おむつの選び方や替え方、おむつ替えのコツなど、ママの「これでいいの?」にお答えします。その他、おむつ用のゴミ箱や、外出先で他のママはおむつをどうしているのか、まとめました。
おむつの選び方:気をつけるポイントは?
初めての赤ちゃん。ママもパパも、初めてだからいろいろとわからないこと悩むことも多いと思います。毎日使う必須アイテム「おむつ」もその1つではないでしょうか?
どんなサイズ・大きさのものを選べばいいのか?気をつけるポイントは?そんなおむつの選び方を解説します。
体重を基準にサイズ確認
赤ちゃんの紙おむつ、種類やサイズがたくさんあります。赤ちゃんは日に日に大きくなる上に、ハイハイやタッチなど動ける範囲も大きく変わってくるため、赤ちゃんそれぞれの成長に合わせて選ぶ必要があるのです。
しかし、基本的には、月齢や体重を基準にサイズを選べば大丈夫。おむつのパッケージには、そのおむつに合う赤ちゃんの体重が記載されています。まずは体重に合わせて選びましょう。
大きめを買ってしまったとしても、赤ちゃんはすぐに大きくなりますから、1ヶ月後にはちょうどよいサイズになっているかもしれませんし、反対に少しサイズが小さかったとしても、きつそうだったり、締め付け後がくっきり残らなければ、ウェストや足回りはキュッとしていたほうがうんちもれの心配がなく安心です。
赤ちゃんの月齢・体型・体勢に合わせて。
体重以外にも、月齢や体型・体勢にも注意が必要です。
新生児は、ママのお腹の中にいた頃のように、一日中お尻から背中にかけて丸まった姿勢をして過ごします。その体勢に合わせて、月齢が低い赤ちゃんようの丸まったデザインのおむつがあります。
一人でも手足をバタバタさせたり、寝返りを打つようになってきたら、ウエストや足回りがよりぴったりとしたデザインのものに、パンツを切り替える必要があります。
さらに、成長して、運動能力が発達してくるとハイハイや、つかまり立ち、歩けるようになってきます。そうすると、またパンツのタイプが変わります。
赤ちゃんの体重と合わせて、そのときの赤ちゃんの体勢や、運動状況も合わせておむつを選ぶようにしましょう。
かぶれにくい、肌に優しいおむつを
先輩ママたちもとても気にするのが“かぶれにくさ”です。高くても、赤ちゃんの肌に優しくかぶれにくいものを選びましょう。
赤ちゃんは、うんちやおしっこでムレてかゆみを感じていても、泣くしかできません。肌がぶれてしまうと、ママもお肌のケアが大変になりますので、1度2度使用してみて、赤みやポツポツがでたりするようだったら、すぐに使用はやめてちがうおむつを使用しましょう。
ぴったりのおむつを見つけたら、Amazonでケース買い!
一度使用してみて、赤ちゃんに合うものがあればAmazonなどの通販サイトでケース買いがおすすめです。家事や慣れない育児で忙しくなると、買い物に行く余裕もなくなってしまいますし、おむつはかさばってしまうため、赤ちゃんをおんぶ・抱っこしながら家に持って帰るのも一苦労です。
しかし、赤ちゃんの成長は非常に早いため、買いすぎには注意しましょう。
おむつの替え方ポイント、おむつ替えシートもチェック!
おむつの選び方についで、おむつの替え方もママの気になるところ。
おむつの替え方、おむつ替えのコツを紹介します。
おむつ替えの流れ
新生児期:テープタイプのおむつ篇
- まずは、新しいおむつを取り出して、準備を。おむつを広げて、ギャザーをしっかりと立てましょう。ギャザーが立っていないと、おしっこやうんちもれの原因になります。
- 新しいおむつを赤ちゃんの下にひきます。
- 汚れてしまった古い方のおむつをひらいてください。
- 赤ちゃんの肌についた汚れを拭き取ってあげます。
- 足をもっておしりをそっと持ち上げて、汚れたおむつを引き抜きます。
- 新しいおむつをあてて、テープをとめます。
- 最後に、左右対称にあなるように整え、ギャザーが立っているか確認しましょう。
足を動かしたり、寝返りをうつようになったら:パンツタイプのおむつ篇
- あたらしいおむつを用意します。前・後ろに注意して用意しましょう。
- 汚れた古いおむつを脱がせます。あるいは、サイドを破いておむつをひらきます。
- 赤ちゃんの肌についた汚れを拭き取ってあげます。
- おむつの足に、ママ・パパの手を通して、赤ちゃんの足が入りやすいように広げます。
- 片足ずつ、おむつに足を通します。
- おなかのあたりまで引き上げたたら、おむつ替え完了です。
おむつ替えのコツ!おむつかぶれにも注意を
- 足を引っ張らないで!ひざうらを優しく持ち上げる
- すぐに履かせない?おしりを乾かすことでかぶれ・ムレ防止
- うんちが取れない時は?霧吹きやたっぷり濡らしたコットンで
月齢の低い赤ちゃんの足は、ママのお腹の中にいたときのようにM字型に曲がっています。引っ張ると嫌がることがおいため、膝裏に手をいれてやさしく足全体をもちあげるようにしましょう。
赤ちゃんはとても汗をかく上に、おしっこやうんちで、おむつの中はムレムレになっています。肌がふやけている状態がつづいてしまうと、肌が敏感になり、かぶれやすくなります。肌がムレていると感じたときには、すぐにおむつを履かせずに、乾かしましょう。
赤ちゃんの肌についたうんちが取れない時があります。そんなときは、ウェットテイッシュでゴシゴシすると、肌荒れの原因になってしまうため、赤ちゃんの体温くらいのぬるま湯霧吹きや、たっぷりぬらしたコットンで、湿らせて汚れをふやかしてからとるようにしましょう。その場合、肌がとても濡れているため、しっかりと乾いてからおむつを履かせましょう。
おむつ替えシートは必要?
赤ちゃんのおむつ替えをするとき、おむつからうんちやおしっこがはみ出してしまったり、おむつを替えている最中に、赤ちゃんがうんちをしてしまったり…ということもあり、マット・じゅうたんを汚してしまうことがあります。
かと言って、汚れを拭き取りやすい床の板では冷たいため、赤ちゃんは嫌がってしまうでしょう。自宅にいるときには、新聞紙やタオルで代用ができます。
汚れてもいいと思っておむつ替えシートを用意しておくと、ママ・パパの気持ちも楽でしょう。また、使い捨てのおむつ替えシートであれば、汚れたらすぐに捨てることもできるので便利です。
自宅では、あまり気にならなくても、外出先や、友人宅など、お出かけ先の場合では、おむつ替えシートが必要な場面が多くあります。このときにも使い捨てのシートは便利ですし、小さく折りたためるものがあれば、持ち運びも楽です。
おむつゴミ箱は必要?外出先ではどうしてる?
かわいくてたまらない赤ちゃんとはいえ、うんちやおしっこを受け止めているおむつは臭いものです。キッチンのゴミ箱に捨てても、リビングのゴミ箱に捨てても、においが漏れ出して気になってしまいます。おむつゴミ箱は必要なのでしょうか?普通のゴミ箱で代用できないのでしょうか?
においが気になるなら、おむつゴミ箱はおすすめ!
先輩ママたちも「おむつゴミ箱は必要?必要ない?」と迷う人も多く、意見もさまざまです。
赤ちゃん用品のお店などで販売されている「おむつ用ゴミ箱」の多くは、においが漏れ出ないように二重構造になっていたり、専用カートリッジや専用の袋で密閉し、におい対策ができるようになっています。その他、抗菌仕様になっていたり、手が塞がりがちなママでも捨てやすいように片手や足で開くことができる仕様になっています。
先輩ママの中には、「おむつ専用ゴミ箱」をわざわざ買わずとも、市販の蓋付きゴミ箱で代用している人もいるようです。しかし、やはり開けた時に、こもっていたにおいが出てしまうため、消臭剤をつけたり、重曹をまいたりと工夫しています。
どちらにしろ、赤ちゃんのおむつ捨て専用にゴミ箱を用意しているママは多いようですね。
外出用にかわいいおむつポーチ大活躍
赤ちゃんを連れて病院やレストラン、友人宅、実家など、外出する機会はそんなに減らないもの。それに、赤ちゃんにもいろいろなものを見せてあげたいと思いますよね。
赤ちゃんをつれて外出する際、おむつは「おむつポーチ」にいれて持ち歩くのがいいでしょう。赤ちゃん用の持ち物は多く、バッグの中で混ざってしまいますし、おむつポーチであれば、新しいおむつ・おむつシート・使用済おむつを入れる袋・おしりふきシートなど、おむつ替えに必要なものをまとめて置くことができて、便利です。
おむつポーチは、ママが持ち歩くものですから、かわいい柄やおしゃれなデザイン、きれいな色のものなど、種類もたくさんあります。
使用済みおむつと新しいおむつを分けて入れたり、抗菌・消臭機能がついたポーチもあります。ママのちょっとしたオシャレにも、お気に入りのおむつポーチを見つけてみてください。
外出先でのおむつはどう捨てる?
外出先に、おむつ交換台やおむつ替えシートが設置している場所であれば、同様におむつ用のゴミ箱も用意されていますが、その場合も直接使用済おむつを捨てるのではなく、ビニール袋にいれてしっかりと結んでから捨てているようです。
また、友人宅などへ出かけた際には、かならずビニール袋を持ち歩き持ち帰るのがマナーです。
万が一のことを考えて、袋は二重にする上に、消臭ポーチにいれたりと、ママたちは赤ちゃんのことだけでなく、周囲のことを気にしながら行動しないといけないから、大変です。
赤ちゃんの体重を目安にお気に入りのおむつを見つけよう
- おむつの選び方、基本は赤ちゃんの体重を目安にしよう
- 赤ちゃんの体勢や動きにあわせてパンツタイプを替えてみよう
- 肌がかぶれないように肌に優しい素材を選ぼう
- おむつ専用のゴミ箱を用意してにおい対策しよう
- 外出用にママにあったオシャレおむつポーチを見つけよう
- 外出時には、必ずビニール袋を持ち歩き、持ち歩こう