結婚したばかりの時にどうしたらいいのか悩んでしまうのがお義母への誕生日プレゼントではないでしょうか?実の母親なら好みや好きなものはわかるので悩むことはないと思います。しかし、お義母さんへの誕生日プレゼントととなると、何を送っていいのか悩んでしまうのではないのでしょうか?今回は、お義母さんの誕生日プレゼントの選び方のコツや、一緒に添えたいメッセージなどをご紹介させていただきます。
お義母さんの誕生日プレゼントみんなどうしてる?
結婚して増えた悩みの一つがお義母さんへの誕生日プレゼントではないでしょうか?他の家庭ではどのくらいの予算で、どんなプレゼントを贈っているのか気になりますよね。今回は、予算や選ぶ時にどんなことに注意したらいいかなど、プレゼント選びのコツについてご紹介します。
お義母さんの誕生日プレゼントの予算はいくら?
誕生日プレゼントの予算はどのくらいにしたらいいのでしょうか?安すぎるのも失礼だし、だからといって高すぎると逆に気を使わせてしまったりと悩んでしまいます。ちなみに、誕プレナビサイトのアンケートによると、父親・母親に贈るプレゼントの一般的な予算は、
- 10,000円程度
- 5,000円程度
- 15,000円程度
このような結果になっています。親御さんの立場からすると、子どもの負担にならない程度の贈り物の方が、貰う側としても安心できるようです。また、「気持ちだけでも嬉しい」「高価な贈り物は心配だ」という想いもあるため、無理して高いプレゼントを贈るよりも、まずは日頃の感謝の気持を伝えることを一番に考えるといいでしょう。
50代母親への誕生日プレゼント予算
ベストプレゼント編集部がおこなった、各世代ごとの誕生日プレゼントの予算相場に関するアンケート調査によると、
- 50代の母親へ誕生日プレゼントを贈る場合の予算は5,000円~20,000円
- あまり高額なプレゼントは避けたほうが良い
- 金額よりも気持ちを重視したプレゼントを選ぶ
60代母親への誕生日プレゼント予算
- 誕生日以外にもプレゼントを贈っている場合は10,000円前後
- 誕生日にだけプレゼントを贈っている場合は30,000円前後
- 還暦や結婚40周年など特別な年の誕生日に贈る場合は50,000円前後
70代母親への誕生日プレゼント予算
- 「5,000円〜30,000程度」という予算が全体の50%を占める
- 母親へのプレゼントであれば、実母か義母かで予算が変動する
- 実母であれば「5,000円~10,000円程度」、義母であれば「10,000円前後」
このようなアンケート結果でした。母親に関するプレゼントの予算相場ですが、ご主人にとっては母親です。そのため、アンケート結果を参考にしてお義母さんの誕生日プレゼントを選ぶといいでしょう。
プレゼントってみんなはどんな風に選んでる?
お義母さんに誕生日プレゼントを贈る時に大切なことは、
- あなたとお義母との関係
- ご主人とお義母の距離や仲の良さ
- 子どもがいるかどうか(お義母にとっては孫)
これらの要素によってプレゼント選びが変わります。また、プレゼントには形に残るプレゼントと、形に残らないプレゼントの2種類があります。今回は形に残るプレゼントを中心に、失敗しないプレゼント選びのコツについてご紹介します。
ご主人やお子さんの意見を聞いてみる
お義母さんとあなたの仲を取り持ってくれるのは、ご主人とお子さんです。そのため、まずはお義母さんのことをよく知っているご主人に「どんなものが良いと思うか」聞いてみましょう。
仮に、ご主人に聞いてもわからず、あなたがプレゼントを選んだとしてもお義母さんに誕生日プレゼントを贈る時は、必ず「旦那や子どもが選びました」と前置きをして渡すことができます。このように配慮することによって、お義母さんも遠慮なく受け取ることができます。
他の親族と被らないようにする
あなたが誕生日に同じようなプレゼントを貰ったらどうでしょうか?気持ちは嬉しいけど、ちょっと困ってしまいますよね。お義母さんもあなたからのプレゼントと他の兄弟からのプレゼントが同じようなものだったら困ってしまうと思います。
そのようなことにならないように、事前に他のご兄弟にどんなプレゼントを贈る予定か確認しておくといいでしょう。
事前に好みや希望を確認しておく
あなたとお義母さんの親密度にもよりますが、可能ならどんなものが欲しいか確認しておきましょう。もし、あまり関係性がよくないなら、時間が経てば消えてしまう形の残らないプレゼントを贈るのも一つの手段です。形に残らないプレゼントとしてオススメなのが、
- 家族での食事会を開催する
- 旅行や、旅行券をプレゼントする
- 義母の趣味に合わせてお茶やお菓子、お酒を贈る
などです。
還暦や古希の時は?
還暦は60歳、古希は70歳のお祝いです。節目となるお祝いのため、一般的には家族や親せきが集まって、いつもより盛大にお祝いをします。そのため、自分1人ではなく、ご主人や他の兄弟と話し合いどのようにするか決めましょう。
お食事会や家族や親戚で記念の旅行をするなどがオススメですが、旅行の場合は家族や親戚で日程を合わせるのが難しいため、日頃なかなか会うことのできない家族が集まってお食事会を開催するのが現実的です。
50代のお義母さんにおすすめの誕生日プレゼント3選
せっかくなら、お義母さんに喜んで貰えるプレゼントを選びたいですよね。50代の女性が喜ぶプレゼントをご紹介します。
50代の女性にプレゼントを選ぶときに大切なキーワードが上質です。今までの人生で色々なプレゼントを貰っている経験もあり、ものを見る目も肥えています。だからこそあえて、お義母さんが自分ではなかなか選ばない新鮮なものを贈ってみるのがオススメです。
定番のブリザーブドフラワー
いくつになっても女性はプレゼントにお花を貰えると嬉しいものです。生花もいいですが、上質なものを知っている50代の女性にはプリザーブドフラワーがおすすめです。プリザーブドフラワーは、花瓶がなくてもそのまま飾ることができ、長い期間楽しむことができます。
また、ブリザーブドフラワーには、ニコライ・バークマンやサンジィルディフラワーなど有名な人気ブランドが多数あります。そのため、お義母さんの好みや予算に合わせて、色々な商品から選ぶといいでしょう。
オシャレに見える大判のストール
一枚あると便利な大判のストールはいかがでしょうか?大判のストールは、秋冬は防寒対策に夏は室内の冷房対策と一枚あると一年を通して使える便利アイテムです。ウールやカシミアなどの上質な素材のストールは、実用的でかつ、おしゃれなプレゼントとして喜んでいただけるでしょう。
普段使いのおしゃれなアクセサリー
いくつになってもおしゃれなお義母さんでいて欲しい、という気持ちを込めてアクセサリーを贈ってみてはいかがでしょうか?ちょっと予算が張ってしまいますが、予算に余裕があれば、普段使いもできるアクセサリーも素敵です。
厳しい品質管理を行い上質な製品が揃っている、GINZA TANAKAのネックレスなど、普段遣いできるような上質でシンプルなアクセサリーがオススメです。
60代のお義母におすすめの誕生日プレゼント3選
60代の女性は高級なものよりも、心のこもったプレゼント喜ばれます。また、今の60代は昔の60代に比べると若々しく元気です。「今とこれからを楽しむ」をキーワードに、日頃の感謝の気持ちを伝えましょう。
小さなご家族が増えると、親は子ども達の経済状況が心配になるものです。そのため、高額なものを贈ってしまうと、逆に「無駄遣いしなくていいのよ」と心配されてしまいます。そのため、ワインやケーキなどの食品や、スカーフや傘などの普段使いできるものの方が、お義母さんも気兼ねなく受け取ってもらうことができ、かつ実用的なので喜んで貰えるでしょう。
ワインやケーキなどの食品
女性はいくつになっても美味しいワインやケーキなどのスウィーツを贈られると嬉しいものです。また、物欲があまりないお義母さんでもワインやケーキなどの消費ものであれば、嫌いな食べ物出ない限りは喜んでもらえるでしょう。
食品を贈る時は、日頃なかなか自分で買わないようなお取り寄せギフトや、なるべく日持ちをするものを選ぶといいでしょう。
スカーフや傘などファッション小物
実の母であれば洋服のサイズがすぐにわかりますが、お義母の服のサイズだとなかなか把握するのが難しいでしょう。そこでオススメなのが、スカーフや傘などのファッション小物です。
スカーフやストールは春や秋など季節の変わり目の体温調整だけでなく、夏場のクーラーの効いた室内でも重宝します。何枚あっても困りません。傘は晴雨兼用の傘であれば年中使うこともできるため、日頃のお義母のファッションに合わせて選ぶといいでしょう。
普段使いできるお財布などの革小物
お財布やバックなど毎日使うことのできる革小物もオススメです。お財布やバックは普段よく使うものの、なかなか新調する機会のないアイテムです。そのため、ちょっといいものを選んで贈ると喜ばれるでしょう。
お財布であれば、「5」の付く金額のお金を財布に入れて贈ると縁起がいいと言われているので、「何かおいしいものを食べてください」などメッセージを添えて、5,000円札を入れておくなどのサプライズをするのもいいです。
また、バックは革のバックもいいですが、予算があまりなければ普段使える便利なエコバックもいいでしょう。
70代のお義母におすすめの誕生日プレゼント3選
70代の女性は仕事や子育てから解放され、自分の趣味を楽しんだり、家でのんびりと過ごしている女性が多いです。そのため日々の生活で使えるものや、ものではなく思い出に残るプレゼントをするといいでしょう。
日常生活や趣味に役立つもの、記憶に残るものがよりいいですね。また、70歳は還暦に続いて「古希」という長寿を祝う年齢です。古希を祝う時に使う色は紫のため、さりげなくプレゼントに紫を取り入れるのもオススメです。他の年齢に比べると、70歳の女性へのプレゼントの予算は比較的高めに設定されるため、お金は余裕を持って準備しておきましょう。
思い出を残すことができるフォトフレーム
70代くらいになると、欲しいものをほとんど持っていることも多いため、物ではなく思い出をプレゼントするという意味で、お孫さんとの写真を入れたフォトフレームはいかがでしょうか?
もし、70歳の古希のお祝いでお食事会をしたのであれば、その写真をフォトフレームに納めて送ったり、フォトブックを作成するのもいいでしょう。また、遠くに住んでいてなかなか会いにいけないのであれば、お孫さんの元気な姿を見せてあげるということで、デジタルフォトフレームもオススメです。
普段使いできる洋服
お出かけの時に、さらっと羽織ることができるカーディガンなどの洋服がオススメです。いざ、選ぼうとすると悩んでしまうのがカラーだと思います。どんな色のお洋服にも合う、紺やグレーなどのカラーもいいですが、年代が上がると肌がくすんで見えてしまうため、水色やピンクなどの顔周りを明るくするカラーを選ぶのもいいでしょう。
洋服をプレゼントする時は、事前にサイズを確認しておきたいですが、どうしてもサイズがわからないような時は、フリーサイズのあるチュニックなどを選ぶのもオススメです。
普段のお出かけに使いやすいバック
70歳の女性は、他の年代に比べると自由な時間が多いため、趣味や旅行でお出かけをすることが多いでしょう。その時に使える便利なバックはどうでしょうか?選ぶ時のポイントは、使いやすさと素材のよさです。
どのようなバックを選んでいいか迷ってしまう時は、普段、お義母さんがきている色やデザインに合わせて選ぶといいでしょう。また、バックと同じ理由で外出時に重宝される帽子もオススメです。
誕生日プレゼントに添えるメッセージの書き方
誕生日プレゼントに商品だけを贈るのは、どこか味気ないですよね。そのため、プレゼントにはメッセージを添えて贈りたいところです。しかし、実際にメッセージを書こうと思った時にどんなメッセージを書いたらいいか迷ってしまいますよね。
日頃の感謝の気持ちを伝えるためのメッセージの書き方のポイントや具体例などをお伝えします。
お祝いの言葉や感謝の気持ちを伝える
お祝いの言葉や、プレゼントの詳細を書くことも大切ですが、メッセージを書く上で一番大事なことは、日頃の感謝の気持ちを伝えることです。具体的には、
- 「お誕生日おめでとうございます」
- 「〇〇歳のお誕生日おめでとうございます」
というように、シンプルで伝わりやすいお祝いの言葉を使いましょう。
健康を気遣う言葉や日頃の労をねぎらう言葉を入れる
遠方に住んでいて普段なかなか会うことができないなら、お義母さんの健康を気遣う言葉や日頃の労をねぎらう言葉を添えましょう。
例えば、
- 「元気でお過ごしですか?」
- 「お身体にはお気をつけてください」
- 「いつもお仕事お疲れ様です」
など、このようなメッセージを添えるといいでしょう。
ご主人やお子さんと選んだことを伝える
お義母さんにとってはご主人やお孫さんが選んでくれたと聞くと、さらに嬉しさが倍増します。そのため実際に購入したのがあなたでも、ご主人やお子さんに相談して選んだことを伝えましょう。
- 「主人と相談しながら、プレゼントを選びました。喜んでいただけたら嬉しいです」
- 「〇〇(子どもの名前)と一緒にプレゼントを選びました」
- 「お義父さんから〇〇(お菓子屋の名称)の洋菓子が好きだと伺ったので、〇〇(お菓子屋の名称)のお菓子を贈ります」
というように、家族みんなでお義母さんことを考えてプレゼントを選んだことや、どんな理由でこのプレゼントを選んだのかを書くといいでしょう。
お義母さんへ誕生日のお祝いメッセージ書く時注意点
せっかくメッセージを書くなら喜んでもらいたいですよね。誕生日プレゼントが台無しにならないためにも、下記の点に注意してメッセージを書いましょう。
- お義母さんという言葉は避ける
- ご主人の名前を呼び捨てにしない
- 送り主はご主人と連名
手紙やメールを送る時は、お義母さんという表現を使わないようにしましょう。お義母さんという言葉を使うと他人行儀な印象を与えてしまいます。そのため、お義母さんではなく、「お母さん」「お母さま」と書きましょう。
夫・妻の名前を呼び捨てやニックネームで書かないことが文章を書く時のルールです。必ず「○○さん」と書くようにしましょう。
仮にあなたが全て段取りをしたとしても、メッセージカード(手紙)の差出人は連名にしましょう。例えば、
ご主人の名前
内 あなたの名前
このように書いておくと、「忙しいご主人の代わりに、あなたが手紙を書きました」ということが伝わります。具体的に書かなくても、夫婦で仲よく暮らしていますというアピールになり、お義母さんを安心させることにつながります。
この機会に日頃の感謝をみんなで伝えよう
もしかしたら今、お義母さんに対し苦手意識があり複雑な関係かもしれません。しかしお義母さんはご主人にとって大事な母親です。そのため、嫁としてできれば良好な関係を築いきたいと思うのが当然です。お義母さんの誕生日は、お義母さんとの距離を縮めるいいチャンスです。プレゼントだけでなく家族みんなでの食事会を開催したり、もしくは、あなたの家にご招待して、良好な関係を築く絶好なきっかけにしましょう。