トリマーの仕事はペットの美容と健康を守ること!活躍するために必要な資格やスキルとは?

Hiroko

ペットを飼う家庭が増えてきたとともに、ペットをかわいく変身させてくれるペットサロンも増えてきました。自分家のペットをかわいくしてもらって、トリマーに憧れたりトリマーになりたいと考える子どももいるでしょう。そんな子どもからも人気のトリマーの仕事はどうしたらなれるのか、やりがいなども含めて解説していきたいと思います。

トリマーはどんな仕事?

トリマーは犬や猫の美容師です。犬や猫の毛をカットしたりシャンプーをして美しく保つ仕事です。種類によって犬や猫の中には毛が伸びすぎると汗や汚れが毛に付着してペットの健康を損なってしまう場合があります。そのために定期的に毛をカットしたりシャンプーをする必要があるのです。

トリマーの仕事内容

  • シャンプーとカット
  • トリマーは動物病院やトリミングサロンで犬や猫の毛をカットしたりシャンプーをするのが主な仕事です。お客様の希望を聞いて希望通りにカットしますが、犬の毛のカットは犬種によって変わってきます。例えば、ドッグショーに出場することを目標にしている犬のカットは、完成度の高いカットの具術を求められます。毛の長い犬種の場合、夏に犬自身が暑くないようにとサマーカットをする場合もありますし、毛の長さを一定に保つことを希望される場合もあります。
    全体的な流れとしては、まず全身のシャンプーをしてドライヤーで乾かしてブラッシングをし、それからカットをします。この作業のことを「トリミング」と言います。

  • 健康ケア
  • トリマーの仕事はシャンプー、カットだけではありません。ペットの健康面をチェックすることもトリマーの仕事です。ペットの爪切りや耳掃除、肛門腺のケア、そして皮膚の状態をチェックすることで健康状態をチェックできるのです。そこで何かおかしいと気付いて飼い主さんに伝えることで、ペットの健康を守れるのです。そのためにトリマーは動物の飼育方法やしつけ、健康状態などが分かるように病気やペットの体についての知識が必要です。
    ペットの美容と健康を守ることはトリマーの大切な仕事なのです。

トリマーの給与・休日

  • トリマーの給与
  • トリマーの平均月収は15万円前後です。賞与がない場合の年収は200万円前後、人気店などで賞与や特別手当等がある場合は300~500万円前後になります。トリミングサロンは個人経営のところが多いので、福利厚生については完備していなく、賞与や各種手当もない場合が多いようです。

  • トリマーの勤務時間
  • 勤務時間は勤務先によってて変わりますが、長い時間オープンしているようなお店だと早番と遅番の交代勤務をします。開店の30分~1時間ほど前に出勤し、店の掃除などをして開店します。店によっては20時頃まで営業しているところもあるので、全ての仕事が終わるのは22時頃になるでしょう。

  • トリマーの休日
  • トリマーの仕事はいわゆる接客業なので、土日は営業している所が多いです。そのため、休日はシフト制の勤務の職場が多いようです。平日に仕事をしているお客様は仕事が休みの日にしかペットをトリミングに連れていけないのです。そのため、トリマーの休日は土日ではなく平日が多くなります。世間が休みの日が忙しいのが接客業です。夏もお盆休みの人がペットを連れてくるので休みはなく、お盆休みを避けて休む所が多いのです。

トリマーになるための進路

専門学校へ行く

トリマーになるための特別な資格はありません。しかし、トリマーをするためには動物への接し方や身体のこと、更にはケアのことなどの知識が必要になります。そのため、トリマーを育成する専門学校へ行く人が多くなっています。トリマーになるための専攻がある専門学校では直接講師が指導してくれ、実習として犬や猫をカットできる利点があります。また、専門学校では就職の相談に乗ってサポートしてくれるメリットもあります。

通信講座を受ける

もう一つの勉強方法は通信講座です。専門学校へ通学することが難しい人におすすめです。通信講座は約半年から10ヶ月ほどで在宅でDVDやテキストを使って勉強します。講師の授業を受けたり、実習できるスクリーニングがある通信講座も存在します。社会人になり、仕事をしながらトリマーになりたい人や子育てをしながら学びたい人には適しています。

トリマーになるためには?必要な資格と適正

トリマーには医師や調理師などのような国家資格はなく、この資格がないとできないという公的な資格は存在しません。そのかわり、民間の会社や団体が運営する民間の資格は多数あります。この民間の資格を持っていることで就職や転職が有利になる場合があります。資格を取るためには合格できるように必要な知識や技術を学ばなければなりません。資格を持っていることで、その知識があるという証明になるのです。そのため、トリマーになる人の多くは民間の資格を取得する場合が多いのです。

トリマーに必要な資格はあるの?

前に書いたように、トリマーになるために必要な資格はありませんが、民間の資格で名の知れた団体が認定する資格を取っておくことで就職に有利になることがあります。
数ある民間資格の中で一番有名なのは、社団法人ジャパンケネルクラブが認定する「ジャパンケネルクラブ(JKC)認定トリマー」です。この団体は日本最大の犬の団体で、血統書の発行やドッグショーなども開催している団体です。
他に、NPO法人日本動物衛生看護師協会が認定する「ドッグ・グルーミング・スペシャリスト」「キャット・グルーミングスペシャリスト」や、一般財団法人日本能力開発推進協会が認定する「トリマーペットスタイリスト」が有名です。

トリマーに向いている人

  • 動物好き
  • 動物を相手にする仕事なので、動物が好きな人ではないと続きません。人と接するよりも動物と接することのほうが長いというくらい、動物と向き合う仕事です。動物に愛情を持って接することができる人が向いているといえるでしょう。

  • 手先が器用
  • トリマーの仕事はペットの美容師なので、手先の器用さが求められます。飼い主さんの希望通りのカットができるようなセンスも必要です。ペットはじっとしていないため、素早く綺麗にカットできる技術が求められます。

  • センスとコミュニケーション能力
  • ペットを初めて飼う人にとって、トリマーは相談相手になる場合もあります。どのようなカットをしたらいいのか悩んでいる飼い主さんにカットのスタイルを提案することもあります。見た目だけではなく、どのようにカットをしたら手入れがしやすくなるか、ペットが快適になるかも分かるように説明しなければなりません。飼い主さんとのコミュニケーションも大切な仕事です。その中から、飼い主さんがどのような形を望んでいるのかなどを汲み取れる人は人気のトリマーになれるでしょう。

  • 体力
  • 1日中立ちっぱなしの仕事ですので、体力が必要です。体の大きな犬を相手にする場合もあるのでかなりの体力を使います。

トリマーの本音!魅力と苦労とは?

トリマーの魅力・やりがい

  • 動物と触れ合える
  • 動物が好きだという人には魅力的な仕事です。トリマーの仕事は色々なペットと接します。犬や猫にも色々な種類がいて、色々な性格のペットがいます。毎日動物に囲まれて仕事ができることは動物好きには幸せな仕事と言えるでしょう。

  • 人を幸せにできる
  • トリマーは自分の手で人を喜ばせることができます。大切なペットがかわいくなることで、飼い主さんが喜んでくれる。その姿を見ることはトリマーの喜びでもあります。自分の技術で人を喜ばせることができるということをやりがいに感じる人も多いのです。

  • 女性も活躍できる
  • トリマーは時間外の就労(残業など)がほとんどなく、女性が多い職場なので鍛冶屋育児と両立した働き方をするのに理解を得やすいので働きやすいと言えるでしょう。

トリマーのつらいこと

  • 匂いがつく・ケガをする
  • トリマーは動物相手の仕事なので、時には引っかかれてケガをしたり噛まれたりすることがあります。動物の毛が服や自分の髪についたり、排泄物で汚されることもあります。一日中動物と一緒にいるため、動物の匂いが身体にしみついてしまいます。仕事帰りに友達と待ち合わせてご飯を食べに行くなどはあまり出来ないのです。

  • 常に緊張感を持っていないといけない
  • ペットによってはシャンプーやカットが嫌いで暴れてしまう場合があります。そんな時にケガをさせないように神経を使って作業をしなければいけません。ペットだけでなく、ペットが暴れて自分が大怪我をしてしまう可能性もあるので、作業中は常に神経を使います。忙しい日は休憩時間を除いて一日中ずっと緊張状態…なんていう日もあります。
    また、作業は決められた時間内でやらなければならないので、集中してこなす必要があります。日によっては仕事が終わったらぐったり、という日もあるでしょう。

  • 相手にするのは動物だけではない
  • トリマーといえばペットの毛をカットしたりお手入れする仕事なのですが、実はそれだけではなく「接客」も大切な仕事なのです。飼い主の方と上手くコミュニケーションが取れなければ飼い主の希望通りに仕上げることができません。
    トリミングサロンはたくさんありますので、その中でも自分の店を選んでもらうためには飼い主さんとの関係が重要です。無理な注文をされたときにどのように対応するか、など対応能力や臨機応変に物事を考えることができることも必要です。人と話すのが苦手という人には難しい仕事といえます。

トリマーの多種多様な雇用形態

トリマーとして働く場合、最近では正社員以外でもパートタイマー・アルバイトを募集しているところも多くあります。

正社員として働く

動物病院やペットサロンで正社員として働く場合、勤務時間や休日はシフト制という場合がほとんどです。動物病院は年中無休というところも多くなってきているため、従業員はシフト制で休みをとります。正社だとと福利厚生や退職金の制度があるところが多いので安定した働き方ができます。

パートタイマー・アルバイトとして働く

トリマーの仕事は技術があれば働くことが出来、最近ではパートタイマー・アルバイトの募集が多くなってきています。動物病院もトリミングサロンも土日祝日にお客様が多くいらっしゃることから、土日祝日に出勤できる人を募集することが多いのです。
中には未経験でも可能と書かれている募集がありますが、そういった場合はカットやシャンプーは任せられることはほとんどなく、掃除やトリマーさんの補助、時にはペットの送迎をすることがあります。忙しい時期に一人でシャンプー、カット、セットなどを任せることができる人が採用されやすいというのは現状としてあるようです。
アルバイトの時給は専門職ではあるものの、一般的な時給とさほど変わりません。結婚前に正社員としてトリマーをやっていたが出産などで退職した場合でも、技術と経験があれば復帰しやすい仕事なので、一度辞めてからもパートタイマー・アルバイトとして働くということもできます。

ペットの健康を守る仕事トリマーの将来性

トリマーの仕事は体力を必要とする仕事です。一日中立ちっぱなしで作業をしますし、大型犬相手だと大変なこともあります。そして、ハサミをずっと使っていることで腱鞘炎に悩まされる人も多いようです。
トリマーとして働く人は仕事が大好きであり、動物が好きでないと続きません。体力的なことを考えて、経験を生かし独立してトリミングサロンを開業するという人もいます。また、豊富な知識と経験を生かすことができる専門学校の講師をするという道もあります。将来もトリマーとして働いていきたいと考えるのなら、自分の技術を磨いて飼い主さんの信頼を得ることで、自分の道を切り拓けるのではないかと思います。

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