学習机はいつからいつまで必要?おすすめの学習机をタイプとブランド別にご紹介

小学校の入学準備として、学習机の購入を検討されている人も多くいます。その一方で学習机はまだ必要ない、購入を控えている人もいます。購入するかどうか、購入する場合はどこでどんなものが良いか、学習机のことをご紹介しますので参考にしてみて下さい。

学習机はいらない?

小学校の入学準備のひとつとされていた学習机ですが、必ずしも必要ではないといった意見も見られるようになりました。学習机は大きいので置くスペースの確保が必要だったり、入学に向けて色々必要な時期に出費がかさんでしまうこともあります。

小学校低学年では自ら学習机に向かって勉強をするというのはまだ難しい、『リビング学習』としてダイニングテーブルで宿題を済ませるから学習机は必要ない、と考えているご家庭も多いのではないでしょうか。

しかし、そういったテーブルは学習するには向いていないことがあります。子供の場合ダイニングテーブルの椅子は高いので、座った時に足がブラブラしてしまい、集中力を欠いてしまいます。
また、部屋のライトだけでは手元が暗くなってしまい、視力に影響が出る可能性があります。椅子やデスクライトなど、その都度準備出来れば良いのですが、そのうち面倒になって使わなくなってしまうことが考えられます。
学習机であればデスクライトや学習用の椅子などを置いておくことができるので、リビング学習をさせる場合でも学習机を用意しておくことをおすすめします。

勉強するのに適している学習机

オーソドックスなタイプの学習机は机に上棚や引き出し(ワゴン)が付いています。学用品を置いておくことが出来るので、そこに座ればいつでも勉強が出来る環境を整えておくことが出来ます。

また、椅子やライトも付属だったり、セットで購入できるようになっています。
ライトがあれば手元が暗くなってしまうのを防いでくれます。
学習机に付属の椅子は安定して座れるようにキャスターなし、もしくはキャスター付きでも座ると固定されるものが多くなっています。足置きもあるので、集中して学習に取り組めるように配慮されています。座面も高さも変えられるので、その子に合った高さにし、正しい姿勢をキープ出来ます。正しい姿勢でないと長時間座っていることが苦痛になってしまいますが、正しい姿勢であれば机に向かっていられるようになります。

買うならいつ?

宿題などで家でも机に向かう機会が出てくる、小学校入学を機に買うことをおすすめします。
小学校入学してすぐ一人で学習机で勉強をする、というのはもちろん難しいですが、学習机があれば読書や宿題など、机に向かう習慣をつけることが出来るようになります。
また、学用品の収納スペースにもなりますし、子供専用のスペースとすることで、お片付けの習慣をつけることも出来るようになります。

学習机は作りきりなので、毎年少しずつデザインなどが変わっていきます。毎年大体9月頃から店頭に並び始めます。3月頃には売り切れになっていたり、配送時に傷がついても交換できる在庫がなくなっていることもあります。
お気に入りのものを見つけるには、出来るだけ早めに選ぶようにしましょう。

いつまで使える?

学習机は丈夫に作られているので、長く使うことができます。大人になってからも使えるようなデザインを選ぶと使い続けることが出来ます。子供の時にしか使えないようなデザインだと、買い替えが必要になることもあります。
学習机は決して安い買い物ではないですし、大型の家具なので買い替えなど処分するのも大変です。長く使えるものを選ぶことをおすすめします。

学習机はどんなタイプがいい?

学習机にはシンプルなものから、ベッドや収納などと一体になっているものまでさまざまなタイプがあります。
かわいい作りやおしゃれなものなどもあります。お子さんの希望や親の希望、机を置く場所やスペースなどに合わせて選びましょう。

セットで購入

机と上棚とワゴンに椅子などセットで売られていることが多く、これだけあれば十分となっています。入学時にどういったものがいいか悩んでしまった時など、セットで購入しておけば特に問題はないのではないでしょうか。
学用品などを収納するのにも十分なスペースがあります。机に上棚がついているため、狭い部屋など置く場所によっては圧迫感が出てしまうこともあるので注意が必要です。リビングなどに置く場合は上棚があまり高くないものを選ぶようにすると、圧迫感を抑えることが出来ます。

兄弟で学習机が必要な場合、ツインデスクと呼ばれるタイプもあります。切り離して使えるものを選べば、小さいうちは同じ部屋で並んで、大きくなったらそれぞれの部屋で使うことが出来ます。

シンプルに!必要なものを単品購入

あれこれ必要ない場合は、欲しいものだけを単品で購入することをおすすめします。必要なものだけで済むので、購入費用を安く抑えることも出来ます。必要なものだけにすると机がシンプルになるので、大きくなってからも使っていくことが出来ます。
 また、DIYなどでシンプルなものをお子さんに合わせてアレンジすることも出来ます。

  • 椅子
  • 椅子はキャスターなどついていないものの方が落ち着いて座ることが出来るので、安定して座れる椅子を選ぶようにしましょう。
    また、足置きがあれば足がブラブラして集中力を欠くことを防ぐことが出来ます。成長に合わせて座面や足置きなど調整が出来ると長く使うことが出来るのでおすすめです。

  • ライト
  • LEDは蛍光灯に比べて光が拡散しにくくなっています。そのためライトのすぐ下は明るく、机の端の方では暗くなってしまうことがあります。照明による明暗の差が大きいと目の負担になってしまうので注意が必要です。
    LEDライトの場合はシェード(ライトの傘)の幅が大きく、机全体を明るくできるようなものを選ぶようにしましょう。集中するとき光は白色が良いとされていますが、まぶしすぎる場合などは目の負担にもなるので、調光・調色機能のついたものだと光の強さや色合いを和らげることができるのでおすすめです。

    蛍光灯は安価で用意できますが、熱くなったりチラつきがあることもあります。LEDに比べて光は拡散しやすくなっているので、LEDよりもシェードが小さくコンパクトなものでも机全体を明るくすることができます。

  • マット
  • デスクマットがあれば机の汚れや傷、机上で滑ってしまうのを防ぐことができます。
    シンプルなものからキャラクターのものまであるので、お子さんの好きなキャラクターで飾ってあげることが出来ます。汚れたり、キャラクターに飽きてしまってもマットを新しくするだけで済むのでおすすめです。

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コンパクトに!小さめサイズの学習机

小さなサイズの学習机もあるので、部屋に大きな学習机を置けない場合におすすめです。奥行もあまりないものであればリビングなどにも設置しやすくなるので、リビング学習をさせたい場合などにもおすすめです。
また、小学校低学年など本格的な学習机を買う前にお試しとして使うことも出来ます。子供の人数が多く、大きな学習机を人数分設置するスペースがない場合などでも、コンパクトサイズであれば設置できることもあります。スペースの問題で学習机の購入を見送っていたなら、ぜひ検討してみてはどうでしょうか。

ベッドと一体型でスペースの有効活用

学習机とベッドが一体になっているシステムベッドデスクであれば、子供部屋に必要な家具をまとめて購入・設置することが出来ます。また、ベッド下に収納が多くあるのでスペースの有効活用も出来ます。入学と同時に子供部屋を作る場合などにおすすめです。

どこの学習机がいい?おすすめ学習机

学習机はどこのものが良いのか悩んでしまいますよね。おすすめをご紹介するので、購入する際の参考にしてみて下さい。

定番のコイズミ

学習机の老舗として有名なコイズミは、作りもしっかりしているので長く使うことが出来ます。高級感や重量感もあり、木材などにもこだわっているので、そういった点を重視している方にはおすすめです。机の種類も豊富なので、最適な学習机が見つかるのではないでしょうか。
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お手頃価格で人気のニトリ

ニトリにもさまざまなタイプの学習机が展開されています。ニトリは他と比べて低価格となっており、小学校入学準備の費用を抑えることが出来ます。
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掘り出し物もあるかも?アウトレット

アウトレットで通常よりも安く購入する方法もあります。アウトレットで販売されている学習机は展示品だったり、型落ちのものや在庫処分品、見えないところに傷があったりすることがあるので、気にされる人は注意が必要です。
学習机の種類が少なくタイプが選べなかったり、タイミングによっては入学後に購入となる場合もあります。あれこれこだわりがない場合、良いものを安く手に入れることが出来ます。

処分するにはどうしたらいい?

子供が大きくなり、学習机が不要になった時、学習机のような大きな家具の処分はどうしたら良いか悩んでしまうこともあります。
家族が使ったり、実家に置いていても問題なければ処分する必要はないですが、ほとんどの場合処分の必要が出てくるのではないでしょうか。
そんな時のためにいくつかの処分方法をご紹介します。

  • 欲しい人に譲ろう
  • 学習机は長く使えるものです。まだ十分に使えるものなら、親戚や知人など欲しい人に譲りましょう。机の上棚は取り外せるものが多く、大きな車があれば取り外して自分たちで運ぶことができます。配送を頼むと高くつくこともあるので、注意が必要です。

    また、『不用品をあげます』といったアプリや自治体などの広報誌もあるので、利用してみるのも手です。近くに欲しい人がいれば、譲り渡すのも比較的容易です。

  • リサイクルショップへ
  • 欲しい人がいない場合は、リサイクルショップで買い取ってもらいましょう。傷がひどいなどで買い取ってもらえないこともあるので、注意が必要です。買い取りは難しくても引き取ってもらえることもあるので、まずは問い合わせてみましょう。

  • 有料で処分
  • 不用品回収業者に頼んだり、粗大ごみとして処分する方法もありますが、どちらも有料になります。
    不用品回収業者に頼むと部屋から運び出してくれるので、楽に処分することが出来ます。見積もりは無料のところも多いので、どのくらいの金額になるのか見積もりをお願いしましょう。

    粗大ごみは、自分たちで外に出さなければなりませんが、業者に頼むよりも安く済むことが多いです。かかる費用と手間で、都合のよい方法で処分しましょう。

選択の幅が広い学習机、家庭に合わせて選びましょう!

学習机はダイニングテーブルなどで代用できると思われがちですが、勉強するのに適しているように作られています。リビング学習をする場合でも、学習机を準備しておくことをおすすめします。
学習机はさまざまなタイプがあるので、スペースや費用がネックになっていた場合でも購入しやすいものが見つかるのではないでしょうか。ご家庭に合わせて学習机を選び、お子さんの学習をサポートしていきましょう。

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