赤ちゃんの沐浴ってどうすればいいの?入浴方法やおすすめ商品4選をご紹介

出産してから赤ちゃんが家に来ると、必要なものたくさんありますよね。その中でも赤ちゃんの入浴方法、沐浴についての理解は深まっているでしょうか?必要なもの、沐浴の時の疑問点など気になる沐浴についての情報お伝えいたします!おすすめのグッズも要注目!ぜひ参考にしてみてください。

赤ちゃんにとっての入浴

生まれたばかりの赤ちゃんは、清潔を保つためにママと一緒のお風呂ではなく、ベビーバスなどを用意して赤ちゃん専用のお風呂に入れてあげましょう。赤ちゃんが入浴することを、沐浴(もくよく)と呼びます。沐浴は赤ちゃんを清潔に保ち、湿疹やあせもなどの皮膚トラブルを防ぐことができます。

まずは沐浴についての基本情報をご紹介いたします。

沐浴はいつまで?

新生児の時は沐浴を、とよく聞きますが、具体的にはいつまで別のお風呂に入れる必要があるのでしょうか。沐浴は、生後1ヶ月が目安と言われています。新生児は抵抗力が弱く、細菌にも感染しやすい時期です。面倒くさがらず沐浴を行いましょう。

1ヶ月検診で先生の許可が出たら、沐浴を辞め、ママと一緒に入浴しても大丈夫です。しかし、大きな湯船に入るのを嫌がる赤ちゃんもいます。赤ちゃんと一緒に入浴し、試してみましょう。嫌がらないようであれば、沐浴を卒業して大丈夫です。

沐浴に必要なものは8つ

沐浴の際に必要な物を8つご紹介します。赤ちゃんが産まれてから必要な物を準備するのでは遅いです!赤ちゃんを迎えるために、しっかりと事前に用意しておきましょう。

ベビーバス

ベビーバス
これは必ず必要なものです。しかし、ベビーバスといっても種類は様々。大きな桶のようなものや、排水栓があるもの、また空気を入れて膨らますビニールプールのようなものもあります。また、お風呂で使うものだけでなく、キッチンや洗面台にセットできるタイプもあります。どのようなタイプが使いやすいか、生活スタイルに合わせて洗濯出来るといいですね。

ママさんによっては、洗面台にお湯を溜めて入れている方もいるようですが、気づかないところに細菌がありますので、しっかり洗浄してから使うようにしましょう。

洗面器

洗面器
ベビーバスの中で石鹸を使うので、すすぎを行う上がり湯用の洗面器が必要です。もちろん今あるのでもOKです。しかし沐浴以外にもお尻を洗うことなど何かと使う場面が多く、赤ちゃん用に使いやすい大きさのものを購入するママさんも多いです。

湯温計

湯温計
沐浴時のお湯の温度は38度前後に設定しましょう!と言われても、お湯の温度って分かりにくいですよね。温度を設定してからお湯が出てくるタイプが多いですが、設定よりも熱すぎたり途中で冷めてしまったり、少し不安が残ります。気になるママには湯温計があれば安心です。

今は成長してからも使えそうな、おもちゃに湯温計が付いているタイプもあります。価格も1,000円以下の物が多いので、1つあってもいいかもしれませんね。

沐浴布


■参考価格: 1,099円

沐浴中に赤ちゃんを包むガーゼです。入浴中に怖がる赤ちゃんを包んであげると、とっても安心します。大判で薄手のガーゼ生地なので、ふにゃふにゃの赤ちゃんもしっかり包んであげましょう。ガーゼで代用するママさんもいますよ。

石鹸やシャンプー

石鹸やシャンプー
大人用のものは、赤ちゃんには刺激が強すぎる場合もあります。今はベビー用の肌にやさしいものが販売されてますので、赤ちゃんに合わせて選びましょう。また、石鹸のタイプも種類がたくさんあり、固形タイプや液状タイプ、泡タイプのものがあります。人気なのは泡タイプ。片手でそのまま使えるので、新米ママさんにも好評です。

スポンジやガーゼ

スポンジやガーゼは顔や身体を洗ってあげるときに必要です。皮膚がまだ弱い赤ちゃんのために柔らかい素材のものを選んであげましょう。ガーゼは沐浴時だけでなく、授乳の時にも必要なものなので、何枚あっても無駄にはなりません。

沐浴剤

沐浴時に石鹸やシャンプーを使って洗う事に不安なママさんにはオススメの物です。沐浴剤とは、お湯に溶かして使うだけで石鹸の代わりになるものです。汚れは落とすのですが、赤ちゃんに残っても問題の無い成分で出来ていて、すすぎをする必要もありません。とっても便利なものなので、1回使うと手放せなくなってしまいます。

バスタオル

バスタオル
通常のタオルよりバスタオルのほうがおすすめです。すばやく身体を包んであげることが出来、拭き取りも楽チンです。また、大判の真四角の沐浴用のバスタオルも販売されています。赤ちゃんが冷えないように、しっかり拭いてあげましょう。

沐浴方法

続いて沐浴方法を順を追ってご紹介します。ポイントは、手早く清潔にしてあげること。頭の中でイメージトレーニングをしておくと、スムーズに出来ます。

  1. 1′ title=’ベビーバスにお湯を張ります’]温度は38度前後がベストです。温度は意外と分かりづらいので、最初は湯温計を使うことをオススメします。ベビーバスの7分目までお湯をためましょう。
  2. 2′ title=’沐浴布にくるんで赤ちゃんをお湯へ入れます’]基本的にはお湯が好きな赤ちゃんですが、裸になることやお湯をつけられることが怖い赤ちゃんもいます。沐浴布にくるんだりガーゼでくるんであげると、赤ちゃんも安心して沐浴することが出来ますよ。
  3. 3′ title=’顔を洗います’]スポンジやガーゼをぬらして顔を洗ってあげましょう。目の周りやほっぺ、口周りなど優しくしかし汚れが落ちるように拭いてあげてください。
  4. 4′ title=’頭を洗いましょう’]続いて髪の毛です。赤ちゃんは皮脂がたくさんあります。シャンプーを泡立て、頭皮をしっかりと念入りに洗いましょう。しかし、頭皮は柔らかいのでゴシゴシと強く洗わないようにして下さい。また、お湯や泡が耳に入らないように気をつけましょう
  5. 5′ title=’体を洗いましょう’]首や手、わき、おなか、足、股間もしっかり洗います。続いてゆっくりと体をうつぶせにして、背中を洗います。おしりも汚れやすいので特に丁寧に洗いましょう。
  6. 6′ title=’上がり湯ですすぐ’]最後に、洗面器にあらかじめ用意したお湯かシャワーをかけてすすいであげましょう。文章でなかなかイメージできない人は、動画でも見ることができるので確認してみましょう。今回はこちらの動画をご紹介します。病院で教わったママも確認のためもう一度見たり、パパの勉強のために一緒に見るといいですね。

沐浴で気になること Q&A

よく質問にあがる沐浴のQ&Aをご紹介いたします!

Q.温度はどうしてる?

<A>温度は38度前後がベストです!体感としてはぬるめの温度です。大人にとってはぬるくて心配になるかもしれませんが、赤ちゃんにとっては38度程度が適温になります。冬は温かめにしてもOKです。また、設定温度にするためには、湯温計で計るのが1番分かりやすく、間違いのない方法です。

本当に湯温計が必要なのか気になる所かと思います。今はお湯の温度を設定することが出来る給湯器も多いので、使わないママさんも多いです。入れる前に熱すぎないか忘れずに確認をしましょう。しかし、湯温計はあった方が便利です!500円前後で買える湯温計も多いですし、湯温計が必要無くなったらおもちゃとして遊べる物もあるので、1つあっても良いかと思います。

Q.時間はどのぐらい?

<A>5.6分で手早く入れるのが良いでしょう!長くても10分以内にしてください。赤ちゃんにとっては、沐浴の数分でもお湯につかると体力を使います。また、免疫も少ないので風邪もひきやすい時間です。手早く入れてあげましょう

Q.沐浴剤は使うべき?

<A>沐浴剤は必ず必要なものではありません。しかし、とっても便利なので、使うとママの負担が減らせます。沐浴は新生児の育児の中でハードル高いですよね。例えば、初めての育児で沐浴への不安が大きいママや、パパの仕事の帰りが遅いママ、冬産まれで脱衣所や浴室を温めておくのが難しいママ、夏産まれでこまめに沐浴させたいママなどなど、沐浴剤を使うと便利だったという方が多いですよ。

Q.毎日入れるもの?

<A>毎日入れるようにしてください。夏場は汗をかいてしまったら数回入れても大丈夫です。寝ているだけだし大丈夫と思うかもしれませんが、赤ちゃんは新陳代謝が活発です。また、おしっこやうんちを何回もしたり、よだれも出るので意外と汚れているもの。綺麗に保ってあげましょう。しかし、熱が出ていたり病気になってしまったりした時は無理に入れるのではなく、ガーゼで優しく汚れを拭き取ってあげて下さい。

沐浴中のトラブル!

続いては、沐浴中の困ったトラブルをご紹介します。悩んでいるのは1人ではありません。先輩ママがどのようにしてきたか見ていきましょう。

沐浴を嫌がって泣いちゃう

羊水で育った赤ちゃんは、基本的にお湯が大好きです。しかし、色々な理由で泣いてしまうことがあります。例えば眠かったり、お腹がすいてたり、授乳直後で気持ちが悪かったりというのも泣いてしまう原因です。また、急に裸にされたのが怖かったり、お風呂場が寒かったり、お湯ではなく沐浴する環境に泣いてしまう子も。

そして、シャワーの音が怖かったり、お湯が熱かったり冷たく感じたり、目に入ってしみたり、沐浴中の小さなことが気になって泣いてしまうパターンもあります。

赤ちゃんはその時その時に感じたことを泣いて表現します。状況も理解出来てないので、いきなり服を脱がされていきなりお湯に入れられたら、不安になるのも理解出来ますよね。このように、「泣いてしまう原因はこれ!」と確定させることは難しいので、原因が何なのかママが理解してあげて、それにあった対応をしましょう。

そのためには、眠いときやお腹がすいてる、お腹がいっぱいの時は避けてあげたり、裸にされて不安な気持ちを和らげるために沐浴布をかけてあげたり、赤ちゃんの姿勢を安定させてあげることも必要です。

また、言葉が通じない時期でも、「これから身体綺麗にするためにお風呂に入ろうね〜!」などと話しかけながら、声をかけて安心させることも意外と効果的です。スキンシップを取りながら入れてあげましょう。

沐浴中にうんちしちゃった!

沐浴中にうんちをされてしまうと、ママさんは大慌てですよね!しかしこれ、ママ達の中では意外とあるあるなので、心配する必要はありません。うんちをしてしまうほど、沐浴が気持ち良いのかもしれません。授乳後すぐに入れないことや、うんちをしたら入れて上げるなど、タイミングを工夫してみましょう。

また、成長とともにうんちの頻度も少なくなり、沐浴中にうんちをしてしまうことも無くなりますのでご安心くださいね。

参考元:
持田ヘルスケア株式会社 沐浴Q&A
moony ムーニー

沐浴におすすめグッズ

これまで沐浴の方法、コツなどをご紹介してきました。では、先輩ママが助かった!という沐浴に必要なグッズをご紹介します。ネットでも口コミの多い商品なので、要チェックです。

ベビーバス

まずはベビーバスです。ベビーバスというと大きくて洗面器のような素材の場所をとるイメージですが、ママさん達からの人気が高いのは、ビニールタイプのものです。

リッチェル ふかふかベビーバスW 空気漏れ対策版

手足が当たっても痛くないですし、使わない時は空気を抜けばコンパクトになるのもありがたいですね。構造もしっかりしていて、背もたれの部分やすべり防止のお股部分のストッパーなど使いやすいです。旅行用に買うママさんもいるようです。

リトルプリンセス ブルーミングバス 花の形の沐浴マット

こちらはお家にあるだけでテンションがあがるような可愛いデザインのベビーバスです。ふかふかのクッションなので、優しく包み込むことが出来ます。また、こちらはベビーバスを使わなくなってからも、オムツ替えマットになったりプレイマットになったり利便性抜群です。

ガーゼハンカチ

続いて沐浴グッズで人気のものは、ガーゼハンカチ。これは沐浴時だけではなく、授乳時も使えるので何枚あっても重宝しますね。

TWONE ベビー ガーゼハンカチ よだれかけ ベビービブ スタイ ガーゼタオル 食事エプロン 女の子 男の子 6重ガーゼ 綿100% 柔らかい 出産お祝い 6枚セット 新生児 赤ちゃん (ハンカチ)


■参考価格:1,380円
■サイズ:約26cm×26cm
天然綿100%/ 強吸水/ 6層ガーゼ/ 抗菌/ 無蛍光素材/ 1年間保証付き

生地の耐久性も良く、乾きも早いので忙しいママにも嬉しいですね。男女問わず使えるデザインです。

ボディーソープ

そして沐浴に欠かせないベビー用ボディーソープ。やっぱり人気なのは出してすぐ使える泡タイプのもの。

ミヨシ無添加ベビー

無添加で安心のベビーソープ。成分も安心ですし、泡切れも良いとママさんからの口コミも評判も良いです。しかも他社の商品と比べて価格も安く、コスパも嬉しい!

沐浴はパパも手伝える子育て!

ハードルの高い沐浴ですが、新生児の時だけのとっておきの時間です。手順を覚えて、動画等を見ながらイメージトレーニングをすれば心配する必要はありません!なかなか育児を手伝えないパパも、沐浴はお手伝いしやすい育児のひとつでもあります。ぜひパパママ揃って入れてあげましょう。

自分自身もそうですが、身体が綺麗になるのは気持ち良いことですよね。しっかりスキンシップを取りながら、気持ち良くしてあげましょう。

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