運動会は、子どもの成長を肌で感じることのできる絶好のチャンス!でもママを悩ませるのがお弁当ですよね。最近は春の運動会も増えていますのでメニューについて頭を悩ませているママも多いのでは??今回は、お弁当作りのコツやおかずランキング、100均グッズを使って簡単でオシャレな盛り付けアイデアを紹介します。
お弁当箱はどんな物を選べばいい?
お弁当箱の種類
重箱
重箱でお弁当を作ると本格的な仕上がりになります。お正月におせち料理を作るのに持っているのであれば、是非使って下さい。祖父母も運動会に招待する場合には、印象が良いですよ!
煮物や卵焼き、おにぎりやいなり寿司など和の食材との相性もばっちりです。
ランチボックス
手軽でオシャレなデザインが多いのはランチボックスです。ピクニックなどでいつも使用しているものがあれば運動会でも使用してください。から揚げ、ポテトサラダなど洋の食材との相性がばっちりです。大人数の場合はランチボックスの方が量が入るものが多いです。
両方使う人も
大人数で運動会に参加する場合には両方使うという人も。ランチボックスにおにぎりやサンドイッチなどの主食ををいれ、重箱におかずやデザートなどの副食をいれるといいですよ。とても豪華なお弁当になります。
折り畳み・使い捨てのランチボックス
持ち帰りに便利な折りたたみ式のランチボックスもあります。運動会は持ち物も多いので、コンパクトになるお弁当箱は助かりますよね。また、フードパックやペーパーランチボックスもおすすめです。フードパックやペーパーランチボックスは使い捨てなので後片付けに便利です。オシャレなものが100均にもたくさんそろっていますよ。
ランチボックスはあえて1人分ずつ小分けにする方法だとおしゃれですし、食べたい物を周りに遠慮せず食べれるのがいいですね。フードパックはフルーツやデザートなど種類別に分けるのに便利です。
サイズは?
当日運動会にくる人の人数でサイズは決めましょう。また、自転車で会場へ行く人は自転車のカゴに入るサイズで準備をしましょう。自転車のカゴのサイズは横幅25cm奥行き18cmです。
お弁当を食べる人数2~4人分幅だと15cm~18cm、2000ml~4000mlくらいです。5~8人だと幅が19cm~24cm。5000ml~8100mlくらいが目安になります。デザインも大事ですが、人数分の食事が準備できるお弁当箱をみつけましょう。
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前日の準備が大切
作り置きがおすすめ
親子で楽しむ行事、運動会。子どもも大人も喜ぶメニューを作って、みんなで楽しみたいですよね。でも当日にすべての食材を準備しようと思うと、運動会が始まる前からママはクタクタになってしまいます。
ちなみに当日、すべて手作りにする人は朝の3時~4時に起きて準備するんだとか。
これでは、運動会の最中に眠くなってしまいますよね。前日に作り置きしておくとだいたい朝は1時間~1時間半くらいで準備がおわりますので当日の朝は5時~6時に起きれば良さそうです。効率よくお弁当作りするためには作り置きはおすすめですよ。
作り置きの注意点
おかずは前日にすべて作って良いもの、仕上げは当日にしたほうが良いもの、すべて当日にした方が良いものの3つに分かれます。
前日にすべて作って良いものは、きんぴらごぼうやゆで野菜です。きんぴらごぼうは汁気も少なく腐りにくいおかずです。ゆで野菜とは、ブロッコリーやとうもろこし、スナップエンドウ、枝豆などです。茹でたら当日まで冷蔵庫で保管しましょう。
から揚げなどの揚げ物は、仕込みを前日にして当日は揚げるだけにしておきましょう。揚げ物も痛みにくいおかずですので暑い日などはおすすめです。
ハンバーグは形成して当日焼くだけにします。中までしっかり火を通しましょう。
作り置きNG食材
以外かも知れませんが、煮物はつくり置きしない方が良いでしょう。気温が高くなるとねまりやすくなります。味付けを濃いめにして汁気をしっかり飛ばしましょう。どうしても前日に作りたい場合には、当日もう一度鍋で温めて水分を飛ばすようにしてください。
マヨネーズを使ったポテトサラダやマカロニサラダも痛みやすいおかずです。野菜やマカロニの準備は前日でも良いですが、マヨネーズで混ぜ合わせるのは当日にしましょう。その時、お酢を入れると防腐剤効果があります。
炊き込みご飯などの具材が入ったご飯も痛みやすいので当日作るのが良いでしょう。いなり寿司は前日に油揚げの準備だけして当日酢飯を詰め込みましょう。おにぎりや卵焼きも当日作るのが無難です。
サンドイッチは中の具材を前日に作っておき、パンにはさむのは当日行いましょう。揚げ物をはさむのもお勧めです。フルーツはぶどうなどであれば前日に準備はできますが、りんごなどカットして持っていく場合は、当日カットする方がいいでしょう。
お弁当が傷まないコツ
お弁当箱は清潔に
仮にすべてのおかずを朝作ったとしても、お昼に食べるまで涼しいところで管理ができるかどうかは分かりませんし、保育園や幼稚園などの小さいお子さん達が食べるとなるとお弁当が傷んでいないかとても心配です。
まずお弁当の中は清潔に保ちましょう。分解できるところまで分解し、パッキンなども外しましょう。食洗機などで高温で洗える場合はいいのですが、手洗いの場合には、熱湯消毒するといいですよ。お酢で濡らしたキッチンペーパーで拭くのもおすすめです。
自然乾燥でかまいませんが水分が残らないようにし、水分が残っていれば清潔なふきんで拭きとってください。そしてお弁当におかずを詰める際には自分の手も清潔にしておきましょう。
保冷剤や衛生シートを使う
衛生シートや保冷剤を使用して温度を下げておくのもおすすめです。さらに凍らせたゼリーや冷凍の枝豆をそのまま入れて保冷剤代わりに使うというアイデアもあります。お弁当を食べるときには食べ頃に溶けているのでおすすめです。
おかず同士をくっつけない
違う味付けをしたおかず同士をくっつけるのも痛みやすくなる原因です。仕切りをしておかず同士はくっつけないようにしましょう。また、時間がたつと汁気が出てきそうなものは、カップやアルミカップなどにいれて汁気が他のおかずにうつらないようにしましょう。
完全に冷ます
まだおかずが冷めきっていないのに、お弁当箱に詰めると蒸気がこもってしまい痛む原因の1つになります。完全に冷めてからおかずを詰めるようにしてください。
梅干しを活用しよう
梅干しには殺菌抗菌の効果があります。おにぎりの具は梅干しがおすすめです。しかし、効果がでるのは梅干しと御飯が接している面だけ。
ここでポイントなのがご飯を炊く時に梅干しを一緒に入れて炊くという方法。ご飯に混ぜ込むことでご飯全体に梅干しが行き渡ります。さらにはカリカリ梅のような梅干しではなく、減塩処理をしていない昔からある梅干しを使うようにしてください。
子どもに人気のメニューは?
運動会おかずランキング
1位 鶏のからあげ
大人も子どもも大好きなのが鶏のから揚げですよね。でも実は、なかなか奥深くて納得いく鶏のから揚げができないなんて話も良く聞きます。
冷めてもカリカリでおいしいから揚げのポイントは、小麦粉と片栗粉が1対1の割合です。さらに溶き卵をくぐらせてから揚げ粉をつけると、揚げた後に、から揚げから出てくる水分や油分を閉じ込めてくれる効果があるため、時間がたってもカリカリのから揚げを食べることができます。
でもなかなか上手にできない人は、冷凍食品の鶏のから揚げを活用するのもありですよ。鶏のから揚げはたくさんの種類が出ていますし、冷凍とは思えないほどのクオリティーの高さです。
2位 ウインナー
ウインナーは手軽に調理できますし、ママにも優しいおかずですよね。アレンジもしやすく、定番のタコをはじめ、カ二やお花などに飾り切りすると子どもも喜びますよ。
3位 ミートボール
ミートボールは一から手作りする人と、真空パックで温めれば良いものを使う方がいます。甘いたれが食欲をかきたてご飯やサンドイッチにも良く合います。つまようじやピックにさしてかわいくアレンジするのもおすすめです。
4位 卵焼き
お弁当の定番と言えば、卵焼きです。義理両親を呼ぶ場合にも、入れておくと安心ですよね。卵焼きも時間がたつと固くなったりぱさつく場合があります。
コツは卵焼きをつくるとき、卵液を2,3回に分けて作る方もいるかと思いますが、卵液を1回で流しこむことで冷めてもふわふわの卵焼きを作ることができます。
5位 えびフライ
えびフライは鶏のからあげに続いて子どもに大人気のメニューです。でも、揚げるまでの工程が面倒だという人も多いはず。そんな時は、揚げるだけでいい冷凍のえびフライを使うのもおすすめです。ソースやタルタルソースも持っていけばみんな大喜びですよ!ソースやタルタルソースは別容器に入れて持っていきましょう。
おにぎりとサンドイッチどっち?
メインをおにぎりにしようかサンドイッチにしようか悩む人も多いはず。
中にはどっちも作るという方もいらっしゃるようですが、おにぎりとサンドイッチそれぞれのおすすめポイントをご紹介します。
おにぎり
お弁当と言えばやはりおにぎりが定番でしょうか。ご飯を食べると子どもも午後の競技を頑張れそうな気がします。義理の両親を呼ぶ場合にもおにぎりが無難でしょう。海苔でデコって可愛らしくすると子どもも喜びますね。
また、食べ応えバッチリのおにぎらずも簡単でおすすめです。さらに最近人気が出ているのがスティックおにぎりです。ご飯や具材を細長くラップで巻いてあるので調理も簡単で食べやすいと人気です。
また、食欲がなくても酢飯が食べやすいといなり寿司を作るママも多いようです。
サンドイッチ
サンドイッチは、ジャムなど甘い具材をはさむことができるので、子どもたちも喜びます。サンドイッチが面倒という方でも、コッペパンやバターロールに切りこみをいれ、ソーセージなどを挟むだけでもおいしくいただけますよ。
また、ロールサンドにすれば前日の夜作って冷凍しておくこともできるので朝バタバタしなくて済みますよ。
ロールサンドの作り方は、サンドイッチ用のパンに霧吹きをし、軽く麺棒で伸ばします。中に好みの具材をいれてくるくる巻きましょう。できあがったロールサンドは、ラップやワックスペーパーなどに包んで、両端を留めるとキャンディのようで存在感がありかわいいですよ。
中には、ハンバーガーを作るというママもいます。バンズはスーパーなどに売っているのでハンバーグを焼けば意外に簡単に作ることができます。
その他の人気のおかず
そうめん
意外な用ですが運動会のお弁当にそうめんを入れるというママも結構います。つるつるっと食べやすく、子どもにも大人にも秘かな人気メニューです。そうめんを持っていく際のポイントですが食べやすいように1口大に小分けしてお弁当箱に詰めます。お弁当箱ごと冷凍しておけばお昼にはちょうどよい冷たさになっていますよ。
また、ゆで時間は短くせず規定通りで作った方がおいしく仕上がります。つゆはごまだれや、アジア風などアレンジすればいろんな味が楽しめます。つゆは別容器に保存し、冷凍しておくと保冷剤代わりにもなりますよ。
ゆで野菜
手軽で彩りもいいのがゆで野菜ですよね。前日に茹でてお弁当に入れることができるのでおすすめです。人参やジャガイモを茹でる時にはコンソメで味付けしてあると美味しく食べることができます。
ミニトマトやバラン代わりになるレタスなどは、キッチンペーパーで水気をしっかりとるようにしましょう。飾り切りしてお弁当にいれると一気に華やかなお弁当になります。飾り切りは前日に準備しておくとスムーズです。
デザート
デザートがあると、お弁当も豪華になりますよね。もちろんフルーツを持っていくだけでもいいですが、お勧めなのがフルーツボンボンです。フルーツボンボンは、お好みのフルーツやジュースを寒天で固めてラップにくるむ1口大のゼリーです。簡単に作れて見た目もかわいくお子さん受けも間違いなしですよ。ラップで包んでいるので汁がこぼれてくることもありません。
おしゃれに盛り付けるコツは?
100均のアイテムを上手に使おう
お弁当をセンス良く盛り付けたい!子どもに喜んでもらいたい!そんな時に便利でかわいい商品が100円ショップにたくさん揃っています。たくさんあるので迷いますし、見に行くだけでも楽しい気分になります。そんなお弁当グッズの中からおしゃれに盛り付けられる商品をいくつか紹介しまたいと思います。
ワックスペーパー
ワックスペーパーはお弁当箱の下に敷いたり、仕切りとしても使えます。また、パンやおにぎりを包むのみも使え、サイズに合わせて自由に切ったり折ったりできるので重宝できます。
カップ、紙コップ
おかずをカップや紙コップにいれてからお弁当箱にいれるのもかわいい印象になります。紙コップの模様やサイズも豊富ですし盛り付けがグンとプロっぽくなりますよ。
ピック
100均はピックの品揃えが豊富で、かわいいピックがたくさんあります。おかずにちょこんと差すだけで華やかになりますし、つかみやすくていいですね。
のりパンチ・カッター
のりパンチやカッターはのりをはさんでパチンとするだけで人の顔やキャラクターを簡単にくりぬくことができます。くり抜いたのりをおにぎりやおかずにはるだけで簡単にデコることができ可愛らしさがupしますよ!
義理両親のお弁当はどうする?
お弁当内容を変える必要はない
運動会に義理の両親を呼ぶことになったら、嫁としてお弁当作りが大変で厄介ですよね。どんなおかずを入れたらいいのか頭を抱える方も多いようです。
でも、主役はあくまでも子ども。義理の両親が食べたい物を考えるのではなくて、子どもが食べたいメニューを作り、祖父母の作る量だけを増やすと割り切りましょう。祖父母の好きな料理はなんだろうとか、品数はこれでいいかななどと考え込むとしんどくなって、お弁当作りやお弁当タイムが憂鬱になります。
姑さんに甘えてみる
姑さんにも作ってきてもらうのも手です。例えば、私は○○や○○を作ろうと思うんですけど、お義理母さんやお義理父さんのお口に合うか心配なので、好きなおかず2、3品作ってきてもらえませんか?など役割分担するのもいいでしょう。
思い切ってお弁当は別々にする
お弁当が憂鬱な場合には別々にする方法もあります。直接伝えるのは難しいでしょうから、夫にお願いして、嫁が朝から準備大変そうだし、おやじとおふくろの分は自分で用意してもらえる?と伝えてもらいましょう。
お嫁さんにとっては、義理の両親が運動会に来ることは気を遣って大変です。でも子どもは、おじいちゃんやおばあちゃんが自分のために来てくれて、一緒にお弁当を食べるということは喜ばしいことです。長い目で見たら、子どもの運動会にみんなでお弁当を食べるのは数回です。そして、義理の両親も気を遣っていることを忘れないようにしましょう。
チェックリストを使って準備万端!楽しいお弁当タイムを過ごそう!
お弁当の他にも、敷物や割りばしや紙皿、紙コップ、おてふき、ゴミ袋、飲み物、お菓子、などの準備が必要です。お弁当関連の準備以外にも運動会の準備はけっこう大変で大荷物です。チェックリストを作って準備万端にしておくと良いですよ。
大事なのは、子どもの運動会をみんなで楽しみ、子どもの成長を感じることです。子ども自身もみんなが応援してくれたことはこれからの自信にも繋がります。お子さんの運動会、みんなで応援しましょう。
毎年夏が近づくと、熱中症という言葉がよく聞こえてきます。実は、子供のほうが大人より熱中症になりやすいと言われています。自分の子供や他人の子供が熱中症になったときに正しく対処できるよう、今のうちに熱中症予防や対策法などの知識を深めておきましょ[…]