ウエイトレスは笑顔でおもてなししてくれるその接客が素敵!仕事のやりがいと大変なこととは

Hiroko

飲食店へ行くと、席を案内し注文を聞きに来てくれる人がいます。店によっては可愛い制服を着ていて、昔は小さな女の子が「いつかここでアルバイトがしてみたい」と憧れを抱いていました。その仕事をする女性「ウエイトレス」の仕事について、やりがいなどを含め解説していきます。

ウエイトレスの仕事内容

「ウエイトレス」と「ウエイター」の違いは?

「ウエイトレス」とは、レストランや喫茶店などの飲食店でお客様を席まで案内して、注文を取り料理を運ぶ女性のことです。そして、「ウエイター」とは同じ仕事をする男性のことを言います。最近では、ウエイトレス・ウエイターのことを総称してホールスタッフ、フロアスタッフなどと呼ぶこともあります。

業務ってなにがあるの?

ウエイトレスの仕事は上に書いたように、店にお客様が来たら席まで案内し注文を伺いに行きます。注文を伺ったらそれをキッチンへ伝え、出来上がった料理をお客様の席へ提供します。お客様がお食事中はフロア全体に気を配り、お水のおかわりは必要ないかなどを常に気をつけます。お客様のお食事が済んだら会計です。会計が終わったらお客様の食べ終わった食器を片付け、テーブルを拭いて次のお客様を出迎える用意をします。

食事時間のピーク時間が過ぎて落ち着いたら、客席の紙ナプキンを補充したり、テーブルと椅子を拭いたりトイレ掃除をすることもあります。お客様が過ごすスペースである店内のフロア、洗面所やトイレを清潔に保ち、気持ちよくお食事ができるようにするのもウエイトレスの大切な仕事です。

このように書くと、誰にでもできそうに思えるかもしれませんが、ウエイトレスは常にお客様の動きや席の状態に気を配る必要があります。お客様が店に入ってきた瞬間からお帰りになるまで、そして帰ってからも「またあの店に行こう」と思っていただけるように、気持ちの良い接客をしなければならないのです。

また、店によってはマニュアルがあります。そのマニュアルには、お客様が気持ちよくお食事ができるような気配りが込められているのです。

給料の平均は20万円?休日は休めるの?

  • ウエイトレスの給料
  • 勤務先がホテルの高級レストランなのか、ファミリーレストランなのか、また地域にもよりますが、ウエイトレスの平均月収は約20万円です。月収にすると約280万円となっています。正社員として勤務している場合は、賞与や社会保険などの福利厚生は充実しているところが多いようです。

  • ウエイトレスの休日
  • ウエイトレスの休日は、お店の定休日に合わせて取るところがほとんどです。週1日の定休日の他にシフト制で休みを取る店が多いです。しかし、土日祝日はお客様の来店数が平日よりも増えるため、出勤になることが多くなります。有給休暇も土日祝日には取りにくい、という場合が多いようです。

ウエイトレスのやりがいってどんな時に感じるのか

  • 人と接する楽しさ
  • ウエイトレスの仕事は、注文を聞いたり食事を提供するだけではありません。お客様のお顔を覚えて、どのお客様がどんな料理を頼んだのかを覚えることも必要です。最近では手書きのオーダー用紙ではなく、機械でオーダーをキッチンへ通す店が多いため、どの席でどんな料理を頼まれたのかはオーダーシートを見れば分かるようになっています。

    ただ、料理が出てきたら出来るだけできたての料理を食べていただくためにも、お客様がどの料理を頼んだのか覚えておくことは大切なことなのです。

    また、お客様の注文が決まったかどうか、目を配ることも大切です。お客様が注文したいのに気付かないということでは失礼に当たります。お客様の様子を観察していると、注文が決まったかどうかは分かります。いいタイミングでお客様のもとへ行き、オーダーを取ることでスピーディーに料理が提供できます。

    常連のお客様のお顔を覚えるのも大切な仕事です。お客様に「おいしかったよ。また来るね。」と笑顔で言っていただいた時に、ウエイトレスとしてのやりがいを感じるでしょう。

  • 店のファンを作れる
  • ウエイトレスのふとした心遣いや言葉がけで、その店の印象を変えることがあります。店に入ってきたお客様は、最初に接するウエイトレスの印象で店の雰囲気を感じ取ります。店に入った瞬間に店が清潔で、ウエイトレスが明るい笑顔で挨拶をした瞬間、気持ちよく食事ができそうだと感じます。

    ウエイトレスは接客が最も大事な仕事ではありますが、その接客の中には言葉ではない「気遣い」が大切です。お客様のコップの水が少なくなっているのにいち早く気づき、呼ばれる前に席に伺うことや、デザートの提供のタイミングを計ったりすることでお客様に楽しく過ごしていただけるのです。

    いくら料理の味がおいしくても、ウエイトレスの接客が良くなければ「また来たい」とは思っていただけません。お店のファンを作るのも、ウエイトレスの大切な役割です。一度来てくださったお客様が再び来店してくださった時、喜びを感じられます。

働いているうえで大変な点2つとは?

  • 接客だけが仕事ではない
  • ウエイトレスの仕事は、注文を聞いてお料理を提供するだけではありません。お客様の様子を観察し、要求に応えられるようにしなければなりません。時には、料理についての質問を受けることもあります。お客様に聞かれてもすぐに答えられるように、全ての料理の情報を覚えておかなければなりません。

    また、お客様が心地よい空間で食事ができるよう、店内やトイレ、洗面所を清潔にしておく必要もあります。ウエイトレスの仕事は接客だけではなく、多岐に渡っているものなのです。

  • 時にはクレーム対応もする
  • 飲食店で仕事をしていると、時にクレームを受けることもあります。クレームはお店の改善のために必要なことなのですが、なかには大声で怒鳴る人がいたり、理不尽な理由でクレームを言われることもあります。

    しかし、そのお客様へ真摯に対応しなければならないのです。ウエイトレスには、初期の段階でクレームを解決する能力が必要になります。

ウエイトレスになるためにはどうしたらいい?

専門学校で接客を学ぶ

ホテルやブライダルの専門学校で学ぶ方法があります。そのような学校には、レストランで働く人向けの学科を併設している学校もあります。また、日本独自のおもてなしの仕方を学ぶコースがあったり、ホテルや結婚式場で実習できるカリキュラムを組み込んでいる学校もあります。

専門学校のメリットは、現場での体験ができること、すぐに役立つ知識を学べるところです。実習を通して自分に足りない部分を見直すこともできます。

アルバイトとして現場で働く

ウエイトレスは、アルバイトを募集している店がたくさんあります。アルバイトとして働く場合は、未経験でも雇ってくれるところが多いのが特徴です。だいたいの店は接客のマニュアルがあるので、接客用語や動きを研修で学び実践します。

アルバイトでウエイトレスをやっていてその仕事が好きになり、将来は一流ホテルのレストランでウエイトレスとして働いてみたいと思う人もいるでしょう。経験を積み、認められれば時給が上がることもありますし、バイトリーダーになって役職手当をもらってやりがいを感じながら働く人もいます。

正社員募集に応募する

チェーンのレストランやホテルの中にあるレストランでは、正社員で募集しているところがあります。未経験でも働けますが、接客の経験がある人は有利かもしれません。正社員でもはじめのうちは研修を行ない、ある程度の期間の研修を経てからお店に出ます。

おすすめの資格はあるの?

ウエイトレスは資格がなくてもなれる仕事です。しかし、持っていると就職や転職の時に有利に働く可能性がある資格が存在します。

  • レストランサービス技能検定
  • ウエイトレスとしての知識や、技術の接客サービスを検定する試験です。検定は初級の3級から上級の1級まであります。合格すれば「レストランサービス技能士」という称号が与えられます。

    受験資格は「大学や専門学校または高校で規定の学科を修めて卒業した者」または「レストランなどで働いた実績がある」など、級によって決まりがあります。この資格を持っていないとレストランで働くことができないというものではありませんが、持っておくと有利になるでしょう。

    一般社団法人 日本ホテル・レストランサービス技能協会
    試験資格一覧はこちら

  • ホテルビジネス実務検定
  • 一般社団法人の日本ホテル教育センターが実施している検定で、ホテルスタッフとしてのマナーや技術が身についているか判断します。この資格を取得するためには一流のホテルマンになるための勉強をしなければらないため、資格を持っていることで知識を身につけているとアピールできます。また、ウエイトレスに必要なマナーとも通じるところがあるため、取っておくのもいいでしょう。

この他にもホテルのレストランなどで活躍できるワインソムリエの資格やコーヒーマイスターなど、飲食店で役立つ資格はたくさんあります。

ウエイトレスに向いている人はどんな人なのか

  • 人と接するのが好きな人
  • ウエイトレスはたくさんの人と接する仕事です。時には、お客様と何気ないコミュニケーションを取ることもあります。他愛ない会話がお客様を楽しませることもあり、それによって常連客になってくれる場合もあります。人と話をすることが好きな人は、ウエイトレスの仕事が向いていると言えるでしょう。

  • 人に喜んでもらうことが好きな人
  • 自分の接客で誰かが喜んでくれて、それが自分自身の喜びに繋がる。または、料理は自分が作ったものではありませんが、自分の店の料理が褒めてもらえると嬉しい気持ちになったり、ますます頑張ろうと思える。そんな人にウエイトレスは向いているのではないでしょうか。

身だしなみのルールとは

髪型・服装で清潔さを決める

ウエイトレスの身だしなみにはルールがあります。食事を運ぶ仕事なので、髪の毛は長い人は束ねる、料理を運ぶ時に袖が料理にくっつかないよう半袖の制服にする、などの工夫があります。また、明るすぎる茶髪はダメというお店や、男性の髪の長さの指定がある場合もあります。そして、面接の際は清潔感を第一に考え、髪の毛が長い場合は束ねて行きましょう。

その他気を付けること

その他の身だしなみで気をつけることは爪の長さや、髭、香水です。食事を運ぶ人が長い爪だと不快に感じる人が多いので、短く切っておきましょう。また、男性は髭を剃りましょう。

そして香水をつけるのは厳禁です。香水の匂いは人によって好みがあり、香水時自体が嫌いな人もいます。何より、飲食店で香水をつけて仕事をすると、せっかくのおいしい料理の匂いがかき消されてしまいます。飲食店で働く上で一番大切なのは清潔感なので、それを大切にしましょう。

ウエイトレスでスキルアップしよう

ウエイトレスの仕事は資格が必要なわけではありませんが、働いていると色々なことに気づきます。お客様のお料理に合うワインをおすすめできるようになりたい、ワインソムリエの勉強をして資格をとりたい、などど思うようになる人もいます。また、料理のことを聞かれることが多いため、料理に興味を持つようになる人もいるでしょう。

アルバイトリーダーになって皆のシフトを作成する立場になる人もいます。ウエイトレスの仕事は、日々の仕事を重ねていくうちに、自分自身がスキルアップして成長していくことができる仕事なのではないでしょうか。

参考元:H検 ホテルビジネス実務検定試験

0