ホワイト企業の見つけ方が知りたい!女性も活躍できる会社を口コミサイトなど駆使して発見しよう

MOMOKO

転職を考えている方は、できれば長く勤められる「ホワイト企業」に就職したいですよね。では「ホワイト企業」と呼ばれる会社には、一体どのような特徴があるのでしょうか。ホワイト企業の具体的な例や、ホワイト企業を見つける際のポイント、転職をする際の注意点などをまとめました。

ホワイト企業とは?

近年、「ブラック企業」や「ホワイト企業」という言葉をよく耳にするようになりました。そろそろ転職を考えようかなという時、「ホワイト企業に入りたい!」と多くの方は考えるのではないでしょうか。では、ホワイト企業とは一体どのような会社のことを指すのでしょうか。その特徴についてお話していきたいと思います。

気になるホワイト企業の特徴

  • 福利厚生がしっかりしている
  • ホワイト企業と呼ばれる会社は、第一に社員を大切にしています。そのため、社員への福利厚生が手厚いことが多いです。家賃手当や通勤手当など、給料以外の手当が充実していたり、宿泊施設に格安で宿泊できるなど、ホワイト企業にはさまざまな福利厚生が用意されています。

  • 休暇がしっかりとれる
  • ホワイト企業は、「社員とその社員の家族も大切にする」という考え方なので、ワークライフバランスをしっかり保つことができるというのは、とても重要なポイントとなります。ワークライフバランスを保つためには、休暇がしっかり取れるということが大切です。土日祝日に加え、企業によっては誕生日休暇を取れるところもあります。

  • 女性が活躍できる
  • 女性が活躍できるための制度が整っていることも、ホワイト企業の特徴です。産休や育休の制度の他、復職しやすい環境が整っていると女性が増え、女性の役職者も増えます。女性の役職者が増えることによって、さらに女性が働きやすい環境になり、優秀な社員が増えて良い循環がうまれることに期待できます。

ホワイト企業の多い業界

ホワイト企業は、新規参入が難しい業界や、生産性・利益率が高い業界に多いといわれています。2015年に東洋経済が「新卒3年後定着率」と呼ばれる、新卒者3年後にどれだけ在籍しているかを調べています。ランキングにした表を確認してみると、メーカーが多いことがわかります。中でも、科学メーカー、電気機器メーカー、食品メーカーなどが多く含まれています。
では、具体的にどのような企業がホワイト企業と呼ばれているのでしょうか。

ホワイト企業の一例をご紹介

【Nikon(ニコン)】新卒の定着率が100%を達成している

■画像引用:Nikon公式ホームページ

  • 新卒3年後定着率が100%である
  • 2011年4月入社者のデータによると、採用者数が100人を超えているのにも関わらず、定着率100%を達成しているのは同社だけでした。それだけで社員に対してよい企業なのだとわかります。

  • 福利厚生が充実している
  • コアタイム(9:30~15:15)のフレックスタイム制度があったり、半日単位の有給休暇が取れたりなど、福利厚生が充実しています。さらに、従業員に満足度調査を行い、双方向のコミュニケーションにも力を入れています。また、技術検定合格者への報奨金があったり、語学留学、通信教育などの自己啓発制度で社員の能力開発を推進しており、やる気のある社員を積極的に登用しています。

  • 女性が働きやすい
  • 「子育てサポート企業」として、「くるみん」という厚生労働大臣の認定を受けています。そのため、子どもが小学校4年生になるまでの短時間勤務や、最長2年まで取得可能な育児休業、在宅勤務制度など、各種制度面がとても充実しています。その結果、育児休業からの復職率が3年連続100%と、高い取得状況を維持しています。

    また、女性活用では自己実現研修やメンター制度などを実施しています。女性管理職の比率を5%にすることを目標にしているなど、女性の役職登用の点も積極的に進めています。

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【未来工業株式会社】年間休日140日・有給休暇最長40日の日本一休みが多い会社

■画像引用:未来工業株式会社

  • 日本一休みが多い会社と言われている
  • 岐阜県にある電気・設備資材メーカーであるこの会社は、年間休日140日に加え、有給休暇最長40日と休みがとても多く、日本一休みが多い会社と言われています。年間休日の平均が120日ということを考えると、未来工業株式会社の休日数がいかに多いかがわかります。

  • 残業が少ない
  • 残業時間も少なく、営業でも18時前にはみんな退社しているようです。繁忙期でも19時には退社をしており、残業の少なさがわかります。また、仕事の持ち帰りも禁止されています。残業も少なく仕事の持ち出しは禁止となると、家でゆっくりする時間ができたり、子育て中の方は子どもとの時間もうまく増やせたりと工夫ができそうですよね。

  • 給料も高水準である
  • これだけ残業が少ないにも関わらず、2011年から2015年までの平均年収は600万円を超えており、しかも増額が続いています。なぜ残業が少ないのに、ここまでの高水準を保つことができるのでしょうか?

    未来工業は創業時から下請けはやらず、自社にしかできないものにこだわるというポリシーを貫き、売上を増やしてきました。また、岐阜県安八郡に本社があり、かつ自社物件のためそれほど設備費がかからないようです。また、特約代理店制度をとらずに全国の電材・管材問屋に直接販売をしているため、代理店への販売手数料かかからないことなど、徹底的にコスト削減に取り組んでいます。このことにより、人件費を増やすことができるのです。

    さらに、どんな提案でも1件だせば500円もらえたり、提案が採用されると最高3万円の報奨金が別途加算されたりするなどの「社内提案制度」があり、給料以外のお金をもらえることがあります。

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【味の素株式会社】子育て中の社員にも優しいスーパーフレックス制を導入

■画像引用:味の素株式会社

  • 同業の中で最も労働時間が短い
  • 2016年度までの所定労働時間は7時間35分でしたが、2017年4月から7時間15分に短縮されました。これは食品業界の他の企業と比較すると、どの会社よりも短い時間です。では、なぜ労働時間を削減することができたのでしょうか?

    味の素では、「働き方計画表」という社内ツールを利用しています。それを基に、社員各自が残業時間や有休取得日などを計画し、上司や同僚と共有していくことによって、職場内の「見える化」を図りました。その結果、自己の労働時間を客観的に把握することができ、各社員の「労働時間への感度」が高まりました。
    また、

    その部署の最も効率の良い働き方を考えることができるのは、その部署自身に他ならない
    引用:東洋経済ON LINE

    との考えから、人事部ではなくその部署の責任者に、労働時間短縮の取り組みを考えてもらうことを重視しました。

  • 在宅勤務やスーパーフレックス制を導入している
  • ワークライフバランスやダイバーシティの実現のため、一人ひとりに合った働き方を提供しています。例えば、子育て中の社員には勤務開始時刻の繰り下げにニーズがあるとして、コアタイムのないスーパーフレックスタイム制を会社に導入したり、状況によっては在宅勤務を選択することもできます。このように、社員が最も効率良く働けるスタイルを見つけることができるのです。

  • 社員の自主性が尊重されている
  • 経営理念の「味の素グループWay」の中に、「人を大切にする」という項目があります。これは下記の言葉が具体的な施策になり浸透していることによって、社員が安心して、自分のスタイルで働くことができるのです。

味の素グループの事業に参加する全ての人の人間性を尊重し、その人が成長し、能力を最大に発揮できる集団になります
引用:味の素株式会社

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【東ソー株式会社】労働環境がよく給与水準が高い会社

  • 給与水準が高い
  • 業界として、化学メーカーは他の業界よりも給与水準は高いですが、東ソーはその化学メーカーの中でも高い水準となっています。それは、東ソーが高い利益率をたたき出しており、2013年から2017年まで5年連続で増益を続けているからです。平均年収も5年連続で上昇しており、利益を社員の給料にしっかり還元している点でもホワイト企業だと言えます。

  • 労働環境が良い
  • 東ソーでは、入社後数年で責任のある重役の仕事を任されます。しかし、積極的に懇親会を行ない、社員全員が人間関係を良くしようと努力をしていることで、プレッシャーに潰されることはなく、仕事に対するやりがいを感じることができるのです。

    また、東ソーでは仕事にノルマがありません。成果だけをみるのではなく、一人ひとりの仕事の取組みやプロセスを重視して評価をしてくれるので、ノルマがなくてもみんなが目標に向かって仕事に取り組むことができるのです。

  • 働きやすい制度が充実している
  • 東ソーでは、資格を取得した際に奨励金が支給されたり、海外語学留学に派遣したりと、自己啓発制度が整っており、社員の能力開発を推進しています。また、コアタイム(10:30~15:05)のフレックスタイム制度や、育児・介護・私傷病の短時間勤務制度など、各種制度が充実しています。

東ソー株式会社 公式ホームページはこちら

ホワイト企業の見つけ方はどうすればいいの?

ホワイト企業大賞のサイトで調べてみる

■画像引用:ホワイト企業大賞

ホワイト企業大賞とは、ホワイト企業大賞企画委員会が2015年から始めているものです。これは下記のことを願いに込めて作られました。ホワイト企業だと認められる基準も以下2番のとおりです。

  1. 日本の社会にホワイト企業がどんどん増えてほしい
  2. 社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にしている企業

引用:ホワイト企業公式ホームページ

毎年、2~3社がこの大賞に選ばれています。他にも、特別賞や推進賞として何社か選ばれているので、どんな会社が選ばれているのか、ホワイト企業大賞のサイトで調べてみることも、転職する際に参考にする方法のひとつになります。

ホワイト企業公式ホームページはこちら

面接時の企業の対応を見る

面接の時に、就業時間・休み・繁忙期の忙しさについて質問をする前に、企業側からの説明や書類がある企業は、ホワイト企業であるといえるでしょう。ブラック企業の場合、業務管理がきちんとできていないことが多いですが、ホワイト企業はしっかりとできているため、面接の時に説明ができるのです。

また、それぞれの選考で人を選ぶ意思がしっかりと感じられたり、応募者に対してきちんと敬意が払われていることが感じられれば、ホワイトな企業であることが多いです。面接で見極めるのも一つのポイントといえるでしょう。

口コミサイトで調べてみる

現在インターネット上には、転職の際に役立つ、社員の口コミサイトがあります。いくつかご紹介します。

  • VORKERS(ヴォーカーズ)

老舗のサイトで、口コミが登録されている企業は5万社以上あります。また大手企業は、数千もの口コミが登録されています。

VORKERS公式ホームページはこちら
■画像引用:VORKERS公式ホームページ

  • 転職会議

会員数が200万人を超える大規模なサイトです。細かい登録をする必要がありますが、登録をすれば、60万社以上のデータと口コミを読むことができます。

転職会議 公式ホームページはこちら
■画像提供:PRTIMES

  • キャリコネ

転職サービスも行っているため、口コミを見ながら仕事を探すことができ、スムーズに転職活動の参考にすることができます。

キャリコネ 公式ホームページはこちら
■画像引用:キャリコネ公式ホームページ

  • カイシャの評判

運営は、転職サービスで知名度が高いエン・ジャパン株式会社です。社員による口コミの数は100万件以上掲載されています。他社との比較を簡単にすることができ、とても利用しやすいサイトです。

カイシャの評判 公式ホームページはこちら
■画像提供:PRTIMES

これらのサイトに登録をすれば、社員の評判も見ることができます。実際の社員の声をサイトを通して見ることで、ホワイト企業かどうかを見極めるのも一つの方法です。

ホワイト企業に中途採用で入れるの?

大企業の場合

大企業は、ただでさえ知名度が高く、ホワイト企業として評判も知れ渡っていることがほとんどです。それゆえ、中途採用で入社するとなるとかなり難しくなってしまう傾向にあります。ただ、大企業でも世間的に知名度が低い会社は、多少入社しやすい傾向にあります。ほとんどの場合が経験者採用ですので、それ相応の実績やスキルを持っていることが必要です。

中小企業の場合

中小企業のような知名度があまりない企業の場合は、ホワイト企業でも倍率は低く、企業によっては未経験から転職することも可能のようです。中小企業であっても、条件の良い企業はたくさん存在します。しかし中小企業の場合、情報が少ないため、見つけることが難しいのが難点といえます。転職サイトに求人を出すと、それだけ採用コストを支払わなければならないため、転職サイトに登録をすることを避けるところも多いのです。

ただし、ハローワークには優良な求人もあるため、場合によってはすぐにホワイト企業の内定をもらえることもあります。ハローワークは手続きが複雑なこともありますが、隠れたホワイト企業の求人が載っていることもあるので、ハローワークに登録をすることも良いといえるでしょう。

ホワイト企業に転職するためには?

これまで見てきたように、ホワイト企業といっても会社によって条件はさまざまです。まずは、自分がどのような働き方をしたいのかをしっかりと見極めることが重要です。17時に退社できる会社がよいのか、福利厚生が整っている会社がよいのか、女性が働きやすい会社がよいのかなど、人によって求める条件は違ってくるでしょう。まずはその前提を考え、求人を探す際には業界の垣根を超えるなど、できるだけ視野を広げながら転職活動をすることをおすすめします。

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