キャリアウーマンのファッションから長所短所まで徹底分析!バリバリ仕事をこなす女性特有の悩みとは

みんなに信頼され、仕事の段取りから自分の身の回りのことなど、オールマイティに能力を発揮するキャリアウーマン。行政関連や企業勤めの女性なら、ハキハキした発言力の女性に惹かれるのではないでしょうか。今回は、そんなキャリアウーマンのファッションやプライベート、さまざまな事情を調べてみました。

キャリアウーマンといえば?

「キャリアウーマン」に対するイメージ

「キャリアウーマン」と聞いてイメージするものは、ずばり「かっこいい」ではないでしょうか。男性と女性で、イメージするものが多少違うようですが、女性はほとんどの方が、まずは能力の高さと仕事の速さを想像して、「オシャレ」「お金持ち」などと、キャリアウーマンを評価します。

しかし、男性は同じようにイメージしているわけではないようです。「性格がきつい」と少しマイナスイメージをする男性が多くいます。男性は、本能的に「狩り」(=仕事)をする生き物ですから、女性にまで「狩り」を求めない、という心理の現れと捉えることができます。

ブルゾンちえみのかっこよさ

キャリアウーマンといえば、「キャリアウーマンのネタ」でブレイクした芸人、ブルゾンちえみもイメージされる人物です。多忙で恋人ができないという女性をテーマに、「じゃあ質問です!花は自分からミツバチを探しに行きますか?探さない、待つの。撒いてごらん!自然と男は寄ってくるから!」と、滑舌よく決めます。

ボブヘアにタイトスカート、キャリアウーマンっぽく立ち振る舞う芸風は、ふっくらしたスタイルで究極の美人でもないブルゾンちえみだからこその、笑いとなりました。また、ブルゾンちえみの厚めのメイクを真似するオシャレ女子も登場。揺るがない堂々とした態度が、かっこいい存在としてもウケています。

キャリアウーマンの意味とは

キャリアウーマンとは

日本でキャリアウーマンと呼ばれる存在は、管理職や管理職レベルを目指し、専門的分野で活躍するハイキャリア女性とだいたい定義づけられます。1970年代頃から使われるようになった言葉のようですが、現在は女性の社会進出も珍しくなくなってきたため、使用頻度は減少しています。

かつての日本企業は、コピーやお茶汲みなどの雑務を女性に任せて寿退社まで、と考えられていたようです。男女雇用機会均等法が制定された1980年代頃からは、女性たちのキャリアアップは進んでいます。女性が少なかった自動車整備士、鉄道運転士、研究職、医師、弁護士なども女性の活躍が増えています。

キャリアウーマンを英語で言うと?

「キャリアウーマン」という言葉は、英語で通じるものの、現代では、差別用語として考えられるようになっているので使用しない方がいいでしょう。「ワーキングマザー」も同様です。日本でも「看護婦」が「看護師」と呼ばれるようになったように、「ウーマン」や「ガール」といった用語が、性差別を生むことから回避されているようです。

英語なら文章で表現するようにしましょう。「career oriented women(キャリアオリエンティドウーマン=キャリア志向の女性)」、「career focused women(キャリアフォウカストウーマン=キャリアに焦点を当てる女性)」、「women of high corporate positions(ウーマンオブハイコーポレイトトポジションズ=役職に就いている女性)」などがあります。

女性はキャリアウーマン、男性の場合は何と呼ぶ?

専門的な職業に就いている男性は、多数いるので、「バリバリ仕事をこなす男性」を表現する言葉はありません。出世している、といったイメージでは、「エリートサラリーマン」「エリート○○(職業)」などと言われることはあるでしょう。「キャリアウーマン」という言葉は、歴史的に、活躍する女性が少なかった社会背景から生まれたものですから、今後は日本でも使われなくなっていく可能性があります。

キャリアウーマンのファッション

キャリアウーマンは、ファッションからも上品さと有能さが伝わってきます。スタンダードは、スーツスタイルで、知的な雰囲気を醸し出します。女性らしさも忘れずに、ネックレスやスカーフ、パンプスなど、アイテムも取り入れてオシャレを楽しみます。そんな彼女たちらしいヘアスタイルや小物についても見ていきましょう。

キャリアウーマンにぴったりのヘアスタイル

ビジネスシーンでは、清潔感が大事。ロングヘアは、お辞儀をした際に髪が顔にかかったり、外出先では特にケアが必要になります。最近では、知的な雰囲気が出せるということで、低めの位置でのまとめ髪が定着しています。反対に、かき上げられるほどのロングヘアも、海外では定番のキャリアウーマンスタイル。

ロングヘアをキープするなら、髪質にこだわったヘアケアが必須となるでしょう。ショートやボブヘアでも、片方だけ耳見せの、アシンメトリーを取り入れると、クールさを兼ね備えることができます。外出時やアフターなど、いざという時のためにヘアアクセサリーを常備しておくのもキャリアウーマンならではです。

キャリアウーマンらしさを発揮!名刺入れや腕時計

キャリアウーマンの名刺入れは、きちんと感重視。名刺入れひとつで、話のネタになることもあるので、革素材、良質なものが選ばれます。人気は、FURLA(フルラ)TORY BURCH(トリーバーチ)HERMES(エルメス)Chloe(クロエ)LOEWE(ロエベ)など。色や素材は、控えめなものをセレクト。名刺交換が多い仕事なら、収納力が優先されます。

時計は、ビジネス向けの腕時計が豊富な、セイコーやシチズンの商品が人気です。ワンランク上を目指すなら、カルティエでエレガントさを演出できます。スイスの高級腕時計ブランド、OMEGA(オメガ)TAG Heuer(タグ・ホイヤー)は、精度が高く、年齢を重ねても使えると定評があります。

キャリアウーマンならこのファッション通販サイト

「FABIA(ファビア)」 ヨーロッパ調のデザインを、日本人に合うようにアレンジした展開になっています。

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「ONWARD CROSSET(オンワード・クローゼット)」

「23区」「自由区」「組曲」など人気ブランドを集めたこちらの通販サイトもスタンダードです。上質なコーディネートはもちろん、バッグや財布などのファッション小物も要チェック。

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■画像引用:ONWARD CROSSET公式オンラインショップ

「StyleNote(スタイルノート)」

40代をターゲットとしたスタイルノートには、通勤服特集があります。大手通販会社が運営するだけあって、機能性も満足です。自宅で洗えるアイテムや防寒を考慮したもの、メイドインジャパンなど、実用的でシンプルなアイテムが豊富です。

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■画像引用:ベルメゾン公式ホームページ

キャリアウーマンあるある

キャリアウーマンは、朝早くからシャキッと職場に到着。睡眠も朝食もきっちり取っているので、頭の回転もよく、颯爽と軽やかです。前日に残業しても、すごい!と周囲に思わせるキャリアウーマンの仕事ぶり、自己管理能力に脱帽です。そんなキャリアウーマンのあるあるを集めてみました。

キャリアウーマンの性格あるある

  • できないことはできないと言える
  • クライアントからの無理難題には、頑張ればできるかなと悩んだりせず、「できません」と言える勇気を持っています。代わりに実現可能な代案を用意し、すぐ提案する発言力、交渉力に優れています。

  • 遊びに慣れている
  • 周囲の人に慕われるのもキャリアウーマン。お誘いが絶えず、誘いに応じつつ自分に刺激を与え、ストレスを解消していきます。自然と体力、集中力、コミュニケーション力、人脈まで養われていきます。

  • 時間の使い方が上手
  • 仕事だけでなく、家事も所要時間を把握し、逆算して行動します。特に育児を経験していると、仕事の管理能力はレベルアップ。最悪の事態も想定して、効率よく事を運んでいきます。

  • 相手に合わせた対応ができる
  • 企業によっては、まだ女性の活躍や昇進など、体制が整っていない場合もあります。上司への対応もその人その人に合わせることができ、世渡り上手なタイプです。

  • 自分に自信を持っている
  • 自分の成長過程を客観視できるため、自信がある方が多いでしょう。自分の短所も、改善点と考えてポジティブに行動できます。そこから新しい目標ができて、より高みを目指せるのです。

  • 気持ちの切り替えが上手
  • 仕事でミスをしても、気持ちの切り替えの早さが武器になります。同じミスは繰り返さない、自分用タスクを作成できるので、期待以上の成果を発揮するのです。

キャリアウーマンの住まいあるある

  • マンションを購入して自信に満ちる
  • 仕事で多忙な日々を送るキャリアウーマンは、通勤に時間がかかる実家暮らしとさよなら。中古マンションを購入し、リフォームして賢く使うのです。デザイン重視で間取りを変更し、ゲストを招いて、会話や料理まで楽しみます。趣味の時間も増え、幸福レベルが上がるのです。

  • 単身世帯向けマンション購入後、将来は賃貸に
  • マンションは、結婚前に市場の動きや資金計画など予備知識をしっかりつけて、結婚生活や家族との住み替えも意識して購入しています。独身向けコンパクトマンションは、条件が良いので、将来、貸しやすいもの。もちろん売りやすくもあります。海外では、そんなライフスタイルは当たり前だったりします。

〇番外編あるある?忙しさにかまけて汚部屋も
キャリアウーマン=仕事ができる人であれば、部屋も整理整頓されてすっきりしているはず。しかし稀に、多忙すぎて部屋を片付けられない女性もいるようです。部屋は心の状態を表すとも言いますが、さすがにハードワークが続くとキャリアウーマンでさえも、部屋はパンク寸前という事態に。このパターンもあるあるです。

離婚あるある

今や結婚後も働き続ける女性の存在は、ごく普通の姿となりました。ただ、キャリアウーマンは、自分の仕事を理解してくれ、育児や家事に協力してくれる男性を望みます。しかし、キャリアウーマンが結婚したいと惚れ、尊敬する男性ほど仕事好き。そんな男性は、専業主婦か家事協力を求めない「家で働く」女性を奥さんにしたいと考える傾向があるそうです。

そのため、キャリアウーマンの未婚率や離婚率が高いという結果に陥ります。また、高収入の女性ほど、自立できているため、自分から離婚を切り出す確率も上がるのだとか。それでも、自分たちの両親が、夫の代わりに家事や育児を手伝ってくれるような夫婦の形であれば、うまくいくようです。

子育てあるある

キャリアウーマンの子育てでよくあるのが、偏った教育です。すでに家系がエリート一家で育ったタイプの女性は、家柄と血筋を信じているため、過干渉となってしまいます。とにかく、子どもの才能を引き出す手段が勉強しかないので、子どもが社会常識に疎くなります。完全なレールを敷かれた子どもは、タフな子にはなりません。

また、自分でキャリアを形成してきたエリートタイプの女性は、自分の子に自信があります。教育の場は私立を良しとして疑いません。子どもにとって、嬉しいことや楽しいことを見失っている場合があります。

付き合う男性のタイプ

ここまで見てきたキャリアウーマンの能力とライフスタイルを考えると、相性のいい男性、悪い男性についても検討がつきます。物理的に、仕事以外の時間が確保しづらいキャリアウーマンですから、下記の選択は自然とも言えます。

  • 多忙なキャリアウーマンに向いていない男性の特徴3つ
  • ■寂しさをアピールしてくる男性
    ■寂しくて他の女性と連絡を取っている男性
    ■専業主婦になってほしいと考えている男性

  • キャリアウーマンと付き合える男性の特徴3つ
  • ■お互い切磋琢磨し合える関係を保てる男性
    ■長く働くことに関して肯定的に捉えてくれる男性
    ■将来、家事や育児の分担も協力してくれそうな、応援してくれる男性

キャリアウーマンの後悔

仕事で活躍し、プライベートもイキイキしているイメージのキャリアウーマンでも、後悔することもあるようです。特に多いのは、「キャリアよりも子どもが欲しかった」というもの。友人たちが子どものために、日々頑張る姿を見て、憧れを抱くこともあるでしょう。「20代に戻って恋愛したい」といった後悔も、出産につながる理想からでしょう。

年齢を重ねると、自分だけのために頑張り続けるよりは、毎日のモチベーション維持のために、子どもを欲しいと考えるキャリアウーマンたち。今は30代後半で結婚、出産する人も多い時代。仕事への情熱を加減して、婚活や妊活をスタートさせるのも自分磨きのひとつになるでしょう。

女性が活躍する社会へ

女性が「キャリアウーマン」をかっこいい、オシャレ、お金持ちとイメージしている一方で、仕事を最優先としている女性が多いわけでもない昨今。若者の間では、ストレスや責任を増やしたくない、ワークライフバランス重視などの理由で、管理職になりたくないという、一昔前とは違った価値観の変化も見られています。

女性は結婚、出産と、ライフステージの変化が仕事にも影響します。これからは働き方や働く場所を選んで、ライフワークバランスをとることが、もっと意識されるようになっていくでしょう。

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