チョコレートは何歳から?5つのリスクと代替できるおすすめ食材はこちら!

Tomomi

お菓子の定番と言えば、チョコレートをイメージする人も多いのではないでしょうか?チョコレートは甘くて美味しいので、ついつい食べ過ぎてしまうこともありますよね。また、お菓子売り場に行くと様々な種類のチョコレートが並んでいるので、子どもが欲しがるということも多いし、子どもがお友達と交換したお菓子の中にチョコレートがあるなんてこともあるでしょう。とても身近なチョコレートですが、一体何歳から食べても大丈夫なのでしょうか?

おやつはどうして食べるの?

おやつと聞くと、甘いスイーツやスナック菓子をイメージする人が多いかもしれませんが、実はそのような種類の食べ物を指す言葉ではありません。チョコレートの話をする前に、まずはおやつについて理解しておきましょう。

おやつの定義

チョコレート 何歳から

子どもは体が小さいですが、成長のスピードが早いので、エネルギーや栄養素が見た目よりも多く必要になります。しかし、まだ胃袋が小さいうえに、消化機能も未発達であるので、大人のように一度にたくさんの量を食べることができません。

そこで、1日3食では摂取できない必要な栄養を補うために、第4の食事であるおやつが必要になってくるのです。第4の食事として考えると、おやつは一般的にイメージする甘いものである必要はなくなりますね。

おやつを食べるときの注意点

おやつを食べるうえで、気をつけたいポイントは3つあります。

甘いもの=おやつではありません

おやつはあくまでも、1日3食で補うことができなかった分を補給するという役割です。甘いものは白砂糖をはじめとする糖分が豊富に含まれており、中毒性があるのはもちろんのこと、栄養補給ではなく肥満や虫歯を引き起こす原因にもなり得ます。

そのため、特に小さいうちにはできるだけ控えたいものですね。飲み物も、野菜不足を補うために野菜ジュースを、という場合もあるかもしれませんが、野菜ジュースでも糖分が多いことが多いので、できれば水やお茶が良いでしょう。

市販のスナック菓子はおやつではありません

ついついあげてしまっている人が多いものが「スナック菓子」ではないでしょうか。スナック菓子には塩分や脂肪分が多いだけでなく、食品添加物や化学調味料が多く使用されているものも多いです。

そのため、栄養面からみると、スナック菓子をおやつとは言うことはできません。絶対に避けなくてはいけない、というわけではありませんが、毎日のおやつがスナック菓子、というのはおすすめできません

決まった時間に食べよう

小さい子どもにはよくあることですが、家にいるときに、つい1日中ダラダラと食べてしまっている、という家庭も多いのではないでしょうか?「ダラダラ食べ」は虫歯や肥満にも繋がる要因です。メリハリのついた生活をするという意味でも、食べるときは食べる、食べないときは食べないとしっかりと分けていきましょう。

知っておきたいチョコレートの成分

チョコレート 何歳から

チョコレートは何から作られているか知っていますか?

原材料のカカオ豆は甘くない

チョコレートの原材料は、カカオ豆です。「チョコレート=甘い」というイメージを持つ人が多いですが、この原材料であるカカオ豆自体には、甘みはありません。むしろ、そのまま食べると苦みが強い食べ物です。そのため、一般的に販売されているチョコレートは、誰もがが食べやすくなるよう、カカオ豆にプラスして、砂糖や乳製品などが加えられれています

大人向けのビターチョコレートのなかには、カカオの割合が70~80%のものも売られていますが、子どもが甘くて美味しいと食べるチョコレートは、カカオの割合が30~40%のものが一般的です。つまり、チョコレートの残りの60~70%には、砂糖や乳製品などが含まれているのです。

意外と多い食品添加物

チョコレートの裏の表示を見ると、食品添加物も多く使用されています。そのなかでも代表的なものに、「乳化剤」があります。乳化剤には、水と油のようにそのままではよく混ざり合わないものを均一に混ぜ合わせる働きがあり、チョコレートによく使用されています。

この乳化剤にも様々な種類がありますが、チョコレートに使用されているものの多くは、大豆由来の「レシチン」というものです。大豆由来と聞くと天然のものをイメージしますが、実はその多くは、外国産の遺伝子組み換え大豆が使用されているといわれています。

食品添加物や遺伝子組み換え食品に関しては、今の世の中において「安全に問題ない」という意見と「問題ないとは言い切れない」という意見の両方が存在しています。そして、食品添加物に対するアレルギーを持っている場合など敏感な人を除いては、1回食べたからといって何か異変が出るというわけではありません。

しかし、消化器官が未熟な小さい子どもにとっては、負担が大きいものではあります。もし、気になるという場合には、できるだけ避けてあげるのも良いのではないでしょうか。

チョコレートは何歳から食べられる?

チョコレート 何歳から

実際のところ、何歳からという決まりはありません。子どもの消化器官は小学生で大人と同程度にまで成長するといわれており、遅ければ遅いほど安心ですが、できれば小学生以上が無難です。また、小学生になっても毎日食べるではなく、たまのご褒美として食べる程度が良いでしょう。

しかし、友達付き合いなども考えると、小学生になるまで食べさせないのは難しいという方も多いかもしれません。そんな場合でもせめて、3歳まではチョコレートを食べさせなようにしましょう。

「3歳までの食経験が、その人の味覚を左右する」ともいわれています。3歳までは、食べる物には特に気をつけたいところですね。チョコレートはあくまでも嗜好品であるので、小さいうちに甘いものを食べさせたいのであれば、果物など自然の甘みがあるものを与えるのが良いでしょう。

小さい子どもにチョコレートが良くない5つの理由

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チョコレートは抗酸化作用があったり、集中力を高めたり、リラックス効果があったりと、良い面がたくさんある食べ物ではありますが、あくまでもカカオの割合が高いものに当てはまり、子どもが食べるチョコレートには基本的に当てはまりません。

では、なぜ小さい子どもにとってチョコレートを食べるのが良くないのか、簡単に説明していきましょう。

虫歯や肥満など生活習慣病のリスクを高める

子ども達が食べるようなチョコレートは、60~70%が乳製品・砂糖です。そのため、糖質や脂質の過剰摂取になるおそれが高く、それにより、虫歯や肥満、低血糖のリスクを高めてしまうのです。

また、脂質の多いチョコレートは、子どもの未熟な消化器官にとっては負担になります。負担がかかることで免疫力も下がり、病気になるリスクも高まります。

依存性が高い

チョコレートは、依存性の高い食べ物です。大人でも、毎日たべたり、疲れたときには必ずたべたりする方も多いのではないでしょうか?依存が強くなってしまうと、1日1個と決めていても抑えることができなくてなり、食べ過ぎてしまうということもあるでしょう。そして一度依存症になってしまうと、なかなか元には戻れないものです。

味覚形成に悪影響

味覚の形成は、およそ3歳までの食習慣で決まるといわれています。そのため、特にその時期までは、薄めの味付けがおすすめです。チョコレートは砂糖が豊富に使用されているので、子どもにとっては濃く刺激的な味になります。その味に慣れてしまうと、濃い味でなくては美味しいと感じることができなくなる危険性があります。

また、濃い味は未熟な消化器官にとっては負担にもなるので、小さいうちは避けたいものです。小学生になるまでは、濃い味はできるだけ避けるようにしましょう。

睡眠を妨げたり落ち着きがなくなったりする

チョコレートの原材料であるカカオには、「テオブロミン」や「カフェイン」という成分が含まれています。この成分には覚醒作用があり、夜眠れず昼夜が逆転した生活になったり、昼間に落ち着きがなくなったりしてしまうこともあります。

緑茶やコーヒーと比較するとその量は少ないですが、子どもにとってはその少ない量でも効いてしまうことがあるものです。テオブロミンやカフェインが体外へ出れば覚醒作用はなくなりますが、消化器官の未熟な子どもにとっては、これを消化するのにも時間がかかり、赤ちゃんの場合は2~3日もかかってしまうほど、体にとって負担なものなのです。

アレルギーを誘発する危険性がある

「チョコレート=アレルギー」というイメージはあまりないかもしれませんが、実は、稀にアレルギー反応を起こしてしまうことがあるのです。なお、症状としては、頭痛や吐き気、蕁麻疹、鼻血などが主です。

また、市販のチョコレートには乳製品が使用されていることがほとんどなので、乳製品アレルギーがある場合も注意が必要です。パパやママが大丈夫でも、子どもがアレルギーになるということもあるので、小さいうちに食べさせることは、あまりおすすめできません。

間違えて食べてしまったときはどうすれば良い?

チョコレート 何歳から

「食べさせるつもりはなかったのに、何かの拍子で子どもが食べてしまった!」なんてことを、これから経験するかもしれません。では、そんなときに、どのような対処をすべきであるのかをご紹介していきます。

食べたときの対処方法

目を離した隙に赤ちゃんがなめていた、口に中に入れていた、というときも、まずは落ち着いて対応することが最も大切です。気づいたときにまだ飲み込んでなければ、ひとまず口の中から取り出してください。もし、すでに飲み込んでしまった後という場合でも、特に異変がなければ、基本的に無理やり吐き出させる必要はありません。

先ほどご紹介したような頭痛や吐き気などの症状が出ないかどうか、しっかり観察してください。基本的には、少量であれば一過性で終わるので、様子を見て過ごしましょう。

ただし、次のような場合には、病院に連れて行って様子を診てもらうのをおすすめします。

  • 食べた後から明らかに様子がおかしい
  • 頭痛、吐き気、鼻血、蕁麻疹などのアレルギー症状が出ている
  • 洋酒などのアルコール成分が入ったチョコレートを食べてしまった
以上のようなことがなくても、どうしても不安な場合には、まずは病院に電話をし、様子を伝えて受診した方が良いのかどうか確認するというのも良いでしょう。

難しいことではありますが、とにかく落ち着いて対応することが1番です。

チョコレートの代替品はある?

チョコレート 何歳から

チョコレートを食べるのはできるだけ年齢を経てから、とおすすめしていますが、周りのお友達が食べているのを見ると、子どももきっと「食べたい!」ということがあるでしょう。そんなときにおすすめな代替品がありますよ。

ココア


飲み物として与えても良いですが、手作りお菓子を作る際に使用して、チョコレート風にしたりしても良いでしょう。ただし、ココアはカカオ100%の純ココアを選びましょう。純ココア以外のものには糖類や乳製品が含まれているので、子どもにとっては甘すぎる場合が多く、避けたいものです。

純ココアであれば甘みを抑えられます。甘みが必要な場合には、きび砂糖やメープルシロップ、蜂蜜などの甘味料を少量使用してあげるのが良いでしょう。

キャロブ

初めて耳にしたという方もいるかもしれませんが、マメ科の植物で、日本語では「いなご豆」とも呼ばれるものです。パウダー状で売られていることが多く、この果肉自体に甘みがあり、味がチョコレートやココアに似ていることから、代替品として使用されることが多い食べ物です。

特に、子どもがカカオアレルギーの場合はココアも使用することができませんが、そんな子どもにチョコレート風味を味わわせたいときには、こちらがおすすめです。なお、基本的には手作りおやつでキャロブパウダーを使用するのが一般的ですが、自然食品店などでは、キャロブを使用したお菓子を販売している場合もあります。

チョコレートはあくまでも嗜好品!家庭でルールを決めて上手に取り入れよう

チョコレートは、健康のために絶対に食べなる必要のある食品ではなく、あくまで嗜好品です。

しかし、チョコレートを子どもに食べさせないよう親がどれだけ努めていても、周りの影響などから「食べたい!」とせがまれることがあるかもしれません。そんなときは、頑張ったときにだけもらえるご褒美おやつとして、できるだけ安全なものを、たまに食べさせてみてください。そんな機会に遭遇する前に、ぜひ家庭内でルールを決めておくことをおすすめします。

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