子どもの自転車っていつ用意すればいいの?自転車の選び方とシンプルでお洒落な商品6選

子どもに自転車を与えるのはいつ頃からがいいのか、何歳くらいに買ったらいいのだろうか?いざ買ったら子どもが嫌がって乗らないということはないか、など考えたことはありませんか?確かに、子どもが何歳になったら自転車を買うかなど決まっているわけではありませんよね。今回は子ども用の自転車をいつ頃買ったらいいのか、また、オススメの自転車や練習方法についてご紹介します。

子どもの自転車、購入時期はいつ?

子どもの自転車、購入時期はいつ?

子どもに自転車を与えるのはいつ頃がいいのでしょうか。周りのお友達が買って乗っているから買う?身長が何センチになったら買う?などタイミングに迷うと思います。そこで、初めて子どもに自転車を買うときのポイントをご説明します。

初めての自転車

子ども用の自転車は身長が80センチ以上あれば乗ることが出来るものが売っています。更に、自転車にも色々なタイプのものが売っていて、ペダルがついていない「キックバイク」という自転車や、補助輪がついている子ども用の自転車があります。その子に合った自転車を買ってあげましょう。

買う時期は特に決まっているわけではありません。子どもが興味を持ったら、とか、幼稚園の入園祝いに、というタイミングで購入する人が多いようです。

体に合ったサイズの自転車を選んであげましょう

子どもに自転車を買ってあげるときは、身長にあったサイズのものを選んであげましょう。

身長に合わせたサイズ選び

『ブリジストン』のサイトを参考に、身長と自転車のインチを紹介します。

 作業療法士理学療法士
目的社会に適応するための能力回復と応用動作基本の動作の回復・維持・悪化予防
内容食事、料理、遊びやスポーツを通して心身共に回復をサポート起き上がり、筋肉強化、歩行、車椅子移乗など
活躍の場病院・リハビリテーション施設・老人保健施設・精神科病院・障害者福祉施設・児童養護施設など病院・リハビリテーション施設・老人保健施設・スポーツ関連施設など

参考元:ブリヂストンのキッズサイクル

身長に合わない自転車を選んだらどうなる?

自転車を購入する時に、今の身長にぴったりなサイズの自転車を買ったら、すぐに小さくなってしまう(子どもの身長がすぐに伸びるので)と、大きめのものを買いたくなると思います。しかし、自転車に乗ったことがない、これから練習をする子どもには大きめの自転車は危険です。

練習中に転倒したとき、地面にしっかり足がつかず大怪我をしてしまうかもしれません。ハンドルが握れず、ブレーキを上手にかけることが出来なくて、大変な事故につながってしまうかもしれません。自分の子どもの安全のため、自転車は身長に合ったものを選んであげてください。

また、高さが合っていない自転車では、練習の時に無理があるので上達しません。サドルにまたがって、足を地面につけて、足の裏がしっかり下につくものを選びましょう。もし背が伸びたら、サドルの高さは変えることが出来るので、最初はサドルを一番下にした状態で足がつくものを購入しましょう。

子どもの自転車選びのポイント

子どもの自転車選びのポイント

子どもに自転車を選ぶ時に注意すべきことはあるでしょうか。

デザイン重視で選びたい

自転車は色々なデザイン、色使いのものがあります。子どものやる気を起こさせるような自転車を選ぶと、嫌がることなく練習します。キャラクターの絵がついている自転車でテンションが上がるお子様でしたら、キャラクターの絵がついている自転車を購入して、楽しく練習をするのもいいでしょう。

サドルを高くして、長い期間使いたいという考えであれば、シンプルで飽きのこないデザインのものを選ぶのもいいですね。

ただ、一つポイントは「子どもが納得するものを買う」ということです。自分がいいと思ったもので練習をすることで、やる気が出るのです。大人でも気に入って買ったものを使う時は気分が良くなるし、やる気が出ますよね。おじいちゃん、おばあちゃんが入園祝いに買ってあげる、と言ってくださったら子どもと一緒に選ばせて欲しいとお願いしてみましょう。

安全性を重視すると安心

自転車に求めるものといえば「安全性」ではないでしょうか。その安全性を確かめる手段として、「BAAマーク」が貼付されているかということがあげられます。BAAマークとは、平成16年より、一般社団法人 自転車協会が制定した、自転車の安全基準をクリアした自転車に貼られるマークのことです。

万が一、製造上の欠陥で事故が起きた場合、製造事業者または輸入事業者の責任で事故の補償がされることになっています。

参考元:一般社団法人 自転車協会 BAA

自転車の他に揃えるものは?

2008年に道路交通法の改正により、自転車に同乗する子どもへのヘルメット着用が義務化されました。ヘルメットは、SG規格、CE規格などの安全規格を満たしているものをオススメします。その他には、膝当てや肘当てがあると、転んだ時の保護になるので揃えておくといいでしょう。

オススメの子ども用自転車

オススメの子ども用自転車

早速、子ども向けのオススメ自転車をご紹介します。

小さい子にはキックバイクがオススメ!

キックバイクとは、ペダルがついていない自転車のことです。バランスバイク、ランニングバイクとも呼ばれています。サドルに座り、地面を蹴って進む乗り物で、自転車の補助輪外しの練習として人気が出てきました。だいたいのものが、サドルの高さが変えられるので、2歳から5歳くらいまでの子どもが乗れるようになっています。

自転車に乗れるようになるためには、バランス感覚が必要になります。三輪車ではそのバランス感覚がとれないのですが、キックバイクだと身体を傾けると曲がるなどのバランス感覚を身体で覚えることが出来ます。身長が80センチ以下の子どもでも乗れるものがあるので、三輪車を買わずにキックバイクを購入する人もいます。

この自転車を買って乗る場合の注意点は、以下の通りです。

  • またがった時に、両足の裏が地面にしっかりつく
  • ヘルメットをかぶる
  • 公道では走らない

オススメの商品9選

それではここで、オススメのキックバイク、自転車、ヘルメットをご紹介いたします。

自転車デビューに最適!キックバイク

【公園の天使】プレゼントにも人気!


■楽天参考価格:3,980円(税込)

可愛くて、おしゃれなキックバイクです。スタンドがついているので公園などで遊んで休む時、立てることができます。ブレーキ付きなので、ブレーキの扱いの練習になり、ペダル付きの自転車に乗った時にスムーズに乗ることができます。とても頑丈なボディです。色のバリエーションがたくさんあるので、お子さんの好みで選んであげることが出来ます。

【BB★STAR】小さい子でもラクラク乗れる!?


■楽天参考価格:4,880円(税込)

ハンドルの部分がゴム製のグリップになっています。転んだ時に、ぶつかって怪我をするリスクを軽減してくれています。また、ハンドルの部分にはクッション製のカバーがついているので、頭や顔がぶつかった時などカバーが守ってくれます。ブレーキ付きで、ペダル付きの自転車への移行もスムーズになるよう練習できます。カラーは6色あり、好きな色を選べます。

【SCOOTRIA】バランス感覚アップに期待できる!?


■楽天参考価格:4,298円(税込)

ブレーキの練習ができるブレーキ付きキックバイクです。色は2色で、ピンクと白の可愛い色と、茶色ベースのカッコイイ色合いのものです。この茶系の色合いは子ども用の自転車ではなかなかないので、おしゃれでオススメです。タイヤは普通の自転車と同じゴムタイヤを使っています。クッション性に優れていて、音が静かです。

補助輪付き幼児向けの自転車

【ロサリオ】可愛い自転車がほしい女の子にオススメ!


■楽天参考価格:10,380円(税込)

女の子向けの可愛いデザインの自転車です。おしゃれな色使いは子供っぽすぎないので、長い期間乗れます。カゴは壊れにくいワイヤーのカゴです。サドルは2色使いでステッチが入っていて丁寧な作りになっています。

【ビスマーク】かっこいい自転車がほしい男の子にオススメ!


■楽天参考価格:11,664 円(税込)

男の子向けのカッコイイデザインです。おじいちゃん、おばあちゃんからお孫さんに誕生日や幼稚園、小学校の入学祝にプレゼントするケースも多いようです。かっこいい自転車で練習すればすぐに乗れるようになるでしょう。

【KYUZO】自転車デビューを優しくサポート!


■楽天参考価格:12,800円(税込)

ハンドルにクッション製のカバーがついているので、転んだ時に顔や頭の怪我から守ってくれます。カゴは壊れにくいワイヤーのカゴです。サドルの後ろに親がとっさの時につかめるハンドルのようなものがついています。車から気づきやすい反射板がついているのも安全に気をつけている作りになっています。デザイン、色使いがシンプルなので子どもっぽさがなく、カッコイイです。

子どもの安全を確保する!オススメのヘルメット

【nicco】おしゃれなヘルメットといえばココ!


■楽天参考価格:4,536円(税込)

赤ちゃん用の色合いが淡くて可愛いヘルメットです。安全規格のSG規格を合格している点も安心です。外側は衝撃性能に優れた素材で、中は衝撃を吸収する素材でできています。内側の部分は取り外して洗うことが出来るので、汗かきの赤ちゃんには嬉しいですね。顎の部分はアジャスターで長さを調整できます。

【PANDA RACING】デザインが豊富!


■楽天参考価格:2,980円(税込)

世界でも、最高レベルの厳しい規定をクリアした商品に承認される、CEマークを取得しています。デザインがポップなものが多く、お子さんが気に入ること間違い無し。楽しいデザインのヘルメットであれば嫌がらずにかぶってくれるでしょう。男の子用・女の子用とあるので、お気に入りを探してあげてください。

【LAZER】個性的なヘルメットが可愛い!


■楽天参考価格:3,626円(税込)

個性的な柄のヘルメットです。人とは違うものを探している人にオススメです。後頭部のダイヤルで、頭のまわりを樹脂製のワイヤーで大きさが調整できます。また、中に虫が入らないようにネットがついています。安全規格は、ヨーロッパ規格のCE規格と、アメリカ規格のCPSC規格マーク承認です。

自転車の練習方法

自転車の練習方法

自転車を買って、いよいよ練習ですね。では、どんな場所でどのような練習をしたらいいのでしょうか。

安全な場所で練習しましょう

子どもの自転車の練習は安全な場所でしましょう。練習を始めたばかりの頃は、うまく方向転換ができないため、広い場所であることが必要です。車が通らず、地面は平坦でアスファルトか砂であることが理想です。

地面がデコボコしていると、タイヤをとられて転んでしまったり、転んだ時に大きな怪我につながったりする可能性があります。そして、長いまっすぐな道がある広い場所。公園で地面が砂である場所なら良さそうです。

オススメの練習方法

  • 一番大事なのはブレーキの練習
    練習方法は様々ですが、どの練習をするにも一番最初に教えてほしいことはブレーキの練習です。身体の大きさに合った自転車でないと、ブレーキを握ることができない可能性もあるため、自転車を購入する際は、子どもがブレーキを握れるか確認してください。

    今後、いつかは公道を自転車で走る日がくるでしょう。そのことを考えて、万が一の時にブレーキをかけることが出来るということが大切になってきます。とっさの時に反射的にブレーキがかけられる。これを教えるようにしましょう。

  • ペダルを外して(キックバイクでもOK) 坂道練習
    自転車のペダルを外して、地面を足で蹴ってバランスをとるところから始めるとスムーズに乗れるようになります。最初は足で地面を蹴って進む、ブレーキで止める。という練習をしましょう。

    はじめのうちは、平坦な道で足で進む練習をします。これに慣れてきたら、なだらかな短い坂を下る練習をしましょう。坂の上から自分で地面を蹴り、坂を下ります。その際にバランスをとってまっすぐ下りてこれるように練習しましょう。急な坂や長い坂だと危険なので、ほんの少し下っているくらいの坂で練習しましょう。

  • 補助輪を片方だけつけて走る練習
    足で蹴って進み、バランスが取れるようになったら、次はペダルと補助輪を片方だけつけて、補助輪がついていないほうに曲がる練習をします。それが出来るようになったら、ついていた補助輪を外し、反対の補助輪をつけて同じ練習をします。そして最後に補助輪を両方とって、漕ぐ練習をします。

    練習の時には、親がイライラして叱ってはいけません。うまく出来たら褒めてあげましょう。そして、練習を嫌がって泣き出したらその日は中断しましょう。子どもが嫌がるのを無理やり練習させるのは逆効果です。気分転換をして、やる気が出てきたら再開するようにしましょう。

自転車保険を検討しましょう

自転車保険を検討しましょう

子どもが自転車に乗るようになったら考えてみたいことが保険の加入です。子どもの自転車に保険?と思われる方もいるでしょう。自転車の保険は、自転車に乗っていて事故にあった場合と、逆に事故を起こしてしまった場合の両方に保険を使うことが出来るのです。

10年ほど前の事故で、小学生の男の子が女性にぶつかり、その女性が意識不明になってしまったことがありました。裁判所はその小学生の男の子の親に、9500万円の賠償金の支払いを命じました。

小学生になると、友達同士で自転車で出かけることも出てくるでしょう。親がつきっきりで見ているわけにもいきません。万が一のときのために、自転車保険に入っておくことを考えてみてはいかがでしょうか。

参考元:
母親驚愕「息子の自転車事故の賠償金9500万円」の“明細”は…|産経WEST 
2019年版 自転車保険ランキング|人気保険ランキング 

楽しく練習して安全に乗れるように教えましょう

自転車の練習で、すぐに乗れるようになる子、乗れるようになるまで時間がかかる子、子どものペースによって違います。大切なのは、焦らずに練習に付き合うことです。そして、普段から大人が自転車に乗る時にルールを守って乗るのが、一番大事なことです。

自転車に乗りながらスマホをいじっている、電話をしながら自転車を漕ぐなど厳禁です。子どもは大人を見ています。社会のルールを教えるのは大人の役目なのです。

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