すべすべで繊細な赤ちゃんのお肌。この肌をみずみずしく保つために、ベビーローションを使用するママもいらっしゃるでしょう。でもベビーローションといっても、たくさんの種類が売っています。どのベビーローションを使ったらいのでしょうか。ここではベビーローションの必要性と、おすすめのベビーローションをご紹介していきます。
- 1 ベビーローションとは
- 2 オススメのベビーローション
- 2.1 【ALOBABY(アロベビー)】オーガニックミルクローション
- 2.2 【For fam(フォーファム)】ボディローション
- 2.3 【WELEDA(ヴェレダ)】カレンドラ ベビーミルクローション
- 2.4 【ETVOS(エトヴォス)】ベビーローション
- 2.5 【erbaviva(エルバビーバ)】ベビーローション
- 2.6 【Asahi(アサヒ)】ミルふわ ベビーミルキーローション
- 2.7 【ROHTO(ロート)】ベビーセバメド モイスチャーローション
- 2.8 【arau.(アラウ)】ベビープラス モイストローション
- 2.9 【natural science(ナチュラルサイエンス)】ママ&キッズ ベビーミルキーローション
- 2.10 【丹平製薬】アトピタ ベビーローション 乳液タイプ
- 3 ベビーローションを使用するときの注意点
- 4 赤ちゃんの肌に合ったベビーローションを選んであげましょう
ベビーローションとは
ベビーローションとは、赤ちゃんの肌を保湿することが目的のものです。つけ心地がサラリとしたタイプのもの、しっとりとしたタイプのものなどがあります。
赤ちゃんの肌に水分を補う目的で作られていて、赤ちゃんの肌に優しい成分でできているものが多いのが特徴です。
ベビーローションは必要なのか
赤ちゃんにベビーローションを付ける必要はあるのでしょうか
- 赤ちゃんにベビーローションが必要な理由
- ベビーローションの塗り方は?
- ベビーローションを塗るタイミングは?
赤ちゃんは新生児の頃、ホルモンの関係で皮脂分泌が盛んです。この頃はベビーローションを保湿のために使うのではなく、赤ちゃんの肌を清潔に保つという意味合いで肌のスキンケアをしてあげましょう。
生後3ヶ月を過ぎると、赤ちゃんの肌は皮脂分泌が減って、肌の水分量が減ってきます。そのため、肌は大人とあまり変わりない水分量となります。この頃から赤ちゃんにベビーローションを塗ってあげる必要があります。
赤ちゃんの肌はとても敏感です。そして皮膚の厚さは大人の半分くらいしかなく、大人の肌と違って赤ちゃんの肌は中性に近いため殺菌が繁殖しやすくなっています。
肌の水分量が少なくなると、外からの刺激に弱くなります。おむつかぶれや湿疹ができてしまうかもしれないので、保湿は大切です。
ベビーローションを冷蔵庫の中に保管している方は多いでしょう。赤ちゃんは冷たいローションを急に塗られたら驚いてしまいます。塗る前にママの手のひらになじませて、温かくしてから塗ってあげましょう。
塗る場所は、顔、背中、お腹、手足と全身に塗ります。顔は乾燥しやすい、目のまわりや口のまわりに塗ってあげてください。塗る時は、目や口に入らないように気をつけてあげてください。
全身にベビーローションを塗ることで、全身のマッサージをしながら健康の管理もできます。全身を観察することで何か気になることがあったら早く見つけることができます。
乾燥しやすい時期といえば、冬ですね。しかし、実は肌の乾燥は冬だけではなく、一年中気にしなければならないのです。夏はエアコンで肌が乾燥します。こまめにベビーローションで肌を保湿してあげてください。
他の季節も赤ちゃんの肌を保護するためにも、ベビーローションを塗ってあげましょう。また、お風呂あがりが特に乾燥しやすいので、お風呂からあがったら全身に塗ってあげましょう。
ベビーローションとベビーオイルの違い
ベビーローションが赤ちゃんの肌の「水分を補う」目的で使用するのに対し、ベビーオイルは赤ちゃんの肌の「保湿」を目的に使用します。
使い方は、まずベビーローションを赤ちゃんの全身に優しく塗ってからベビーローションが乾いてしまう前にベビーオイルを塗り込んでいきます。ちなみに、ベビーオイルとベビーローションは優しい成分でできています。大人にもおすすめなので、ママも赤ちゃんと一緒に使用してみてはいかがでしょうか。
どんなベビーローションを選べばいいのか
ベビーローションは、いろいろな会社からさまざまなものが売られています。どれを使ったらいいのか迷ってしまいますよね。では、どんなところを気をつけて選べばよいのでしょうか。
- 安全性を重視~低刺激のもの~
- 保湿力の高いもの
赤ちゃんの肌はデリケートです。刺激が強くないものを選んであげることが必要です。低刺激のものというと、どういうものをいうのでしょうか。
まず気をつけたいことは「着色料」と「香料」が含まれていないものを選ぶということです。赤ちゃんにとって、着色料と香料は全く必要がないものなのです。
香料は天然のものならよいのですが、合成のものですと赤ちゃんの肌に刺激を与えてしまうので気をつけましょう。
また、ベビーローションの成分がなるべく少ないものを選ぶことをおすすめします。成分が少ないということは、それだけシンプルだということになります。
ベビーローションは赤ちゃんの肌を保湿することが目的で使うものです。ですから「保湿力」は大切です。しかし、保湿力が高いだけではなく、赤ちゃんの肌に優しいシンプルなものを選ぶことが大切です。
オススメのベビーローション
たくさん売っているベビーローションですが、インターネットの売上人気商品を中心にいくつかのベビーローションをおすすめします。
【ALOBABY(アロベビー)】オーガニックミルクローション
楽天をはじめ、有名ショップで人気のある商品です。人気の秘密は、天然成分のホホバ種子油とシアバターを配合しているところです。
アロベビーミルクローションの主な成分は、母乳の資質に近いと言われているオリーブ油、保湿効果の他に皮膚を保護する作用があるシア油、ビタミン数種類を含み肌の乾燥を防ぐ効果があるホホバ種子油、乾燥による肌トラブルを防ぐヒマワリ油、色々な肌のトラブルからの改善に有効なイタドリ根エキスでできています。すなわち、主成分が天然のものなのです。
また、ラベンダーとローズから抽出された天然アロマオイルを配合しているので、リラックス効果を期待できます。香りは天然のオイルの香りですので、敏感な赤ちゃんの肌に安心です。使ってすぐに保湿効果を実感できるおすすめのミルクローションです。
【For fam(フォーファム)】ボディローション
ファーファムのボディローションは、天然の成分で作られた赤ちゃんから大人まで使える、肌に優しいボディローションです。低刺激で保湿力に優れているため、肌が敏感な赤ちゃんでも使用できます。
もともと肌に存在するセラミドを5種類配合したことで、肌の乾燥を防ぎます。また、5種類の植物オイルを配合し、肌を柔らかく保つ働きをします。
赤ちゃんの敏感な肌に優しい弱酸性で、着色料や香料などの肌にはよくない成分を一切使用していません。無香料なので、香りに敏感な妊婦さんでも使用することができます。
パッケージはおしゃれな外国風なものですが、厳しい品質管理のもと日本の工場で作られています。赤ちゃんには安心できるものを選んであげたいですよね。
【WELEDA(ヴェレダ)】カレンドラ ベビーミルクローション
自然医薬品メーカーが、ドイツの助産師と薬剤師の声を聞いて開発した赤ちゃんの肌に優しいミルクローションです。
合成香料や合成着色料などの肌に悪い成分は一切使用せず、世界基準のオーガニック認証Natrue(ネイトゥルー)を獲得しています。
カレンドラベビーシリーズは長年ヨーロッパの人々に愛されてきました。カレンドラとは日本では「キンセンカ」と言ったほうが分かりやすいでしょう。オレンジ色がきれいな花です。
このカレンドラのエキスを配合したベビーミルクローションは赤ちゃんの肌に潤いを与えて健康に保ちます。ライトなつけ心地のカレンドラベビーミルクローションは、お風呂上がりで肌が温まっている時に塗るのが効果的です。お顔から体まで全身に使えます。
【ETVOS(エトヴォス)】ベビーローション
このベビーローションは、もともと肌に存在する保湿成分セラミドをほどよく配合しています。実は、セラミドは多く配合されていればそれだけ肌が潤うというものではないのです。
セラミドが多すぎると肌が敏感な赤ちゃんには負担がかかってしまう場合があるのです。
また、角質内に必要なアミノ酸も配合されていて、乾燥や肌荒れから肌を守ってくれます。エトヴォスベビーローションは防腐剤無添加なのですが、使用期限2年です。
無香料なので、匂いに敏感な妊婦さんでも使えます。さらっと肌に馴染みベタつきがなく使用できます。
【erbaviva(エルバビーバ)】ベビーローション
1996年に、アメリカのカリフォルニアに住む夫婦が自分たちの子どものことを思いながら、オーガニックのスキンケア製品を作るための会社を立ち上げました。それがエルバビーバです。
製品はオーガニック原料を使っています。有害な農薬などは一切使用せずに、オーガニックの原料を使って製品を作ることにこだわっています。
色や香りも植物エキス自体のものを使うようにしているので、肌に悪い合成香料などは一切入っていません。
ベビーローションは、カモミールとマンダリンのほのかな香りが心地よい乳液タイプのローションです。肌に塗るとすーっと角質までしみわたるような心地よさです。赤ちゃんのお肌をもちもちにしてくれます。
【Asahi(アサヒ)】ミルふわ ベビーミルキーローション
ミルふわベビーミルキーローションは、しっとり保湿を実現した商品です。赤ちゃんの肌は繊細でデリケートです。汗っかきですが、乾燥もしやすい赤ちゃんの肌は常に清潔にしてあげることが大切です。
母乳にも含まれる肌への保湿効果がある成分、オリゴ糖・リン脂質・イノシトール・セラミドを配合しています。
伸びがよく、少量でも広がって肌を潤すことができるうえに、翌朝までしっとり感が続きます。赤ちゃんのデリケートな肌にも安心して塗ることができ、無香料で無着色です。
ポンプタイプでたくさん入っていて比較的お求めやすい価格なので、赤ちゃんの肌の保湿に存分に使ってあげることができます。
【ROHTO(ロート)】ベビーセバメド モイスチャーローション
ドイツで誕生したモイスチャーローションです。外部からの刺激から肌を守る皮脂膜は弱酸性の保護膜です。この弱酸性の成分で赤ちゃんの肌を保護し、うるおいを保ちます。
入浴後の赤ちゃんの肌に塗ってあげることで肌を保湿します。肌の弱い大人にもおすすめです。
【arau.(アラウ)】ベビープラス モイストローション
弱酸性のモイストローションです。赤ちゃんのお肌に優しい成分を配合しています。赤ちゃんの全身に使えるので、お風呂上がりに塗ってあげましょう。
しっとりさらさらの使い心地で、香りは天然ハーブの香りです。アラウのシリーズは、赤ちゃん用の洗濯洗剤や身体を洗うボディソープなどもありますので、使ってみてはいかがでしょうか。
【natural science(ナチュラルサイエンス)】ママ&キッズ ベビーミルキーローション
皮膚科医の協力を得て開発されたスキンケアシリーズのベビーミルキーローションです。胎脂に近い成分のベビーズアマルジョンが肌を保護し、潤いをサポートします。
羊水に近い近いとされるミネラルイオンや母乳に近い潤い成分の8種のアミノ酸が赤ちゃんの肌をしっかり保湿します。なめらかなつけ心地で、ベタベタしません。ママも一緒に使えますので、妊娠中から使ってもいいですね。
【丹平製薬】アトピタ ベビーローション 乳液タイプ
アトピタは20年以上愛されている信頼できるブランドです。肌トラブルの原因になる肌の水分と油分不足に注目し、肌のうるおい補給成分と天然成分のヨモギエキスを配合しています。肌が乾燥したり、かゆくなったりするのは、水分や油分が足りないからそれを補給する必要があるのです。赤ちゃんの肌に合わせた弱酸性のモイストローションで、べたつかずしっとりさらさらの使い心地です。
ベビーローションを使用するときの注意点
赤ちゃんにベビーローションを使う時は注意しないといけないことがあります。赤ちゃんの肌はデリケートなので、大人以上に気をつけないといけません。
使用前にパッチテストをする
ベビーローションを初めて使う時は、いきなり赤ちゃんの顔に塗らないようにしましょう。赤ちゃんの顔の皮膚は大人に比べて非常に薄くデリケートです。
ですから、使用する前は必ずパッチテストをしましょう。いくら、天然成分配合で肌に優しいというベビーローションでも、全員の赤ちゃんの肌に合うとは限りません。パッチテストをしてから使用するようにしましょう。
パッチテストのやり方は、赤ちゃんをお風呂に入れたあとに、肘か膝の裏に10円玉くらいのベビーローションを塗ります。1~2日置いて、肌が赤くなっていなかったら使用しても大丈夫ということです。もし、テストの時に塗ってすぐに赤くなるようだったら洗い流して使うのをやめましょう。
使用期限を守る
ベビーローションは無添加、防腐剤を使っていないものが多いため、使用期限も比較的短めに設定されています。記載されている使用期限ですが、これは未開封の場合の期限です。
開封したらなるべく早く使い切るようにしましょう。開封した場合はだいたい3ヶ月以内に使い切るといいでしょう。ベビーローションは赤ちゃんだけでなく、大人にも使用できるので、3ヶ月以内に使い切れないようでしたらママも使うなどして無駄がないようにしましょう。
湿疹などが出たら使用をやめる
パッチテストをして使用を開始したあとに肌にトラブルが出てしまった場合は使用をやめましょう。ひどい時は皮膚科を受診するようにしましょう。
赤ちゃんの肌に合ったベビーローションを選んであげましょう
ベビーローションは、赤ちゃんの肌を保湿してくれるものです。季節を問わず、赤ちゃんのデリケートな肌に塗ってあげましょう。大事な赤ちゃんのきれいな肌を守るためにも、ぜひ赤ちゃんの肌に合ったベビーローションを選んであげてください。