ブライダル業界における持っておくと便利な資格10選と取得のためのおすすめ勉強法を紹介

ブライダルに関する資格にはいくつか種類があります。資格を持っておけば、業界内でより活躍の幅を広げることができるでしょう。今回は、ブライダル業界で働くうえで役立つ資格について紹介します。種類はもちろん、おすすめの勉強法やブライダル求人を扱うサイトも紹介するので、ブライダル業界に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

ブライダル業界に資格は必要?

ウエディングプランナー

華やかで多くの笑顔が溢れるイメージのブライダル業界。カップルの幸せをサポートする仕事に、憧れを抱く方も多いのではないでしょうか。

そんなブライダル業界の仕事について、資格が必要かは気になるところですよね。実は、資格がなくても業界内で活躍することが可能です。

働きながら知識を身につけることができる分野であるため、未経験者でも歓迎してくれる結婚式場もあるでしょう。ただ、一生に一度の大切な結婚式を任せるのであれば、経験豊富なスタッフに担当してほしいと思っているカップルのニーズに応えるべく、できるだけ資格等の肩書がある方が採用されやすいというのも事実です。

ブライダルの資格を持っておくメリット

勉強 女性

ブライダル業界は、資格を持っていない未経験者でも働くことが可能です。しかし、自主的に資格を取得しておくと、以下のようなメリットがあります。

就職・転職に有利になる

ブライダルの資格を取得をするのは、時間もお金もそれなりにかかります。採用側としても、未経験者を一から育てるのは大変です。

しかし、入社前から資格を持っていれば、育成コストを抑えることができ、短時間で即戦力に育てることができるため、優先的に資格保有者を採用する企業が多いと言えるでしょう。

現場で即戦力として働ける

冠婚葬祭のひとつである結婚式は、マナーを重んじる傾向があります。そのため、ちょっとしたミスが大きなトラブルに発展する恐れがあり、未経験者をすぐにデビューさせることはできません。

しかし、有資格者はブライダルの基礎があると認められるため、比較的早くデビューさせてもらえるでしょう。実務経験があれば、入社してすぐに現場に出してもらえることも期待できます。

キャリアアップや給料のアップがしやすい

ブライダル業界は一種の営業職です。できるだけ多くのサービスを売ることで、販売成績や成約件数で評価をしてもらえます。資格保有者はブライダルの基礎や知識がある分、数字の面でも結果を出しやすい傾向にあり、キャリアアップや給料アップがスムーズにいきやすいと言えるでしょう。

ブライダル業界に入るなら取っておきたい資格の種類と概要

ブライダル関連の資格にはいくつかの種類がありますが、現場で役立つ資格として人気なのは以下の5つです。試験概要について解説するので、受験を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

ABC協会:ブライダルプランナー検定

ブライダルプランナーの資格と言えばコレ、と言われるほどメジャーな資格です。未取得者には、積極的に受験をするよう促す企業も多いでしょう。信頼度の高い資格で、具体的な内容は以下のとおりです。

全米ブライダルコンサルタント協会主催

アメリカなどの海外ブライダル関連団体が認定する資格で、試験は1級と2級があります。ブライダル業界で有名な協会が主催するとあって、その資格も一種のブランドと言って良いのではないでしょうか。

国際的に活躍できる
海外でも通用する資格のため、特に国際的な活躍を目指す方におすすめです。「いつかは海外でもブライダルの仕事をしてみたい」と思っている方は、この資格を持っておくと役に立ちます。

一方で、海外で働くつもりがないのに、なぜ国際的な資格があると便利なのだろうと疑問に思う方もいるでしょう。それは、日本のブライダル事情が、海外のトレンドを取り入れて発展しているからです。

ブライダルリングの風習や洋装のチャペル式など、今では一般的になっている結婚式の形は、すべて海外から取り入れられたものです。その他トレンドも年々変化しており、それに合わせるように日本の結婚式の形も変えています。

こういったトレンドの流れに対応できるようにするために、国際的な資格を持っておくことをすすめる企業が多く見られます。特に、ABC協会は世界的に知られた団体なので、信頼度は抜群です。資格を取得すれば自分に自信がつき、より幅広い活躍が期待できます。

試験概要と難易度
1級と2級では、試験概要に以下のような違いがあります。

1級 2級
試験時間 120分 90分
試験方式 マークシート+記述 マークシート
受験料 15,000円 10,000円
試験内容 ・プランニング能力
・欧米ウェディングの流れ
・各宗教ごとの進行や慣習
・接客応対
・日本におけるブライダル関連業務の基礎知識
・欧米の結婚式の流れ
・欧米のウェディングパーティーにおける業務知識
合格ライン 正答率7割以上(変動あり) 正答率7割以上(変動あり)

1級は実務に近い内容が出題され、2級は日本と欧米のブライダル知識について問われる傾向があります。そのため、2級は勉強をすれば合格が狙えますが、1級は実務経験がないと難しいと言えるでしょう。

しかし、どちらも受験資格が定まっていないため、誰が受けても良いことになっています。また、難易度に関しては比較的低いようで、公式サイトに掲載されている2011~2015年の試験実績を見ると、1級が合格率75%、2級が81.5%となっています。

挑戦してみたい方は、力試しのつもりで受けてみるのも良いかもしれませんね。

IWPA:ウエディングプランナー日本資格

イギリスの協会の姉妹協会で、日々顧客満足度の向上を目指しています。そのひとつとして挙げられるのがウエディングプランナー資格です。

ブライダル業界の歴史、トレンド、婚礼に携わるプロとしての能力を認定してもらえるため、現場で活躍できる資格と言えるでしょう。

  • 実務経験を持っている人向けの資格

ブライダルに関する基礎知識はもちろん、実務上の事柄や経営面の問題も出題されます。そのため、実務経験者向けの試験と言えるでしょう。

受験資格に定めはありませんが、合格率を上げるため、ある程度現場で経験を積んでから挑戦してみてはいかがでしょうか。

  • 日本資格と英国資格がある

IWPAウエディングプランナーには日本資格と英国資格の2種類があり、試験をパスすることで認定されるのが日本資格です。

これだけでもブライダルプランナーとして十分活躍することが期待できますが、両方取得で「IWPA認定ウエディングプランナー」と認定されるため、より活躍の幅を広げたいのであれば英国資格を取得することもおすすめします。

試験概要と難易度
IWPAの試験は自宅受験となります。受験資格はなく、いつでも受験ができるため、しっかり対策を行なってから挑むことができるのが嬉しいですね。試験概要は以下のとおりです。

試験時間 90分
試験方式 選択または記述
受験料 15,000円
試験内容 ・IWPA公式テキスト「THE BIBLE OF WEDDING」の内容をベースに出題
・日本の婚礼知識全般
・社会常識全般
合格ライン 正答率75%以上

 

難易度は高めで、合格率は約50%と言われています。受験料も決して安くはないので、しっかり備えてから挑んだ方が良さそうですね。

また自宅受験となるため、自分でパソコンを操作して受験しなければなりません。手順は公式サイトに掲載されているので、よく確認をして申し込みましょう。

IFDA N.Y認定:ウエディングプロフェッショナルプログラム(WPP)資格

ABC協会などに比べると知名度は低いですが、IFDAという協会があります。花を使ったデザイン「フローラルデザイン」の普及からスタートしましたが、同じデザインを通してジュエリーやブライダルなどの様々な方面に展開していき、現在に至ります。

海外ウエディングが学べる

花を美しいと感じる心は世界共通です。多くのデザイナーが手掛けるフローラルデザインに触れることで、テキストからでは得られないアイディアをブライダルに活かすことができるでしょう。

また、ブライダルプロデュースも行なっており、装花はもちろん、数々のブライダルアイテムやパーティーのプロデュースも学ぶことができます。

試験なしで取得可能

この資格は、協会認定校で講座を受講すると与えられます。日本だけでなくニューヨークやハワイなどのウェディングも学べるので、ブライダル業界未経験者でも安心して挑戦できるでしょう。

BIA:ブライダルコーディネーター

公益社団法人日本ブライダル文化振興協会が主催する資格試験です。ブライダル文化の発展を目的としており、資格試験を開催するだけでなく、イベントや研修会なども行なっています。

    • ブライダルの総合エキスパートになれる

幸せな2人の結婚式をコーディネートするブライダルコーディネーターは、新郎新婦の要望にそった最適なサービスを提案するエキスパートです。

円滑に打ち合わせを進める「コミュニケーション能力」、2人のニーズに合ったプランを提案する「プランニング能力」、プラン内容や冠婚葬祭のマナーなどを分かりやすく説明する「プレゼンテーション能力」など、様々な能力が認められたエキスパートとして、現場でも重宝される存在となるでしょう。

  • 1~3級までのランクがある

ブライダルコーディネーターには1~3級までの資格があります。自分の力量に合わせてランクが選べるので、スキルアップがしやすいと言えるでしょう。

試験概要と難易度
3級に関しては、これからブライダル業界に入ろうと思っている人でも受験可能です。しかし、1~2級に関しては受験資格があるため、自分が該当するかを確認してから挑戦してください。それぞれの受験資格に関する概要は以下のとおりです。

1級 2級
実技試験 1級の学科試験に合格 2級の学科試験に合格
学科試験 ・7年以上の実務経験
・2級技能検定に合格+その後2年以上の実務経験
・ブライダルコーディネーター養成講座(*1)を修了+2年以上の実務経験
(いずれかに該当)
・3年以上の実務経験
・3級技能検定に合格
・アシスタントブライダルコーディネーター検定(*2)に合格
(いずれかに該当)

 

注目してもらいたいのが学科試験です。それぞれ3つずつ条件がありますが、(*1)ブライダルコーディネーター養成講座は平成29年8月に終了し、(*2)アシスタントブライダルコーディネーター検定は平成30年1月に終了しています。

そのため、これから受験資格を満たそうと考える方は、その他2点に該当するかで考える必要があります。
その他の試験概要は以下のとおりです。

1級 2級 3級
試験時間(学科+実技) 60分+25分 60分+15分 40分+30分
試験方式 筆記、ロールプレイ、口述 筆記、ロールプレイ 筆記、映像による業務内容の判定
受験料(学科+実技) 8,000円+24,800円 6,000円+19,800円 4,000円+3,000円
合格ライン(加点法) 合計点70%以上 合計点70%以上 合計点70%以上

試験範囲は1~3級までほとんど変わらず、ブライダル関連業務全般や歴史、ヒアリングの実技などがあります。ただ、階級が上がるごとに深い知識を問題とされることが考えられるので、同じ範囲でも階級に合わせた勉強が必要です。

JADP:ウエディングプランナー資格

様々な分野の実務能力向上を目指している協会で、ブライダル資格もそのうちのひとつとなっています。その他保健、医療、学術などの分野で活躍できる資格もあるので、いろんな資格を取得したいという方にはうってつけです。

しっかり勉強をした後に申込みができる
ウエディングプランナー資格取得講座を受講し、修了次第いつでも自宅受験ができます。自分のペースで試験に挑めるため、しっかりと対策ができるのが嬉しいですね。

試験概要と難易度
試験概要については、以下のとおりです。

試験方式 筆記(記述)
受験料 5,600円
試験内容 ・ブライダルの基礎知識
・接客の基礎知識
・プランニングに関する職業能力
合格ライン 得点率70%以上

 

カリキュラムをしっかり勉強すれば大丈夫ですが、受験者が増えてきていることから、難易度も徐々に高まってきているようです。

ブライダルの仕事においてあると便利な資格5選

ブライダル メイク

ブライダルと一言に言っても、関連職種は多種多様です。そのため、ブライダルプランナー以外の資格が役立つことも多く、様々な場面で即戦力となることができるでしょう。具体的にどういった資格があると便利なのか、例として以下の5つを紹介します。

カラーコーディネーター

衣装や会場、ウェディングアイテムなど様々なものを決めていかなければなりませんが、そのうえで必ず出てくるのが「色」に関する悩みです。色のバランスを整えながらアイテムを決めていくことで、全体的にまとまった雰囲気を作り出すことができます。

そこで役立つのが色のスペシャリスト、カラーコーディネーターです。色同士の相性やバランス、色が与える雰囲気などを知っていれば、悩む新郎新婦に的確なアドバイスができるようになるでしょう。

ジュエリーコーディネーター

結婚式場内にブライダルリングを販売している場合、ジュエリーコーディネーターの資格を持っておくと便利です。一生に一度のリングを選ぶサポートができる、やりがいのあるポジションを獲得できるでしょう。

ネイリスト

結婚式は花嫁が主役なと言っても過言ではないので、ドレスだけでなく細部にまでこだわったお手伝いをしたいですよね。そんな女性の気持ちに寄り添ってあげられるのがネイリストです。

手元をしっかりケアし、美しいネイルアートを施せば、指輪交換などで手元に注目を浴びたときなども堂々としていられることで、一生の記念に花を添えることができるでしょう。

フラワーアレンジメント

会場の装飾やブーケなど、花が登場するシーンはたくさんあります。ブライダル業界では、花言葉や季節などを考えて会場テーマに合ったアレンジをすることが求められるので、花に関する知識はもちろん、アレンジをする技術も必要となります。そのため、花についてしっかり勉強をしておくと役立つ場面も多いでしょう。

メイクアップアーティスト

女性はメイクの仕方ひとつで印象が大きく変わります。結婚式当日は少しでも美しい姿でいたい・・・そんな女性の願いを叶える魔法使いとなれるのが、メイクアップアーティストです。

その人の骨格や印象に合わせた正しいメイクを行なうことで、素人ではできない美しい仕上がりとなります。流行のメイク法を知っておくと、より喜んでもらえるでしょう。

ブライダル資格の取得を目指す人におすすめの勉強法3選

女性 勉強

ブライダル資格の難易度は種類によって様々ですが、どの資格もブライダルの知識全般を問われるものばかりなので、しっかり勉強を行なう必要があります。

ここでは、どのように勉強を進めたら良いか悩んでいる方のために、おすすめの勉強法を3つ紹介します。

スクールに通う

資格取得を目指して組まれたカリキュラムがあるスクールでは、正しい知識を基礎から身につけることができます。スクールと一言に言っても様々な種類がありますが、人気があるのは以下の3種類です。

ブライダル専門学校

ブライダル業界で活躍する様々なプロフェッショナルたちを講師に迎えている学校が多く、ブライダルの知識はもちろん、現場を知る人々の生の声を聞くことができます。講師であると同時にブライダルの大先輩でもあるので、進路相談でも的確なアドバイスを得られそうですね。切磋琢磨できる友達と一緒に学ぶことで、よりブライダル業界の楽しさを感じられるでしょう。

ブライダル専門学校は全国各地にありますが、一例として東京ブライダル専門学校を紹介します。実際の結婚式をプロデュースしたり、海外研修に行ったりなど、充実したキャンパスライフを送ることができるのが魅力的ですね。座学だけでなく実技も磨きたい、という方は入学を検討してみてはいかがでしょうか。

ヒューマンアカデミー


出典:ヒューマンアカデミー

様々な資格を扱うヒューマンアカデミーでは、ブライダルの資格取得も可能です。ブライダルプランナー検定のための講座もあれば、ブライダルについて総合的に学べるコースもあります。

ブライダル業界への転職を目指して働きながら通っている社会人も多いので、仕事をしながら学びたいと思っている方にもおすすめのスクールです。

ICBインターナショナル


出典:ICBインターナショナル

美のプロフェッショナルを育成するスクールで、洋服のコーディネートやウォーキングなど、様々な視点で女性らしさを身につけることができます。

「結婚式当日は、主役に相応しい振る舞いができるよう指導する」
そんなスペシャリストになれば、花嫁さんの心強いサポーターとなれるでしょう。

ICBのブライダルレッスンでは、ドレスを着てのウォーキングや指輪交換時の手袋の外し方、ブーケの持ち方など様々な所作を指導してくれます。一生に一度の思い出をより華やかにするサポートができる立場となるので、きっとプロデュースとは違うやりがいを感じられるでしょう。学びながら自分自身の所作も美しくなり、一石二鳥ですね。

通信講座で勉強をする

「身近なところにスクールがない」「通う時間がない」そんな悩みを持つ方におすすめなのが通信講座です。そのなかでも、特におすすめなのは以下の3種類です。

ヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」


出典:たのまな

ブライダルプランナーはもちろん、カラーコーディネーターやネイリストなど、業界内で活躍できる様々な資格を取得可能です。

そのうえ、通信講座はテキストだけでなく、本物の講義を受けているように感じられるDVDもついているので、自宅にいながらしっかりブライダルの勉強ができます。

ヒューマンアカデミー受講生で、ABC協会のブライダルプランナー検定2級の合格率は驚異の85%。ABC協会が出す全体的な合格率の平均値を上回っています。それだけ資格対策がしっかりできるとうかがえるので、資格取得を目指す方におすすめです。

キャリアカレッジジャパン

ブライダルの知識全般が学べるテキストと、現役ブライダルプランナーによる講座DVDがついています。現場の様子や、実際の挙式・披露宴当日の様子も見ることができるので、勉強へのモチベーションも維持しやすいでしょう。

自宅で勉強をしながら出てきた疑問点は、何回でも質問が可能です。質問回数で料金がかかることはなく、安心して勉強ができるよう細やかなサポートをしてくれるのが嬉しいですね。

ユーキャン

多くの資格を扱っており、CMなどへの露出度も高いため耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。ユーキャンにはブライダルプランナーの資格はありませんが、ブライダル業界で役立つカラーコーディネーターやネイリスト、フラワーアレンジメントなどの様々な資格が取得できます。

ブライダルプランナーとして活躍したい、という方だけでなく、その他の職種でブライダルに関わっていきたいという方にもおすすめです。

参考書を使って独学で勉強をする

スクールや通信講座などは、しっかり学ぶことができる反面、学費がかかるのが気になるところですよね。そのため、「通いたいけれど学費が払えない」と悩んでいる方も多いでしょう。

そんな方には、独学で勉強をする方法もあります。講師がいない分、しっかり基礎から学べる参考書選びを行なうことが、合格率アップのキーポイントとなるでしょう。

そこで、編集部がおすすめするブライダルテキストを3冊紹介します。「独学で頑張りたい」という方だけでなく、「スクールの勉強に何かプラスしたい」という方にもおすすめです。


IWPAの公式テキストです。IWPAウエディングプランナー日本資格は、このテキストをもとに出題されるため、ブライダルの勉強をしながら資格対策もできます。一般的な書店には売られていないので、購入を考えている方は、正規代理店やネットショッピングサイトを活用しましょう。

ウエディングプランナー資格1級

ウエディングプランナー資格に対応した問題集です。回答と解説もついているため、効率よく試験対策ができるでしょう。また、1級の他に2級もあるので、ステップアップにも対応できます。

ウェディングプランナーの教科書

オーダーメイドウエディングを得意とする株式会社ポルトダヴニールの代表取締役、吉村美樹さん著書の参考書です。たくさんのカップルを幸せにしてきた彼女だからこそ分かるブライダルの素晴らしさ、難しさ、必要な精神などが盛り込まれています。

知識を学ぶだけでなく、ブライダル業界で活躍するための秘訣も教えてくれるので、これからブライダル業界に挑戦したいと思っている方にはぜひ読んで欲しい1冊です。

ブライダル業界の仕事が見つかるおすすめの求人サイト3選

ブライダル資格のなかには、受験資格として実務経験が必要なものがあります。そのため、就職・転職前ではなく、働きながら資格取得を目指す方もたくさんいます。そこで、ブライダル業界の求人を探すのにおすすめの求人サイトを3つ紹介します。

タウンワーク

タウンワーク
出典:タウンワーク

「バイトをするならタウンワーク」というキャッチコピーでお馴染みの求人サイトです。全国的に多くの求人情報を扱っており、そのなかにはブライダル求人もたくさんあります。ネットだけでなくフリー冊子も発行されているので、いつでもどこでも仕事探しができますよ。

とらばーゆ

とらばーゆ
出典:とらばーゆ

女性に人気の求人を多く扱っているサイトなので、ブライダル関連の仕事も見つけやすいと定評があります。求人情報はもちろん、企業の特徴や入社するメリットなども紹介されているため、自分にとってどんな企業が魅力的かを判断しやすいですね。応募ボタンを押して情報を入力するだけで、簡単にエントリーできる気軽さも魅力です。

doda

事務職へ転職するときに有利な資格11選!資格概要やおすすめ転職サイトも紹介
出典:doda

転職タイプ診断やスカウトサービスなど、求人にまつわる様々なサービスが充実しているサイトです。求人数が多いだけでなく、仕事探しのサポートがしっかりしているのが魅力的ですね。

ブライダル関連の仕事に就きたいけれど、未経験で不安だという方はエージェントサービスを利用してみるのもひとつの手段です。未公開求人を紹介してくれるだけでなく、提出書類や面接などのサポートも行なってくれます。

ブライダルプランナーは資格の有無で信頼度が変わる

ブライダル業界は、資格がない未経験者でも働くことができます。実際に現場で活躍している方のなかには、資格を持っていないケースも多々あります。しかし、肩書きがあると信頼度が大きく変わるのも事実です。

ブライダルを学び、その知識やスキルを資格という形で認められているため、勤続年数に関わらず「この人になら私たちの結婚式を任せられる」と思ってくれるカップルも多いでしょう。

信頼の上になりたつブライダル業界において、資格の有無が今後の活躍に影響すると言っても過言ではありません。そのため、自信につながるような肩書きを持っておくことをおすすめします。

現段階で現場にいる方はもちろん、これからブライダル業界に挑戦しようと思っている方も、一度資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。

資格の種類はたくさんあるので、できるものから挑戦してステップアップさせていくことができます。合格を手にすることで自信もつき、きっとより働くことへのモチベーションを上げることができるでしょう。

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