スマホアプリが妻や旦那の浮気を防止する?!浮気の原因や防止法、調査、慰謝料について

夫婦生活の中では様々なトラブルがあります。その中でも特に多いのが浮気に関する悩みです。浮気や不倫の最初のきっかけは些細なものが多く、ちょっとした遊びと考えている人が多いのです。しかし、いつのまにか本気になって離婚したり、浮気が原因で家庭が壊れてしまったりいうことも多くあります。ではなぜ浮気してしまうのでしょうか?浮気の原因や改善方法などを見ていきましょう。

人によって違う!?浮気の定義

浮気

浮気は様々なケースがあり、人によって浮気になる原因や考え方、価値観などが大きく違ってきます。例えば、妻のいる男性が、仕事の関係で女性と飲み会などに行っても、妻の価値観によっては浮気だと疑われることもあるのです。

また浮気を遊びだからとか、どうせ妻のところに戻ってくるからといった軽い気持ちでしてしまったものの、いつの間にか本気になってしまったというケースもあります。男性だけではなく、女性にも言えることですが浮気の定義とは一般的にどんなものなのでしょうか。

一般的に浮気は、本命の相手や妻(旦那)がいるにもかかわらず、別の異性に心を奪われてしまった場合に使われます。では一般的に定義される浮気を法律という観点から考察してみましょう。

法律から見る浮気と不倫の違い

法律でいうところの浮気や不倫とは、「不貞行為」があった場合とされています。極端なことになりますが、キスや手をつなぐといった行為は不貞行為に含まれません。不貞行為とは、離婚の理由として規定されているもので、配偶者のいる人が、その配偶者以外の異性と性的な関係を持つことです。

法的にみる浮気

浮気

法的に浮気は、「肉体関係があること」となっています。これを夫婦間の貞操義務に違反する不法行為と定義しています。しかし、離婚することになっても、浮気によって離婚慰謝料の判定が出るかどうか難しい場合もあります。

また浮気は、結婚する前の恋愛関係においても使われます。本命との関係を続けているのに、隠れて他の異性と交際する行為です。さらに浮気は、類似行為でも浮気となってしまいます。「風俗店などのサービスを体験する」「男女が同室で泊まる」といったことなどです。

刹那的な関係にも適応されるので、別の異性と一晩だけの肉体関係を持ったということも浮気になります。これらのことから浮気という行為は、使われるのは範囲が広いです。気分転換や他の人、物事に興味を持つことにも使われるので、軽いイメージがつくのです。もちろん浮気をしていいというわけではありません。

法的にみる不倫

不倫に関しては、浮気と同じように肉体関係があることで認定されますが、「特定の相手との不貞行為を繰り返すこと」とされているため浮気よりも法的に重くなっています。そのため離婚や裁判などになった時に不倫と認定される場合、離婚慰謝料が発生します。

浮気は軽い遊びで、不倫は浮気よりも継続的な関係というイメージですが、「肉体関係がある」という点では共通しているのです。では浮気をしてしまうお互いの心理はどのようなものが多いのでしょうか?

妻・旦那別にみる浮気の心理とは?

旦那の場合

浮気

夫婦でありながら浮気するのは、どちらか一方というわけではありません。旦那が浮気する場合の心理として多いのが、浮気相手との非日常的な新鮮さです。特に夫婦間でマンネリ化してくるとこの気持ちが強くなります。

そのため「バレるかもしれないけどこのドキドキ感が癖になる」「バレないから問題ない」「どうせ一時的な関係」「こっちから誘ったわけじゃないから平気」といった心理なのです。この気持ちが強くなると、日常生活の中でも変化が出てきます。

日常生活であまり口数が少なくなる

浮気相手のことばかり考えてしまい、妻との会話も右から左へと流すようになってしまいます。また日常生活での優先順位が変化し、浮気相手を優先的にしてしまいます。

急に優しくなる

一度きりの過ちとはいえ、浮気を知らない妻に対しての申し訳ないという気持ちから、罪悪感が強くなり無意識のうちに妻に対して優しく接してしまう。

浮気を疑うと怒る

これは浮気が本気になる手前に多く見られる行動で、それだけ浮気相手に本気になってしまっているということです。ここから離婚を切り出してしまうというケースもあります。

旦那の場合、自分が隠せていると思っても無意識に行動に出てしまうパターンが多く、妻はそういった変化に敏感なのです。

妻の場合

浮気

妻が浮気をしてしまう場合はどのようなものが多いのでしょうか。よくあるのが、旦那に愛されているという実感がなくなって寂しく感じてしまうことだそうです。女性とは、いくつになっても愛されている実感が欲しものなのです。もちろん旦那も愛されているという実感は欲しいものですが、女性の方がその気持ちが強いのです。旦那に愛されているという実感が少なくなって、その隙間を埋めるために浮気に走るといったケースが多いのです。

他にも、結婚して子どもができてから旦那に愛を感じなくなってしまったというパターンもあります。子どもができてから旦那への愛情が薄れるというのはよく聞く話です。育児が忙しくなってそれどころではなくなったり、子どもへの愛情が強くなったりなど様々です。この状況にある妻は、結婚した時のドキドキ感や、新鮮さを求めるようになり、その代りを他の異性に置き換えて体験する場合が多いようです。

また気が付いたら他の異性を好きになっていたというパターンもあります。これらは、夫婦での喧嘩や、仕事の愚痴などを仕事の同僚や知人などに話しているうちに好きなって浮気するといったケースです。異性の方も、優しく聞いてくれたり顔が好みだったり、相手からのアプローチがあったりと相手の方もこちらに気があることが多いのです。

このように妻が浮気するパターンに多いのは、旦那の妻に対する接し方や、コミュニケーションの取り方など、求めるものが強い傾向にあります。それが満たされなかったり不満があったりすると浮気に走ってしまうケースが多いようです。

浮気の兆候を理解しよう

浮気かもと思った兆候は人によって様々あります。ですが浮気する人の兆候はいくつかに絞られるのでそこから判断することも可能です。よくあるケースとしては、下記が挙げられます。

服装がちょっとずつ変化

浮気

これは浮気している相手に自分が合わせたり、浮気相手からの要望だったりときっかけは様々あります。しかし本人は隠せていても無意識に外見に現れてしまう場合があります。それが服装です。いつもと違う服を着たり、新しいものが増えたりしたら注意が必要です。

スマホのチェック

これはスマホの中身をチェックするというわけではありません。スマホを見ている時間やチェックしている回数などを見ることです。例えば、普段はあまりスマホを見ないのに最近はこまめに見るようになっているなどです。

家族との接し方を見る

最近急に妻や子どもに対して優しくなったら浮気している可能性があるかもしれません。浮気する側の心理として、隠していたとしても罪悪感が強くなり無意識のうちに行動に出てしまう場合があります。

車のチェック

旦那の場合になりますが、自家用車のチェックも一つの方法です。自家用車の中は、男性にとって自分の領域と考えており、自分の空間だと認識している人も多いです。浮気かもという疑惑が出たときは自家用車のチェックをしてみましょう。もちろんこれ以外でも夫婦として一緒にいる時間が長い中での第六感的なものから浮気と判断する場合もあります。

安心したい!浮気の調査について

浮気

お互いに言えることですが、相手が浮気しているかもという疑念があってもなかなか確信することができない場合があります。知人や同僚に話しても意見はバラバラになりがちです。例えば、Aさんは「それ絶対浮気してるよ!」といって離婚するためのアドバイスをしてくるかもしれませんし、一方のBさんは「気のせいじゃない?」と言ってくる場合もあります。自分ではなかなか判断できず疑念だけが大きくなっていきます。一度持ってしまった疑惑はなかなか払拭できないのは事実です。

そこで登場するのが浮気の調査です。世間が抱くイメージとして多いのは、テレビなどに登場する探偵事務所です。

これらの人や物事に関して、クライアントからの依頼を秘密裏に調査報告する機関が興信所です。意外に知られていないことですが、●●探偵事務所や■■興信所などと呼ばれるものは調査する機関という意味では同じなのです。興信所と言いつつ中身は探偵事務所というのはよくあることです。

どちらも手広くやっている場合がありますが、興信所は、企業の調査や雇用形態の調査、市場調査などをメインにしています。

探偵事務所は、浮気調査や、人探し、特定の個人の素行調査などをメインとしています。人の調査とことなので、もちろん浮気の調査も専門としています。しかし、日本では調査を行うための明確な資格や免許はありません。

このように専門の機関を使って調査することができる浮気調査ですが、疑いがないまま依頼するのは早計すぎます。まずは浮気かもしれないと疑った行動や言動など、きっかけがどういったものがあったか理解する必要があります。

プロに頼む?浮気の調査

浮気の兆候を察知しても証拠がなくて確信が持てないと悩んでいる人もいます。そんな時に役立つのが浮気の調査をする機関です。最近の浮気調査は、調査員を複数配備してチームで調査を行う場合もあり、また証拠を押さえるためにも高性能なカメラを使用している探偵事務所や興信所が多いです。

どうしても浮気の現場は、悪条件になることが多いので、夜間でもはっきりと見える暗視カメラや、遠くからでもわかる超望遠型のレンズなど調査機材が充実している機関が多いです。どうしても自分で判断できない、浮気とわかっているけど証拠がないと悩んでいる方は、一度専門の機関に相談してみるのも一つの方法です。

浮気を防止する方法

浮気の予防法は人によって様々です。ですが、具体的に実践する浮気防止の予防法として、メンタル的なものが多いようです。例えば、嘘や人の心理の勉強や法律に関するものなどをパートナーの前でしていることをアピールして、浮気してもわかるというスタンスを見せつけるなどです。

他にも細かく連絡するようにしたり、友人とどこかに行くときは細かく報告してもらったりなど制限することで浮気を防ぐ方法もあります。しかし、束縛しすぎても、ストレスが溜まってしまい爆発する可能性もありますのでほどほどにしましょう。

後は当たり前ですが、「浮気しないで」と言葉に出すことです。そんなことかと思うかもしれませんが以外に効果のあることなのです。もちろんこられの方法は、誰にでも当てはまるというものではありません。人の性格や行動は、今までに生きてきた経験や考え方、価値観などで違ってくるからです。

浮気を防止するアプリ

また、浮気を防止する方法として現代的なのがスマホのアプリです。

浮気防止アプリ【iPhoneを探す】

浮気

■出典:itunes.apple.com

簡単にできるものとしてiPhoneの「iPhoneを探す」という機能です。これは別のiPhoneを探すことができるものなのです。追跡する際には、相手のアップルIDやパスワードが必要ですが、浮気を防止する機能として十分に働いてくれるでしょう。

浮気防止アプリ【Prey Anti Theft】

浮気

■出典:play.google.com

他にも、「Prey Anti Theft」というものがあります。これはもともと盗難防止用のアプリですが、GPSとカメラの遠隔操作が可能ということもあり、浮気防止のアプリとして機能してくれます。パートナーに浮気をされて、またしないかと不安に思っている方も一度使ってみてはいかがでしょうか?

浮気された時どうする?

浮気

浮気された時の対処法はどんなものが効果的なのでしょうか。浮気された場合は、感情的になるかもしれませんが、まずは落ち着いて事実確認することから始め、冷静になるように徹しましょう。どういう経緯で、どんな形で会っていたか、きっかけはどっちなのかなどを整理します。その後に罰を与えたり、もしくは許したり、距離を置くために離れるなどと言った行動を取りましょう。

例として、一度浮気された場合に相手を徹底的に叱り、反省させるための枷(かせ)を付ける(こずかいを激減させるなど)という方法もあります。

浮気と判断することができても、離婚できない場合もあります。例えば、パートナーを愛していたり、周りの環境だったりと人によって様々あります。もちろん証拠を突き付けて、感情的にすることもできます。しかし、それで解決することになりません。最初は、罪悪感があっても快楽が強くなって感覚がマヒしてしまい浮気をしても平気になってしまう人もいます。

重要なのは、浮気がわかっているということを感情的ではなく冷静に話すことです。そのうえで、離婚するかどうか、証拠があるのであればそれを提示し、慰謝料もしっかりともらうという意思を示しましょう。そこまでやってパートナーに自分は悪いことをしたと自覚してくれるようにしましょう。パートナーにすべてを知っているということ、それでも許すという気持ちがわかってもらえればやめてくれる確率も上がります。

浮気をやめさせるためのスタンスに関してはこれでいいですが、それだけで今後浮気をしないという保証にはなりません。浮気をしたという事実は消せないのです。もう一度パートナーを信頼するためにも、パートナーに浮気した際のリスクをしっかりと理解してもらったり、予防策を取ったりすることです。

浮気によって起こるリスクを理解してもらう

浮気をした側は、また浮気をする可能性があります。それは、一度許してもらったという事実や、一度知ってしまった快楽を忘れられないといった気持ちが残っているからです。それらを頭の中から消すためにも、浮気によるリスクをしっかりと知ってもらうことが重要です。浮気も最初は遊びでもだんだん本気になってしまい、最終的には離婚となってしまう可能性もあります。

不貞行為が原因で離婚ともなれば慰謝料が発生します。今後の人生の中で、慰謝料はかなりの負担になってしまうでしょう。さらに子どもがいればリスクは大きくなります。つらい思いをするのは、浮気されたパートナーもですが、子どもにも大きく影響が出るのです。また浮気した側の世間の眼は厳しいものです。このように浮気のリスクは大変高くなっているのです。

浮気が原因で離婚…。その時あなたが考えること

浮気がもととなり、こじれて離婚に発展してしまうなんてこともケースとしてあります。そうなったときに貴方がすべきことは、「子どものこと」「一人で生活していくことは可能かどうか」「お金はどうするのか」といった将来のことです。子どもがいる場合の離婚で、一番影響を受けるのは子どもです。

貴方も傷つきショックを受けるかもしれませんが、それ以上に子どもにも影響が出ます。子どものことを優先的に考えるようにしましょう。次にお金のことです。お金は、離婚してからの生活にも影響します。不貞行為が原因で離婚になる場合は、しっかりと慰謝料をもらうためにも第三者に説明できるような証拠を持っておきましょう。

離婚前に準備するべきこと

浮気

先ほど述べた「子どものこと」「一人で生活することは可能かどうか」「お金のこと」に加えて準備すべきことは、

精神的に自立できるかどうか?

今までパートナーに任せていたことを自分ができるかどうか整理しておくことです。

共有財産の分配をどうするか?

結婚している時に共有していたものでも、離婚した後はそうはいきません。均等に分配するためにも、お互いに協議してしっかりと分配しましょう。

離婚後の住居の確保ができるのか?

いつまでも離婚したパートナーのところにいるわけにもいきませんので、離婚後の住居はすぐ転移できるように準備しましょう。

相談できる友人や親のサポートがあるのか?

今まで夫婦でやってきたことをすぐに一人でできるわけではありません。しっかりと事情を話してサポートしてもらいましょう。

上記のことを考えて離婚に向けて準備しましょう。

慰謝料について

慰謝料とは、精神的な苦痛を受けた場合に支払われるお金のことです。特に離婚の原因がどちらかの不貞行為であれば、慰謝料を請求することができます。

慰謝料をしっかりともらうためにも、調停委員や、弁護士、裁判所などの第三者に説明できる証拠を持つことが重要です。第三者に説明し、認められることができれば高額な慰謝料をもらうことができます。もちろん不貞行為の程度や証拠などで重いと判断された場合になります。慰謝料の相場は、約50~300万円の中で増減するケースが多いようです。

財産について

浮気

離婚時における財産分与は、どちらか一方に非があった場合でも均等に分配されます。離婚時にもめるケースとして、不貞行為で精神的苦痛を受けたから財産も苦痛を受けたほうがもらうべきと勘違いする方がいます。

ですが、精神的苦痛を受けた場合にもらえるのは慰謝料なのです。財産分与と慰謝料を混合しないように注意しましょう。ちなみに財産とは、お互いが夫婦生活をする中で築きあげてきたものすべてです。その際の財産の名義はどちらか一方でも、実質的な判断によって分けられます。例えば、一緒に購入した家などの不動産や家具、他にも車や退職金などが対象となります。

親権について

離婚時に決めなくてはいけないことの中に子どもの親権があります。親権を決めてない状態での離婚はできません。親権がどちらになる条件は、

育児に十分な時間をかけることができるかどうか

これはお互いの仕事を基準に協議されます。

経済的に余裕があるかどうか

これもお互いの仕事を基準に協議されますが、収入面で安定しているほうが有利とされるケースもあります。

子どもの意思

「これまでの育児の状況」が関係してきます。子どもと接する時間が長い方に子どもはなつきます。

これまでの育児の状況

子どもに対し、どちらが主体的に育児をしてきたかという点をみていきます。

育てる側の健康状態

育てる側が重大な疾患や、精神的な病気などを抱えていないかどうか判断するためです。

特にこの中で、重要視されるは今までの生活の中でどちらが主体的に子どもの面倒を見てきたかどうかという点です。

浮気の予防も大切だけど浮気してからのお互いの行動が重要!

浮気に関しての男女別の原因や行動、浮気防止方法などいかがだったでしょうか。浮気をしないと決意していても、ふとしたきっかけや相手からの誘惑など、周りの状況によって引き込まれることもあります。だからと言って浮気をしていい理由にもなりません。

しかし人は間違いを犯します。さらに人によって考え方や価値観が違っているのも事実です。重要なのは、浮気をした後の行動です。

浮気したことを反省し、パートナーに尽くすのか見放して離婚するのかを決めるのは夫婦である貴方たちです。自分が選択したことを後悔しないようにすることと子どもがいるのであれば子どものことを一番に考えてください。

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