夏が近づいてくると、水遊びの時期が来ます。子供と遊ぶためにお庭に小さいプールを出すのもいいですが、せっかくなら、大きいプールや海でも一緒に遊びたいですよね。今回は、プールや海で、子供と安心して水遊びをするための必須アイテム、浮き輪をご紹介します。
浮き輪で水への恐怖を克服しよう
顔を洗うのが怖い、お風呂のお湯も怖い、という子供がたくさんいます。
一度恐怖を覚えてしまうと、大人になっても怖いまま、苦手なままという人は意外と多いです。
水への恐怖心をなくすためにも、子供のころから水に親しんでおくことが大切です。
一番水につかるチャンスが多いのは夏です。なぜなら、お風呂以外にも水浴び、プール、海水浴など、水場に出かける機会が増えるからです。
そこで、浮き輪を使って水で遊ぶことで「顔にかかっても大丈夫、水遊びは楽しい!」と子供に思ってもらえるようにすると水に対する恐怖感も和らぎます。
また、水に入る恐怖を軽減することで、学校の水泳の授業もしっかり受けられるようになるでしょう。
浮き輪を使うときの注意点
子供が立てる場合は、立ち上がったときに足が底につく水深のところで利用しましょう。公共のプールでは水深の浅い子供用プールもありますので、足の届くプールを使うといいでしょう。
浮き輪があるからといって、足の届かないプールに入ると危険です。浮き輪を使っているからといって子供だけにしたりしないようにしましょう。
基本的に子供が一人で使うことを想定して作られたものではありません。大人の目が届くところで利用しないと事故につながります。
もし、子供の様子に異変を感じたら、すぐに水からあげるようにしましょう。浮き輪の中にはお風呂で利用することが想定されていないものもあります。
その場合、お湯に弱い素材で作られていることがあります。お風呂で使えるかどうかは、説明書などでよく確認してください。
海の場合は波があります。波が高い場合、海流が早い場合は、流されてしまったり、水を上からかぶってしまうことがあります。
特に首リングタイプや、足が固定されるような浮き輪を使用している場合、ひっくり返ったり、浮き輪の上に水が入ってしまうと危険なことがあります。
海で利用する場合は、砂浜近くで使うほうが安全です。浮き輪は泳ぐための補助具であって、命を保障してくれるものではありません。安全対策のために利用するのはいいですが、過信は禁物です。
子供が使える人気の浮き輪
浮き輪にも色々な種類が出てきています。中には大人と子供が一緒に使える浮き輪というのもあります。見ているだけで楽しい子供が使える人気の浮き輪をご紹介します。
INTEX(インテックス) 社製「トランスパレントチューブ」
【アマゾン価格】503円
600円前後で販売されている、シンプルな浮き輪です。丈夫なビニール素材でできています。海でもプールでもOKで、子供から大人まで利用できます。自分で浮き輪を持てる、腕を引っ掛けて支えられるようになってから利用しましょう。
スイマーバ 赤ちゃん 浮き輪
【アマゾン価格】3,456円
生後6ヶ月から使えるうきわです。ベビーサイズとキッズサイズがあります。空気を入れるところが2ヶ所に分かれていて、もし、片方から空気が漏れても、もう片方が支えてくれるように二層構造になっています。
そのため、急に体が沈んでしまうことはありません。浮き輪にはベルトがついていて、子供の体を入れてからベルトを締めて体にフィットさせることができます。
専用のポーチと空気入れがついているセットのためお得です。
TEPSMIGO うきわ首リング
【アマゾン価格】2,180円
プールだけではなく、お風呂でも使えるうきわ首リングです。体に装着するのではなく、首に装着します。向きが決まっていて、前方にはあごをおくところがついています。梅の花の形をしていてかわいらしいデザインです。
子供 浮き輪 首リングタイプ
【アマゾン価格】1,980円
形が救命胴衣に近いです。横に幅を取ることなく体を支えてくれます。ぷかぷかと浮かんで遊ぶ浮き輪ではなく、泳ぐ練習を目的に使う人が多いようです。両手が自由になる上、抜け落ちる心配がないので安心して使えます。
座付き浮輪 パンダ
【価格】不明
穴にすっぽり入るタイプの浮き輪ではなく、足を入れて座るタイプの浮き輪です。浮き輪の空気の入った部分には、手でつかまれるように取っ手がついています。座付き浮輪はたくさんの種類の柄、形になっているものが出ています。
例えば、乗り物の形をしているものは、ハンドルがついているなど、工夫されているものなどもあります。ただし、足が固定されてしまうため、ひっくり返った際、自分で起き上がることができません。
ひっくり返ってしまわないよう注意しながら利用しましょう。
BlueField 浮き輪 フラミンゴ
【アマゾン価格】1,500円
アマゾンランキングでも1位の大人気商品が、このフラミンゴです。子供が利用するには大きいですが、とっても目立ちます。
プールでは利用制限がかかるかもしれませんので注意が必要です。人が多い海ではとても目立つので、目印にもってこいです。
この浮き輪には小さいフラミンゴが3羽ついてきます。小さいフラミンゴはドリンクホルダーとして活躍してくれます。
PLEMO ユニコーン大型浮き輪
【アマゾン価格】2,999円
最大で大人2人と子供1人が乗れる巨大な浮き輪。ここまでくると乗り物です。膨らませると、274センチと巨大になるため、公共のプールでは利用できないかもしれませんが、海水浴では楽しめること間違いなしです。
ユニコーンの首の部分にはもち手がついているので、つかまることができます。これなら家族でひとつの浮き輪を使うので、ばらばらになることなく、みんなで楽しく過ごすことができます。
もし、子供の足のつかないところへ行くのであれば、転落時に備えて、子供には小さい浮き輪をつけておいたほうがいいかもしれません。
安く浮き輪を手に入れる方法
通信販売は安くてかわいい浮き輪がいっぱいありますが、実は他にも安い浮き輪を購入できるところがあります。
浮き輪は季節のものです。温水プールなどに通うくらい、年中プールに通っている人は別ですが、夏が終わったら、次の夏まで出番がなくなることも多いのではないでしょうか。
しかも子供はだんだん大きくなるので、体にあった浮き輪を用意するには、毎年新しいものを購入する必要が出てきます。そこで利用できるのが100円ショップや300円ショップです。
時期を逃すと販売していないことが多いので、夏の間に購入するのがおすすめです。
また、毎年デザインが新しいものになりますので、毎年違うデザインの中から選ぶことができます。送料などのことを考えたら、安く購入したい人は、100円ショップや300円ショップで購入するのもひとつかもしれません。
浮き輪で楽しい思い出を作ろう
浮き輪を使うことで色々なメリットがあります。正しい使い方をすれば、海やプールでの水難事故を防止することができます。
商品によってはお風呂場でも使えるので、お風呂の浴槽につかる際の事故防止にもつながりますが、浮き輪があるからといって油断してはいけません。
大人がしっかりと見守っていられるところで使う必要があります。浮き輪のデザインは年々進化していて、形や大きさ、柄なども豊富です。
その年の流行を取り入れたり、親子で一緒に利用できるものを使って楽しみましょう。
親子で作る思い出は、一生の宝物になります。
子供が水遊びは楽しいと思ってくれることで、幼稚園や保育園、小学校などで行われるプールの時間に、子供が水を怖がらないようになります。子供が小さくても海やプールで一緒に遊んで、思い出をたくさん作りましょう。