女性が稼げる資格でキャリアウーマンを目指そう!人気資格の特徴や魅力を徹底解説

女性が社会で活躍できる現代では、将来を考えて稼げる資格を取りたいと考える方も多いのではないでしょうか。そこで、数ある資格のなかから高収入が期待できるおすすめの資格を30個紹介します。主婦でも取得可能な国家資格や、趣味の延長でできる資格もたくさんあるので、稼げる資格を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

年収を大きく左右する資格の重要性を知っておこう

年収を大きく左右する資格の重要性を知っておこう

資格がなくても、働くことができる職種はたくさんあります。そのため、わざわざ資格を取る必要がないと考える方もいるかもしれませんね。しかし、資格の有無は仕事をするうえで非常に重要なポイントとなります。稼ぐことを目指している方は、まず資格の重要性について理解しておきましょう。

簡単に儲かる資格は存在しない

資格を持っていると、その分野に対する見識が認められ、資格手当がもらえたり、重要なポジションを任せてもらえたりすることが多いため、無資格者より高収入が期待できます。

しかし、資格を取った瞬間に年収が劇的にアップするというわけではありません。大切なのは、その資格をどう活かして実務に役立てるかです。高収入につながる資格は、そう簡単に取得できるものばかりではありません。

受験条件が多かったり、難易度が高かったりするため、本当に稼げる資格を取得したいのであれば、ある程度の難関に挑戦することも視野に入れる必要があります。

資格保持者は信頼度が高い

資格を持っていることで、その分野に関する見識があるという証拠になります。そのため、業界内での信頼度も高くなるでしょう。もちろん、お客さんを相手にしたサービスを提供する場合にも、例えば、無資格で調理の仕事をしている人の料理より、調理師免許を持っている人が作った料理の方が安心感がありますよね。

資格は、指定された条件をクリアしていることを示すことができるため、持っておくことの重要性は非常に高いと言えます。

女性が年収を増やすには資格が必要!持っておくと一生困らないおすすめの資格30選

女性が年収を増やすには資格が必要!持っておくと一生困らないおすすめの資格30選

女性は、結婚や出産などを機に仕事について考えさせられる場面が何度か訪れます。環境によっては、働くことができない時期も出てくるでしょう。そういった際に再び社会に復帰しようと思っても、ブランクが気になってなかなか仕事探しが難しいといった話しをよく耳にします。

そんなときに役立つのが資格です。需要が高い資格であれば、持っているだけでも転職で有利に働くでしょう。

では、女性がどんな資格を持っていると良いのか、おすすめの資格を30個紹介します。

参考書籍

就職・転職に有利な女性の資格全ガイド

資格取り方選び方全ガイド2020年

資格取り方選び方全ガイド2020年の口コミ
口コミ
購入者

評価: 5あまり知られていない資格の事を知りたかったので購入しました。問い合わせ先も載っていて良かったです。

引用元:楽天ブックス

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国家資格

法律に基づき、国や国に準ずる機関が試験を実施している資格です。難易度が高いものが多い傾向にありますが、誰もが認める資格で持っていると重宝されると言えます。

基本的に受験資格が設けられていますが、誰でも受験できる資格もあるため、働いていない主婦の方でも挑戦できるものもありますよ。稼げて安定している、という点でおすすめの資格は以下の14個です。

行政書士

個人や法人から依頼を受け、様々な書類を作成したり、手続きの代理を行なったりする役割を担います。年々、許認可事項が増えてきている関係から手続きが複雑化しており、それに比例するように行政書士の需要も高まっているようです。

受験資格:条件が定まっていないため誰でも挑戦できますが、難易度が高い難関資格のひとつと言われています。

試験内容 ・行政書士の業務に関し必要な法令など
・行政書士の業務に関連する一般知識など
試験時期 11月の第2日曜日
受験料 7,000円
合格率 約10~15%

行政書士試験は、法令や一般知識など幅広い範囲から出題されます。ひとつのことにこだわって時間を割くと、どんなに時間があっても足りません。そのため、要領よく勉強を進めることが合格のコツです。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p42~43>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p88~89>

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公認会計士

企業の経営状況を分析し、財務書類が適正かどうかを見る監査を行ないます。また、経営面でのアドバイスを行なうコンサルティング業務もあるので、企業にとっては心強い存在と言えるでしょう。知識だけでなく、データから状況を見極める分析力や、そこから改善点を見出しアドバイスする判断力や洞察力も養うことが大切です。

受験資格:特にありませんが、取得するためには、試験合格後に実務補習と2年以上の業務補助などが必要となります。

試験内容 ・短答式:財務会計論や管理会計論など
・論文式:会計学や監査論など
試験時期 ・短答式:12月上旬、翌年5月下旬
・論文式:8月の3日間
受験料 19,500円
合格率 約9~11%

計算科目は、何度も同じ問題を繰り返し解き、スピーディーかつ正確に会計処理ができるようにすることが大切です。その他の科目はしっかりと暗記し、問題集をうまく使って知識を定着させることが合格のコツと言えるでしょう。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p44~45>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p52~53>

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司法書士

司法書士は、国民の権利と生活を守る法律のプロです。不動産売買の登記などを代理したり、裁判所や検察庁に提出する書類を作成したりします。非常に難易度が高い資格ですが、これを持っておけば将来を保証されていると言っても過言ではありません。

受験資格:特にないので、努力次第で高卒の方の資格取得も可能です。

試験内容 ・筆記:法律関連、登記、民事訴訟など
・口述:筆記試験合格者のみ筆記試験に準じた内容で実施
試験時期 ・筆記:7月上旬
・口述:10月上旬
受験料 8,000円
合格率 約3~4%

難易度が高いため、独学では難しいかもしれません。実務経験を積みながら、あるいは専門学校に通いながら通信教育を利用するなど、2本立てで勉強を進めるのが受験勉強のコツです。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p48~49>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p86~87>

社会保険労務士

社労士と呼ばれるこちらの資格は、社会保険関連のスペシャリストです。労働者が安心して働くことができるよう、必要な書類の作成や手続きの代行などを行ないます。

社会保険関係は、働くうえで切っても切れない存在となるため、企業などからの需要が高い仕事と言えるでしょう。独立しても活躍できる一生ものの資格です。

受験資格:いくつか定められているため、条件を満たしているかどうかを事前に確認しておきましょう。

試験内容 ・5肢択一式70問
・選択式8問
試験時期 8月下旬
受験料 9,000円
合格率 約5~7%

出題範囲が広いため、まずは大まかに勉強をすることが大切です。そこから徐々に細部を押さえていくように勉強すれば、広範囲を効率よく勉強することができます。また、試験は科目ごとに基準点が設けられているので、苦手科目を捨てるような勉強をしないよう心がけてください。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p50~51>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p78~79>

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税理士

税理士

税理士は、納税や節税などの税金関係におけるエキスパートです。国民が果たすべき納税の義務に対してアドバイスをしたり、正しく納税されているかを調査したりします。法人からだけでなく個人からも依頼を受けることがあるため、需要が高い資格と言えるでしょう。また、税務を通じて経営コンサルティングを行なうこともあります。

受験資格:いくつか条件があり、司法試験合格者や、大学・短大などで法律学または経済学関連の科目を1科目以上履修し、卒業している者などがあります。

試験内容 ・会計学(簿記論、財務諸表論)
・税法9科目の中から3科目を選択(選び方にも条件あり)
試験時期 8月上旬
受験料 4,000~10,000円(科目数で変わる)
合格率 約18~20%

勉強範囲が広いように感じますが、税法は科目を選択できるため、どれを選ぶかという戦略が合格のポイントとなります。自分がどの科目が得意なのかをしっかり見極め、最善の選択を行ないましょう。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p52~53>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p50~51>

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通関士

貨物を輸出入する際に、税関へ提出する通関書類を作成します。また、税関が行なう調査や処分に対する異議申し立てなどの役割も担うため、国際貿易には欠かせない存在と言えるでしょう。現代では、食品や工業製品など様々なものを輸出入することで国が成り立っているので、将来性も高い仕事です。

受験資格は特にありませんが、試験合格後に通関士として働く場合、税関長の確認が必要となります。

試験内容 ・通関業法
・関税法や関税定率法など
・通関書類の作成、その他手続き実務
試験時期 10月上旬
受験料 3,000円
合格率 約11~21%

試験はマークシート方式なので、過去問を解くことが勉強のコツです。過去問で高得点が取れると、自信がついて本番にも挑みやすくなりますよ。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p61>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p208~209>

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看護師

「白衣の天使」として女性に人気の職種でしたが、最近では男性看護師も多くなっています。それだけニーズのある仕事ということですが、活躍の場が広いため一生困らない資格のひとつと言えるでしょう。

受験資格がいくつかあるので、受験を考えている方は事前に確認をしておく必要があります。

試験内容 11科目
試験時期 2月中旬
受験料 5,400円
合格率 約90%

難易度はそこまで高くはないので、学校や養成所でしっかりと学べば合格を目指すことができます。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p134~135>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p292>

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薬剤師

薬局だけでなく、製薬会社や化粧品会社など様々な場所で活躍できる薬剤師は、女性に人気が高い資格のひとつです。医薬品の取り扱いは難しく、ちょっとしたミスが命の危険を招く恐れがあるため、真面目に取り組める方に向いています。

受験資格:主に学歴です。薬剤師を目指す方は、条件を満たす課程を履修しているかなどを事前に確認しておきましょう。

試験内容 ・必須問題試験
・一般問題試験・・・薬学理論問題試験、薬学実践問題試験
試験時期 2月下旬の2日間
受験料 6,800円
合格率 約60~70%

一般的に化学と生物学がベースとなっており、そこに医療全般の知識をプラスして勉強を進める必要があります。しかし、薬学部や薬科大学の勉強をしっかり行なえば十分合格が狙えるので、学生時代のテキストを利用して勉強を進めましょう。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p140~141>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p285>

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歯科衛生士

歯科医師のサポート役とし、歯石除去や歯科保健指導などの様々な診療補助を行ないます。有資格者のほとんどが女性なので、女性が活躍する舞台として相応しいと言えるでしょう。転職率も高く、歯科以外に歯ブラシメーカーや保健所などの求人もあります。

受験資格:主に学歴で、文部科学大臣指定の歯科衛生士学校卒業や、都道府県知事指定の歯科衛生士養成所卒業などがあります。

試験内容 9科目
試験時期 3月上旬
受験料 14,300円
合格率 約96~97%

大学や専門学校など、学生時代の勉強が最大の試験対策となります。合格率が高いため、ある程度ブランクがあっても十分合格を狙えるでしょう。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p153>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p287>

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介護福祉士

高齢化が著しい現代では、多くの施設が介護福祉士不足に悩んでいます。そのため、将来的にも需要が高く資格を持っておくと歓迎されるでしょう。介護職唯一の国家資格で、職場によっては高待遇が期待できます。体力が必要で大変な業界ですが、やりがいを感じられると今注目を集めています。

受験資格:養成施設卒業や福祉系高等学校で所定の教科目を修めて卒業などがあります。介護業務で3年以上の実務があり、実務者研修を修了した方も受験資格を得られるので、学歴がなくても挑戦することができます。

試験内容 ・筆記
・実技(筆記試験合格者のみ)
試験時期 ・筆記:1月下旬
・実技:3月上旬
受験料 15,300円
合格率 約60~70%

受験には実務者研修が必須となったため、受験者は減少傾向にあります。その代わり合格率は年々上昇傾向にあるので、しっかり勉強をすれば合格が狙えます。筆記試験は過去問を繰り返し解くこと、実技は介護の基本を押さえておくことが合格のコツです。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p170~171>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p264~265>

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宅地建物取引士

不動産業界はもちろん、不動産関連セクションを持つ一般企業や金融関係などでも活躍できる資格です。不動産は高額な買い物ゆえにトラブルも発生しやすいため、公正な取引ができるよう専門知識を持った宅建士は優遇されます。独立を目指す方であれば必須資格となるので、取っておくと将来役立つでしょう。

受験資格:条件は特になく、誰でも挑戦することができます。

試験内容 7科目のマークシート方式
試験時期 10月の第3日曜日
受験料 7,000円
合格率 約15%

合格のコツは、過去問を徹底的に解くことです。マークシート方式なので、似たような問題にあたることも期待できます。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p216~217>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p314~315>

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管理栄養士

栄養士

病院や保育園など、集団調理の場で活躍できる資格です。高度な知識や技術が求められるため、栄養士を取得した後にスキルアップとして管理栄養士を取得する方もいます。管理栄養士の求人は多いので、仕事も探しやすいでしょう。

受験資格:学歴や実務などいくつかあります。基本的に栄養士の資格取得が必要なので、まだ持っていない方はまず栄養士から挑戦しましょう。

試験内容 基礎栄養学や栄養教育論などの9科目
試験時期 3月上旬
受験料 6,800円
合格率 約50~60%

4年制の養成施設は、管理栄養士合格を目指したカリキュラムが組まれているため、その教材でしっかり勉強を行なうことが合格のコツです。また、新しい制度や調査データなどをもとにした問題の出題率が高いので、過去問を解くより対策講座を受講することをおすすめします。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p156>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p498~499>

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調理師

飲食店など、調理の仕事は未経験者でもできます。しかし、資格を持っていなければ調理師を名乗ることができないため、飲食業界で働きたい方は取得しておくことをおすすめします。

受験資格:調理師養成学校を卒業すれば試験を受けなくても取得できますが、学校を出ていない方は実務経験に加え国家試験をパスする必要があります。

試験内容 食文化概論や調理理論などの7科目
試験時期 都道府県によって異なる
受験料 都道府県によって異なる
合格率 約60~70%

調理師試験は、食に関する歴史や法律、衛生関係など幅広い知識が必要となります。そのため、すべての分野をバランスよく勉強をすることが大切です。力試しに過去問に取り組むと、より点数を取りやすいでしょう。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p238~239>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p500>

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保育士

保育士

共働きが一般的になっている現代、保育士の需要もますます伸びています。そのため、仕事が探しやすく、高待遇で迎えてくれる企業もあるでしょう。また、保育園は保育に理解のあるところが多いため、子育て中のママでも比較的働きやすく女性が活躍しやすい業界と言えます。

受験資格:学歴や実務などいくつかあるので、受験を考えている方は条件を満たしているかを事前に確認しておきましょう。

試験内容 ・筆記
・実技
試験時期 年2回
(1)筆記:4月下旬、実技:7月上旬
(2)筆記:10月下旬、実技:12月上旬
受験料 12,950円(郵送料込)
合格率 約17~30%

テキストなどでの勉強も必要ですが、日頃からニュースを見て子ども関連の情報をキャッチしておくことが大切です。また、実技があるので普段から子どもに接する機会を作っておくと、試験時に自信を持って挑戦できるでしょう。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p168~169>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p246~247>

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公的資格

国家資格と民間資格の中間に位置するのが公的資格です。国家資格ほど特別な権限が与えられているわけではありませんが、受験者の実力が認められるため、転職に役立つことに変わりはありません。そのなかでも、女性におすすめの資格は以下の6個です。

メンタルヘルス・マネジメント検定試験

仕事や職場の人間関係など、様々なストレスを抱えながら働いている人が増えています。そういった人々のメンタルケアを行なうのがこの資格の目的です。また、個人だけでなく企業全体でメンタルケアに取り組んでいるところも増えているため、資格保有者の需要も高まっています。

受験資格:条件は特になく、誰でも挑戦することができます。

試験内容 公式テキストの内容とその応用
・I種:人事労務管理スタッフ、経営幹部対象
・II種:管理職対象
・III種:一般社員対象
試験時期 ・I種:11月上旬の日曜日
・II、III種:11月上旬の日曜日、翌年3月中旬の日曜日
受験料 ・I種:10,800円
・II種:6,480円
・III種:4,320円
合格率 ・I種:約18%
・II種:約65%
・III種:約76%

試験内容はテキストがベースとなっているため、しっかり読み込んでおくことが合格のコツです。余力があれば、過去問や対策講座なども並行して学習すると、より高い合格率が見込めます。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p64>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p80~81>

日商簿記検定

事務職をメインに、様々な職種で活躍できる手堅い資格です。安定した仕事を見つけやすく、将来性もあるので持っておくと便利ですよ。公認会計士や税理士などの国家資格にも簿記の知識が必要なので、スキルアップにもつながります。

受験資格:条件は特にないので、自分のスキルに合った級に挑戦してください。

試験内容 商業簿記や工業簿記など
試験時期 ・1~3級:6月中旬、11月中旬
・2、3級:2月下旬
・簿記初級、原価計算初級:随時
受験料 ・簿記初級、原価計算初級:2,160円
・3級:2,800円
・2級:4,630円
・1級:7,710円
合格率 約41~46%

知識をインプットするだけでなくアウトプットする力も必要なため、できるだけたくさんの演習問題を解くことが合格のコツです。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p68~69>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p54~55>

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登録販売者

薬剤師に次ぐ薬の専門家です。2009年に新薬事法が施工されたことがきっかけで設けられた資格なので、初めて知る方も多いかもしれませんね。調剤や要指導医薬品などの特定の薬は販売できませんが、薬に関する幅広い知識が必要です。

受験資格:条件は特になく、誰でも挑戦することができます。

試験内容 5科目
試験時期 都道府県によって異なる
受験料 13,000~17,600円(都道府県によって異なる)
合格率 約27~43%

全体の70%正解が合格ラインとなります。ある程度得意科目で点数を稼ぐのもひとつの手段ですが、1科目でも正解率が35%未満になると不合格になるため、バランスよく勉強をすることが大切です。不合格ラインは都道府県ごとに異なるので、事前に確認をしておきましょう。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p142~143>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p298>

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受験資格:条件は特になく、学生の間に挑戦する方もたくさんいます。

試験内容 リーディング、リスニングなど
試験時期 年3回
受験料 級によって異なる
合格率 級によって異なる

4級までの試験は筆記のみなので、中学生レベルの知識があれば合格が狙えます。しかし、3級以上になると二次試験としてスピーキング試験が入るので、英語を話す能力も必要となります。挑戦する級の内容に合わせた勉強をすることが、合格するためのコツと言えるでしょう。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p112~113>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p182~183>

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消費者と企業の間に立つパイプ役です。消費者から商品に関する相談やクレームを受けたり、商品の取扱説明書をチェックしたりなどの仕事を行ないます。消費者の声を直接聞くことができるポジションなので、企業の発展には欠かせない存在と言えるでしょう。

受験資格:条件は特になく、誰でも挑戦することができますが、試験地が限られるため事前に確認をしておきましょう。

試験内容 ・一次:筆記
・二次:論文、面接
試験時期 ・一次:10月上旬
・二次:11月下旬
受験料 12,960円
一次免除:9,720円
合格率 約22%

過去問を解くことだけでなく、日頃からニュースをチェックしておくことが合格のコツです。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p224~225>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p460>

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カラーコーディネーター検定試験

ファッションなどのデザインに役立てるだけでなく、色彩を理論的に捉えて企業戦略に活用することもあります。活躍の場が広いため、将来性のある仕事と言えるでしょう。検定は1~3級まであります。

受験資格:誰でも挑戦できる資格なので、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。

試験内容 級によって異なる
試験時期 ・1級:12月上旬
・2、3級:6月中旬、12月上旬
受験料 ・1級:9,440円
・2級:7,340円
・3級:5,250円
合格率 約63~73%

色彩に関する基礎知識や、色彩の応用力などが問われます。級によって内容が異なるため、それぞれに合わせた勉強を行なうことが大切です。テキストと問題集を使えば、独学でも十分合格を狙えます。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p194~195>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p482~483>

民間資格

民間の企業や団体などが独自に行なっている資格です。法律的根拠はないため国家資格に比べると権限が弱いといえますが、広く知られている資格はその名称だけでも価値があります。その分野に関して勉強をした、という証でもあるので自己PRにも使えるでしょう。

臨床心理士

ストレス社会の現代、年齢に関係なく多くの人々がストレスを抱えて生活をしています。そんな人々を救う臨床心理士は、相談相手になったり、解決方法を一緒に見つけ出したりして相談者の気持ちに寄り添ってあげることが大切です。

将来性が高くニーズも伸びているため、病院やカウンセリングルームなどの施設に転職をすれば安定した収入も期待できます。

受験資格:学歴と実務経験が必要となるため、受験を考えている方は条件を満たしているかを確認しておきましょう。

試験内容 ・一次:筆記
・二次:口述面接(一次試験合格者のみ)
試験時期 ・一次:10月中旬
・二次:11月下旬
受験料 30,000円
合格率 約60~65%

大学などのカリキュラムを勉強することと、過去問を解くことが合格のコツとなります。特に一次試験は100題の設問と小論文があるので、どちらもしっかり対策を行なっておきましょう。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p182~183>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p297>

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ファイナンシャル・プランナー

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保険会社や金融機関、税務会計事務所などで需要があり、企業内で活躍できるだけでなく、独立して個人の相談に応じたり、講師としてセミナーを開いたりなど活躍の場を広げることもできます。資格にはAFPとCFPの2種類があり、CFPは上級者向けとなっています。

受験資格:それぞれに条件が異なるので、事前に確認をしておきましょう。

試験内容 AFP:学科試験、実技試験
CFP:6課目
試験時期 ・AFP:1月、5月、9月の年3回
・CFP:6月、11月の年2回
受験料 【AFP】
・学科:4,200円
・実技:4,500円
【CFP】
1課目5,400円(2課目以上は4,320円ずつ加算)
合格率 【AFP】
・学科:約43%
・実技:約62%
【CFP】
約6~8%

AFPの学科は、テキストや過去問などの勉強でも十分合格が狙えますが、実技もあるためプランニングやプラン作成などの対策を行なっておく必要があります。CFPは難易度が格段に上がるので、1課目ずつ丁寧に勉強を進めていきましょう。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p76~77>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p64>

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マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

事務職に限らず、今や様々な職種でオフィスは必要なスキルと言われています。そのため、持っておくと社内評価アップや転職時の自己PRなどに役立つでしょう。また、オフィスのスキルは実務能力として多くの企業から求められています。転職時、ライバルたちに差をつけるにはうってつけの資格と言えるでしょう。

受験資格:条件は特にないので、何歳でも受験可能です。近年は学生に人気の資格としても認知されているため、就職や転職を有利に進めるための武器のひとつと言えるでしょう。

試験内容 オフィスのアプリケーションを使い、要求された作業を正確に行なえるかを判定する(試験科目は5科目)
試験時期 ・全国一斉試験:毎月1~2回
・随時試験:会場が設定する任意の日
受験料 科目やバージョンによって異なる
合格率 非公開

パソコンスキルを評価する試験のため、いかに操作を正確に行なえるかが合否を分けます。参考書で学ぶより、実際にソフトを使いながら練習をすることが合格のコツです。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p100>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p116~117>

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TOEICテスト

試験的な英語ではなく、英語によるコミュニケーション能力を測るテストが「TOEIC」です。一般的なものは「聞く&読む」能力を測定するものですが、その他に「話す&書く」などのテストもあるため、どのテストを受けるかを明確にしておく必要があります。

グローバル化が進んでいる現代、ビジネスシーンで英語が必須の企業もたくさんあります。TOEICテストの点数が高ければ高いほど、転職に有利に働くでしょう。

受験資格:条件は特になく、英検と同様に、学生のうちから挑戦している人もたくさんいます。

試験内容 ・リスニング
・リーディング
試験時期 年10回(1月、3~7月、9~12月)
受験料 5,725円
合格率 合否ではなくスコアで評価

一般的な資格と違い、TOEICテストはスコアが出ます。点数が高ければ高いほど英語力があると認められるため、できるだけ高い数字を目指して勉強をすることが目標となるでしょう。問題集を使ってたくさんの問題をこなすこと、英語を聞いてリスニング力を鍛えることがスコアを伸ばすコツです。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p122~123>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p180~181>

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インテリアコーディネーター

インテリア

インテリアコーディネーターは、顧客の好みや予算に合わせて住空間のトータルコーディネートを行ないます。アイディアとセンスを活かした仕事で、女性人気が高い資格のひとつです。住宅メーカーやリフォーム会社をはじめ、住宅雑誌の編集など様々な場で活躍することができます。

受験資格:一次は誰でも挑戦できますが、二次は一次合格者のみの挑戦となります。

試験内容 ・一次:学科
・二次:プレゼンテーション、論文
試験時期 ・一次:10月の第2日曜日
・二次:12月の第1日曜日
受験料 ・一次のみ、もしくは二次のみ:11,300円
・一次と二次:14,400円
合格率 約22~26%

どちらかと言えば、専門知識が問われる一次試験の方が合格率が低い傾向があります。そのため、まずは一次試験対策に集中し、合格後に与えられる3年間の有効期間中に二次試験の勉強を進めることをおすすめします。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p222~223>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p484~485>

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ブライダルプランナー検定

結婚式という人生最大のイベントを演出するブライダルプランナーは、華やかさがあるゆえ女性人気が高い仕事です。資格がなくてもできる仕事ですが、失敗が許されない冠婚葬祭のひとつなので、多くの企業が資格取得を推奨しています。特に、ABC協会認定の検定は世界的に有名で、国際的な活躍を目指す方にはぜひ取ってほしい資格です。

受験資格:実務がなくても挑戦できるので、ブライダル業界に入る前に取得しておくと転職で有利になるでしょう。

試験内容 ・1級:マークシート方式、記述式
・2級:マークシート方式
試験時期 ・1級:夏期、春期
・2級:秋期、冬期
受験料 ・1級:15,000円
・2級:10,000円
合格率 約78~82%

ブライダルに関する基礎知識はもちろん、海外挙式に関する出題もあります。幅広い知識が必要となるため、検定対策用のテキストや協会公式テキストなどで勉強をすることをおすすめします。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p254>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p469>

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ブライダルプランナー

銀行業務検定試験

金融機関に勤める職員を対象に、実務能力水準の向上を目指して行なわれる試験です。受験種目は38種あり、民間資格ですが金融業界では信用度の高い検定試験と言われています。そのため、金融系への転職を目指す方の大きな力となってくれるでしょう。

受験資格:誰でも受験できるので、得意な種目から挑戦してみてはいかがでしょうか。

試験内容 種目によって異なる
試験時期 3月上旬、6月上旬、10月下旬
種目によって異なる
受験料 種目によって異なる
合格率 種目によって異なる

受験種目が多いため、適切なテキストを選ぶことが重要となります。過去問があるものは、積極的に挑戦して問題慣れしておくこともおすすめです。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p78>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p68>

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実用マナー検定

採用試験において、人柄を重視する企業が多くなっている現代では、コミュニケーション能力やビジネスマナーが非常に重要なスキルとなっています。そのため、どれだけのマナーが身についているかを明示できる実用マナー検定は、大きなアピールポイントとなるでしょう。独立を考えている方は、マナー講師になるのもひとつの手段です。

受験資格:条件は特にありませんが、飛び級ができないため、3級から順に受ける必要があります。

試験内容 ・3級:ビジネスシーンにおける身だしなみや挨拶など
・2級:ビジネスシーンにおけるコミュニケーションや電話マナーなど
・準1級:冠婚葬祭マナー、手紙、贈答など
・1級:冠婚葬祭マナー、国際パーティーなど世界に視野を広げたマナー
試験時期 ・3、2、準1級会場:予約制
・1級会場:6月、9月、12月
・3、2、準1級在宅:随時
受験料 級によって異なる
合格率 非公開

マナーを極めようと思うと範囲が広くなってしまうため、受験レベルに適した内容のマナーに絞って勉強を進めることが大切です。

・資格取り方選び方全ガイド2020年<p154>

校正技能検定

印刷物の誤字脱字、表記の誤りなどを正す校正能力を測る検定です。編集者はもちろん、高品質な文章を書くためにライターを目指す方にも挑戦してほしい検定と言えるでしょう。

情報が氾濫する現代、正しい文字情報を発信するために欠かせない校正スキルは、出版社や印刷会社など様々な場で活躍できます。フリーで仕事をすることもできるので、家事や子育てとの両立に悩む女性でも仕事を続けやすいと人気です。

受験資格:中級と上級で異なり、中級は日本エディタースクールの所定のコースを修了した者、各種機関で一定の実技訓練を受けた者などがあります。上級は中級合格者でなければ受けられないので、飛び級はできません。

試験内容 ・学科:校正作業に必要な知識など
・実技:原稿引き合わせなど
試験時期 ・中級:7月、12月
・上級:3月
受験料 ・中級:8,640円
・上級:9,720円
合格率 約45%

エディタースクールを修了している場合は、そのテキストを使用して勉強を進めると良いでしょう。また、校正の正確さや緻密さだけでなく国語力も問われるため、日頃から本を読む習慣をつけておくこともおすすめします。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p262>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p177>

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フラワーデザイナー

フラワーアレンジメント

空間を華やかに演出したり、ブライダルブーケをデザインするなど、花を駆使して様々な装飾を施す仕事です。活躍の場が多く、女性人気の高い資格と言えるでしょう。稼ぐためにはコンスタントに受注してくれる取引先を見つけることも大切なので、花の知識だけでなく営業力も養う必要があります。

受験資格:3級は誰でも挑戦できますが、日本フラワーデザイナー協会(NFD)が主催する資格のため、2級からはNFD会員として在籍し、必須単位を履修する必要があります。

試験内容 ・学科
・実技
試験時期 随時
受験料 ・3級:学科2,000円、実技15,000円
・2級:学科2,000円、実技20,000円
・1級:学科2,000円、実技25,000円
合格率 約92~97%

どの級も実技があるため、日頃からセンスを磨くことが重要となります。花に関する知識や扱い方を学ぶだけでなく、センスを磨くために花の観賞なども積極的に行ないましょう。

・就職・転職に有利な女性の資格全ガイド<p202~203>
・資格取り方選び方全ガイド2020年<p486>

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受験者が多い人気資格ランキングTOP10

時代の流れとともに、ニーズが伸びている資格も年々変化しています。そのため、どんな資格を取得すれば良いのかと悩む方も多いでしょう。そこで、2013年のデータをもとに受験者数が多い人気資格をランキングにまとめました。

参考書籍:就職・転職に有利な女性の資格全ガイド

順位 資格 受験者数
1位 TOEICテスト 236万1000人
2位 英検 235万5718人
3位 漢検 221万9990人
4位 日商簿記検定 56万6171人
5位 数学検定 30万20人
6位 銀行業務検定試験 29万8937人
7位 FP技能士 29万7934人
8位 TOEIC Bridgeテスト 約21万人
9位 宅地建物取引士 18万6304人
10位 危険物取扱者 17万5555人

上位3つの資格は、社会人だけでなく学生からの人気も高いようです。そのため、その他の資格に比べて圧倒的な受験数を誇ります。人気の資格=現代の企業が求める資格とも言えるので、TOP10の中に持っていない資格がある方は、ぜひ挑戦してみてください。

資格選びのポイント7つ

資格選びのポイント7つ

資格にも優先順位があります。取れるもの取るだけではただの資格マニアになってしまうため、自分に合った資格選びをしたうえで挑戦することが大切です。では、どの資格に挑戦しようか悩んだときにはどう選べば良いのでしょうか?

給料アップや出世が見込めるか

資格手当や資格によって仕事内容が変わるなど、資格の有無が収入に大きく影響を与える可能性があります。貪欲に上を目指したい方であれば、企業が定める資格の取得を目指しましょう。

セカンドビジネスにつながるか

ひとつのことを極めるのではなく、いくつかの仕事を同時にこなす多動力が注目を集めている現代では、副業を積極的にすすめる企業も増えています。新たなスキル開発をしたり、自分を高めるために趣味を極めるなど、何をセカンドビジネスにしたいかを考えて資格を選びましょう。

就職・転職に有利か

求人情報に掲載されている優遇資格を持っていると、周りのライバルに差をつけることができます。採用率を上げるため、企業が求める資格を見極めて自己PRにつなげましょう。

フリーへの転身で役立つか

専門性が高い資格であれば、フリーに転身したときにも役立ちます。サラリーマン時代のように資格手当などはありませんが、資格があることで仕事を獲得しやすくなる可能性もあります。

何歳になっても活躍できるか

手に職をつけることができれば、自分のライフステージに合わせて働き方を変えたとしても何歳になっても活躍することができます。そのためには、将来性がある職種に必要な資格を選ぶと良いでしょう。

いつでも復帰可能か

結婚や出産などを機に、仕事を辞めて専業主婦になる方もいるでしょう。しかし、再度社会復帰をする状況になったときに、何の資格も持たない状態よりは格段に有利に仕事探しを進めることができます。だからこそ、いつでも社会で活躍できるような資格を持っておくことが重要なのです。

年齢やキャリアに対応した内容か

若いうちから難しい資格を持っていれば良いというものではありません。年代やキャリアに合わせ、適切な資格を持っておくことも大切です。では、どのようにステップアップさせていけば良いのか、キャリアアップを目指した場合に年代別の選び方を紹介します。

20代前半

社会に出たばかりなので、基礎を固めることを優先させましょう。就職先ですすめられている資格はもちろん、ビジネスマナーが身につく実用マナー検定や秘書検定などがおすすめです。その他、日商簿記など何個か級があるものは、簡単なものから挑戦してみると良いでしょう。

20代後半~30代前半

新卒で仕事を続けている方もいれば、自身の方向性を見直して転職をしている方もいるでしょう。ある程度今後の人生を決めることができるライフステージだと言えるため、将来性のある資格にも目を向けてみてください。特定の分野に力を発揮するスペシャリストになっておくと、より企業内で活躍ができるでしょう。

30代後半~

社内で重要なポジションを任されるようになる年代なので、高いスキルを証明する資格を目指しましょう。例えば、調理師免許の上には調理技能士という資格があります。

学科と実技どちらも見られる試験で、調理師の中でも特にスキルが高い証明となります。調理師のなかで技能士まで取得している人はそう多くはないため、独立した際にも大きな力となるはずです。

資格取得を目指す女性におすすめの勉強法4選

受験資格に合わせて勉強を進める必要がありますが、具体的にどう勉強をすれば良いか悩んでいる方も多いでしょう。そこで、おすすめの勉強法を4つ紹介します。

ケイコとマナブ.net

ケイコとマナブ
画像引用:https://www.keikotomanabu.net/

ビジネス関係から趣味につながるものまで、幅広い資格を扱っているサイトです。スクールはもちろん、通うのが難しいという方のために通信講座も検索できるため、自分に合った勉強法を見つけることができるでしょう。無料あるいは低価格で試せる体験レッスンも紹介しているので、興味がある方は受けてみてはいかがでしょうか。

■公式サイト:https://www.keikotomanabu.net/

習い事や資格、お稽古の検索予約ならケイコとマナブ。仕事に役立つ習い事から資格取得の講座、日常生活をより楽しくするお稽古ま…

ヒューマンアカデミー


画像引用:ヒューマンアカデミー

数多くの講座があるヒューマンアカデミーでは、働きながら資格取得を目指す方に人気のスクールです。講師陣も現場で活躍する方や、実績を積んだプロばかりなので安心して任せることができるでしょう。授業のスケジュールが決まっているため、スケジュール管理が苦手な方でも安心して挑戦できます。

ヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」


画像引用:たのまな

ヒューマンアカデミーと同様に、様々な資格取得が目指せる通信教育です。スクールに通いたいけれど、なかなか時間が合わないという方にはうってつけですね。疑問点があるときは、24時間受付のメールフォームを利用できるため、安心して勉強を進めることができるのも人気の理由です。

ユーキャン


画像引用:ユーキャン

通信教育のなかでも大手のユーキャンでは、数多くの資格取得が目指せます。忙しい合間をぬって勉強をしている芸能人も多いため、時間がないと悩む方でも挑戦しやすいのではないでしょうか。資格の種類は転職時に役立つものから、ボールペン習字などの実用的なものまで様々で、目的に合わせて選べるのが嬉しいですね。

■公式サイト:https://www.u-can.co.jp/

生涯学習のユーキャン

生涯学習のユーキャンは、「学ぶよろこびをあなたに」をモットーに、役立つ資格から、趣味、実用講座などさまざまな通信教育をご…

合格率を上げる検定本を購入する際のポイント3つ

合格率を上げる検定本を購入する際のポイント3つ

スクールや通信教育を受けるだけでも合格が狙える資格がありますが、なかにはそれ以上に勉強をしなければ合格が難しい難関資格もあります。そんなときに必要となるのが検定本です。しかし、たくさんあるとどれを選んだら良いか分かりませんよね。そこで、検定本を購入する際に気を付けたいポイントを紹介します。

書店で探そう

書店は、規模によって扱っている本の種類が変わります。たくさんの本から選びたい方は、できるだけ大きな書店を探すことをおすすめします。そして購入する前には、以下の2点をチェックしておきましょう。

実際に手に取ってフィーリングを確認

たくさんある検定本のなかでも、人によって合う合わないが出てきます。勉強の効率を左右する重要なポイントとなるため、自身の勉強スタイルと相性が良さそうなものを選びましょう。

著者のプロフィールを確認

無名の方が書いた本は低品質、というわけではありませんが、難関であればあるほど実績のある著者が書いた検定本の方が安心感がありますよね。気になる方は、著者のプロフィールや、取材協力先などもチェックしておくと良いでしょう。

Amazon・楽天を利用しよう

身近に書店がないという方や、定価より安く手に入れたいと考える方におすすめなのがネットショッピングです。しかし、その際には以下の2点に注意してください。

レビューを参考にしよう

ネットショッピングの弱点は、商品を実際に手に取って見ることができないことです。そのため、商品説明だけでなく、購入者が書くレビューも重要な参考資料となります。評価は人によって様々ですが、本の内容やおすすめポイントなどを記載しているレビューもたくさん見られるので、たくさんある検定本の中から必要なものを選びやすくなるでしょう。

また、実際に読んだからこそ分かる評価は、出版社が書く商品説明より信憑性を感じられることもあります。レビューが100%正しいというわけではありませんが、評価が高い検定本の方が安心感を得られるでしょう。

公式テキストの購入も可能

特定の協会が作る公式テキストは、一般的な書店では入手できない場合が多いようです。しかし、ネットショッピングであれば購入可能なものもあるため、一度検索してみてはいかがでしょうか。

また、試験のなかには、公式テキストの内容をベースに出題されるものもあります。たくさんの検定本を買うより効率よく勉強ができると期待できるので、受験する資格の出題範囲を今一度確認してみましょう。

図書館で借りるのもアリ

勉強にお金をかけたくない、という方は、図書館で検定本を借りることをおすすめします。その際は、以下の2点をチェックしておきましょう。

  • お金がかからないのが最大のメリット
    図書館で借りることの最大のメリットは、お金がかからないことです。しかし、物によっては貸出不可の書籍もあり、私物でない以上、扱いには細心の注意を払う必要があります。
  • 返済期日を守ろう
    貸出の本には必ず返却期日があります。まだ読み終えていない、という場合であっても、図書館のルールに従って必ず返却をしましょう。

儲けるためには難関資格に挑戦することも必要

活躍の場が多かったり、ニーズが伸びていたりする場合は、資格を持っているだけでも高収入が期待できます。転職時も有利になりやすいので、産後などでブランクがある方でも仕事を見つけやすいでしょう。

しかし、安定職や高収入に結びつく資格を取得するのは、決して簡単なことではありません。受験するために条件がたくさん設けられていたり、難易度が高く取得に何年もかかる場合もあります。「稼ぎたい」という思いを積極的な勉強へ転換することができれば、難関資格にも挑戦することができるでしょう。

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