子どもが上手にお片付けできるようになる!お洒落で収納しやすい人気のおもちゃ箱10選

小さなお子さんのいる家庭では、ちょっと目を離した隙に部屋中におもちゃが散乱していた…なんてことは日常茶飯事ですよね。気合いを入れて片づけをしようとしても、子どもは全く我関せず。もしかしたらそれは、おもちゃ箱に原因があるのかもしれませんよ?では、お子さんの目線に立っておすすめのおもちゃ箱を探してみたいと思います。

おもちゃ箱の収納アイデアで「お片づけしたくない」を克服

さぁ、いざお片づけ!となった時、子どもってなかなか言うことを聞いてくれないですよね。「お片づけしたくない」と言って、泣き出してしまう子もしばしば。子どもはなぜお片づけが苦手なのでしょうか?子どもの目線に立って考えていきましょう。

子どもが上手にお片付けできるようになる!お洒落で収納しやすい人気のおもちゃ箱10選

そのおもちゃ箱で大丈夫?子どもがお片づけを苦手とするわけ

子どもの意思と逆行しなくてはならないのが“お片づけ”

ママにとって、子どもがどうしたらお片づけをしてくれるのか…というのは、悩みの種ですよね。どうしてお片づけというのは一筋縄ではいかないのでしょうか?
小さなお子さんが「片づけるもの」、それは、ママの洗濯物でもないですし、パパの洗濯物でもありません。100%自分の物のはずです。それも、ついさっきまで夢中になって遊んでいたおもちゃがほとんどです。そのおもちゃを片付けるということは、「おもちゃでずっと遊びたい」という自分の意思に逆行することになるのです。

楽しいこと、嬉しいこと、美味しいものにはすぐに飛びつくけれど、つまらないもの、嫌なもの、美味しくないものは敬遠したいというのは、子どもの本能です。大人は先々の達成、成功のために、今を我慢することができますが、それは私達が成長とともに習得してきた自己コントロール力であり、生まれつきの習性ではありません。この力が育ってくるのは、一般的に5歳くらいになってからということが心理学の研究で分かっています。つまり、4歳くらいまでは、やりたいことを先延ばしにするのは、発達心理上とても難しいことになるのです。
それにもかかわらず、お片づけは好きなものを先延ばしにするどころか、見えない部分にしまわなくてはならないわけですから、お子さんが嫌だと思うのは当然です。

つまり、子どもには「お片づけは遊びの延長」と理解させた方が、スムーズにお片づけをしてくれるようになるというわけです。

子どもの心に寄り添ったおもちゃ箱の収納アイデア

では、こういった子どもの心理も理解した上で、子どもの心に寄り添った収納アイデアを考えていきたいと思います。

分類型収納

分類型収納は、いくつかのボックスを用意し、種類ごとに分類して収納する方法です。
混ぜて収納して「あれがない!」「これがない!」となってしまいがちな子にぴったりです。分類を子どもと一緒に決めてしまうことで子どもも覚えやすく、分けやすくなります。

子どもが上手にお片付けできるようになる!お洒落で収納しやすい人気のおもちゃ箱10選

【注意点】

  • 分類して収納していても、いつの間にかぐちゃぐちゃに混ざってしまう…なんてことも。それを防ぐために、定期的に整理整頓の時間を取りましょう。子どもが自分で決めた分類なので、一人でも整理整頓ができるはず。
  • 子どもが使いやすい高さを意識して収納しましょう。分類して収納する目的は「子どもが自分で整理整頓を出来るようにすること」なので、子どもが使いやすい高さに合わせることが大切です。

【分類方法】
写真やラベルを貼って分かりやすく収納する
それぞれの収納ボックスに収納するものの写真を貼っておけばお片づけがしやすいですし、取り出す時も分かりやすいです。お片づけをする際「これはどの箱にしまうんだ?」とクイズ形式でお子さんにお片づけをしてもらいましょう。それぞれの収納ボックスにアルファベットを貼って「Aの箱にこれをしまってみよう!」と知育ゲームをしてみるのもいいでしょう。お子さんは楽しみながらお片づけができるので、喜んでしてくれますよ。

カラーボックスを使って色分けで収納する
色分けで収納することで片づけやすくなります。見た目も可愛く、お片づけが楽しくできそうです。「このおもちゃは何色だったかな?」とクイズ方式にすればお片づけの楽しさもアップ。「このおもちゃはこの色の箱」と覚える楽しさも味わえます。

クリアボックスで中身が分かるように収納する
おもちゃの種類に分けてクリアボックスに収納すると中身が見えて分かりやすいです。また、おもちゃの色はポップなものが多いので、インテリアとして並べていても可愛いです。お子さんも楽しんでお片づけをしてくれます。

ファイルボックスを活用
100均で買えるファイルボックスをおもちゃの仕分け収納に活用できます。仕切りがないとぐちゃぐちゃになってしまいがちなおもちゃや小物を、すっきりとお片づけできます。小スペースで整理整頓出来て便利です。

ディスプレイ収納

おもちゃを並べて飾るディスプレイ型収納は、難しいように思いますが、おもちゃの数だけ決めれば実は簡単なんです。フィギアなどの「頭だけない!」といった事態も、完成形で飾ることで防ぐことができます。几帳面なお子さんやこだわりの強いお子さんにぴったりの収納方法です。

子どもが上手にお片付けできるようになる!お洒落で収納しやすい人気のおもちゃ箱10選

【注意点】

  • 普段遊んでいるのがリビングなら、「リビングに置いておけるおもちゃは20個まで」などと決めて、他はまとめてしまっておくのが良いでしょう。
  • 部品が足りない状態で飾ると、紛失にもつながる上、片づけづらくなってしまいます。必ず完成形で飾るようにしましょう。

【収納方法】
飾り棚を作って収納する
お気に入りのおもちゃを飾ってもらう棚を作ることで、お子さんは自然ときれいに飾ってくれます。「お店屋さんみたいにきれいに飾ってみようか!」と声をかけながらお片づけをすれば、子どもはおもちゃ屋さんになった気分で楽しく片づけをしてくれます。何度も出し入れする必要もないので、ぐちゃぐちゃにする回数も減るのが嬉しいです。

本は専用本棚を使って収納する
本が好きな子どもにも見やすいよう、表紙が見える収納をすることでお気に入りの本をさっと出すことができます。「お気に入りの本はどこにしまうの?」などと声をかけながらお片づけをすれば、お子さんが自分の感性でディスプレイしてくれます。
使いやすいように、本棚には本を詰め込み過ぎないようにしましょう。

ウォールポケットを使って収納する
ウォールポケットに1つずつ全て見えるように収納します。人形のポケット、洋服のポケット、靴のポケットなど、並べて収納しても可愛いですね。この場合も、お子様にどうディスプレイするか考えてもらうと、楽しんで片づけが出来ます。倒れたりする心配がないところも嬉しいところです。

有孔ボードを活用して収納する
有孔ボードを使ってお子さんと一緒に、好きなものを好きなように配置することでこだわりをもってお片づけしてくれるようになります。大きさがまちまちな子どものおもちゃも、これならフレキシブルに対応できそうですね。

ざっくり収納

大きなおもちゃ箱を一つ用意して、そこに何でもかんでも詰め込んでしまおう!という大雑把収納です。どんどん詰めていくだけなので、片づけ時間のストレスが軽減されますよ。

子どもが上手にお片付けできるようになる!お洒落で収納しやすい人気のおもちゃ箱10選

【注意点】

  • 「なんでも詰め込んで良い」とするために、おもちゃを定期的に精査して、数を最小限に留めることが必要でしょう。そうすることでごちゃごちゃになるのを防ぐことができます。
  • 細々したおもちゃは、あらかじめ巾着袋やジップロック・ネットバッグに入れて分けてくと良いでしょう。それをおもちゃ箱に放り込めば取り出しやすくなりますし、紛失を防ぐことができます。

【収納方法】
フタ付きボックスで重ねても取り出しやすく収納する
ボックスを重ねてスペースを節約したいけど、下の物が取り出しづらいのは嫌…という時にぴったりなのがこのタイプ。上に重ねても取り出し口がふさがれないようになっているので、いちいち上の箱をどける必要もありません。

カラフルなバケツに放り込む簡単収納
バケツをいくつか用意して、ポイポイと放り込んでいく収納です。必要なものが入っているバケツだけを出すなど、小分けにすることで全てが広がるのを防ぎます。バケツの色を変えれば見た目も可愛いですし、「このおもちゃは何色のバケツにしまおうか!」と楽しくお片づけができますよ。

バスケットでおしゃれに収納する
細かいおもちゃは小さいバスケットへ。大きいおもちゃは大きいバスケットと、大きさに合わせて収納できるバスケットはとても便利です。色も統一しやすく、全体的にウッド感が出るのも可愛いです。ウッド系のおもちゃはあえて見えるように置き、バスケットと一緒にインテリア感を出してもおしゃれです。

おもちゃの中へ収納する
例えば、おもちゃキッチンの中など、おもちゃの中を収納スペースとして活用することで、他のチェストを部屋に置かなくても良く、部屋を広く保てます。お子さんも遊び感覚でお片づけできますよ。

ベッドの下に収納
ベッドの下のデッドスペースにおもちゃを入れた箱などを収納します。お部屋もすっきりと保てますし、遊び疲れたらそのままベッドで就寝出来るので、お子さんには嬉しい収納スペースです。

これらの収納の際は、放り込む形式ならではの「よーい!ドン!」遊びを交えると、お子さんも楽しくお片づけ出来ますよ。兄弟がいたり、お友達が遊びに来た時などは「誰が一番早く片づけできるかな?よーい!ドン!」で競っても楽しそうです。その際は、あわて過ぎてケガなどしないように注意してくださいね。

このように、お子さんが楽しくお片づけをする収納アイデアが沢山あります。ぜひ、試してみてはいかがでしょうか?

100均で簡単楽しいアイデアおもちゃ箱

100均の商品でもおもちゃ箱になるんです!手軽に作れる、簡単楽しいアイデアおもちゃ箱を紹介します。

ダイソーのスクエアボックスを使った簡単おもちゃ箱

ダイソーのスクエアボックスはマットな質感と落ち着いたスモーキーなカラーが100均とは思えないと大人気です。カラーは赤・白・黄色・青の4色。フタが別売りなのでフタとボックス本体と別々の色にするコーディネートができます。大サイズに小サイズを並べて2つ乗せることも可能です。手軽に選べるサイズ感で細かいおもちゃ収納に人気です。

アレンジ
ダイソーのスクエアボックスにアルファベットのシールを貼り付けます。模様のシールは台紙に黒いにビールテープを貼って、好きな形にハサミで切っています。ステッカーなどでカスタマイズするユーザーさんも多くいます。ダイソーのスクエアボックスはシンプルなデザインのため、アレンジしやすいという魅力があります。

楽しいお片づけの仕方
ダイソーのスクエアボックスに、数字やアルファベットを貼り付けて、クイズ形式でお片づけを楽しんだり、動物のイラストシールや星やハートなどのイラストシールを使って「このおもちゃはどの箱かな?」とゲーム感覚でお子さんとお片づけを楽しんでください。楽しいお片づけをすることで、お子さんがお片づけ大好きになってくれますよ。

おもちゃ箱を選ぶ時の注意点

では、ここからは、実際におもちゃを選ぶ時の注意点をいくつかご紹介したいと思います。

子どもが上手にお片付けできるようになる!お洒落で収納しやすい人気のおもちゃ箱10選

おもちゃ箱を選ぶポイント

  • おもちゃに合ったサイズを選ぶ
  • まず、どんなおもちゃがあるのか全て確認しましょう。
    そして、大型のおもちゃなどボックスに「入れなくても良い」おもちゃを除いて、全てすっきり片づけられる容量のボックスを用意しましょう。何でも入る大きなボックスも便利ですが、どんぐりやアクセサリーなど小さなおもちゃを入れられるケースもあると整理がしやすくなります。子どもって、細々した物を集めるのが大好きなんです。

  • 増えることを前提に選ぶ
  • 子どもはおもちゃが大好きなので、どんどん増えてもなかなか捨てることはできません。思い切って捨てようとすると、普段使っていないおもちゃでも「捨てないで~」と泣いてすがられることもしばしば。今ある分だけのおもちゃが入るボックスを買うと、後々容量が足りなくなってしまいます。追加で購入するとデザインが変わり統一感がなくなってしまったりと何かと不具合が生じるので、気に入ったボックスは、今あるおもちゃ以上の容量で考えて購入しましょう。

  • デザインと機能性を考えて選ぶ
  • 子どもの部屋に置くのか、リビングに置くのかでは機能性が違います。子どもの部屋に置くのならポップな色合いでおもちゃが見えるタイプの収納でも問題ありませんが、リビングの場合お客さんが来ることも考えて、なるべく落ち着いた色合いで、尚且つ、おもちゃの入った中身が見えにくいタイプの収納の方がいいですよね。昨今、おもちゃ箱には沢山の種類があります。それぞれで兼ね備えている機能も違いますので、購入の際はあらかじめどういった機能のおもちゃ箱が欲しいか良く検討しておきましょう。

  • 子どもの好奇心に合わせたものを選ぶ
  • 子どもの好きなカラーやキャラクターなど、子どもが興味を持ち、おもちゃ箱に接したくなるようなものを選びましょう。お気に入りのおもちゃ箱ならお片づけも楽しくできますし、まるで宝箱のように大事に扱ってくれます。

  • 子どもの年齢に合わせたものを選ぶ
  • 子どもの年齢に合わせた片づけやすいおもちゃ箱を選びましょう。小さな子どもならキャスターが付いていたり間口が大きく出し入れがしやすいおもちゃ箱がおすすめです。

おもちゃ箱を選ぶ時の注意点

安全性
おもちゃ箱を選ぶ際は、子どもの目線に立って安全性の高いものを選びましょう
例えば、子どもは家の中でも良く転びます。視野が狭いので側に物があっても気付かず、ぶつけてたんこぶやあざを作ります。そういったことを考えると、尖ったものや家具などの角っこは、子どもにとっては凶器なのです。おもちゃ箱はそういったことを考えて作られているものが多く存在します。丸く角をとった安全なおもちゃ箱を選びましょう。もしも、角の尖ったおもちゃ箱をを購入してしまった場合には、角を保護する製品が100均などでも売られていますので、ぜひ活用してみてください。

安全で収納しやすいおしゃれなおもちゃ箱おすすめ5選

ottostyle.jp 絵本棚付きお片づけ収納ラック

たっぷりの収納スペースがあり、おもちゃと絵本が同じ場所で中身が見えるから小さな子供が楽にお片づけ出来る優れた本棚です。カラフルな色で大きさは大と小があります。
日本検査機関の有害な化学物質検査で低ホルムアルデヒドに認定された商品だから安全・安心です。弾力性があって衝撃を吸収してくれるエッジクッションと本体やケースの角が丸くなっているので、思わぬケガをする心配もありません。
成長に合わせておもちゃ箱部分が不要になったら洋服などを整理して入れられるので、長く使うことが可能です。

遊べるストレージボックススツール ドライブタウン

お片づけが楽しくなりそうな、楽しいデザインのストレージボックスです。イラストは4面に描かれています。座面の部分には道路が描かれているのでお片づけが出来るだけじゃなく、ミニカーを走らせておもちゃとしても楽しめるおもちゃ箱になっています。たっぷり収納が出来てるうえに可愛いので子供部屋のインテリアとしても最適です。
また、チェアとしても使用ができ、重さ80kgまでなら大人でも座ることができます。ふかふかしていて座り心地も良く、使わない時は折りたためるので場所をとらないのも嬉しいです。
子供の成長に合わせて、使わなくなったら洋服などの収納にも使うことができます。

アイリスオ―ヤマ キッズCBバスケット3個セット

取っ手の他にキャスターも付いているので、小さなお子さんでもラクラク持ち運びできます。ニッコリ笑顔の部分から中身がちらっと見える作りになっているので、子供は楽しみながらお片づけをしてくれますよ。
キッズカラーボックスにぴったりと収まるサイズなので、すっきり収納ができるのも嬉しいところです。
また、取っ手を内側に倒すと、バスケットを積み重ねることができ、部屋を広く使うことができます。
大きいのでたっぷり収納ができますし、買い足しのしやすいおもちゃ箱です。よちよち歩きのお子さんも片づけがしやすく、片づけの際、押して移動ができるのが便利です。角が丸くなっているので安心して使用することができますよ。

おもちゃのお家 初めて遊べるおもちゃ箱

遊べる家型おもちゃ箱です。可愛いデザインで収納力もばっちり。子供の好奇心を満たす遊べるおもちゃ箱なので、お片づけが楽しくできます。8ヶ月から使えるので子供の初めてのおもちゃ箱に最適です。
赤ちゃん専用のオレンジ箱は丸や三角の穴があいているので、出し入れ遊びができます。
大きな家型のおもちゃ箱には大きなぬいぐるみなどをしっかり収納。赤ちゃんが少し大きくなったら家型のおもちゃ箱に子供が自分で片づけできるようになり、長く使えます。たたむとなんと22cmとコンパクトになるのも嬉しいです。

錦化成 ミニーマウスおもちゃ箱

子供が大好きなミニーマウスなので楽しみながらお片づけができます。がっつりとおもちゃが入る39L。留め具はミニーのグローブがモチーフになっています。ミニーの顔型部分は小さいふたになっていて、小物などを入れて整理が楽しくできますよ。また、取っ手と車輪が付いているので、移動も楽。ミニーマウスと一緒に歩けるので子供はとても喜びます。
赤ちゃんの時は赤ちゃんの用品を入れて、少し大きくなったらおもちゃ箱として。もう少し大きくなったら、洋服などの収納などにも役立ち、積み重ねることも可能なので、スペースを使うことなくすっきり収納できます。

おしゃれで可愛いお気に入りのおもちゃ箱で子供も大人も毎日笑顔に

これだけではなく、おしゃれで可愛いおもちゃ箱はまだまだたくさんあります。ぜひ、お子さんと楽しみながら探してみてください。お気に入りのおもちゃ箱が見つかれば、子どもは笑顔でお片づけをしてくれます。その様子を見たらきっと、大人も笑顔になれますよね。

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