ガン保険、家族で早めに入っておくべき?保険の種類と基礎知識について解説

ガン保険

Kaede

医療保険にはすでに加入しているけど、ガン保険は別に加入する必要があるのか?それともそこまでしなくても大丈夫なのか?どうしていいかわからな人のためにガン保険の基礎知識からあなたにあったガン保険の選び方を詳しく解説しています。この機会にガン保険について学んで、あなたにとって必要なガン保険が何か考えてみてはいかかでしょうか?

記事の目次

20代30代の私たち世代のがんの罹患率

日本がん協会の発表によると、2015年にがんでなくなった人は、37万346人です。1981年に脳卒中を抜いて以来、日本人の死因の第1位です。年々、がんで亡くなる人の数は増えつづけています。

また女性には、子宮がん、乳がん、卵巣がんなど、女性に特有のがんがあります。女性の部位別のがんによる死亡数は、大腸、肺、胃、膵臓、乳房の順番で多くなっています。特に乳がんは、公益社団法人がん研究振興財団部位別の予測がん死亡数(2014)の統計によると乳がんだけでも1万人と発表されています。1年のうちにがんと診断された人のデータで部位別のがん罹患数(2010年)をみると、乳房、大腸、胃、肺、子宮の順で多く、第1位の乳がんは約6万8000例、第5位の子宮がんは約2万2500例、1~5位には入っていないものの、卵巣がんも約1万例あります乳がんと診断される女性は増加傾向にあります。

実際に、2000年からの10年間で乳がんは16.6%から20.2%に増加しています。つまり、がんにかかる女性のうち5人に1人は女性特有のがんである乳がんと診断されています。

参考元:公益財団法人 日本対がん協会「がんの動向」

【2017年度版】乳がんに関するアンケート調査

ドコモ・ヘルスケア株式会社が2017年8月21日~9月4日の間、乳がんを罹患された女性160人を対象に乳がんに関する様々なアンケート調査を行いました。

  • 乳がんに気づいたきっかけ

  • 「乳がんに気づいたきっかけ」を質問した結果、セルフチェックと答えた人が40%と1番多く、続いて「マンモグラフィ検査」と答えた人は僅差で37%でした。

  • 乳がんと診断される前の検診受診頻度

  • 乳がんのステージが0、または1の早期発見者に「乳がんと診断される前の検診受診頻度」を質問したところ、半数以上の56%の人が2年に1回以上は乳がんの検診を受けていたことが分かりました。日本の女性の平均受診率が43.4%なので、それと比較すると高い数値となっています。



<湘南記念病院乳がんセンター長 土井先生からのコメント>

セルフチェックは、女性が自分のからだの変調に気がつくための大切なきっかけです。
タイミングとしては、月経前は乳房が張るので、月経後が適切です。
お風呂に入ったときなど、日々自身の乳房に触れ、観察することで、小さな変化の気づきにつながります。
ただ、セルフチェックで発見できることができるのは、ある程度大きくなってからのがんなので、
小さながんを早期発見するためには十分ではありません。
「セルフチェックをしているから大丈夫」と安心するのではなく、マンモグラフィ検診も定期的に受診することをお
すすめします。
がんと診断されると、仕事をやめてしまう人もいますが、現在では、様々な治療法が出ています。
仕事を続けながら行える治療も増えているので、常に前向きにとらえましょう。

<土井卓子先生プロフィール>
医療法人湘和会湘南記念病院乳がんセンター長
乳腺専門医、マンモグラフィ読影認定医

出典:PRTIMES

がんと告知されたら・・・生活がどう変わる?

がんと告知されたら、がんである現状を受け止めた後は、治療が始まります。治療が始まると、病院への検査や治療のための通院や手術のために入院する必要があります。そのため、今までのように仕事や家事をすることが物理的に難しくなります。当然、抗ガン剤による副作用があるため、身体的にも今までは難なく行っていた普通の生活も難しくなります。また、がんの治療が長期間になればなるほど、経済的な負担も大きくなっていきます。今までの生活がガラッと変わってしまいます。

ガン保険は、がんと診断された時に、今までの生活を少しでも守るための手段です。健康な時からガン保険に加入することで、がんと診断され治療を開始した時の経済的負担を少しでも軽減し、治療に専念できるように準備することができます

医療保険だけでが足りない?がんの治療費

がんになった時に、医療保険だけで充分なのか?を考えるために、がんの治療費に関してみていきましょう。

ガン保険、今の私に本当に必要?それとも不要?

がんの治療費一体いくらかかる?

がんの治療を開始すると、大きく分けて2つのお金が必要です。

  1. 直接治療にかかるお金
  2. そのほかにかかるお金

1の直接治療にかかるお金には、血液検査やCT、レントゲン、エコー検査などの検査費用や、診察費用。手術の費用や調剤薬局に支払う薬代や病院に支払う抗ガン剤の費用、入院費です。

また意外とかかるのが、2のそのほかにかかる費用の通院のための交通費や診断書、生命保険会社への証明書の作成費用、入院時の日用品、入院時の差額ベッド代は食事代です。厚生労働省「医療給付実態調査(平成25年度)」による、乳がんの治療1件あたりに支払われた平均の費用と、子宮がんの治療1件あたりに支払われた平均の費用をまとめました。

時間帯仕事内容
飼い主が留守をしているお宅へ伺い、犬に餌をあげる。その間にトイレの掃除をする。犬が食事を終えたら散歩に連れて行く。戻ったら昼の餌や水を交換するなどして退室する。
一度家に帰るか、途中でお昼ごはんを済ませる。
午後翌週訪問予定の依頼主の自宅に行き、打ち合わせをする。その後、違うお宅へ行き、猫の餌をやりトイレを掃除する。
夕方朝伺ったお宅に再訪問し、夜用の餌をあげてトイレ掃除をする。
午後に行ったお宅へ再訪問し、猫に餌をあげてトイレ掃除をして少し遊びの相手をする。

参考元:がん保険の教科書 結局、がんの治療はトータルでいくらかかる?

高い!と感じるかどうかは人それぞれだと思います。またあくまで平均額のため、これ以上かかる可能性もあります。実際には高額療養費制度があるため、月の自己負担額は実質約9万円が上限です。ただし、高額療養費制度の上限金額は月単位のためひと月の出費は9万円程度で済んだとしても、次の月にも同じだけかかったら総額では18万円です。

最近のがん治療は、手術や入院日数は減少傾向にありますが、代わりに抗ガン剤治療や放射線治療のための通院治療がメインのため、手術して終わりではなく、再発防止のために長期間の通院治療が必要です。そのためがんの治療は長期間になる可能性が高くなります。健康な時と比べ収入が減った状態で最高で月約9万円治療費が長期間に必要です。

参考元:がんを学ぶ がんになると、どんなお金がかかるの?

医療保険とガン保険の違い

医療保険は全ての病気やけがに対する保障です。ガン保険はがんに対する保障です。もし、あなたががんと診断された場合、医療保険に加入していれば、医療保険からも保険金を受け取ることができます。それなら医療保険だけで充分な気もしますが、がんは他の病気に比べ、治療費や治療期間がかかる可能性が高くなるため、それらの費用を準備するためにがん保険があります。

がん保険に特有の保障には、がんと診断された時点でまとまった一時金が支給される診断給付金や、抗がん剤治療や放射線治療を受けた月は、それぞれ月10万円の給付を受けることができる治療給付金などの保障があります。がんは、がん以外の病気やけがよりも経済的負担が大きくなるため、あなた自身と家族をそれらから守るために、医療保険とは別にがん保険があります

女性のためのガン保険の賢い選び方・基礎知識

今のあなたに必要なガン保険を選ぶために必要なガン保険特有の専門用語などを解説します。

加入前に確認したい免責期間(待期期間、不担保期間)と責任開始日

医療保険も含め、保険契約は申し込んですぐに効力を発揮しません。通常は「申込み」・「告知(診査)」・「初回保険料の払込」の3つがそろって初めて保険契約の効力を発揮します。保険の効力が発揮する日を責任開始日と言います。ガン保険は医療保険と異なり、新規で契約をした場合90日間の免責期間があります。免責期間は待機期間や不担保期間とも呼ばれ、契約から90日後を「責任開始日」として、この日以前にがんと診断されたり、給付手続きをとったとしても一切保障されません。

ガン保険になぜ免責期間が存在するかというと、ガンはほとんどの場合、診断を受けるまで自覚症状があまり現れません。そのため、加入しようとしている人が、実はがんなのに自覚症状がないため保険に申込み、そのあとすぐに自覚症状が現れ、がんと診断されるケースがあります。保険の加入者に悪意がなくてもこのような事態が起こります。そこで保険の加入者と保険会社の公平性を保つためにガン保険には免責期間があります。

免責期間中にがんと診断されてしまったら、残念ながら保険金などは一切支払われません。契約自体が無効になるため、支払った保険料が全額戻ります。免責期間のないガン保険もありますが、その分保険料が割高です。ガン保険は免責期間のことを考えると、なるべく健康なうちに早く加入しておくことが大切です。

ガン保険の基本の4つの給付金の種類(診断・入院・手術・通院給付金)

診断給付金

がんと診断されたら、保険会社から支払われる治療費です。加入しているがん保険の種類にもよりますが、50万円から多いもので300万円くらいまで支払われるガン保険のメインの保障です。給付の条件はがんと診断された場合です。がんの症状の重さによって給付される金額が変動します。
一般的に症状の重い悪性新生物である場合に給付されます。ガン保険の種類によっては、症状の軽い上皮内新生物の場合でも給付されるものもあります。がんは再発の可能性が高い病気のため、再発することで再度、診断給費金が支払われます。

ただし、最初の治療から1〜2年経過していることが条件です。そのため、がんは3ヶ月以内で再発することが多いので実際のところは条件に合わずに受け取ることができないケースが多いです。

入院給付金

医療保険と同じです。がんの治療で病院へ入院した場合、ガン保険の契約内容にもよりますが、日額という形で入院日数に応じて給付金が保険会社から支払われます。

手術給付金

医療保険と同じです、がんで悪性腫瘍を取り除く手術を受けた手術給付金を受け取ることができます。受け取ることができる金額はがん保険の契約内容により異なりますが、一般的には入院日額の10倍、20倍、40倍と設定されているか、もしくは一律10万円というように金額設定されています

通院給付金

がん治療のために入院した人が、退院後、通院した日数などによって受け取れる給付金です。がんは他の病気と比べ、退院後の通院治療の期間が長くなる可能性が高いため、多くのガン保険には通院給付金があります。給付条件はガン保険によってさまざまなため、いざ加入するときにきちんと確認しておきましょう。

参考元:ナースフル がん保険は月3,000円程度で十分?プロが教えるがん保険の見極め方

もっと手厚くしておきたい人のための特約

ガン保険って早めに入っておくべき?保険の種類と基礎知識について解説

がん先進医療特約

がん治療に用いる先進医療技術や、治療を受けるためにかかった実費をカバーする特約です。先進医療とは、大学病院など高度な医療機関で研究・開発された医療技術のことで、安全性と治療効果は認められているものの、保険診療の対象とするかは検討中のものを指します。そのため場合によっては治療費が高額になってしまいます。

がんの治療の治療に用いられる先進医療には、陽子線治療や重粒子線治療があり費用は200~300万円が相場です。保険料も数百円単位のため付帯しておくのがオススメです。

退院給付金特約

がん治療のために入院し、無事退院したときに支給される給付金です。保険会社によっては在宅療養給付金と呼ばれます。一般的に、10日間や20日間以上の継続入院後の退院時に受け取れるのが一般的で、給付金額は入院給付金日額の10倍や20倍などです。

抗ガン剤・放射線治療特約

抗がん剤や放射線の治療を行ったときに月額10万円など設定した額の治療給付金を受け取れる特約です。現在のがんの治療は、抗ガン剤治療や放射線治療がメインのため、がん保険の中で診断給付金に次いで重要です。抗がん剤・放射線治療特約では、この治療を受けた月に10~50万円程度受け取れるといった内容になっており、回数は無制限で給付されるものが多いです。

健康保険の高額医療費制度を利用すれば、1ヶ月の治療費を約9万円ほどに抑えることができます。そのため抗ガン剤・放射線治療特約で保障額を月額10万円に設定しておけば、治療が長期間に渡ったとしても抗ガン剤・放射線治療特約の給付金で大部分を確保できます。

ガンの2つの種類上皮内新生物と悪性新生物

がんと診断さたら、必ず診断給付金が受け取れるとは限りません。実はがんでも上皮内新生物と診断された場合、多くのガン保険では診断給付金が減額されるか、もしくは全く支払われません。

上皮内新生物は「上皮内がん」「上皮内腫瘍」とも呼ばれています。上皮内新生物とは、がんが上皮(粘膜層)内にとどまっており、基底膜以降の組織に浸潤していない状態のがんです。治療を行えば転移や再発の可能性はほとんどありません。上皮内新生物の対象となる病名は、大腸の粘膜内がん・乳腺の非浸潤性乳管がん・膀胱や尿管などの乳頭状非浸潤がん・子宮頚がん等の上皮内がん・子宮頚部高度異形成などです。

上皮内新生物の状態で治療せずそのままにしておくと、進行してがんになる可能性が高いです。しかし、適切に治療を行えば、3年生存率は「ほぼ100%」と言われ、ステージ診断では「0期」にあたります。そのため悪性新生物と比べると、治療における経済的負担は大きくありません、そのため、多くのガン保険では上皮内新生物場合は診断給付金の対象外かもしくは減額の対象です。

ガン保険の契約内容によっては、上皮内新生物と診断された場合でも診断給付金を受け取ることができますが、その分保障が手厚くなるため、保険料が高くなります。診断給付金の対象になる、悪性新生物は基底膜をさらに進んで他の組織に浸潤しているがんのことを言います。リンパ液や血液にのってがん細胞が運ばれ、多臓器へ転移している可能性の高く、治療が開始した場合、治療費が高額になる可能性が高いです。

悪性新生物の対象となる病名は、肝臓がん・すい臓がん・甲状腺がん・悪性リンパ腫・白血病などです。

このように一概にがんと診断されたとしても、がんの症状の重さによって、診断給付金の対象になるのかどうかが異なるため、がん保険加入時には確認が必要です。

あなたに合わせた補償を選ぶ

ガン保険はがんと診断になった時に、あなたや家族が経済的負担をできるだけ負わないように、健康な時から準備する手段です。ただ、保険料が高すぎて、今の生活を圧迫しては意味がありません。家計の状況や今持っているあなたの保障と合わせて、あなたにとって最適なガン保険を選びましょう。

ガン保険、今の私に本当に必要?それとも不要?

保険料をなるべく抑えて準備したい

保険料を抑えてがんに備えたいなら、医療保険に特約でがんと診断された時の保障を手厚くしましょう。医療保険の種類にもよりますが、医療保険の主契約は「入院給付金保障」と「手術給付金保障」の2つで構成されています。

入院給付金は入院したら、1日5,000円から20,000円までと任意で選択できます。

手術給付金保障は、1回の手術に対していくらとして給付金が支払われる保障です。この主契約に対して、特約を追加することで、特定の病気になった時に保障を手厚くしていきます。医療保険の種類によって特約の種類が複数ありますので、ここでは代表的なものをご紹介します。

がん診断給付金特約

がんと診断された場合に給付金を受け取ることができる特約です。がん保険に加入していれば、診断給付金の保障がついているため、がんと診断された場合、診断給付金を受け取りことができます。医療保険だとこの給付金の保障がないため、がんと診断されたとしても、医療保険ではまとまったお金を準備ができません。医療保険にがん診断給付金特約をつけることでがんと診断された時に、診断給付金を受け取ることができます

がん入院特約

がんで入院した時の給付金の金額を増やす特約です。「疾病入院特約」や「総合医療特約」などと一緒に付加できます。がんは長期入院の可能性があるため、がん入院特約は他の入院特約と違い、入院日数が無制限の場合が多いです。(保険商品によっては無制限ではないものもあります)

抗ガン剤治療特約

入院または通院で、抗ガン剤治療を受けた時に給付金を受け取ることができる特約です。抗がん剤治療を受けると、月1回10万円などの決まった金額を受け取ることができます。保険商品によっては「ホルモン療法」や「疼痛緩和薬」も保障の対象になっている場合あります。抗がん剤治療特約を検討する際には、どこまでの範囲が対象になっているか?確認が必要です。

がんの抗ガン剤治療は、長期間になるケースも多いため、給付金の通算限度がありません。そのため、転移や再発で治療が長引いた時も、給付金を受け取り続けることができ安心です。

三大疾病特約

日本人の死因に多い病気のがん、脳卒中、急性心筋梗塞になった場合に給付金を受け取れる特約です。三大疾病になると支払われる保障ではなく、三大疾病になって所定の状態になった時に給付金を受け取ることができるため、特約を付帯する場合は内容の確認が必要です。

生活習慣病特約

生活習慣病と言われるがん、心臓病、脳卒中、糖尿病、高血圧などの生活習慣病になった時の保障を手厚くすることができる特約です。医療保険の種類によって対象の病気が異なるため特約を付帯でする時には必ず確認が必要です。

女性疾病特約

女性に特有の病気である乳がんや子宮頸がん、女性がかかりやすいバセドウ病、鉄欠乏性貧血などへの保障を手厚くできる特約です。入院給付金の金額を上乗せすることによって保障を手厚くできます。

保険料免除特約

がんなど大きな病気になってしまうと、今まで通り仕事を続けることが難しくなります。そこでがん、脳卒中、急性心筋梗塞の三大疾病になって所定の状態になった時に保険料を支払いを免除にする特約です。このようにがんと診断された場合の保障を手厚くする特約があります。

保険商品によって保障内容が異なりますので、加入の時はきちんと確認しましょう。またがんに関する特約に関しては、ガン保険と同じように、90日間の免責期間がありますので注意が必要です。

ガンになった時、医療保険と合わせて手厚く準備したい

医療保険とは別にガン保険に加入することで、がんと診断された時の保障を手厚くします。日本で販売されているガン保険の多くは、診断給付金、入院給付金、手術給付金、通院給付金の4つで構成されています。

ガン保険の種類によっては、診断給付金の支払い条件が

  • A社:がんと診断確定されたときに100万円
  • B社:がんと診断確定されたときに100万円(ただし上皮内新生物は除く)
  • C社:がんと診断確定されたときに100万円、ただし上皮内新生物は10万円

というように違いがあります。

また、診断給付金の支払い回数も

  • A社:初めてがんと診断確定されたときに100万円(1回のみ)
  • B社:初めてがんと診断確定されたときに200万円、治療後2年以上経過してから、再び診断されたときに100万円

というように違いがあるため、ガン保険を選ぶ時は保険料だけでなく診断給付金の給付条件の確認が必要です。他の給付金や特約に関してもガン保険の商品ごとに給付条件が異なるので加入をする時には注意が必要です。

ガンになった時、自由診療の費用まで準備したい

がんと診断された場合に、診断給付金や入院給付金のように決まった金額を受け取るのではなく、治療のためにかかった実費を全てカバーしたいと思うのなら、治療実費型のがん保険があります。先進医療はもちろん、先進医療に含まれない自由診療を受けた場合でも全額が保障されます。例えば健康保険対象外の未承認の抗ガン剤の治療を受ける場合などは保障対象です。退院後の補助療法も保障されるものもあります。

ただし、治療費以外の差額ベッド代や交通費や雑費などは対象外です。生命保険会社からではなく、損害保険会社から販売されています。治療実費型のガン保険で今日本で販売されているものは。SBI損保のがん保険(自由診療タイプ)(がん治療費用保険)とセコム損保の自由診療保険メディコムです。

20代30代女性に人気のがん保険

ガン保険を選ぶ前に決めること

もしあなたががんと診断された時にどのくらいお金を準備したら、安心か?考えてみましょう。

  • 診断給付金やいくらあれば安心ですか?
  • 入院給付金は一日いくらあれば安心ですか?
  • 悪性新生物だけでなく、上皮内新生物と診断されたとしても給付金を受け取りたいですか?

そこからあなたの条件に近いガン保険を探しましょう。

20代30代女性におすすめのガン保険

アフラック新生きるためガン保険Days

ガン保険、今の私に本当に必要?それとも不要?

アフラックは日本で初めてガン保険の販売をスタートした会社のため、ガン保険といえばアフラックが思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか?アフラックのガン保険は、診断給付金や入院、通院給付金だけでなくがんの三大治療である手術・放射線、抗ガン剤治療にも備えることができます。

初めてがんと診断された場合、悪性新生物だけでなく、上皮内新生物の場合も診断給付金を受け取ることができます。ただし、上皮内新生物の場合は悪性新生物の給付金の1/10の金額です。入院給付金だけでなく、三大治療による通院給付金の保障も日数無制限です。入院しなくても、三大治療に対する保障が手厚く、手術は一部を除き回数無制限、放射線治療は60日に1回(回数無制限)、抗がん剤治療は更新後の保険期間を含め通算600万円まで保障してくれます
(入院給付金日額10,000円の場合)。

また、がん先進医療特約や再発時のサポートのための診断給付金複数回支払特約を付帯ですることでより手厚い保障を確保できます。保険の保障とは別ですが、アフラックのがん専門相談サービスを無償で利用することで、納得した治療方法の選択ができるよう、専門家のアドバイスを受けることができます。

【公式HP】Aflac アフラック

アクサダイレクトガン保険終身型

ガン保険、今の私に本当に必要?それとも不要?

できるだけ負担をかけずに、一生涯がんに備えることができるガン保険です。どんながんでも初期からカバーしてくれるため、悪性新生物だけでなく、上皮内新生物でも診断給付金を満額受け取ることができます。がんと診断されたとき、がんで入院したとき、がんで入院し退院した後も給付金をさまざまな形で受け取ることができます。三大治療の手術、放射線、抗がん剤、いずれの治療を受けたときにも給付金を受け取ることができます。

アクサダイレクト生命の給付金の支払いまでに要した平均日数は2.05日です、つまり、迅速に給付金を支払ってくれるのも大きな特徴です。掛け捨てのため何歳からでも比較的安い保険料で加入できます。また、ティーペックと提携しているため日本の名医(総合相談医)のセカンドオピニオンや優秀専門臨床医の紹介を無料で受けることができます。

【公式HP】アクサダイレクト生命

チューリッヒ終身ガン治療保険プレミアム

ガン保険、今の私に本当に必要?それとも不要?

診断一時金や入院、手術給費金などの必要な保障を自由に設計できます。放射線や抗ガン剤治療の保障もあり、月々の治療費を回数無制限にカバーしてくれます。抗ガン剤治療だけでなく、ホルモン剤治療を受けた場合も保障してくれます。給付金の金額も月々10~60万円の範囲内(5万円単位)で設定することが可能です。

特約の中には、ガンを直接の原因として入院または通院し、公的医療保険制度の給付対象となる所定のガン性疼痛緩和の所定の治療を受けられたとき等に、月額で給付金を受け取ることのできるガン緩和療養特約や、ガンと診断確定された後5年以内に、所定のストレス性疾病と診断されたときに給付金を受け取ることができるガン診断後ストレス性疾病給付金特約があり、かなり自由に保障を設計できます

また、チューリッヒ生命のご契約者・被保険者と、そのご家族の方向けの健康や病気に関する悩みを相談できるメディカルサポートサービスや、精神的な悩みや心の相談ができるメンタルヘルスサービスを無料で受けることができます。

【公式HP】チューリッヒ生命

オリックス生命がん保険Believe[ビリーブ]

ガン保険、今の私に本当に必要?それとも不要?

がんと診断された時に診断給付金としてまとまったお金を受け取れるだけでなく、がんと診断されて、がんの治療を目的に入院を開始された場合に、「がん治療給付金」を受け取ることができます。そのため、治療開始時の経済的な不安をかなり軽減できます。

がん入院給付金やがん手術給付金は日数制限や回数制限がないため無制限で受け取ることができます。退院時に一時金としてまとまったお金を受け取れるがん退院一時金やがんの治療を目的として約款所定の通院をした場合、がん通院給付金として給付金を受け取ることもできます。

【公式HP】オリックス生命保険

SBI損保のがん保険(自由診療タイプ)(がん治療費用保険)

ガン保険、今の私に本当に必要?それとも不要?

最大の特徴は、実際にがん治療にかかった費用を、かかった分だけ支払ってもらえることです。定期保険で掛け捨てのため保険料がかなり安く抑えられます。そのため日額保障タイプのガン保険を合わせて加入することで、がんに対して手厚く保障を準備できます。全額自己負担になる自由診療も保障し、また高額になる先進医療や自由診療の治療費を直接医療機関に支払いを行ってくれます。そのことにより治療費を立て替えの必要なく、お金の心配をすることなく治療に専念できます。

通院にかかった費用は最大1,000万円まで、自由診療に該当するセカンドオピニオン外来でかかった費用も保障してくれます。がんの罹患率が特に高いと言われている年齢の時だけでも加入しておくと安心です。

【公式HP】SBI損保

ガンは他人事でない!ガンになっても自分らしく生きるために準備できること

日本人の死因の第1位のがんですが、がんは予防できる病気です。国立がん研究センターがん予防・検診研究センターがまとめた「がんを防ぐための新12か条」では、

  1. たばこは吸わない
  2. 他人のたばこの煙をできるだけ避ける
  3. お酒はほどほどに
  4. バランスのとれた食生活を
  5. 塩辛い食品は控えめに
  6. 野菜や果物は不足にならないように
  7. 適度に運動
  8. 適切な体重維持
  9. ウイルスや細菌の感染予防と治療
  10. 定期的ながん検診を
  11. 身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
  12. 正しいがん情報でがんを知ることから

と紹介されています。

引用:日本対がん協会 がんを防ぐための新12か条

経済的負担から守るためにも早めの行動をしよう

がんにならないように予防することも大切ですが、がんと診断された場合、他の病気になった時よりも経済的負担が大きく、かつ治療が長期間になるため社会復帰に時間がかかります。そのため健康な今の時期から、あなた自身と家族をがん治療の経済的負担から守るためにこの機会にガン保険について考えてみてはいかがでしょうか?たくさん保険会社があるなかで、どれが自分たちにとって1番いいのか、ご家族で話し合うことも大切です。

参考元:厚生労働省 医療給付実態調査
参考元:公益財団法人 日本対がん協会

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