シングルマザーの複雑な恋愛事情とは?上手な恋愛の仕方と注意点

年々増えていく傾向にあるシングルマザー。子供のことは心配、恋愛で失敗しないか…など不安はあっても恋愛はしたいものです。そんなシングルマザーの悩みや、恋愛をする上での注意点をまとめました。

恋愛したい!周りのシングルマザーの状況は?

恋愛したい!周りのシングルマザーの状況は?

総務省が2010年に行ったアンケート調査によると、日本では離婚率が年々上昇しており、統計上では、結婚する3組に1組が離婚している状況です。

年間で約70万組の男女が結婚していますが、一方で約25万組が離婚しているという事実があります。つまり、約70万人の女性が結婚している一方、約25万人の女性がシングルマザーになっていることを示唆しています。
(※参考 総務省統計局

自分の友人や、自分や友人の両親、自分の兄弟など、自分の身近なところにも離婚経験者がいるのではないでしょうか?

シングルマザーになると、子育てや仕事のこと…忙しい毎日を送っていても、いくつになったって恋愛はしたいものです。「恋愛したい!」そんな気持ちは抑えないといけないのでしょうか?周りにはどのように思われてしまうのでしょうか?

「恋愛したくない」シングルマザーの恋愛の悩みは?

本当は恋愛をしたくても、周囲の目が気になってしまったり、「ママでいなきゃ」「子供のために」と思い悩むことも。そんなシングルマザー達の悩みをみてみましょう。

子供に対して悩むこと

  • 子供の精神的安定
    離婚前に両親が不仲でいたり、実際に自分の両親が離婚し離れ離れになっていく経験をすると、子供の気持ちは一時的に不安定になってしまうことが予想されます。
    その上、母親が新しい恋人と過ごして子供と一緒に過ごす時間が減ると、不安になってしまうこともあるでしょう。ましてや、新しい恋人を紹介されたときにも動揺する可能性があるのです。
  • 離婚で子供にツライ思いをさせたのに、自分だけ幸せになっていいのか
    離婚時に親の不安や疲れを感じ取り、子供も不安な思いをしたり、ツライ思いをします。ストレスを感じて体調を崩してしまうこともあります。それなのに、自分は新しい恋人を作って幸せな時間を過ごしてしまうことに罪悪感を感じてしまうことも。

恋人に対して悩むこと

  • 恋人と会う時間が十分にとれるか
    新しい恋人ができたといっても、子供の母親であることに変わりはありません。子供を優先した生活をしていると、せっかくできた恋人と十分に時間をとれなかったり、そのことにより相手の気持ちが離れてしまうのではないかと不安になることもあります。
  • 恋人に子供がいることを明かす
    子供がいるシングルマザーであることを早い段階で話すことができないと、ズルズルと言えなくなってしまう…ということも。いつ、どのように、子供がいることを伝えるのかは悩みの種になります。
    また、恋人には伝えることができても、結婚となると恋人の両親へ伝える必要もでてきます。悩みながらもじっくりと時間をかけて理解してもらえるように、真摯に対応していくしかないでしょう。
  • 恋人は子供を心から愛してくれるか
    恋人がこれから先ずっと子供を心から愛し続けてくれるかは、結婚したとしても悩みの種になる可能性もあります。子供に対する言動や、子供の教育方針など相談をした際にも気になってしまうかもしれません。
    また、再婚後に子供ができた場合でも同じように可愛がってくれるのか不安を抱えることもあるでしょう。

シングルマザーの恋愛へのメンズ側意見は?

シングルマザーは恋愛をするにあたって、悩むことはたくさんありますが、お相手の男性側はどう思っているのでしょうか?ママモワのアンケート調査を基にまとめました。

賛成派

  • バツイチでも子供がいても関係ない
    女性自身が魅力的であれば、その人がシングルマザーであろうが、離婚歴があろうが、子供いようが関係ないという意見は多いようです。
  • シングルマザーの”強さ”が魅力的
    シングルマザーは結婚や過去の恋愛で苦い経験もしていたり、特に離婚を通して人生における重たい判断をして、子供と共に生きていく覚悟をしています。一生懸命働きながら、家に帰ると家事をしながら子供と笑顔で向き合う。そんな生きていく強さが、男性には魅力的に見えているようです。

反対派

  • シングルマザーは恋愛対象外
    そもそもシングルマザーは恋愛対象外。子供がいる人とは恋愛する気になれない、という男性もいるようです。これは好みの問題ですからしょうがないことですね。
  • 会う時間のこと、子供のこと、親の説得のこと…障害が多い
    女性のことを魅力的とは思っても、お付き合い後のことを考えると恋人関係になろうとは思えない人もいるようです。

シングルマザーの恋愛の仕方・注意点

シングルマザーの恋愛の仕方・注意点

シングルマザーでももちろん恋愛はできますが、離婚経験もあったり、子供のことも心配になり、付き合っていく中で気をつけなければいけないことがいくつかあります。

恋愛の始まり、出会いは?

シングルマザーの多くは、仕事をしながら家事・育児もしており、一人の時間を取ることはもちろん、男性との出会いの場へ行くことも難しいのではないでしょうか。

職場で出会いがあればいいですが、たまには自分から出会いの可能性がありそうな場所へ行くことも必要です。同窓会や街コン、婚活パーティー、友人の紹介など子供を預けられる限りで一歩を踏み出してみましょう。

子供がいることは早めに打ち明ける

後々に悩んだり、悲しい思いをしないためにも早めに子供がいることを打ち明けましょう。できればお付き合いが始まる前の友達の段階で言っておくのがよいでしょう。

また、お付き合いが決まる前、決まった後すぐに彼の両親にも子供がいることを伝えるのが得策です。いざ結婚となったときに、彼の両親に反対されてしまうこともあります。

彼と2人きりの時間は限られている

子供第一優先の生活を考えると新しい恋人とも会える時間は非常に限られています。自分自身がそのことを理解し、彼にも理解してもらうようにしましょう。

子供と彼、両方のことを考えて連絡をとる

仕事や家事・育児などをしていると、恋人と連絡をとることも忘れ、時間があっという間に過ぎてしまいます。通勤の合間や子供が夜寝た後など限られてしまうでしょう。

また、恋人とメッセージをし合ったり、電話を長時間したりと子供が寂しくなってしまうこともよくありません。タイミングを読みながら、出来る限りで連絡をとりましょう。

世間の目はしょうがないものと捉えて!

「再婚相手が連れ子に暴力」といった事件の報道があるため、世間の目が厳しくなっていたり「子供がいるのに男と会っている」と近所やママ友などからウワサが立ってしまったり、恋愛のしづらさはあるかもしれません。それでも子供とあなたが幸せなのであれば、堂々と生活をして恋愛をするようにしましょう。

子供第一優先を理解してくれているかをジャッジ

子供が第一優先ですから、恋人が子供を大事にしてくれているか気になります。結婚を前提とするのであれば、子供の相談をしてどう思ってくれるか、将来をどう考えてくれるかは理解しあっておきましょう。

シングルマザーになったって、恋愛は楽しめる!

シングルマザーだって、恋愛はできます。子供、恋人、恋人の両親…と気にかける相手・悩みの種は多いですが、子供の気持ちを優先しながらも、自分の幸せとも向き合い楽しい恋愛をしましょう。

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