
— 英紗@いざ尋常に勝負! (@eishamandiocag1) 2015年8月22日
でもたびたび活躍する「すのこ」を使ったベビーサークルです。すのこと結束バンドを使って簡単に作ることができます。すのこのサイズと部屋の広さなども考えて購入してみてください。また、すのこはペンキなどでペイントすることも可能です。お部屋のインテリアに合わせて、カラフルにしたりシックにしたりとDIYしてみてください。
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ベビーサークルを使って安全な育児をしよう
さまざまなベビーサークルが発売されているので、設置する環境に合わせて購入してくださいね。
そんなに使わないかも…と思った場合は、安くすむ手作りのベビーサークルもオススメです。時間と手間はかかってしまいますが、パパとママで協力して作った手作りのベビーサークルは、赤ちゃんにとっても嬉しい贈り物になると思います。
我が家もいたずらが大好きな子どもだったので、ベビーサークルが大活躍しました。気づいたら階段に向かっていたり、引き出しを開けて中のものを引っぱり出したり。ベビーサークルも最初は嫌がりましたが、いろんな仕掛けを作ったり興味を持つおもちゃを取り入れたりと工夫していました。
家事をしている時間はどうしても目を離しがちです。そのちょっとした時間を安全に過ごせるよう、ぜひベビーサークルを活用してみてくださいね。
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