生まれたばかりの赤ちゃんの肌はスベスベで、とてもきれいですよね。でも、外的刺激にとても弱く、肌の状態が変わりやすいんです。そんな赤ちゃんの肌を洗うソープは大人と同じ?ベビーソープを使うならどれがいい?ここでは、ベビーソープが必要な理由とベビーソープのオススメをご紹介していきます。
ベビーソープって必要?
赤ちゃんの肌は、特にケアしなくてもキレイだと思っていませんか?
生まれたばかりの赤ちゃんはバリア機能も未熟で、乾燥やかぶれ、あせもなど肌トラブルを起こしやすいです。しかし、赤ちゃんは痛くても痒くても泣くことしかできません。だからこそ未然に防いであげたり、できるだけ負担を軽くしてあげたいですよね。そのためには、刺激にならないように水だけのケア?それともベビーソープを使う?
そこで、ベビーソープの必要性を調べました。
赤ちゃんの肌はデリケート
赤ちゃんの肌は大人と比べ、とても繊細でデリケート。肌の薄さは大人の約半分ととても薄いため、外的刺激に弱いのが特徴です。自分の汗でさえ刺激になり、乾燥やかぶれ、あせもなどの肌トラブルが長引いて、頭を抱えるママも多いのではないでしょうか?
こうした肌トラブルの対処法は、とにかく肌の清潔を保つこと。大人用の石鹸だと刺激が強く、必要なものまで奪ってしまいます。そこで、低刺激で肌に優しいベビーソープを使うことをオススメします。
いつから使えばいい?
ベビーソープは大人用と比べると、目に入ってもしみにくいものが多く、赤ちゃんの入浴に慣れていないママやパパでも安心です。また、赤ちゃんは汗っかきで新陳代謝が活発。ミルクの吐き戻しも多いので、体の汚れは気になります。
汚れを落として肌を清潔にしないと、湿疹など肌トラブルに見舞われる可能性も高いので、ベビーソープは新生児期から使ってあげてください。
使う期間はいつからいつまで?
ベビーソープには、新生児期から使えるものだという表示はありますが、いつまでという表示はありません。これでは、いつまで使えばいいのか分かりませんよね。目安がないのは、使用する赤ちゃんによって違うからです。
その子の肌の状態を見て、ベビーソープを卒業するか継続するかはママやパパが決めてあげてください。肌に合うようであれば、無理にベビーソープをやめなくてもいいと思いますよ。ただし、沐浴剤は1~3ヶ月までと表示がありますので、それ以降は他のベビーソープに切り替えましょう。
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ベビーソープの種類
ベビーソープの種類は大きく分けて4つあります。固形、泡、液体、沐浴、それぞれ詳しく見ていきます。
【固形タイプ】洗浄力が高い!?
固形石鹸は、他のものに比べると洗浄力が高いです。そして、自分で泡だてなければならないので、量を使いすぎるという心配もありません。デメリットは泡立てる手間がかかる、溶けやすいので保管に気をつけること。
保管はソープディッシュを用意して、水に浸らないように気をつけましょう。できれば浴室ではなく、あまり湿度が高くない場所に置いておくといいですよ。
【泡タイプ】泡立てる手間がいらない!
ポンプを押すと泡が出るので、泡立てる手間が省けます。首が座っていない時期の赤ちゃんの入浴は、片手で支える場面が多いですよね。そんな時、泡立てる余裕がなくても片手でポンプを押すだけなので簡単です。デメリットは量の調整が難しいことと、使いすぎてしまうのでコスパが悪くなることです。
【液体タイプ】片手プッシュで簡単便利!
液体だと、固形タイプに比べ泡立ては簡単。液体なので片手で出すことができますが、しっかり泡立てる必要があるものは少し面倒です。泡だてないで使える商品もありますので、面倒だというデメリットは商品によります。
【沐浴タイプ】新生児にはこちらがおすすめ!
お湯に溶かして使うタイプです。新生児期はベビーバスなどで沐浴すると思いますが、その時に使うものになります。泡がたたないので滑りにくく、お湯で洗う感覚で使用することができます。また、すすぎが必要ないので、すすぎ残しの心配もありません。洗浄力はそれほど高くないので、汚れが目立ってくる新生児期以降の使用はあまりオススメできません。
ベビーソープの選び方
ベビーソープは、子どもの肌に合ったもの、ママやパパが使いやすいものを選ぶと間違いないですね。口コミなども気になりますが、子どもの肌は十人十色。自分の子には合わない場合もありますので、気長に試しながらベビーソープを選びましょう。
洗浄力や保湿効果などで選ぶ
すでに肌トラブルがある場合は、その症状に合ったものを選びましょう。洗浄力ばかりに目がいって保湿効果がおざなりになりがちですが、必要なものを奪わないことも大事になります。低刺激で乾燥しないベビーソープは、肌トラブルの味方になってくれますよ。
使い心地で選ぶ
赤ちゃんは自分の意思を伝えることが難しいので、ママの使い心地や赤ちゃんの皮膚の状態で選ぶことになると思います。ママ側からすると使いやすい容器や、泡切れのよさなど、ベビーソープの使い勝手は大切ですね。赤ちゃんの入浴を1人で行うのか、誰かに手伝ってもらえるのかも、ベビーソープを選ぶ上で大切なポイントになります。
コスパで選ぶ
価格で選ぶなら、固形タイプや詰め替え用があるベビーソープがオススメです。赤ちゃんの体は小さいので、1回に使う量は少量。しかし、ベビーソープの価格帯は幅広く、オーガニック製品やこだわって作ってあるものは高価です。金額がピンキリのものだから、コスパで選ぶのもいいですね。
ベビーソープのオススメ16選!
それでは実際に、ベビーソープのおすすめ商品を種類ごとに見ていきましょう。
【固形タイプ】おすすめ4選
neobabyベビーソープ
国産オーガニックベビーブランドneobabyのベビーソープです。材料は「食べられるもの」を基本として作られています。誤って食べないことが大事ですが、赤ちゃんの口に入っても自然由来成分100%だから安心です。合成香料・合成界面活性剤・合成防腐剤・パラベン一切不使用。
パックスベビー ソープ
赤ちゃんの皮脂にも含まれるパルミトイルオレイン酸を多く含むマカデミアナッツ油配合。合成界面活性剤、合成酸化防止剤など不使用。無香料・無着色。グリセリンがしっかり含まれているため、石鹸が溶けやすいというレビューがいくつかありました。浴室に保管しないことが長持ちさせるコツです。
無添加・無香料の自然石けん「あかちゃんのほっぺ」
天然成分100%の無添加・無香料の優しい石鹸です。アトピー肌、敏感肌、乾燥肌の人にもオススメされているので、赤ちゃんだけではなく家族みんなで使うことができます。合成界面活性剤・合成着色料・酸化防止剤・保存料など不使用。泡のきめが細かく、使い続けると大人でもツルツルになるとのレビューが多くありました。
乳化・なませっけん
合成界面活性剤、防腐剤や防酸化剤等は一切添加されていない、純石けん成分のみで作られています。人の皮脂に近い組織構造の石鹸素地は低刺激で、アトピー性皮膚炎や敏感肌にもオススメです。乳児湿疹はもちろん、大人のアトピーにも効果があったとのレビューがありました。
【泡タイプ】おすすめ4選
ベビーブーバ(babybuba)オーガニックシャンプー
パッケージが可愛いのでそこだけに目が行きがちですが、品質もオススメです。アミノ酸系のオーガニックベビーソープです。原料は99%以上が天然由来成分。皮脂を落としすぎないので、優しく汚れを落としてしっとりした肌になります。
パラベン・シリコン・合成ポリマー・合成着色料・合成香料・石油由来成分は一切使用されていません。赤ちゃんがリラックスできるようにとラベンダーの香り付けがされていますので、香りも重視したいという方にオススメです。
エトヴォス(ETVOS)公式ショップ全身ボディーソープ
ベビーソープですが、口コミ化粧品サイトでは朝の洗顔用として評価が高いようです。アミノ酸系の洗浄成分なので刺激が少なく、肌に優しい。赤ちゃんだけではなく、大人も使っているという声が多い商品です。また、目にしみないというレビューもありましたので、目に入るのが心配なママも安心して使えます。
アロベビー オーガニック ベビーソープ(ALOBABY)
ダマスクバラ花油、ラベンダー油が配合されていて自然な香りがします。99%以上天然由来成分の国産オーガニックソープです。レビューを見ると、湿疹ができやすいお子さんにとリピートされている方や、同ラインのボディークリームと併用されている方が多いようです。
パックスベビー 全身シャンプー
赤ちゃんの皮脂に含まれるパルミトオレイン酸が豊富なマカデミアナッツ油が配合されています。赤ちゃんの肌に馴染み、優しい洗い上がりです。合成界面活性剤、合成酸化防止剤など不使用、無香料・無着色。
【液体タイプ】おすすめ4選
バーツビーズ ベビービー ティアーフリー シャンプー&ウォッシュ
ほんのり甘く、優しい香りが特徴の液体ベビーソープです。目にしみにくいのもポイント。95%以上が天然由来成分で、化学合成した防腐剤や着色料は使用されていません。地球に優しく、人にも優しく、さらにノーアニマルテストということで動物にも優しい商品です。バブルバスとしても使うことができます。
エルバビーバ(erbaviva)ベビーボディーウォッシュ
100%天然由来成分で、赤ちゃんの肌も優しく洗い上げます。美容液成分も配合されているので大人の敏感肌にもオススメの商品です。柑橘系の優しい香りです。レビューを見ると泡切れ、泡立ちがとても良く、肌荒れにも効果があるようです。
neobabyベビーソープ&シャンプー
固形石鹸でもご紹介したneobabyの液体タイプのベビーソープです。こちらの商品は泡立てなくても使うことができます。スキンケア成分が多いので直接肌に塗っても刺激になりません。
マッサージ感覚で洗うことができます。こちらも100%自然由来成分。合成香料/合成界面活性剤/合成防腐剤/パラベン一切不使用。
青森ヒバの無添加 液体石鹸 カミノズ フエベス
■公式サイト:https://caminoz.com/products/127
防腐剤が使用されている輸入のせっけん素地を使用しないため、薬品に弱い肌でも安心して使うことができます。原料から一貫して無添加の商品です。ヒノキに似た心安らぐ香り。合成界面活性剤・石油由来原料・ポリマー・シリコン不使用。化学合成の防腐剤・発泡剤・酸化防止剤・色素・人工香料・金属封鎖剤一切無添加。
【沐浴タイプ】おすすめ4選
ベビーマドンナ沐浴剤
初めてのママやパパに人気の、すべりにくく洗い流す必要のない沐浴剤です。ベビーバスの中に入れるとお湯が乳白色になります。無着色、無香料、弱酸性、パラベンフリー。無香料だけど、ほんのりパルマローザの香り。
スキナベーブ
昔からある商品なので、ママやパパの両親からすすめられたことがあるかもしれません。油分を抑えてすべりにくく、こちらもお湯から上げるときは上がり湯の必要はありません。近所のドラッグストアでも販売していますので、身近で買えて便利です。
アイクレオ ベビー ベイジングリキッド
粉ミルクで知られているアイクレオの沐浴剤です。胎脂に着目して作られたスキンケアシリーズも、ドラッグストアなどではよく目にすると思います。1日に何度も使える優しい処方で、すすぎ不要です。目にしみにくい低刺激、弱酸性。お湯の色は変わりません。
こちらは沐浴剤ではありませんが、肌ストレスになる残留塩素(水道水に含まれるカルキ)を中和して、ほぼゼロにしてくれる商品です。ベビタブをお風呂に入れるだけで、皮膚の表面のアカや汚れを落としてくれるので体を洗う必要がありません。赤ちゃんと一緒にゆっくりお風呂が楽しめます。重曹とクエン酸で出来た入浴剤だから、赤ちゃんにも安心です。
正しく選んで赤ちゃんの肌を守ろう!
泡や液体など、さまざまな種類のベビーソープを見ていきました。いくつかご紹介した中に、ピンとくるものがあれば嬉しいです。
赤ちゃんの肌の状態が保たれることはもちろんですが、赤ちゃんとのお風呂の時間が楽しい時間になるともっといいですよね。そのために、ベビーソープで赤ちゃんを肌トラブルから守って、ママにとっても赤ちゃんにとっても楽しい入浴時間になることを願っています。
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