幼児が習い事に行きたがらない!そもそも必要なの?

自分の子供に習い事をさせるかどうか、子供がある程度大きくなってくるとどのご両親もぶつかる問題だと思います。子供にとって習い事とは一体どのようなものなのでしょうか?習い事をすることによって、子供にとってどのような影響があるのでしょうか?習い事に関して色々と気になっているお父さんお母さんのために、いろいろと調べて見ましたので参考にしてみてください。

幼児が習い事に行きたがらない時の対処法!

子供に習い事をさせてみたけれど、行きたがらなくてもめることがあると思います。私も子供の頃にはいろいろと習い事をしていましたが、好きな習い事もあれば嫌いな習い事もありました。特に、2歳半から始めたピアノは好きなんだけど毎日練習するのが嫌いで、よく母親と喧嘩をしました。

でも、ピアノで大学まで行っていっときは学校で音楽の先生までしましたし、今では2歳の娘ちゃんを音楽教室に通わせています。今思えば、私の母は上手に習い事に通わせてくれたのだな、と思います。

そこで、習い事を嫌がった時の対処法をご紹介したいと思います。

習い事を楽しめるように手助けをしてあげる

習い事を始めてみると、親は先生に子供を任せっきりで、家では習い事のことは何も関与していない、ということもあります。これだと、時には子供がその習い事の中で楽しみを見つけることができずに、嫌いになってしまうことがあります。

子供は楽しいことであれば何でも挑戦して、どんどんと吸収していきます。ですので、習い事に関して家でも会話や練習などをしてあげると、子供は楽しみを見つけやすいと思います。

子供の練習に付き合うのは大変かもしれませんが、習い事の教室以外で両親とする、ということは子供にとって楽しいことでもあります。そして、親から「すごいじゃないか!できてるじゃないか!」と褒めてもらうと、余計にやりたくなる心理が働きます。

子供から、もっとやってもっと出来るようになりたい、という気持ちを引き出してあげることが大切です。

行きたくない理由を探す

どうしても子供が行きたくない時は、習い事になにか行きたくなくなる理由があるのかもしれません。それが、できないから行きたくないという理由であれば、両親が一緒にできるように特訓するという手もありますし、先生と会わないようであれば教室を変える、という手もあります。

また、習い事でできた友達との問題などもあるかもしれません。

子供自身で解決できそうな問題であれば、少し手助けをしてあげるだけでも十分ですし、子供だけで解決できなさそうな問題のために行きたがらない時には、親がしっかりと解決してあげれば、そのうちにまた行きたくなるかもしれません。

やめたってかまわない

習い事をしていないと生きていけないわけではありません。今まで習わせた月謝代が無駄になるじゃないか!というのは両親のエゴです。

どうしても子供が行きたくない時は、その習い事が子供に合っていないのだとすっぱりと切ってしまうことだって必要です。実際やめてみると、他のものに興味が出ることもありますし、やっぱりもう一度習いたい、という気持ちになることもあります。

まだまだ幼い幼児のころの習い事は、本人の根気も必要ですが、親の根気はもっと必要です。習い事の中に楽しさを見つけ出せるまでは、お父さんやお母さんがいろいろと様子を見て対処してあげましょう。

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幼児が習い事をするのは必ず必要なのか?

習い事を「必要か不要」で話をすることはナンセンスです。習い事はやらなくても子供の将来に影響はありませんし、やっても必ずしもその習い事が将来生きてくるとも限りません。

例えば、毎日着る服も別に同じデザインのものを毎日来ていたって生きていくことには困りません。でも、様々なデザインのものを着ることによって、毎日の生活が楽しくなります。でも、自分の好みの服装を着ることは、あくまでも自己満足です。

習い事も、そんなふうに考えることができると思います。

保育園や幼稚園で学ぶことのできないことを習い事で学ぶということは、幼児期の教育においてとても有効です。また、幼稚園や保育園以外の子供のコミュニティーに属することも、子供の世界が広がります。

ですが、習い事をするために子供が窮屈な毎日を送るのはかわいそうですし、家の経済を圧迫させても問題になります。習い事をさせるかどうか考えるに当たって大切なことは、必要かどうかでわりきって考えないことです。子供がやっていて楽しんでいるかどうか、の気持ちを大事に考えてあげることが一番だと思います。

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幼児が習い事をするメリットとデメリット

幼児期から習い事をすることによって、様々なメリットとデメリットがおこります。

メリット

  • 幼いころの方が様々なことを吸収するので進度がはやくなる
  • 親子以外の先生と生徒、という関係性を早く身につけることができる
  • 早くから体を作ることができ、体力などもつく
  • 学校で学ぶようなことを先に知っておくことで、気持ちに余裕ができる

デメリット

  • 子供が自主的に習い始めるわけではないので、のちのち反発することがある
  • スポーツ系の習い事だと、まだ体がしっかりとしていないので怪我などのリスクがある
  • 主体的に楽しむことが難しく、ストレスを感じてしまう
  • 習い事のせいで毎日が窮屈になり、子供らしさが失われる

幼児期の習い事は以上のことをよく考えて、大人が慎重に進めてあげるといいですね。

また、小学生になったころには一度、習い事を見なおして子供にあっているかどうかを考えなおしてあげるのもおすすめです。幼ければ幼いほど吸収は早く、将来その習い事の道に進む可能性もでてくるかもしれません。ですが、それに焦って子供を縛り付けないように、あくまでも楽しむことができる習い事を習わせてあげたいですね。

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