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赤ちゃんの人見知りの原因と克服法!いつまで続くの?

昨日までは普通に会っていたはずの知り合い,親戚に今日会うと何故か大泣きの赤ちゃん。なんで!?唐突に始まる赤ちゃんの人見知りは,成長の証とはいえいつまで続くのか,克服できるのかと途方に暮れることもありますよね。赤ちゃんが人見知りする原因を把握することで適切に対処できるよう,ご紹介します。

赤ちゃんの人見知りの原因と克服法!いつまで続くの?

2015年08月04日更新

ホプラス編集部

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「赤ちゃんが人見知りする原因は何?」

そもそも何故,人見知りをするようになるのでしょうか。

科学技術振興機構(2013年)が発表した研究によれば,赤ちゃんの人見知り行動は相手に近づきたい「接近行動」と,怖いものから遠ざかりたいという「回避行動」が混じり合った状態,つまり赤ちゃんが「葛藤」しているため起こるという発見がなされたそうです。

いままでは赤ちゃんは生まれてすぐはお母さんお父さんと他人の区別が付かないと考えられていましたが,実は早い段階から区別が付いているというように考えられるようになってきています。

つまり赤ちゃんが「葛藤」し「混乱」するから人見知りするようになるのですね。

発達に伴い複雑な思考を始めたことによる副産物なのです。

確かに大人でも,初めて訪れる場所や初めて会う人の前では緊張しますよね。

大人に比べ遙かに経験値の少ない赤ちゃんにとって周囲は不安なものばかり。

泣いてしまうほど人見知りするのも無理のない反応と言えるでしょう。

「赤ちゃんはいつまで人見知りをするの?」

一般的に生後6~7ヶ月頃に赤ちゃんの人見知りは始まると考えられています。

しかし個人差が大きく,生後3~4ヶ月頃から始まる子もいれば,1歳を過ぎてからという子もいます。

始まる時期も千差万別ならば終わる時期も赤ちゃんによってバラバラ。

始まった時期にも左右されますが,赤ちゃんの人見知りは一般的には2~3歳頃に終わる子が多いといわれます。

しかしこの時期についても,1歳頃におさまる子もいれば,2歳を過ぎて続いている子もいます。

性格にもよりますが,小学生になっても人見知りする子もいるのです。

「赤ちゃんが人見知りをするとどんな問題がある?」

人見知りは赤ちゃんが成長している証。

とはいえ外出先で知らない物や人に囲まれ泣かれると,人目を気にして外に出かけるのもままならなくなります。

また久しぶりに親戚と会わせた途端,赤ちゃんが大泣きしてなんとも気まずい雰囲気…という場合もあるでしょう。

そして泣き出した赤ちゃんをお母さんが抱っこしてあやさないと行けない場合,当然お母さんへの負担が増してしまいます。

不安を感じている状態の赤ちゃんを宥めるのは,絶対的な信頼感を抱いているお母さんの存在なくしては不可能だからです。

「赤ちゃんの人見知りの克服法!」

ではどうすれば赤ちゃんの人見知りを克服できるのでしょうか。

正直,これといった有効な手段はありません。

人見知りそのものが正常な発達の証ですから,無理に治さなければいけないものでもないからです。

とはいえ人見知りを気にしてなかなか外出できないのも辛いですよね。

赤ちゃんはお母さんの感情を敏感に察知するとも言われています。

お母さんが笑顔で相手と接する,また赤ちゃんが人見知りして泣き出しても「大丈夫?びっくりした?」と笑顔で優しく撫でてあげると,安心することができます。

この方法を繰り返しつつ,色々な人との交流を広げていくと赤ちゃんの経験値は上がり,徐々に人見知りは改善されていきます。

また人見知りを克服しようとして無理をするのはNGです。

苦手意識だけが残されてしまい,赤ちゃんの心理的な負担になります。

夜泣きがひどくなるなどの影響もありますから,荒療治はおすすめしません。

他人に「泣いてばかりでかわいげがない」と心ない言葉を投げかけられても,赤ちゃんを理解してあげられるのはお母さんお父さんだけです。

気にする必要はありません。

不安を感じないように赤ちゃんに優しい声をかければいいのです。

赤ちゃんが人見知りして大泣きするのは正常な発達の一部。

また泣きながらもしっかり相手を見つめているのは,興味があるからです。

こうして少しずつ,赤ちゃんは世界を広げていっています。長い目で見守ってあげましょう。

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