誰でも一度は仕事ができないと悩むことがあると思います。ミスをして怒られ、自己嫌悪し、それが続くと仕事を辞めたくなりますね。誰でも通る道ではありますが、今回は仕事ができない人の共通点から、改善できる方法を探っていきます。当てはまっている項目があったら参考にしていただければと思います。さっそく見ていきましょう!
仕事ができない7タイプの性格と改善方法
まずは仕事ができない性格と併せて、改善法を見ていきます。
スケジュール管理ができない
時間や予定を守ることは、人として大切なことです。時間を守れない人=信頼できない人と同じですね。仕事をする上で大事なのは、基本がしっかりできていること。まずはスケジュール管理ができる人になりましょう。
アプリで管理する
手帳や筆記用具などを持ち歩かなくても、スマホでスケジュール管理ができます。アプリを使えば予定時刻前にアラームを設定することも、予定の変更も簡単。自分なりに見やすく工夫することもできるので、使いこなせば強い味方になってくれるはずです。
以下では、評価が高いおすすめアプリをご紹介しています。
<ジョルテカレンダー>
手帳のような使い易さでスケジュール管理~予定・日記・ToDo・共有カレンダー機能もあります。
<ライフベアー>
カレンダー・日記・ノート・ToDoを無料でスケジュール帳に管理できる人気の手帳
優先順位をつける
入社したばかりだと難しく感じるかもしれませんが、優先順位をつけて仕事をすると効率良く時間を使うことができます。優先順位をつける時は、緊急性と重要性の2つの関係性が大切です。優先順位が高い順から並べると、このようになります。
1. 緊急性(高)、重要性(高)例:締め切りが迫っている仕事、クレーム対応
2. 緊急性(低)、重要性(高)例:スキルアップに必要な勉強や、長期的な仕事
3. 緊急性(高)、重要性(低)例:定例会議、報告書作成など
4. 緊急性(低)、重要性(低)例:書類の整理など
重要性が低い仕事に手を取られて、重要な仕事ができないとなると問題ですね。緊急性は大切ですが、それ以上に重要な仕事はしっかり時間をかけたいところです。また、重要でなくても上司から頼まれた仕事は迅速に対応することを心掛けましょう。
ミスを他人のせいにする
このタイプは自分の失敗を素直に認められない、プライドが高い人が多いようです。誰でも怒られるのは嫌ですが、他人のせいにしていると周囲の信用を失ってしまいます。会社は個人プレイで出来る仕事は限られますから、そうなると当然仕事がしづらくなり、結果的に仕事ができなくなります。
責任をもつ
何かあればミスを他人に押し付ける仕事、自分で責任を持つ覚悟がある仕事。2つを比べたら、仕事に対する気持ちや姿勢は全く違ってくると思います。責任感を持って仕事をするとミスがないように慎重になり、もっとよくしようと頑張れるはずです。
逃げグセを作らない
仕事が行き詰まった時、うまくいかない時、目の前の仕事から逃げたくなるかもしれません。逃げ出してしまうのは楽ですが、楽なのは一瞬です。 逃げグセがつくと、なかなか目の前のことに最後まで立ち向かっていくことができなくなります。キツくても立ち向かっていきましょう。
ミスを報告できない
小さなミスでも報告しないでいると、やがて取り返しのつかない損失に繋がったり、顧客に迷惑をかけてしまったりします。ミスをするから仕事ができないのではなく、ミスをしても報告できないから周囲に迷惑をかけ、結果「仕事ができない」と思われます。
怒られて成長すると考える
誰しも怒られるのは嫌ですが、怒られるから成長します。反省することで同じ間違いを防ぐことができます。また、上司が怒るのは期待をしているからとも言えます。初めから期待しておらず諦めている人材には怒ることなどせず、仕事も任せません。
長い目で見ると一瞬
長い人生、怒られるのが1時間や2時間であれ一瞬の出来事です。注意されている言葉を右から左に受け流すのはよくありませんが、怒られるのは一瞬だと思ってミスを報告すると気持ちが楽になりますよ。
素直になる
怒られても、素直に聞くことが大切です。でも、だって、などと言い訳ばかりしていては自分を変えられず、いい仕事もできません。ミスを報告したら素直に解決策を尋ね、迅速に対応しましょう。
ネガティブな姿勢
失敗ありきで考える癖はないですか?リスクヘッジ(危機回避)は大切ですが、リスクばかりに目を向けていては仕事に集中できません。
前向きに考える
物事を前向きに考え、余計な心配はしないこと。やれるだけやったら、後はなるようになる、という心構えでいたほうが気が楽になります。
「どうせ」「でも」「だって」など、ネガティブな口癖を言わないだけでも効果があります。否定的であったり、消極的な口癖は、聞いている側もいい気持ちはしません。ポジティブ発言がいいわけではないですが、ネガティブ発言は慎みましょう。
机が散らかっている
整理整頓ができない人は、頭の中も整理ができない人が多いです。机の上、パソコンの中、バッグの中、意外と周囲の人は見ています。
整理して生産性をあげる
探し物をする時間は、整理されていれば必要がない時間。つまり、無駄な時間です。スッキリした机だと次に何をしたらいいのかも、瞬時にわかります。このことから、整理するということは生産性をあげることにも繋がります。
周りに気を遣う
隣の机に書類の束がはみだしていたり、見るだけで不快になるほど汚かったり、周りに迷惑をかけていないか自問自答しましょう。会社には協調性が必要です。
完璧を求めすぎる完璧主義者
このタイプは仕事ができそうですが、完璧主義であるからこそ仕事に支障が出てしまうことがあります。小さなミスは許さない、常に100%の状態でなければ気が済まない、納得できない。完璧を求めるあまり仕事が遅れるのは困りもの。さらに、こんな上司だと部下は大変ですね。
細部は全体ができてから
最初から完璧を求めるのではなく、全体の流れができてから細部を調整すると時間の配分がしやすく、遅れるという事態を防ぐことができます。
スピードも大事
綿密に計画をして、1つのミスも出さないように注意を払うことは大切ですが、利益あっての会社ですから時間は何より気にしなければいけません。ある程度の完成度でスピードを優先するなど、自分ではなく会社にとっての妥協点を探しましょう。
仕事に対してやる気がない
決められたことだから毎日出社している、毎日与えられた仕事をこなしているだけ、という嫌々ながら仕事をしているのがこのタイプです。仕事に対してやる気がないので、毎日辞めたい気持ちと葛藤し、不平不満も多いです。
仕事の面白さを見つける
仕事なんて面白くないという意識を捨てて、面白さを探しましょう。まず、なぜその会社を選んだのか、その職種のやりがいは何か、など初心に戻って考えます。縁があって働いている会社なので何に興味を持って入社に至ったのかを思い出すと、自分が何に対して面白さややりがいを感じるのか分かるかもしれません。
息抜きをする
最初はやる気があったのに、頑張りすぎて疲れてしまっていたら適度に息抜きをしてみましょう。オンオフを切り替えて、休みの日は仕事のことは忘れて思いっきり遊ぶのもおすすめです。
スキルアップできないか考える
仕事に情熱を持てないなら、スキルアップの勉強もおすすめです。勉強していくうちに仕事が面白く感じられたり、新たな可能性を発見することができるかもしれません。会社がダメなど、何でも他の要因のせいにせず自分から道を切り開く意識が必要です。
それでも辞めたい!そんな時の5つの解決法
仕事ができないと自己嫌悪するうち、この仕事は向いていないのかもしれない、もう辞めたいと思うことがあるかもしれません。そんな時は以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。
今、手がけている仕事だけやる
プロジェクトに参加しているのなら、その仕事が終わるまでは辞めることを考えず全力でぶつかることをおすすめします。先に紹介した逃げグセですが、安易に仕事を辞めてしまうことでも逃げグセがついてしまいます。また、今手がけている仕事を無事に終わらせることができたら仕事に対する姿勢も変わっているかもしれません。
今日だけ頑張る
無理をして病気にならない程度に、今日だけ頑張る、など小さな目標を立てると意外と楽に達成することができます。
期限を決めてみる
一般的に、転職するとなると有利になるのは3年以上だと言われています。仕事を覚えるのも3年以上働いてようやく理解できてくるとの声もあります。期限は自分で決めてもいいですが、3年はこの会社にしがみつくと覚悟をもって取り組むのもいいですね。
求人の情報収集
求人情報を見て自分の会社と比較したり、新しい職場のことを想像してみると、自分がどうしたいのかが分かるかもしれません。また一から人間関係を築かないといけないことを億劫だと感じるのか、それでも今の会社よりもいいところに行きたいのか。辞めるのは簡単ですが、次の職場が自分に合っているかは転職してみないと分かりません。
この仕事向いてる?何がやりたい?
違う仕事がしたい、やりたいことをしたい。目標が決まっているなら、今の仕事を続けながらそれに向けた準備も始められます。このまま同じ仕事を続けて仕事ができないと思い悩むか、やりたいことを決めるのは自分です。
悩みは人それぞれ!仕事ができない自分を克服しよう!
いかがでしたか?仕事ができない理由や悩みは人それぞれですね。単に入社したばかりで仕事に慣れていないという理由もあれば、仕事に対してやる気が出ないという理由もあります。劇的に今すぐ変える方法はありませんが、行動すれば必ず変わります。仕事ができないという自己嫌悪が少しでも減ることを祈っています。