赤ちゃんのベビージムはいつから用意するの?素材別おすすめ商品10選とママの手作り3選

赤ちゃんが生まれて、おもちゃをあげたいと思った時にすぐに思いつくものはなんですか?まだ寝返りができない赤ちゃんが楽しめるおもちゃ、ベビージムを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。ベビージムはどのようなおもちゃで何歳くらいまで使えるのか、どんなものがおすすめなのか、ご紹介していきます。

ベビージムとはどんなものなの?

ベビージムとは、プレイマットの上にアーチがついていて、そのアーチにおもちゃが吊り下げてあったり、マットにも仕掛けがしてあり、赤ちゃんが動かしたり指でいじったりして遊べるおもちゃです。プレイマットがついていないタイプのものもあり、赤ちゃんを布団に寝かせて赤ちゃんが眺めるようになっています。

ベビージムはいつからいつまで使えるの?

ベビージムは寝返りができない新生児の頃から2歳くらいまで遊べます。はじめの頃はカラフルなおもちゃを眺めて、おもちゃが揺れる様子を目で追う様子が見られます。そのうち、手を伸ばして目の前にぶら下がるおもちゃを触ってみるでしょう。手で触るとおもちゃが揺れるということが分かって、「楽しい」という気持ちが芽生えてきます。

寝返りをするようになると、うつ伏せになってマットの仕掛けで遊ぶことができます。お座りができるようになると、ぶら下がっているおもちゃやマットのおもちゃで遊べます。このように赤ちゃんの成長に合わせて色々な刺激を与えて、楽しませてくれるのがベビージムです。

ベビージムがあると良い点

ベビージムは赤ちゃんに必要なものなのでしょうか。答えは、絶対に必要なものではありません。しかし、良い点があるので、赤ちゃんがいる多くのおうちにはベビージムがあるようです。

  • 赤ちゃんが一人遊びしてくれる
  • 赤ちゃんが一人遊びしてくれるその間に家事などができ、ママにとっては嬉しいポイントです。一人で寝返りができない赤ちゃんでも、ベビージムにぶら下がるおもちゃをじっと見つけるだけで、赤ちゃんの視覚に刺激を与えてくれます。

    メロディが流れるものもあって、赤ちゃんがぐずっている時に流したり、遊んでいる時にメロディを流すと知らない間に寝ていることもあります。クラシックの子守唄や童謡など、いろいろなメロディが流れるものがあります。

  • 赤ちゃんに良い刺激を与えてくれる
  • 赤ちゃんは最初、揺れるおもちゃに興味を持ちます。新生児の頃はまだ視力があまりよくないので、カラフルではっきりしした色のおもちゃを与えてあげるといいのです。ベビージムはそれを実現し、アーチの部分に大きめのカラフルな色合いのおもちゃを吊り下げている物が多く見られます。

    最初のうちは吊り下がっているおもちゃを目で追うことしかできない赤ちゃんですが、だんだんと動けるようになっていくと、自分の意志で手を伸ばしておもちゃを触ろうとします。触って音が出ることが分かると、それが楽しくて何度も手を伸ばして触ろうとします。

    そういうことを通して、こうしたら音が鳴るなど遊びながら、赤ちゃんは「ものを予測する力」を養っていくのです。また、おもちゃを指先で触ったり押してみたり、回してみることで手先の動かし方も学んでいきます。

  • 付属のおもちゃが取り外せて単体でも遊べる
  • だいたいのベビージムは、ついているおもちゃを取り外して遊ぶことができます。そのため、新たに別のおもちゃを購入せずにすみます。部屋の中で遊ぶおもちゃや、アーチの部分にぶら下がっているおもちゃは、取り外してベビーカーの取っ手につけることもできます。

ベビージムの選び方

それでは、ベビージムを選ぶ時に注意すべき点はあるのでしょうか。まずは、赤ちゃんが喜んで遊んでくれるベビージムを選んであげたいですよね。どんなところに注意して選んだらよいのか、考えてみましょう。

ベビージム素材は主に3つ

ベビージムの素材は大きく分けて3つのものがあります。それぞれの特徴がありますので、赤ちゃんに合ったものを選んであげてください。

  • 布製のベビージム
  • プレイマットの部分が布でできているベビージムです。マットの部分は赤ちゃんを寝かせる場所なので、クッションが入っていて柔らかく、安全にできています。布製のベビージムは折りたたんでコンパクトに収納できるものが多いので、使わない時はしまっておけます。

  • プラスチック製のベビージム
  • プラスチック製のジムのいいところは軽くて移動が楽だというところと、こまめに拭いて清潔に保つことができるという点です。形はブランコのような形のものが多く、つかまり立ちができるようになったら、ベビージムにつかまって立ったり、ベビージムを押してあんよの練習をすることもできます。

  • 木製のベビージム
  • 木製のベビージムの特徴は優しい手触りとぬくもりです。木のおもちゃはシンプルな分、子どもの創造力をかきたててくれます。シンプルですが、優しい色使いのものが多く、部屋のインテリアとしても馴染みます。

ベビージムを選ぶときに気を付けること4つ

次に、ベビージムを選ぶ時に注意すべき点はどんなものがあるのでしょうか。

  • 安全性
  • どんなおもちゃでもそうですが、一番大切なのは安全だということです。ぶらさがっているおもちゃが少し触っただけで落ちてきてしまったら、赤ちゃんの顔を傷つけてしまうかもしれません。赤ちゃんのために安全面を確認して選んでください。

  • 清潔を保てる
  • 赤ちゃんはなんでも口に入れてしまいます。ベビージムもそうでしょう。寝返りをするようになったら口が届くところは舐めたり、噛んでみたりします。いつも清潔で遊べるように、洗うことができる、またはアルコールなどで拭くことができるものを選んであげましょう。

  • 赤ちゃんの興味を引くしかけがある
  • 赤ちゃんはカラフルな色彩のものを好みます。新生児の頃はそれほど視力がよくないので、はっきりした大きめのおもちゃが赤ちゃんの興味を引くでしょう。触って遊んだり、揺らして遊んだりする仕掛けがあって、赤ちゃんの興味を引くものを選ぶといいですね。

  • 長く遊べる
  • ベビージムの良い点は、長く遊べるというところです。ねんねの時期から歩けるようになってからも仕掛けのおもちゃで遊べるように、飽きのこないデザインや仕掛けがあるものを選ぶようにしましょう。

おすすめの人気ベビージム10選!

早速ですが、ネットで人気のおすすめのベビージムをご紹介します。

お昼寝のときにも使える布製のベビージム4選

布製のベビージムはマット付きのものなので、マットの上に寝かせてお昼寝させることができます。そのため、赤ちゃんが寝ても安全なベビージムを選んであげてください。

【タカラトミー】くまのプーさんボックスにへんしんジム

ねんねの赤ちゃんの頃は眺めて遊び、おすわりができるようになったらマットの上で座っておもちゃで遊べます。また、マットはたたんでテントのような形にして遊ぶこともできます。

プーさんのおもちゃからは心地よい子守唄のメロディや子守唄が流れます。いろいろな遊び方ができるので、長く遊べておすすめです。

【Fisher-Price(フィッシャープライス)】レインフォレスト・デラックスジム2

たくさんのおもちゃや仕掛けがついている楽しいベビージムです。ねんねの時は、カラフルなおもちゃを眺めて楽しみます。手を伸ばすと動物たちがゆらゆら揺れます。

音楽が流れて、ライトもつきます。アーチの下の方にはループでおもちゃを取り付けて赤ちゃんのハイハイを誘います。おもちゃは取り外して手で持って遊べたり、ベビーカーに取り付けることもできます。

【Fisher-Price(フィッシャープライス)】あんよでキック! 4WAYピアノジム

このベビージムにはピアノが取り付けられていて、短い音楽や最長15分の音楽が流れる2つのモードを選べます。ピアノ、アーチ、おもちゃは取り外しができるので、単体でも遊ぶことができます。

ねんねの赤ちゃんには揺れる可愛いおもちゃが赤ちゃんの視覚を刺激します。寝返りができるようになったら、マットについた指遊びができるおもちゃで遊べます。

おすわりができるようになったら、ピアノを触ったりぶら下がっているおもちゃで遊ぶことができます。

【Tiny Love(タイニーラブ)】ジミニー・トータルプレイグラウンド


マットのヘリを立ち上げると、ママのお腹の中にいるような安心感を与えてくれます。赤ちゃんは囲まれた狭い空間のほうが安心できるのです。

もちろん、ヘリを倒して使うこともできます。タッチパネルはあんよのキックで動物の鳴き声や楽しい音楽が流れます。また、モードを切り替えるとモーツァルトの曲が約10分流れるので、ねんねの時に流してあげてもいいですね。

マットは半分にたたむことができます。アーチの部分がショルダーになるので、肩にかけて持ち運ぶことができます。アーチを取り外して、マットは洗濯機で洗えるので清潔を保てます。

プラスチック製のジム3選

軽くて簡単に汚れを拭き取ることができるプラスチックのベビージムですが、どんなものがあるのでしょうか。

【タカラトミー】6WAYジムにへんしんメリー

6段階の使い方ができるベビージムです。ねんねの時はベッドに取り付けてメリーとして、メリーをベッドから外してセンターバーにセットすると床置きのメリーとして使えます。

このベビージムは明るさを2段階に調節できるライトがついていて、赤ちゃんが寝る時やオムツ替えや授乳の時などにも役立ちます。おもちゃは外して手に持って遊ぶことができます。

また、クラシックの子守唄や童謡、自然音や胎音などたくさんの音や音楽が流れるようになっています。つかまり立ちができるようになったら、つかまって立てるようタッチの練習に使えます。

メロディFunFunジム

赤ちゃんがねんねの頃はベビージムを布団に置いてあげると夢中で眺めます。2ケ月くらいになると手を伸ばしておもちゃを触って遊ぶようになります。

ベビージムについているおもちゃを動かしたり引っ張ったりして赤ちゃんの感覚を刺激します。楽しいメロディが赤ちゃんを楽しませてくれます。

【People(ピープル)】うちの赤ちゃん世界一 全身の知育メリー&ジム

メリーは3モードで20種類のメロディや音声が入っています。センサーがついていて、赤ちゃんが泣き出すと、その声を察知してメロディが鳴り出します。

おもちゃがたくさんついていて、指で触ったり動かしたりして赤ちゃんの好奇心を刺激します。つかまり立ちができるようになったら、ジムに掴まってタッチの練習です。

木製のベビージム3選

優しいぬくもりの木製のベビージムは赤ちゃんの肌に優しく手触りがよく、使っていくうちに馴染んでいきます。

【Heimess(ハイメス)】木製ベビージム DX

ドイツの50年以上の歴史がある玩具会社が作ったベビージムです。赤ちゃんの成長に合わせて高さを5段階に変えることができます。

おもちゃは取り外して単体で遊んだり、持ち運びすることができます。サイドについている飾りは取り外すと服を書けておくハンガーになります。

ベビージムには車輪がついているので、つかまり立ちができるようになったら、押して歩く練習として使えます。

【セレクタ社】ベビージム ムジーナ

優しいぬくもとりのおもちゃは赤ちゃんを安心させます。赤ちゃんが寝ているところに置いてあげてください。揺れるおもちゃをじっと目で追うでしょう。

シンプルなおもちゃですが、揺れるおもちゃが鳴らす心地よい音などが赤ちゃんの興味を引くことでしょう。色合いやデザインが部屋に溶け込んで素敵なインテリアの一部になります。

【IKEA(イケア)】ベビージム

こちらはIKEA(イケア)の商品です。商品の重量が1.9kgということもあり、部屋を移動させるときに持ち運びに便利です。他のと比べると一見シンプルですが、色がとてもカラフルで赤ちゃんの目を惹きます。

お手入れは水拭きで簡単に済みます。ただ、こちらの商品は軽いため、赤ちゃんが激しく遊んだ際にベビージムが落ちてきたり、転倒したりしないよう注意が必要です。

ベビージムを手作りしてみよう!

Instagramより(HaL CNさん)

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(※こちらの写真はご本人様の許可をいただいて掲載しております。無断転載はしないようお願い申し上げます。)

家にある材料で作ったそうです。なんと製作時間は1時間。カラフルなおもちゃを吊り下げていて、シンプルながらもおしゃれなベビージムになっていますね。

Instagramより(Megumi Mtchidaさん)


(※こちらの写真はご本人様の許可をいただいて掲載しております。無断転載はしないようお願い申し上げます。)
こちらもフラフープを使っているのでしょうか。色合いが落ち着いていて、それでいてセンスを感じさせる手作りのベビージムです。

ベビージムの洗い方

ベビージムは赤ちゃんのためにも常に清潔を保つようにしましょう。洗い方は、布製のものは説明書通りに。洗濯ネットに入れて洗えるものが多いです。プラスチックや木製のものは除菌シートで拭くなどして、清潔にして遊ばせましょう。

赤ちゃんのお気に入りが見つかるといいですね

赤ちゃんが生まれて、きっと初めて与えるおもちゃのベビージム。ねんねの時から使えるおもちゃです。見て楽しむことから、指で触ったり回したり押したりと、操作をすることで赤ちゃんの五感を刺激し良い影響を与えてくれます。赤ちゃん気に入ってくれるベビージムを見つけて、たくさん遊ばせてあげてくださいね。

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