新生児のゲップの出し方!簡単なコツはこれ!

たくさんミルクやおっぱいを飲んだ赤ちゃん、その後のなんとも幸せそうなゲップ。お母さんもほっとすると同時に嬉しくなります。新生児の時だけのゲップですが、なかなかゲップが出ないとお母さんは心配になってしまいます。ゲップの出し方のコツをお知らせ致します。

新生児のゲップが出るタイミング

まず覚えておいてくださいね。新生児のゲップと言うように、ゲップをお母さんが出させてあげるのは本当に短い期間です。

ゲップの必要な期間は首が座るまでの期間です。したがって、早い子なら3か月です。

長くても5~6か月くらいまでの間です。寝返りが一人で上手に出来るようになるとゲップは自然に出ます。

ゲップはミルクを飲むときに一緒に空気も飲み込んでしまうから、空気を出す意味でゲップとなるのです。

一生懸命にミルクを飲む子ほど、空気を多く飲み込んでしまうので、ゲップのもとが多くなるのです。ミルクを飲む時に上向きの新生児ほど空気を多く飲んでしまいがちです。

ですから吸い口が大きくない母乳の赤ちゃんのゲップは少なめです。

母乳の赤ちゃんのゲップは少な目か、あまり出ない赤ちゃんもいますよ。

新生児のゲップのタイミングは空気を大量に飲んでしまい、お腹にたまると苦しい時にゲップが出ます。

新生児のゲップを出す簡単なコツはこれ!

ミルクを飲んでゲップが出ないとどうなるのかと言いますと、飲み込んだ空気と一緒にミルクも吐き出してしまいます。

ゲップが本当は出ないといけないのに、出ないまま寝かせますと仰向けに寝かせていた場合危険です。

吐き出したミルクが気管に入ってしまう事があります。新生児のゲップを出す簡単なコツをお試し下さい。

  1. 赤ちゃんの抱き方は縦抱きにします。
  2. 赤ちゃんの頭をお母さんの肩にもたれさせます。
  3. 赤ちゃんの胸をお母さんの肩ぐらいまで上げます。
  4. 赤ちゃんの背中側から胃から首の後ろ位を目安に下→上にさする。

ゲップの出やすい姿勢はその赤ちゃんによっても違いますので、ゲップが出にくい場合は姿勢も色々と試すと良いですね。前かがみが良いとか、垂直が良いとか個人差があります。

さする時間は長くて5分位で良いと思います。

ゲップが出なくても焦らず、合う方法を見つけよう!

もう一度、おさらいです。新生児のゲップ出しをお母さんがするのは、首が座り自分で寝返りが出るようになるまでです。

ゲップはミルクを飲む子が多く出ます。母乳の赤ちゃんはほとんどゲップを出しません。また、ゲップの替りにおならをしてそれで大丈夫な赤ちゃんもいます。

ゲップはミルクを勢いよく飲む子ほど出ます。ミルクを飲ませる時のお母さんの抱き方でも違います。

仰向けに近いほど空気を吸い込みやすくなるので、ミルクと空気を大量に吸い込んでしまいます。

それでも、ゲップが出ないとお母さんは心配になり焦りますよね。そんな時はどうしたら良いでしょうか。

一所懸命にゲップを出させようとしても、ゲップが出ない赤ちゃんもいます。長くて5分背中をさすっていてもゲップが出ないで、寝かせたとたんに出ることもあります。

出ない時は赤ちゃんを横向きに寝かせてください。赤ちゃんの右側を下に寝かせます。

胃と腸へつながる口が右側にあるので、ゲップが出なくてもスムーズに消化します。大人の胃もたれの時と同じ寝方です。

万が一寝ている時に仰向けですと、吐いたミルクが気管に入る可能性もあります。それを防止する意味でも横向きに寝かせるのが安心です。

それでも、ゲップが出ないのが気になるならば、赤ちゃんの背中側を軽くポンポンと叩いてみてください。お母さんの気が付かない時におならで出たかもしれません。

また、ゲップではなくしゃっくりが出る赤ちゃんもいます。ゲップが出てもミルクを吐く場合もあり、本当に色々なのです。

焦らないで下さい。ゲップが出なくてお腹が張ったりして不機嫌でない限り、ゲップが出なくでも気にしないのが一番です。

ミルクを大量に吐くのが毎回でも機嫌が良ければ大丈夫です。あまったミルクを吐いているのですから。

赤ちゃんのミルクを吐く病気はあります。

例えば胆道閉鎖症などの重大な病気もありますが、基本は吐いても元気で機嫌がよい状態ならばほとんどの場合は心配はいらないでしょう。

新生児のゲップはお母さんが心配なさるほど重大な事ではありません。お母さんが手助けするのもほんの短い期間です。

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