『うちの赤ちゃん、いつもはちゃんと寝てくれるんですが、台風が近づくと、なんだか様子がおかしいです。すごく機嫌が悪いです…。どうやら眠れないみたい…』そんな経験ありませんか?赤ちゃんにとって台風は、あまり仲良くしたくない存在のようですね?原因や対処法をまとめてみました!
赤ちゃんが台風で機嫌悪くなり寝ない・・・原因は?
お天気が悪くなると、気圧も変化します。低気圧になるんですね。低気圧は、空気を上昇させますから、酸素が薄くなります。空気中の酸素が薄くなると、体は副交感神経が優位の状態になります。リラックスモードとか、お休みモードに切り替わってしまうんですね。そうすると、脈もゆっくりになって、体内の血管が広がります。
ここが、問題なのです!
血管が広がるということは、頭の血管も当然広がり、膨張して、頭痛が起こります。赤ちゃんの頭はとても柔らかいのですから、より敏感ですね。赤ちゃんは、頭が痛いのです!
普段の雨でも気圧は変化しますが、台風ともなれば、気圧は大きく変化します。頭が痛くて、眠れるわけなんかないのです。
また、赤ちゃんの自律神経はまだしっかりしていないので、とても不安定です。低気圧だと、リラックスモードになるはずなのですが、何故か交感神経優位の、ギンギンモードになってしまっていることがあり、それも眠れない原因です。
また、いつも日中お外遊びをしている赤ちゃんは、台風が長引いてお天気が悪く出かけられないことで、イライラしている場合もあります。
「赤ちゃんが寝ないときの対処方法は?」
副交感神経優位のリラックスモードで頭が痛い赤ちゃん。お熱がなく、元気そうであれば、リラックスモードを少し、切り替えてあげましょう。
赤ちゃんは、おしゃべりができません。その代わり、気をそらすことが意外と簡単なんです。ちょっと楽しいことをしてみましょう。好きなおもちゃを与えてみたり遊んであげてみるのです。
気をまぎらすことで頭が痛いのも忘れてしまうし、交感神経が優位になってくるので、血管の収縮が起きます。それでいつのまにか、頭が痛いのもおさまってしまいます。
反対に、ギンギンモードの赤ちゃんは、副交感神経優位な状態にしてあげます。温かいミルクをあげたり、お部屋を暗くして、お休みモードの環境を整えてあげます。ベビーマッサージなんかも、有効かもしれませんね。
もうどうにもならない程ギンギンな時は、諦めて疲れさせましょう!
以前私がやっていた作戦は、少し月齢が大きな赤ちゃんでしたが、ギンギンのときに更にくすぐりまくって笑わせ、疲れさせたところで抱っこしてトントンしたら、落ち着きました。
参考になりますでしょうか?
遊べなくてイライラしている赤ちゃんは、遊んであげましょう。台風だけど、お天気が落ち着いているのでれば、ちょっとお散歩に出ても大丈夫です。強い風には注意してくださいね。
「赤ちゃんの機嫌が良くなるオススメおもちゃ!」
台風でおうちにいる不機嫌な赤ちゃんをご機嫌にするおもちゃ、どんなものがいいでしょう?
こんな退屈なときに、また、頭が痛いときに、「クマさんですよ〜。」って、ぬいぐるみを渡しても、「あぁ〜そうですかぁ・・・。」で、ポイっとされて終わってしまうかもしれません。
もちろん、クマさんを大好きな赤ちゃんは喜ぶと思いますが・・・。そんなときは音が出るものやピカピカ光るものがオススメです。普段はうるさいので電池を抜いてある、シンバルのおさるさんも、今日は電池を入れて、スイッチオンですぅ。興味を引けて、機嫌を直してくれるまでの、我慢です!
「ん?なんだそれは???もっと見せて!」と、興味を引くような形状のおもちゃも、オススメです。これなら、音が出ないので、夜中でも安全ですね。
例えば、ハンカチのような布の表と裏にそれぞれ、ゾウとキリンのぬいぐるみが付いていて、裏返すとキリンさん!また裏返すとゾウさん!というようなものですね。赤ちゃんはずっと裏を見たり表を見たりして、不思議がっていますよ。そして、いつのまにか、眠っていたりします。
赤ちゃんが泣いたり機嫌が悪いと、お母さんは本能的に焦っちゃいますよね。でも、ここはひとつ深呼吸をして、少し諦めて赤ちゃん目線になることで、意外と簡単におさまったりすることもありますよ。