赤ちゃんが生まれる前に布団を用意するとき、布団のセットの中には毛布が入っていないものがほとんどです。赤ちゃんに毛布は必要ないということなのでしょうか。赤ちゃんに毛布は必要なのか、必要ならどのようなものを選んだらよいのでしょうか。
ベビー毛布とは
ベビー毛布とは、赤ちゃん用に作られた小さめの毛布です。サイズはメーカーによって差がありますが、70~80cm×100~120cmくらいです。
赤ちゃんに毛布は必要?
赤ちゃんに毛布を用意したほうがいいのでしょうか。布団のセットには含まれていないので、必要でしたら別に購入する必要があります。
赤ちゃんは大人に比べて、新陳代謝が活発で汗をかきやすいため、布団を何枚もかけてしまうとたくさんの汗をかいて、かえって風邪をひかせてしまうことがあります。真冬でも、バスタオルをかけてその上に布団をかければ十分だと言われています。
しかし、ベビー用の毛布は冬にベビーカーで出かける時、車でのお出かけの時、昼間部屋が温かい時期のお昼寝時に布団ではなく毛布だけを使用するなど、色々な場面で活躍してくれます。
赤ちゃんの毛布はいつからいつまで使うの?
赤ちゃん用の毛布は、新生児から2歳頃まで使用できます。体の大きさによりますが、小柄の子どもでしたらもっと長く使用できるでしょう。
赤ちゃんが大きくなって使わなくなったら、ママのひざ掛けとして使用することができるので、すぐに使わなくなるから…などと買うのを迷っている方には、購入することをおすすめします。
赤ちゃんの毛布の選び方
次に赤ちゃんの毛布の選び方をご紹介いたします。
- 洗えるもの
赤ちゃんの毛布は洗えるものを用意しましょう。汗っかきの赤ちゃんは、真冬でも寝ている時に汗をかきます。清潔を保てるように、家の洗濯機で洗えるものが一番おすすめです。 - 軽いもの
赤ちゃんが息苦しくならないように、軽い素材のものを選んであげましょう。大人でも重い布団や毛布を掛けていたら安眠できませんよね。 - 素材で選ぶ
赤ちゃんの毛布の素材は、ポリエステル(マイクロファイバーなど)、綿、ウールなどがあります。ポリエステルは、肌触りが良くふんわりした軽さで赤ちゃんを包み込むような素材のものです。綿は赤ちゃんの汗を吸ってくれ、洗濯機で洗いやすく、清潔を保てる素材です。ウールは真冬の寒い時期にお外に出る時など、赤ちゃんを包んであげることができる保温性に優れた素材です。使う時期やシーンで素材を選ぶのがいいでしょう。
赤ちゃんにおすすめの毛布14選
赤ちゃんにはどんな毛布がいいのでしょうか。おすすめの毛布を素材別にご紹介いたします。
素材がポリエステルのおすすめ毛布4選
ポリエステルの毛布はふんわりした肌触りが特徴です。ファーのようなふわふわの毛足、カシミヤのような手触り、というような毛布です。
毛布をかけた時は温かくて心地よいのですが、汗を吸ってくれる素材ではありません。使用する季節によっては赤ちゃんが汗をかきやすくなることがあるため、注意が必要です。
リトルジラフ ギフト3点セット
なめらかな肌触りは毛足が長い長極細マイクロファイバーを使っているので、ファーのようなふわふわな手触りはママもうっとりしてしまうほどです。縁取りのかわいいドットがとてもキュートで赤ちゃんがこの毛布をかけて眠っている姿を見ると幸せな気持ちになれます。
出産祝いに最適な3点セットです。大切な人がママになったときなどのプレゼントにいかがでしょうか。
ベアフットドリームズ
赤ちゃんの肌に優しく、繊細な手触りというコンセプトで作られたベビー毛布です。淡い色合いがとてもかわいく、飽きのこないデザインで男の子でも女の子でも使えます。自宅で洗濯ができますので、いつも清潔に使えます。縁取りが波状にカットされていて、細かい部分にも気を遣っているのがわかります。
ベアフットドリームズ ぬいぐるみ付アニマルブランケット
かわいいぬいぐるみがついたベビー毛布です。肌触りのいいマイクロファイバーを使用しているので、新生児の敏感な肌に優しく安心です。ぬいぐるみは赤ちゃんの初めてのお友達になるかもしれませんね。お友達への出産祝いにも喜ばれるでしょう。
カシウェア 縁取&キャップ
冬にお外へお出かけする時、被せることができる帽子とベビー毛布のセットです。毛布は淡い色合いで、色違いの縁取りがアクセントになっていてとても素敵です。手触りはカシミヤのような柔らかさで、ふわふわとした素材で吸水性に優れています。また速乾性も優れているので洗濯をして毎日清潔に使用できます。
このブランドはハリウッドセレブにも愛用されているものです。お誕生のお祝いにもぴったりです。
綿素材のおすすめ毛布7選
次に綿素材の毛布をご紹介いたします。綿素材の良い点はなんといっても、吸水性に優れている点です。汗かきの赤ちゃんは真冬でも汗をかきます。綿素材の毛布は洗濯機で洗えますので、清潔を保てるのでおすすめです。
西川ベビー綿毛布
大人の2~3倍の汗をかくと言われる赤ちゃんには、吸水性のよい綿毛布はおすすめの素材です。この西川の綿毛布は、洗濯をしても毛玉になりにくい加工がしてあるので、赤ちゃんのお肌に優しくなっています。
夏はクーラーの風から、真冬は寒さから赤ちゃんを守る便利な綿毛布です。オールシーズン使えるので、大活躍すること間違いなしです。
はぐまむ 綿毛布ベビーサイズ
高級糸を使用した綿毛布です。保温性、吸水性に優れているので赤ちゃんは汗をかいても大丈夫です。また、日本の工場で天然の綿を使用して作られているので、赤ちゃんがお口に入れても安心です。軽くて暖かいベビー毛布は赤ちゃんにも、ママのひざ掛けにしても最適です。
クリッパン
人気ブランド、クリッパンの綿毛布です。吸水性に優れ、丈夫で長持ちするというオーガニックコットンである、シュニール織コットンを使用して作られています。しっかりとした厚みがありながらも、滑らかで肌触りがよいため、赤ちゃんのお肌にも優しいです。
ウィーゴアミーゴ
オーストラリアのブランドのベビー毛布です。ダブルレイヤーのリバーシブルで柄が2種類楽しめます。デザインはシンプルですがとてもおしゃれで、2枚買って1枚はママのひざ掛けにしたいくらいです。
耐久性のある上質なコットンで作られているので、触り心地がよくやわらかな綿毛布です。毛布として使ってもよし、赤ちゃんが遊ぶ時のプレイマットとして使うのもいいですね。
ホッペッタ 6重ガーゼベビーケット
ブランド名、商品名共におしゃれで外国製のようですが、日本製の6重ガーゼ毛布です。シャンピニオンとはフランス語で、北欧のラッキーアイテムである「きのこ」を意味しています。かわいいきのこのモチーフがとてもかわいく、裏はチェック柄になっていておしゃれです。
6重ガーゼは、ふっくら感があって暑い時は汗をすっかり吸ってくれ、冬は保温性があるので一年中使えます。使っていくほどやわらかく、肌になじむ素敵な毛布です。
エイデンアンドアネイ
使えば使うほど肌になじみ、やわらかくなるというモスリンコットンを使用した綿毛布です。とても軽くて通気性の良いモスリンコットンは、毛布としてだけではなく赤ちゃんのおくるみ、授乳カバー、ひざ掛けとしてなど、多種多様に使えます。
表と裏でデザインが違うので、2種類の柄が楽しめます。大きさは120cm×120cmなので大判サイズです。2つに畳めば倍の保温性が確保できます。イギリスのロイヤルベビーも使っているという、素敵なアイテムをプレゼントにしても喜ばれるでしょう。
ネイチャー ベビー綿毛布
天然素材の綿コットンの肌触りが優しくて、敏感な赤ちゃんの素肌にも最適です。ピンク、ブルー、ベージュ、新色グリーンのかわいいパイピング部分も、もちろんコットンです。ひとつひとつ手作りのため、パイピングはランダムで縫われ、その種類は100種類以上です。
おうちで洗濯ができるので、いつも清潔に使うことができます。綿の毛布は一年中使うことができ、赤ちゃんが大きくなったらママのひざ掛けにも使用できます。
ウール素材のおすすめ毛布3選
ウールの毛布は、昔からある素材のものです。真冬の寒いお外でベビーカーや車の中で赤ちゃんにかけてあげると、とても暖かくなります。
ウール ベビー毛布プリント柄
毛布の町と言われる大阪の「泉大津市」で作られたウール毛布です。暖かいだけではなく、吸水性に優れていて、湿気を吸ったり吐いたりしてくれます。そのおかげで毛布の中の湿気が快適に保たれるので、赤ちゃんの睡眠を妨げません。毛布にはかわいいうさぎとくまがいて、少しレトロな感じがホッとしますね。
クリッパン ウール ハーフブランケット
スウェーデン発のブランドのウールの毛布です。北欧の温かみのあるデザインが世界中で大人気です。人体に害がある有害物質を含まないウールを使用した毛布なので、赤ちゃんに安心です。飽きのこないデザインで大きめの毛布なので、赤ちゃんが大きくなっても使えます。
ペンデルトン
アメリカで100年以上の歴史があるブランドで、ネイティブアメリカンのテイストが素敵なウール毛布です。天然素材を使用しているので、軽量で肌が敏感な赤ちゃんにも安心です。保温性と耐久性に優れているため長く使えます。
赤ちゃんがベビー毛布を卒業したらママのひざ掛けにしてもいいですし、ソファにかけてアクセントにしてもいいですね。
毛布を使う上で注意すること
ベビー毛布を使用する上で注意すべきことはあるのでしょうか。
寝ている間に顔にかかって窒息しないように注意が必要
寝返りができない赤ちゃんでも、手足の動きはとても活発です。眠っている間にも手足を動かしています。その際に、毛布が赤ちゃんの顔にかかって窒息してしまわないよう目を配ってあげてください。
清潔を保つ
汗っかきの赤ちゃんはたくさん汗をかきます。真冬でさえも、寝ている間に汗をかくので注意が必要です。汗をかいたら服を着替えさせることはしますが、毛布を洗うことに気付かないでいると、毛布の清潔が保てません。見た目に汚れがなくても、こまめに洗濯をしましょう。
温度調整を気遣う
真冬でも、室内は暖房をつけていたりして意外と温かいものです。赤ちゃんをお昼寝させるとき、冬だからといって、毛布の上に厚い布団をかけていると赤ちゃんは暑くて汗びっしょりになってしまうことがあります。
部屋の室温で赤ちゃんにかけるものを調整するなどして、赤ちゃんが快適に眠れるよう気遣ってあげましょう。真冬でも毛布1枚でじゅうぶん温かいということもあります。
参考元:安全性を過信しないで!使い方によっては危険度の高いベビーグッズとは?|mamanoko
毛布を上手く使って赤ちゃんに心地よい眠りを
ベビー毛布は見た目も機能性にも赤ちゃんに最適なグッズです。赤ちゃんの体にフィットし、心地よく眠るためのアイテムです。季節によって違う素材の毛布を使い分けるのもいいでしょう。
家の中では赤ちゃんの睡眠のお供に、お出かけの際は赤ちゃんを寒さから守る防寒具として、ベビー毛布は1枚あるととても助かりますので、赤ちゃんが生まれたら揃えておくことをおすすめします。