妊婦さんがする旅行「マタ旅」が大人気!いつ頃まで旅行できる?気を付けるべきことと全国各地の宿11選

妊婦 旅行

Hiroko

妊婦さんが旅行をするという「マタ旅(またたび)」が流行ってきています。マタ旅とは、マタニティ旅行の略です。赤ちゃんが生まれたら夫婦だけでゆっくり旅行をすることができなくなるので、今のうちに旅行しておこう。そういう思いで旅行するのでしょうが、実は妊娠中の旅行は正しい知識を持って、医師に相談しながらではないと、勧められるものではありません。しかし、実家が遠く、里帰りをする方や親族の結婚式などでどうしても電車や車、飛行機で遠くまで行かなければならない場合もあるでしょう。知っておきたいこと、注意点をご紹介したいと思います。

[1]妊娠中の旅行「マタ旅」は本当に大丈夫?

妊娠中に旅行をすることを「マタ旅(またたび)」と呼び、ブームのようになってきています。マタ旅をしたいという理由は、赤ちゃんが生まれたら夫婦だけでゆっくり旅行することができなくなること、妊娠初期はつわりがあったり無事に育つか不安を抱えてきた中で、やっと安定期に入って気分をリフレッシュしたいということなどあるようです。昔は妊娠中に旅行をするなど、考えられませんでした。妊娠・出産は命がけのことだという考えもありましたし、万が一の時のリスクを考えてのことだったのでしょう。

マタ旅を計画する前に知っておきたいこと

マタ旅を計画する前にしておかなければならないこと、知っておかなければならないことをご紹介いたします。

  • 必ず医師の許可をもらってから
  • 旅行を計画する前に必ず病院へ行き、旅行をしたい旨を主治医に相談してください。妊娠が分かってから検診を受けている病院でしたら、それまでの経過を知っていてくれるので、適切な判断をしてくれるはずです。もし許可をいただいたら、気をつけるべき注意点をしっかり聞いておきましょう。

  • マタ旅をしてもいい時期はいつ頃?安定期なら大丈夫?
  • 妊娠中の旅は安定期ならいいと思われていますが、安定期とは胎盤が完成し、つわりが落ち着いてくる頃ですが、決して流産の可能性がなくなったわけではありません。なので、安定期だから大丈夫というわけではないことを理解しなければなりません。

    旅行をするなら、安定期と言われる時期がおすすめなのは確かですが、中には安定期でも貧血がひどく、薬を飲んでいる人やお腹の張りが気になる妊婦さんもいます。その様な方は、旅行をやめたほうがいい場合もあります。

マタ旅をするにあたって注意すべきこと

主治医の許可をもらえて旅行ができることになったら、計画を立てますよね。マタ旅をするにあたって注意するべきこと、持ち物はどのようなものを用意したらいいのかをご紹介いたします。

  • 旅行の移動時間はどのくらい?
  • 妊娠中の旅行はあまり遠くは行かないほうがいいので、片道2時間ほどのところにしましょう。赤ちゃんが生まれる前に2人だけでゆっくりしたい、という目的でしたら遠い所へ行く必要もありませんよね。もしもの時に、すぐにかかりつけの病院へ行ける距離が理想です。片道1時間くらいでものんびりできる所はきっとあるでしょう。

    妊娠中は長い間同じ体勢でいるのは辛いですし、長い時間座っていると足がむくんで辛くなります。また、トイレも近くなりますので、移動の際はこまめに休憩をとって休むようにしましょう。飛行機の移動ですが、飛行機に乗ると具合が悪くなっても降りることができません。気圧の変化による体調不良も不安ですし、移動中は自由に立ち上がることもできません。里帰りでどうしても乗らなければならないという場合以外は、飛行機での移動は避けたほうがいいでしょう。

  • スケジュールは歩きすぎないマイペース旅
  • 目的地は、できるだけのんびりできる場所を選ぶことをおすすめします。あちこち観光をするプランですと、無理して歩いてしまいます。せっかく旅行に来ているのに疲れたと言うと申し訳ないと思い、ついつい無理をしてしまうことがあるかもしれません。おいしいお料理を食べて、ゆっくり自然を楽しむだけでも充分リフレッシュできますよ。

  • 旅行の時期はどうしたらいい?
  • 旅行の時期は安定期と言われる時期が良いのですが、インフルエンザや風邪が流行っている時期を避けるなどの配慮が必要です。この時期しか行けないからと、無理をして出かけてインフルエンザに感染してしまうということになったら本末転倒です。旅行を諦めることも必要です。

  • マタ旅の持ち物

■母子手帳
旅先で病院へかかるようなことになった場合、母子手帳があると今までの検診の様子が分かります。

■保険証
保険証と一緒にかかりつけの病院の診察券を持っていくと、万が一の時に病院へ問い合わせて今までのカルテを問い合わせることができます。

■ひざ掛け
夏でも冷房が強くて寒い場所がありますし、冬では防寒に使えます。

■使い捨てマスク
人混みに行く時に、風邪などの感染予防にマスクを持参するといいでしょう。

■パジャマ
宿に置いてある浴衣はお腹が大きい場合に着ることができない場合があります。普段着ているパジャマを持参していくと安心です。

[2]全国各地のおすすめのマタ旅の宿11選

妊婦さんに優しいプランがあるホテルの中で、おすすめの宿をご紹介いたします。おすすめのプランの中に温泉がありますが、長湯をしないように、足元に気をつけて楽しむようにしてくださいね。

東北地方

  • 【岩手県】結びの宿愛隣館



■住所:岩手県花巻市鉛字西鉛23番地
■電話:0198-25-2619
■公式サイトはコチラ

新聞やテレビでも紹介された、妊婦さんに優しいプランがある宿です。夕食は部屋でゆっくりとることが出来ます。食事はアレルギーや口に合わないものを先に伝えておくと対応してくれます。また、貸し切り露天風呂を無料で45分間で使えます。(本来は貸し切りの場合は有料)

妊婦さんに嬉しいポイントのもうひとつは、旅行に出る前に体調が悪くて行けなくなった場合、当日の朝8時までに宿に連絡を入れればキャンセル料は取られません。(通常は当日キャンセルは100%支払わなければいけません)緊急時に、宿から一番近い病院も紹介してくれます。


  • 【福島県】磐梯熱海温泉 あたたかい記憶が宿る 守田屋




■住所:福島県郡山市熱海町熱海 5-271
■電話:024-984-2620
■公式サイトはコチラ

宿から車で30分以内の場所に救急病院があります。部屋のタイプによっては、朝食も夕食も部屋でとることが出来ます。寝るときには抱き枕を用意してくれています。夕食前にハーブティーと地元のお菓子をサービスしてくれるので、ゆっくりとくつろぐことができます。安積山に面した五百川を眺めながら、貸し切り風呂に浸かってリラックスすることもできます。


関東地方

  • 【箱根】小田急箱根ハイランドホテル




■住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原品の木940
■電話:0460-84-8541
■公式サイトはコチラ

心地よく眠れるよう、抱きまくらを用意してくれています。お食事は朝食、夕食ともホテル自慢のフレンチジャポネを楽しめます。食事の内容で要望があったら、先に伝えておくと対応してくれます。体調の変化でキャンセルする場合は、前日までの場合でしたらキャンセル料は発生しません。


  • 【箱根】強羅天翆




■住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-276
■電話:0570-062-302
■公式サイトはコチラ

通常のチェックインは15時なのですが、マタニティプランの場合は14時にチェックインができます。ロビーでは足湯を楽しむことができます。そして、先着2組までが貸切露天風呂の一番風呂に入ることができます。

夕飯は、普段味わうことがない月替わりの特選懐石料理をゆっくりいただくことができます。また、妊婦には手入れが難しいかかとの角質ケアのエステメニューが20%オフで体験できます。妊婦の体調不良でのキャンセルは前日まででしたらキャンセル料は必要ありません。(当日の場合は80%のキャンセル料が必要です)


中部地方

  • 【伊豆】全室露天付客室の隠れ宿 花の雲

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■住所:静岡県伊東市富戸925-48
■電話:0557-33-1155
■公式サイトはコチラ

妊婦さん用にカフェインレスのお茶を用意してくれます。日本古来からある「よもぎ茶」は、身体の中から有害物質を排出してくれる効能が期待できます。また、女性には嬉しい「むくみ・冷え性」を解消してくれます。また、ノンカフェインのルイボス茶は南アフリカのごく一部の山にしか生息しない針葉樹から作ります。

南アフリカの先住民から「不老長寿のお茶」と呼ばれているルイボス茶は、免疫力を高める効能も期待できます。そんな身体にいいお茶を用意してくれるのが嬉しいですね。また、妊婦さん用のゆったりした寝間着を用意してくれています。お部屋には専用の露天風呂がついているので、ゆっくりと楽しめます。


  • 【熱海】オーベルジュ フォンテーヌ・ブロー熱海




■住所:静岡県熱海市下多賀1484-5
■電話:0557-68-3303
■公式サイトはコチラ

海に面した素敵なお部屋で、温泉かけ流しの露天風呂を楽しむことができます。妊婦さんに優しい食事を用意してくれ、夕飯は季節の食材を使ったフランス料理が楽しめます。抱き枕や胎教に良いヒーリング効果のあるCDを用意してくれています。通常は15時チェックインですが、早く宿に着いて休みたい妊婦さんのために、マタニティプランは14時にチェックインが出来ます。


  • 【伊勢志摩】汀渚 ばさら邸




■住所:三重県志摩市阿児町鵜方3618-74
■電話:0599-46-1189
コチラ

三重県では古くから「アワビを食べると目のきれいな赤ちゃんが生まれる」との言い伝えがあります。そして志摩では、つがいアワビ(黒アワビと白アワビ)を夫婦アワビとして食べる習慣があります。アワビに含まれるタウリンは疲労回復に効果的と言われています。こちらの宿では、つがいアワビを食事に出してくれます。

通常15時のチェックインをお部屋でゆっくりしてもらえるように、妊婦さんは14時にチェックインできます。貸切のお風呂でのんびりできるのも嬉しいポイントです。


関西地方

  • 京都 桃山温泉月見館




■住所:京都府京都市伏見区桃山町泰長老160-4
■電話:075-611-0284
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希望すれば、妊婦用のパジャマを用意してくれます。夕食は旬の食材を使った京懐石をお部屋でゆっくり食べることができます。お風呂は京都では珍しい桃山温泉という天然温泉です。肌がつるつるになる温泉につかり、旅の疲れをとることができます。

お茶菓子には女将さんがが焼いたシフォンケーキが出てきます。心温まるおもてなしをしてくれる宿でリラックスしてみませんか。


  • 【兵庫県】淡路インターナショナルホテルザ・サンプラザ




■住所:兵庫県洲本市小路谷1279-13
■電話:0799-23-1212
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妊婦さんに優しい特典がたくさんあります。通常10時のチェックアウトを妊婦さんには12時にしてくれますので、朝ご飯を食べてゆっくりと支度をすることができます。お部屋は最上階の洋室と、和室が一部屋になったお部屋を確保してくれます。眠る時はベッドでも布団でもいいので、無料貸出の抱き枕を使ってリラックスして眠ることができます。

また、お風呂は通常有料の貸切風呂を妊婦さんは無料で使えます。妊娠をすると食の好みが変わったりしますが、食の好みを事前に伝えておくと対応してくれます。体調の関係でどうしても行けなくなってしまった場合は、当日の朝9時まで連絡をすればキャンセル料は発生しません。妊娠中は体調が急に変わることもあります。それを考えると、宿を予約しても当日行けなくなったらキャンセル料を払うことになることを躊躇する人もいるでしょう。そんな時、当日にキャンセルしてもキャンセル料が発生しないというサービスはありがたいですね。


沖縄地方

  • ANA万座インターコンチネンタルリゾート




■住所:沖縄県国頭郡恩納村字瀬良垣2260番地
■電話:098-966-2212
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妊婦さんでもできるマリンメニューがあります。もちろん、かかりつけの病院に相談をして許可が出てからですが、遊覧船に乗ったりサンセットクルーズができるメニューです。バナナボートなど激しいスポーツができなくても、船に乗って夕陽を楽しむというプランもあるのでぜひ検討してみてください。

お食事の面では、妊婦さんの中には胃が圧迫されたりしていつもの量を食べることができない人もいます。そんな人のために、通常の半分の量のメニューを半分の料金で提供してくれます。これなら食事を残してしまうことはありませんね。希望者は予約の際に伝えておきましょう。また、ホテル周辺の産婦人科の情報もサイトに載っているのでチェックしておきましょう。


  • ロワジールホテル那覇




■住所:沖縄県那覇市西3-2-1
■電話:098-868-2222
■公式サイトはコチラ

お腹が大きいと動くのも眠るのも大変になります。そんな妊婦さんへ足枕、抱き枕、マッサージクッションを用意してくれています。使用したい場合は予約の際に伝えると借りることができます。また、お腹が大きい人用のマタニティパジャマも無料でレンタルできます。

このホテルは赤ちゃん連れに嬉しい「ウェルカムベビー」のプランがあるホテルです。赤ちゃんが生まれて出かけられるようになったら、今度は赤ちゃんも連れて宿泊するのも楽しみですね。


[3]マタ旅のリスクも考えておこう

妊娠中の旅行は、絶対にダメというわけではありません。病院の医師からの許可が出て、早産の危険や貧血がひどいなど、リスクを抱えた妊娠でなければ、旅行してもいいでしょう。しかし、普段とは違う環境の中でついつい無理して歩き回ってしまいがちです。もし旅行先で何かトラブルが起きてしまったら、かかったことがない初めての産院へ行かなければならなくなります。

妊娠中の通院は、妊娠してからの経過を知っていてくれてこそ安心して検診に行けるものですが、それまでの経過を知らない病院へかかるのは不安があるでしょう。そこで出産などということになったら、その後のことが大変になります。妊娠中の旅行は、ただ楽しいことだけを考えればいいというものではありません。万が一、悲しい結果になってしまった場合は悔やんでも悔やみきれません。しっかりとリスクのことも考えて医師と相談した上、決めてください。

[4]赤ちゃんが生まれてからの旅行もおすすめ

妊娠中の旅行は賛否両論あります。いろいろな考えや意見があるのは当たり前で、判断は自分でしなければなりません。夫婦2人だけで行く旅行はもうないから、と思って行かれる方もいるかもしれませんが、赤ちゃんが生まれて赤ちゃんが成長して旅行が出来るようになったら3人でする旅行も楽しいものです。

妊娠中に、お腹の赤ちゃんに何かあったらどうしようと不安を抱えながら旅行するよりも、赤ちゃんが無事に生まれてから初めての家族旅行を楽しむというのもいいのではないでしょうか。

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