夏に食べたくなる食べものといえば、のど越しのいい“そうめん”ではないでしょうか?じりじりと暑く食欲が減退する夏でも、氷でキーンと冷やしたそうめんなら食べれるというとき、ありますよね?今回は、家族で過ごす夏の休日が楽しくなっちゃう、流しそうめん台を竹やペットボトルを使って、子どもと手作りする方法を紹介します。
子どもが好きな流しそうめんを竹で手作り!
本格的な流しそうめん台を作ろうと思うと、まず入手すべきは竹ですね!竹は、親戚や知り合いの方に竹林を所有している人がいると、分けてもらえたりするのでしょうが、ふつうはなかなか手に入りにくいものです。ところが、この時期、ホームセンターなどで竹が販売されているので、手作りしようと思った方は、まずお近くのホームセンターに置いてあるか確認してみてください。
ホームセンターなら、すでに数mにカットして売られていますし、それでも長いようならホームセンター内に材料をカットする機械が設置されていて、ワンカット30円程度で利用できたりするんですよ。
自分でしなくても、依頼すればスタッフさんがカットしてくれるので安心です。また、持ち帰りの際も、材料を購入すれば無料で軽トラを貸し出してくれるサービスなどありますので、車を持っていない上にホームセンターからも遠いという人は、こういったサービスを上手く利用してくださいね。
竹で本格そうめん台の作り方
- 必要な工具
ノミ・金槌・やすり
- ノミと金槌を使って、竹を二つに割ります。最初に切れ目を入れれば簡単に割ることができます。
このとき、竹の半分で割れるようノミを入れる位置をよく確認しましょう。 - 割れたら、竹の内面の節をとります。すべてきれいに取りきる必要はありません。
たくさん削ると傷にカビがつきやすいので、この夏、繰り返し使う予定の人は、あまり削らないようにして、水できれいに洗う程度にしましょう。 - 竹の淵(切った断面)のささくれがないか確認しましょう。
気になる点を重点的に、全体もさっとやすりをかけておきましょう。
子どもが触ってケガしないように、よく確認してくださいね! - あとは、何か台になるものを用意し、竹を斜めにかけて勾配をつけます。
勾配の目安は10°前後です。
準備できれば、水を流して勢いを確認しましょう。以上で、完成です。以外と簡単にできそうですね。
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流しそうめんをペットボトルで簡単手作り!
竹でそうめん台ができれば文句なしかもしれませんが、竹は入手しづらかったり、日ごろから何かしらものづくりをする習慣がないお宅には、ノミや金槌、やすりなどのちょっとした工具がないかもしれません。
その点、ペットボトルなら、廃材利用なのでコストもゼロ!楽しむだけ楽しんだら、資源ごみの日に捨てればOKですから、まずやってみようという人にはおすすめです。
- 用意するもの
2リットルペットボトル5本程度・ビニールテープ・ハサミ・カッター
- まず、流すパーツから。
ペットボトルをカッターで半分にカットします。
どのくらいの長さに作るかによって、必要な本数が変わりますが、基本は3本くらいでしょうか。 - 飲み口部分は、カッターで切り取りにくいと思うので、ハサミでぐるりと切り落とします。
同じく、底の部分も切り落としましょう。これを3本なら3本分つくります。ペットボトルの板状のものが6つできることになりますね。 - 切り終わったら、ペットボトルをよく洗浄してから、タオルで水けをふき取ります。
- 切った断面は、ビニールテープを貼ってコーティングしましょう。
竹で作るときと同じく、ここに触れて子どもがケガをしないようにするためです。 - 準備できた6つの板状ペットボトルをつなげていきましょう。
ペットボトル同士を少し重ねて裏面をテープで固定しましょう。 - 次は、土台となるパーツです。
土台は、2本、ペットボトルを立てた状態で、高さを調整しながらカットします。だいたい1本は半分くらいのところでカット、もう1本は半分より上でカット。
ここでも傾斜は10°前後が目安です。 - 流すパーツの長さによって土台のパーツをカットする位置は若干変わると思いますので、見ながらカット位置を決めてください。
- 流すパーツと土台のパーツをテープで固定できれば完成です。
流すパーツのコーティングには幅の狭いビニールテープを、ペットボトル同士をつなぐ裏面には幅の広いビニールテープを使うといいですね。いずれも、水が流れるものを作るので、紙ガムテープではなく、耐水性のあるビニールテープを使いましょう。
裏面に使うテープを透明にすれば、水やそうめんの流れがわかりやすく、かつ涼やかでいいかもしれません。
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流しそうめんに流す物は?
さて、そのままでも美味しいのですが、どうしても単調になりがりなそうめん。みなさんはどうなアレンジでそうめんを楽しんでいるのでしょうか?調べてみましたよ。
人気薬味
- 万能ねぎ
- 青しそ
- しょうが
- のり
- 白ごま
- バジル
トッピング具材
- 錦糸卵
- きゅうり
- トマト
- 焼きナス
- エビ
- 豚しゃぶ
- 山芋
- 納豆
- ツナ
- 天かす
- めかぶ
どうですか?この中で、流せそうなものといえば、トマト、焼きナス、きゅうり、エビ、豚しゃぶ、青しそ、くらいでしょうか?
あんまり、あれこれ流しすぎることに抵抗がある人は、薬味とトッピングは別皿で用意し、各々好きなものをトッピングする方がいいかもしれません。お子さんは、プチトマトがコロコロ~、っと流れてきて、掴めるか掴めないかみたいな展開が大好きなんでしょうけどねっ。
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時間がない方や手作りが苦手な方に!おすすめの流しそうめん器をご紹介
流しそうめん台を作るのは楽しそうだけど、まだ下のお子さんが小さかったり、休日にパパが出勤だったりと、なかなか自分たちで手作りするまでは手が回らない!!というご家庭もありますよね。
そんなときは、市販でも流しそうめん器が売っていますので、そちらを購入しても◎そうめんだけ準備したら、もう楽しいパーティーの始まりですよ。
涼しクルクル 電池式そうめん流し器
このそうめん機は、乾電池式なので、家の中だけでなくお庭など屋外でも使用可能です。バーベキューやキャンプのときにも手軽に持っていけて便利ですね。
また、そうめんが流れているところの上に設置されている受け皿には、薬味やトマト、キュウリ、錦糸卵など、お好みのトッピングを乗せることができます。
これだけ、用意すれば、夏休みに子どものお友達がお昼ごはん食べていくなんてことになっても、そうめんだけで十分盛り上がってくれそうですね。
ハック 流しそうめん 風流
こちらも乾電池式です。水流にのってクルクル回りながら流れるタイプとは違い、上から下まで竹に模した台をつたい流れてくるタイプです。風情を重視したいという人、本格的な竹の流しそうめんに近いもので、お子さんに本来の流しそうめんがどんなものか教えてあげたい家庭には向いているかもしれませんね。
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さいごに
古き良き日本の夏風景であった、流しそうめんですが、最近ではなかなか目にすることも少なくなりましたね。流しそうめんができるほど、広いお庭があればいいんですが、わが家のようなマンション暮らしでは、そうもいきません。
ただ、こういった風習に触れることで、子どもに風情というものを感じてもらう機会になれば嬉しいですよね。スペースがなく、自宅ではなかなかできないというお宅も、お盆に帰省したときなど、できそうな機会があればトライしてみませんか?
子どもも、おじいちゃんおばあちゃんも、親戚中で楽しめるいい思い出になりそうですね。
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