赤ちゃんの目の色はグレー?黒目や白目の色の変化について解説

生まれたばかりの赤ちゃんは、目の色がグレーだと知っていますか?しかし、この目の色は成長とともに変わってきます。新生児の目がグレーなのはなぜなのか、そして黒目や白目の色が変わってくるのはなぜなのか、本記事では赤ちゃんの目の色について詳しく解説します。

赤ちゃんの目の色がグレーなのはなぜ?

赤ちゃんの目の色がグレーに見えるのは、「虹彩(こうさい)」という黒目にあたる部分が関係しています。

黒目の色はメラニン色素の量で異なる

私たちの目の色は、虹彩という瞳の色がついている部分の色で決まります。この虹彩は、角膜と水晶体の間にある薄い膜のことで、目の中に入ってくる光の量を調整する働きをしています。

虹彩の働きによって、明るい場所では光を取り込みすぎないように瞳孔は小さく、暗い場所では光を取り込むために瞳孔が大きくなります。

この虹彩の色は、メラニン色素の量で決まってきます。メラニン色素は紫外線から目を守る役割をしているため、日差しが強い地域ではメラニン色素が多く蓄積されて黒っぽい目の色になります。また、日差しが強くない地域では、メラニン色素が少ないため青や緑の目の人が多くなるのです。

メラニン細胞が未熟な赤ちゃんの目

上記のように、黒目の部分はメラニン色素の量で色が決まりますが、新生児の頃はメラニン細胞が未熟です。そのため、生まれたばかりの赤ちゃんの目の色はグレーで、成長していくに従ってだんだん変わっていきます。

赤ちゃんの目の色はどうやって決まるの?

メラニン細胞が未熟な赤ちゃんの目の色はどのように決まるのでしょうか。赤ちゃんの目の色が決まる要因や時期について、以下に詳しく解説します。

赤ちゃんの目の色と遺伝の関係

私たちの黒目の色は、メラニン細胞が成熟していき、紫外線による刺激でメラニン色素が形成されて決まっていきます。

そして、紫外線からの刺激以外に赤ちゃんの目の色を決めるのが、両親からの遺伝子です。濃い色の目が優性遺伝、薄い色の目が劣性遺伝となり、後天的な要素である紫外線の刺激によって色が決まります。

最近では、遺伝的な要素よりも後天的な要素によって目の色が決まると言われているため、赤ちゃんの目の色は「環境によって決まる」ということになります。

赤ちゃんの目の色はいつ決まるの?

赤ちゃんの目の色は生後6ヶ月頃から少しずつ変わっていき、生後8ヶ月頃には色がはっきりしてくると言われています。この時期については個人差があり、メラニン細胞の成熟の度合いによって変わります。

目の色は生後6ヶ月頃に変わり、そのままの色で大人になっても同じ色の場合もあります。また、生後6ヶ月の頃にグレーから他の色に変わり、1歳すぎてまた他の色になるケースなど、赤ちゃんによって様々です。一般的には生後6ヶ月頃から色の変化が見られ、2歳頃までには色が決まると言われています。

赤ちゃんの白目が青いのはなぜ?

黒目の部分が赤ちゃんの頃だけグレーであるように、実は白目も赤ちゃんのときだけ大人と異なった色をしています。

赤ちゃんの白目が青いのは強膜の薄さによるもの

赤ちゃんの白目は大人と違って、青みがかった色をしています。白目が青いと、何かの病気ではないかと不安に思われるお母さんもいらっしゃるでしょう。しかし、この青さは赤ちゃんの体質や遺伝によるものなので、心配することではありません。

白目の部分の膜のことを「強膜」と言います。赤ちゃんの頃はこの強膜が薄いため、白目の後ろの静脈が透けて白目が青く見えるのです。一方、老人になると白目の後ろの繊維が硬くなって脂肪がつくため、白目が黄色っぽく見えるようになります。

赤ちゃんの白目はいつまで青いの?

強膜は小学生頃までは薄いため、白目が青っぽく見えるのが一般的です。しかし、体質や遺伝によりそのまま白目は青っぽく見える子もいます。黒目の色に遺伝が関係しているように、白目にも遺伝の要素があるため色には個人差があります。

白目が青い目のことを、眼科では「青色強膜」と呼びますが、多くの場合、白目が青いことで日常生活に支障をきたすことはありません。そのため、一般的には治療を必要とするものはないのがほとんどです。

赤ちゃんの目のケア

赤ちゃんの目はとてもデリケートです。赤ちゃんのお世話をするときは、しっかり手を洗って清潔な手で行なうように心がけましょう。

目やにを拭くときの注意

赤ちゃんの目やにを拭くときは、滅菌ガーゼや滅菌コットンなどを使いましょう。目やにを拭くときは、目尻から目頭に向かって拭きます。そして、左右で1枚ずつのガーゼを使ってキレイにしてあげましょう。

目やにがひどいときは、目やにがついているときにその都度、普段は朝とお風呂上がりにお手入れしてあげると良いですね。

赤ちゃんの目の色の変化を楽しもう

今回は赤ちゃんの黒目と白目の色について解説しました。一般的に目の色は遺伝や体質によって変わってきます。そして、多くの場合、黒目の部分がグレーなのは赤ちゃんの時期だけに見られるものです。さらに、白目が青く見えるのは小学生頃まで。

この時期だけに見られる目の色ですから、大きくなったらグレーからどのような色に変わるのか楽しみですね。

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