新婚なのにセックスレスで早くも離婚の危機?!その原因と5つの解消法

新婚でセックスレスなんて、ありえることなの?と思われるかもしれませんが、実は結婚したばかりなのに、セックスレスで悩む人が増えてきています。これから夫婦として寄り添って生きていくスタート切ったばかりなのに、なぜなのでしょうか。ここでは、新婚セックスレスになってしまう原因と対処方法を解説します。

セックスレスとはどんな状態のことをいうのか


「セックスレス」とは、どんな状態のことをいうのでしょうか。
日本性科学会によると、「病気でも特別な状態でもないのに、1ヶ月性交渉がないカップル」のことをセックスレスだと定義されています。性交渉の回数が少ない、またはなくてもカップルの双方が不満がない場合はセックスレスとは言わない。どちらかがセックスをしたいと望んでいるのにそれが叶わない場合を「セックスレス」というとされています。

新婚なのにセックスレス?その原因とは

新婚といえば夫婦仲が一番良い時期で、セックスレスになるなど想像もできませんよね。結婚前の交際中の時は人並みにセックスをしていたのに、結婚した途端、急になくなった。どちらかがセックスを望んでいるのにもう片方がそれを受け入れない。そんな状態になったら、なぜなのか悩んでしまいますよね。どうしてそうなってしまうのか、原因を探っていきます。

男性側の原因

男性側の理由はどんなものがあるのでしょうか。

妻に性欲が沸かなくなった

交際中は、好きな人を自分のほうに向かせたい、いつも、向いていてほしいと思います。そのために色々努力をして、相手の気持ちをつなぎとめようと努力します。付き合っている段階では、彼女が他の人を好きになる可能性はゼロではないため、そんな不安から、彼女を誰にも渡したくないという気持ちも強いのです。
しかし、結婚すると途端に「自分のものになった」という安心感を得てしまい、彼女に対して危機感がなくなったためセックスレスになるということがあります。

妻を女として見られなくなった

結婚する前は互いに恋人同士として、知らなかった部分もあり、新鮮な気持ちがあったのが結婚したらずっと一緒。知らなかった部分もだんだん見えるようになってくるでしょう。
中には、結婚した途端、妻を女ではなく母親のように見てしまう男性がいます。朝起こしてくれて、起きるとご飯ができている。洗濯をしてくれて、引き出しを開けると畳んだ服が入っている。仕事から帰ってくると夕飯ができていて、お風呂がわいている。そういうことは家庭をもった夫婦なら普通なのですが、そのことが女性として見ていた妻から、自分のことをなんでもしてくれるお母さんのような存在として見るようになってしまうのです。女性というよりも、母のような存在になってしまった妻に性欲を感じなくなってしまった。という新婚セックスレスの理由もあります。

仕事などのプレッシャー

職場でのストレスから余裕がなくなっている。上司からのプレッシャー、部下ができて教育しなければならない立場になり、心身ともに疲れ切っているという場合、家ではリラックスしたい。疲れ切っていてその気になれないという場合があります。男性からしたら、家では気を遣わずにいたい。というのかもしれません。

身体的なもの(ED)

実は男性がセックスレスになる原因のひとつにこのED(勃起不全)が増えてきています。EDとは、性交渉中に勃起しない、または勃起してもそれが継続せずフィニッシュまでいかないことをいいます。原因は様々ですが、心因的なものが多いといわれています。仕事のストレスや子作りのプレッシャーなどが原因に挙げられます。
また、疲れているときにセックスをして、勃起が継続しなかったときの妻の何気ない一言に自信をなくしてしまい、その後EDになってしまったケースもあります。男性は性に関してデリケートなのです。愛する人から言われた言葉ですっかり自信をなくしてしまうということがあるのです。そして、その自信のなさから、妻に求められてもセックスすること自体が怖くなってしまうのです。

妻側の原因

では、次に妻側の原因はどんなものがあるのでしょうか。

妊娠・出産がきっかけ

女性にとって、妊娠、出産は心身ともに大変な苦労を伴います。もちろん、喜びや幸せがたくさんあるのですが、特に初めての妊娠や出産は精神的に張り詰めたものがあります。どうしても、気持ち的に夫を受け入れる余裕がなくなってしまうというケースが多く見られます。また、出産のあとなどは会陰切開をしたことによる、痛みがあるのではないかという怖さからセックスを遠ざけてしまうケースもあります。

育児疲れ

育児に休みはありません。24時間、子供と向き合って神経も使いますし、疲れます。子供が寝ている時くらいしか自分が休む時間がないという現実のなか、やっと休めるとなったときに夫から求められても「疲れている」と断ってしまう。新婚であれ、すぐに子供ができて子育てをしている夫婦にはこんな理由もあるのです。

夫を男性として見ることが出来なくなった

男性側の理由でも挙げましたが、女性でも結婚したら安心してしまい、夫を男性として見ることができなくなるというケースがあります。結婚して毎日一緒にいるようになり、男としてというよりは愛情が「家族」としてのものになったような感覚です。

共通の原因

では、今度は夫側、妻側、両方にいえる原因をいくつか挙げてみます。

両親と同居しているため

結婚して、どちらかの親と同居しているというケースです。親が同じ家の中にいると思うと、その気になれない。起きているのではないか、声が聞こえるのではないかなど、気になってしまいセックスできない。という理由がほとんどです。二世帯住宅だったとしても、下の部屋に親がいると気になるものでしょう。

子供と同じ部屋で寝ている

新婚で子供がいる場合、同じ部屋で子供が寝ていると、いつ起きるかわからないので気になる。子供が隣にいるのに、できない。という妻側の母性が働いてセックスから遠のくケースもあります。

家族になったという安心感

夫が妻を女として、妻が夫を男として見ることができなくなった。異性というより、家族になったという安心感から、セックスがなくても精神的に満足しているという場合にセックスレスになることがあります。(ただし、どちらかはセックスを望んでいる場合)相手を家族として見るようになった側は、相手を愛していないわけではないのです。愛が異性へのものではなく、家族愛に変わったのです。

新婚セックスレスの解決策

どちらかが望んでいるのに、セックスレスになってしまうのは悲しいですよね。拒絶されると、「自分のことを愛していないのではないか」と思ってしまうでしょうし、傷つきます。それでは、新婚セックスレスにならないために、もしなってしまたらそれを解消することはできるのでしょうか。

お互いに異性として見ることが出来なくなった場合

結婚したら、お互いを異性として見ることができなくなった。そんな夫婦におすすめなのが、お互いの存在を見つめ直すことです。おおげさなことはしなくていいのですが、なぜ結婚したいと思ったのか、思い出してみてください。結婚したからといって、安心しきってはいませんか?相手に感謝の気持ちを伝えていますか?疲れているのはお互い様です。

妻側は、たまには夫に甘えてみてはどうでしょう。いつも完璧な妻でなければいけない。そんな風に思わなくていいのです。夫婦は助け合っていくものです。忙しい時や疲れている時は夫に甘えていいのです。あまり完璧にやってしまうと、夫は妻を「お母さん」として見るようになってしまいますよ。家事をお願いして、「今日は仕事が忙しかったのに、お皿洗いやってくれてありがとうね。」と、笑顔で言ってみませんか?

夫側も、妻に「休みの日は寝坊しようよ。ゆっくりベッドで会話をしない?」そんな提案もいいのではないでしょうか。毎日が「生活」の繰り返しではなく、たまには二人でのんびり寄り添って時間を過ごすのもいいですよね。いきなり、セックスレスの解消をするというよりも、触れ合いの時間を大事にするという方法はどうでしょう?休日は遅く起きて、近所のカフェでランチをするとか。そこへ行くまでに手を繋いで歩いてみるのはどうでしょう。お互いが思いやりを持って感謝の気持ちを伝え合って、少し離れてしまった距離を縮めてみましょう。

育児やストレスが原因の場合

夫が会社から帰ってくると、妻が育児で疲れてイライラしている。そんな日もあるでしょう。また、会社から帰ってきた夫が疲れた顔をして会話もあまりしてくれない。そんなこともあるでしょう。そんな精神状態のときに、セックスを求められたら「疲れてるのに」と思ってしまうのは仕方ありませんよね?
では、そのような場合はどうしたらいいでしょうか。ここでも大切なのは思いやりです。相手に対する思いやりが、相手の心を解きほぐすことができるのです。

育児疲れでイライラしている妻には言葉だけではなく、手伝いをしてあげるのが効果的です。家事や子育てを手伝ってあげたらいいでしょう。妻に何を手伝ってもらいたいか、優しく聞いてあげてください。自分がやろうとしてしたことと、妻がやってほしいことが違うかもしれません。
また、妻がイライラしているのは、一人の時間がないことが大きな理由かもしれません。子守を積極的にやってあげて妻が一人になれる時間を作ってあげましょう。30分でも1時間でもいいのです。ゆっくり一人でお風呂に入れるだけでもホッとするものなのです。

妻側は、夫が帰ってきたときに夫がストレスを抱えているようでしたら、温かく見守ってあげましょう。家でしかリラックスできないのでしょう。疲れ切っている夫がセックスを断ってきても責めないでいてあげてください。もしも、精神的に参っているときに妻にまで責められたら夫は家庭が安らぎの場になりません。「私のことを愛していないからでしょう」などと、言われてもそうではないのです。本当に疲れているときもあるのです。休日はゆっくり寝かせてあげるなどして、家庭を安らげる場所にしてあげてください。

妊娠・出産がきっかけの場合

妻の妊娠、出産がきっかけで新婚セックスレスになった場合、夫は焦らず待ってあげてください。妊娠中は体がものすごく変わります。つわりがある人はご飯を食べるのも辛いほどですし、お腹の中に子供を宿したことで、流産の危機を危惧し、セックスに踏み切れないという人もいるでしょう。お腹が大きくなってくると、動くのが苦しくなります。寝返りを打つのも一苦労です。

出産後にセックスレスになるというケースも多くみられます。産後、母乳をあげるときに、女性の体からはセックスのときに出る女性ホルモンが充満します。このホルモンが出ることで、女性はセックスをしなくてもいいと思えてしまうのです。
また、母性が、「赤ちゃんがそばにいるのにセックスできない」と思わせるということもあります。出産の時に会陰切開をした場合は、傷が怖くてセックスできないケースもありますし、何よりも出産の後は心身ともに疲れているというのが夫からのセックスを拒んでしまう一番の原因でしょう。夫も、何度か誘ってみたものの、断られ続け、誘う気持ちも失せてきてしまう。そうしているうちに、セックスレスになってしまう。というケースがあるのです。
妊娠、出産は夫婦にとって人生の中での最大の変化のときでもあります。その時の夫の態度や言葉は妻にはとても大きなことに思えます。そして、このときに感じた感情は一生残るとも言われています。あのとき、あなたはこう言った。などと、ずっと心のなかに残るものなのです。無理強いせず、優しく待ってあげてください。そうすればきっと、妻も思いやりがある夫に心を開いてくれる日がくるはずです。

両親と同居の場合

結婚してすぐ、色々な事情で親と同居するという夫婦もいるでしょう。理想は二世帯住宅にすることですが、そうもいかない場合もあるでしょう。そうなると、夜の性生活も遠慮してしまいがちですよね。結婚したのですから、親もそういうものだと思っているはず。特に何も言ってこないとは思いますが、気になりますよね。
そんな時は場所を変えることをおすすめします。週末にホテルに行くなどしてみてはいかがでしょうか。また、ベッドよりも布団のほうが振動が少ないのでおすすめですし、2階建てで2階に住む場合は防音マットを敷くなどの工夫をしてもいいでしょう。

簡単な決め事をする

色々な理由で新婚セックスレスになったという場合、なるべく早めに解決したいものです。拒否されたほうは自分のことを愛していないのではないか、他に好きな人でもできたのか、と悩むことでしょう。ときには喧嘩になることもあるでしょう。しかし、感情的にならず、自分の気持ちを素直に相手に伝えてみてはどうでしょう。自分はこう思っている。と、思いを伝えてみてはいかがでしょうか。

人は、急に変わるのは難しいことです。相談して夫婦で小さな決め事を作ってみたらいかがでしょう。セックスレスになってしまった夫婦は知らないうちにスキンシップも減っているものです。はじめのうちは、出かけるときには手を繋ぐ。朝出かける時はキスをする。などという決まり事を作ってみるといいでしょう。そして徐々に、月に一回はセックスしようよ。と、歩み寄ってみてはいかがでしょうか。

セックスレスで離婚は出来るの?

近年、セックスレスが原因で離婚をする夫婦が増えてきているのは事実です。自分のほうはセックスを望んでいるのに拒まれるのは悲しいですよね。それが続くと愛されていないのではないかと思い詰めてしまい、「離婚」を考えるようになる人もいます。
拒んでいる方は、何かしら理由があるのですが、それが分からないと相手は辛いのです。拒んでいる方も、相手が悲しい思いをしていることをわかってあげましょう。苦しいのは自分だけではないのです。すぐに離婚に結びつけず、解決を目指していくよう歩み寄りが大切です。

セックスレスで離婚は認められている

セックスレスが長く続いた場合、民法の第770条により、離婚が認められる場合があります。

裁判上の離婚

民法第770条
夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。

  1. 配偶者に不貞があったとき。
  2. 配偶者から悪意に遺棄されたとき。
  3. 配偶者の生死が三年以上定かでないとき。
  4. 配偶者が強度の精神病にかかり、回復が見込めないとき。
  5. その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

セックスレスで離婚を求める時、5.に該当するとされます。しかし、セックスレスの期間や結婚期間などを考慮して判決が出ますので、全てのケースに当てはまることではありません。

出典:法律事務所オーセンス

新婚セックスレスで悩む人へ

結婚して、これから夫婦で長い人生を歩んでいくと進みだしたのに、セックスレスになって悩んでいることと思います。セックスは愛情の確認のひとつでもある。そう考えて、愛がなくなったのではないか。と思い悩むこともあるでしょう。
セックスレスになる原因は単純なことではなく、拒む方にも悩みがあるのです。拒まれて悲しいのはわかりますが、相手がどうして拒むのかを一度落ち着いて考えてみませんか?そして、二人で一緒に解決していきませんか?人生の中に悩みはつきものです。結婚したばかりの時期に、二人で悩みを解決して乗り切ることは今後の二人の人生にとって大切なことではないでしょうか。二人で解決することが難しかったら、相談できる機関などを頼るのもいいでしょう。
諦めず、前向きになるよう協力しあい、お互いを見つめてみてください。そして二人で解決策を探し寄り添って生きていけるよう努力してみませんか。

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