離乳食を始める時期になると、気になるのがストローマグ。特に暑い季節は水分補給が必要なのでストローマグが上手に使えるようになるとママも助かります。今回は、ストローマグの使用期間や練習方法、選び方のポイントやおすすめ商品についてみていくことにしましょう。
- 1 ストローマグはいつからいつまで使用するの?
- 2 ストローマグの種類とスパウトとの違い
- 3 うまく飲めない!ストローマグの練習方法
- 4 ストローマグの選び方のポイント6つ
- 5 漏れない!ママに人気のおすすめストローマグ10選
- 5.1 【6ヶ月頃から使える】リッチェル アクリア いきなりストローマグセット
- 5.2 【漏れにくいと人気】サーモスベビーストローマグ250ml
- 5.3 【漏れにくいと人気】コンビ teteo マグストロー バルーン Neo
- 5.4 【コンパクト】ピジョン ぷちストローボトル
- 5.5 【たっぷり入る】ピジョン ストローボトル トール
- 5.6 【洗いやすい】ピジョン マグマグストロー
- 5.7 【保冷できる】サーモス真空断熱ベビーストローマグ
- 5.8 【自宅用に】Bitatto Mug(ビタット マグ)
- 5.9 【自宅用に】アンパンマン ストローカップ 3個入
- 5.10 【逆流しない】Nuby ストローボトル 320ml
- 6 ストローマグで手軽に水分補給
ストローマグはいつからいつまで使用するの?
ストローマグは個人差もありますが、生後8ヶ月頃から早い子だと1歳半、遅くても3歳くらいまでの期間使用します。ストローマグの使用期間は他のマグに比べて長いものの、成長とともに容量が足りなくなる場合や、保冷が効く方が摂取量が多くなるなどの理由からストローマグを買い足したり、ストロー付きの水筒やペットボトルに装着できるストローキャップ、また自宅では、お手入れもしやすいストローカップなどに移行していくママも多いようです。
ストロー付きの水筒についてお探しの方はこちらの記事をどうぞ。
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ストローマグの種類とスパウトとの違い
赤ちゃん用のマグは大きくわけると4種類あり、それぞれハンドル(持ち手)がついているタイプとついていないタイプがあります。年齢やその子の使いやすさで段階別に購入したり、セットで購入したりする方もいます。
哺乳マグ
口に触れる部分は乳首タイプなので粉ミルクで育った赤ちゃんは抵抗なく使用することができます。生後1ヶ月頃から使用することができ、哺乳瓶をつかんで飲むことができるようになれば使用することができます。
スパウトマグ
鳥のくちばしのような形はおっぱいからの移行がスムーズな形といわれていて小さな穴が開いた大きめのストローになっています。ママがコップを傾けて赤ちゃんの口につけると、先端の穴から適度に水分がでてくる仕組みです。
ストローより吸引力を必要とせずに赤ちゃんが口に入る量を調整しやすいため、簡単に水分摂取できることから離乳食を開始する生後5、6ヶ月頃のストローマグの練習前に使うママも多いようです。
しかし、スパウトは上手に飲める子となかなか飲み慣れず嫌がる子がいるのも現状で購入を迷うママも多くいます。実際、スパウトは使わずにストローマグやコップを使用したママや、スパウトマグを使用したら、おっぱいを噛むようになったなどのトラブルから使用を中止するママもいます。
ストローマグ
生後8ヶ月頃になると上下の唇で食べものを挟めるようになり、この時期からストローマグを開始します。ストローマグは、まだ上手にストロー飲みができない赤ちゃんが使いやすく、安定してこぼれにくくなっているので、通常のストロー飲みやコップ飲みの前段階として使用します。
コップマグ
コップマグは1歳頃からコップ飲みの練習用として購入します。中の飲み物がこぼれにくくなっており、飲み口には一気にたくさんの量が出ないような飲み口のサポートが付いていますが、上手に飲めるようになったら普通のコップとして使用できるものも多く販売されています。
また両手付きのものが多く赤ちゃんが持ちやすい用になっています。しかし、コップマグは購入せず、通常のコップを使用したり、長く使用できるストローカップを購入したりするママもいます。
赤ちゃんのための食器の選び方についてはこんな記事もあります。
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うまく飲めない!ストローマグの練習方法
ストローを吸うと飲み物が出てきて飲めるという一連の流れを赤ちゃんに認識させなければ、赤ちゃんはストローを使って飲み物を飲むことができません。赤ちゃんには吸啜(きゅうてつ)反射というものがあります。これは、口に触れたものを無意識にくわえて吸いつくというものです。産まれたばかりの赤ちゃんが誰にも教えられていないのにおっぱいを上手に飲めるのはこの反射のためだといわれています。
この吸啜反射は生後5、6ヶ月頃にはなくなるといわれていますが、この吸啜反射が残っているとすんなりとストローを吸うことができる場合もあるといわれています。しかし口を離すタイミングや飲み込むタイミングは練習を重ねる必要があります。それでは具体的に練習方法についてみていくことにしましょう。
ママがストローを使って飲む姿を見せる
まずはママがストローの使い方を赤ちゃんにみせてあげましょう。ママがお手本を見せる時は赤ちゃんに飲み物が移動している様子がみえるように透明または半透明のコップやストローを使うのがポイントです。
赤ちゃん用の紙パック飲料を使用する
紙パック飲料のストローを赤ちゃんにくわえさせます。ママは側面を軽く押してみましょう。すると赤ちゃんの口の中に飲み物が入ります。こうすることでストローから飲み物が出てくるという仕組みが分かり徐々にストロー飲みに慣れていきます。突然口の中に飲み物が入ってくることでびっくりして吐き出すこともありますが気長に練習していきましょう。
ストローをスポイトのようにしてみる
ストローを飲み物にさし、飲み物を少しストローの中へ入れます。飲み物がストローに入ったらママの親指でストローの片方の穴を押さえましょう。そのまま赤ちゃんの口にストローをくわえさせます。その時赤ちゃんの吸う力を感じることができるまで親指は離さないようにしましょう。吸う力を感じてから飲み物を口に入れることでストロー飲みを習得していく方法です。
赤ちゃんは吸う力が弱いため、短めのストローで練習するのが効果的です。また勢いよく吸ってむせてしまうこともあるため、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
初めてのストローマグ、うまく吸えない、飲みこめない、ストローを噛むなどしてなかなか上達しない子もいます。上手にできた時は褒めてあげるようにし、ママがおおらかな気持ちで気長にチャレンジするようにしましょう。
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ストローマグの選び方のポイント6つ
容量
自宅で使用する、短時間のお出かけ、こまめにお茶を入れ替えたいなどの場合には150ml程度の小さなサイズが良いでしょう。月齢が進んだ場合や、暑い時期には大きいサイズがおすすめです。300ml超えもありますのでチェックしてみましょう。
素材
ストローマグは赤ちゃんが落としたり投げたりしても割れにくく、軽い素材でできていますがしっかりチェックしてください。自宅で使用するには、軽くて丈夫なプラスチックがおすすめです。長時間のお出かけには、温度を適温に保ってくれる真空断熱素材は衛生的で安心です。
ストロー
実はメーカーによってストローは様々です。まだ上手に飲めない時期は、弁がついていて噛んで飲むタイプがいいでしょうし、細くて流量が少ないものなど特徴がありますのでチェックしましょう。実際には購入してみないと分からず、赤ちゃんの好みもあるとは思いますがインターネットの口コミなども参考にしてください。
持ち手
まだ月齢が低い時期には両方の持ち手があるタイプの方が上手に飲むことができます。あわせてハンドルの形状も確認し、赤ちゃんが持ちやすいものを選んでください。ハンドルを折りたためるものもあります。また、月齢がすすめば、ハンドルを外して使用できるものもあります。
洗いやすさ
ストローマグは、パーツとパーツが接続されていてその部分には特に汚れがたまります。赤ちゃんが毎日使用するものですので常に清潔にしておきたいですよね。分解できるのか、消毒しても良いか、パーツだけを別売りしているかもチェックしてくださいね。
漏れにくさ
ママが最も気にするのが漏れにくさです。赤ちゃんは、ストローマグを投げたり倒してしまったりしてしまいます。また、お出かけ時、ママのバッグの中で中身が漏れてしまうなんてことも。販売されているものの中には、漏れやすいものもありますので漏れにくいものを選ぶようにしましょう。
漏れない!ママに人気のおすすめストローマグ10選
【6ヶ月頃から使える】リッチェル アクリア いきなりストローマグセット
生後6ヶ月からストローマグの練習用として使用することができる「コップでマグ」としっかり閉まって漏れにくい「おでかけストローマグ」がセットになっています。「コップでマグ」には黄色い弁が付いていてそこをママが押すと飲み物が出てくる仕組みになっていますので赤ちゃんのストロー練習に最適です。
ストロー部分もやわらかいつくりになっています。また、蓋は取り外せるのでコップ飲みの練習にも使えます。「おでかけストローマグ」の持ち手は取り外すことができ大きくなっても使用できます。そしてなんといっても人気なのがかわいいデザイン。デザインもいくつかあるのでお気に入りを探してくださいね。
・対象年齢 6ヶ月~
【漏れにくいと人気】サーモスベビーストローマグ250ml
サーモスと言えば水筒をイメージする方も多いですが、赤ちゃん用のストローマグも販売されています。ストローマグは移動の時や赤ちゃんが投げたり、落して逆さまの状態だと漏れたりするものが多いのですが、こちらの商品は蓋をしっかりしめればほとんど漏れないとママに人気です。シンプルでころんとした見た目はかわいらしく、さらに本体の口が大きく作られているので洗いやすいのも嬉しいポイント。食洗機にも対応しています。
・対象年齢 9ヶ月~
【漏れにくいと人気】コンビ teteo マグストロー バルーン Neo
teteoは、お口の成長、口腔発育を真剣に考えた「お口から、育つ力を応援する」コンビの新しいブランドです。 哺乳瓶の飲み口からストローまでの4段階が準備されており、成長に合わせたさまざまなマグが用意されています。ひとつ購入すれば、上の部分だけ買い足すだけで使用できるのもママには嬉しいポイントです。
ストローマグは飲み口とハンドルが斜めになっているので、マグを傾けなくても赤ちゃんがストローをくわえやすく、上手に飲めるような工夫がされています。「ラクピタ構造」という独自の構造はしっかりしまって漏れにくくママも安心してお出かけができます。
・対象年齢 9ヶ月~
【コンパクト】ピジョン ぷちストローボトル
値段も安く、ドラッグストアなどでも気軽に購入できるとあって人気の商品です。ハンドルを畳んだり、取り外したりすることができるのでママのカバンの中に入れる時は便利ですし、150mlなので持ち運びにも便利です。自宅で使用したりちょっとしたお出かけには最適ですよ。
・対象年齢 9ヶ月~
【たっぷり入る】ピジョン ストローボトル トール
同じメーカーですが330mlと大容量のストローマグです。中身が漏れにくいスライド式の蓋になっていて、幼児期まで長い期間使用することができます。中にはママがお出かけ用に使っているなんて人もいますよ。持ち手は取り外し可能ですし、パーツが大きく洗いやすいだけでなく煮沸や電子レンジ、薬液での消毒が可能なので衛生的なのも人気の理由です。
・対象年齢 9ヶ月~
【洗いやすい】ピジョン マグマグストロー
中のパーツがシンプルで分解しやすく洗いやすいだけでなく、交換用ストローも別売りされています。哺乳瓶の飲み口から4段階準備されているので付け替えれば長く使用できますよ。
・対象年齢 8ヶ月~
【保冷できる】サーモス真空断熱ベビーストローマグ
暑い季節、冷たさを長期間キープできる魔法瓶タイプは人気です。上のストロー部分は取り換えられるので直接飲む練習もできます。ステンレスなのでとにかく丈夫。暑い季節は赤ちゃんも適度に冷たい飲み物の方が摂取量もあがりますのでお出かけ用に便利ですよ。
・対象年齢 9ヶ月~
【自宅用に】Bitatto Mug(ビタット マグ)
ストロー飲みが上手になる幼児期になっても、うっかりお茶やジュースをこぼしてママは大変ってことよくありますよね。このBitatto Mugを通常のコップにかぶせると、ストローマグに変身するという優れものです。医療用にも使用される安心のシリコンゴムで、伸びも良くコップにしっかりフィットします。
内側についたチェックバルブが逆流を防止してくれ、コップが倒れてもこぼれません。手軽で洗いやすく外食のときに持っていっても荷物にならないのがうれしいですね。8ヶ月から幼児期まで長く使用することができますよ。
・対象年齢 8ヶ月~
【自宅用に】アンパンマン ストローカップ 3個入
みんな大好きなアンパンマンのかわいいプラカップです。蓋付なので倒しても安心ですし、洗って繰り返し長期間使用できます。冷たい飲み物専用で、3個のカップは色やデザインが異なります。直径6㎜までの市販のストローが使えますよ。
【逆流しない】Nuby ストローボトル 320ml
ストローマグが上手に使えるようになった1歳頃から使用できるストローマグです。320ml入るのでお出かけにぴったりです。こちらは持ち手がないタイプですが、子どもが持ちやすいような形状になっており、安定して持つことができます。
また、ハンドルがないので持ち歩きには便利です。ストローが細めなので、1回に出てくる量が少なく、他のマグで勢いよく吸ってしまいむせやすい赤ちゃんにはおすすめです。また、ストローマグは逆流して、ボトル内に食べかすが入るということがあるのですが、こちらの商品は、逆流しないのでとても衛生的ですよ。
・対象年齢 12ヶ月~
ストローマグで手軽に水分補給
ストローマグが使えるようになると、授乳の回数を減らすことが出来、お出かけの時にはママの負担も少なくなります。特に夏の暑い時期は熱中症、脱水予防にもストローマグは大活躍です。一見どれも同じようにみえるストローマグも機能や性能はさまざまです。赤ちゃんが気に入るストローマグがみつかるといいですね。
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