仕事でミスを連発してしまう人の特徴と原因は?そうならないための5つの対策法

人間誰しもミスをするもの。皆さんも仕事中多かれ少なかれミスをしたことがあったかと思います。ミスをすると頭の中が真っ白になってしまいますよね。そんな時は一度頭の中を整理して、まずはどう対処すれば良いのか、今後どうしたら同じミスが起きずに済むのか、1つ1つ解決していきましょう。

仕事でミスをしたらどうする?

仕事でミスをしたらまず報告する

まずは上司またはしかるべきところに必ず報告をしましょう。報告が遅れることで、ミスへの対応が遅れてしまいます。対応が遅れると困る人が出てくるだけでなく、会社にも大きな損害を与える恐れもあるので、恥ずかしい気持ちや不安な気持ちは堪えてなるべく早めに報告をしましょう。

この時、報告の仕方にも気をつけなければなりません。結論と経緯をできるだけ完結にわかりやすく報告し、詳細は後からきちんと説明しましょう。簡潔に説明する際に、重要な部分が抜け落ちないように注意が必要です。

仕事でミスをしたら必ず謝罪する

上司や社内の関係各所にはもちろんですが、取引先やお客様が関わっている場合は相手にもできるだけ早く報告をし、誠意をもって謝罪をしましょう。経緯を説明することは大事ですが、言い訳は相手の怒りを逆なでるだけです。言い訳をせずしっかり謝る事と、今後同じ事を起こさないためにどうするかを説明して相手を安心させることが重要です。

仕事でミスをしても嘘をつかない・隠さない

ミスをしたら、怒られたり評価が下がる事を気にして、誰しも少なからずなかったことにしたい、隠したいという気持ちになるでしょう。嘘をついたり隠蔽すると、被害が拡大し、発覚した時にはもう手遅れになっている恐れがあります。余計に墓穴を掘ってしまう事態になるので、怒られるのは覚悟の上で社会人としてしかるべき対応をしましょう。

仕事でミスをした時のルールを徹底する

慣れてくると今までのルールもおざなりになってきます。どうしてミスをしてしまったのかを自分なりにきちんと分析をして、ミスをした後のルールを再度徹底するようにしましょう。もしそのルールに問題があったり抜け目があるようであれば、自分で改善したり部署に改善を提案してより良いルール作りをしていきましょう。

仕事でミスをしてしまったら上司を頼ることも必要

ミスをすると自分でなんとかしなければ、と思いがちですが、上司はピンチの時のためにいるものです。経験もたくさん積んできているので、同じ経験があるかもしれませんし、対処法も知っているかもしれません。自分で背負いこまずに、まずは自分の上司を信じて頼ることも必要です。

仕事でミスを繰り返す人の原因はこれ!

仕事でミスをしても反省していない

ミスをしたらまずは反省をしなければ、何が悪かったのか今後どうすべきなのかをしっかり把握することができません。自分の何が悪かったのかわかっていなければ、もちろん同じ事を繰り返します。一回しっかり落ち込んで、ミスの原因や今後の課題について考える事は大事です。

仕事に集中していない

日々生きていれば、仕事や仕事以外のことで悩んだり考えたりすることがあるでしょう。しかし、仕事に集中せず他のことを考えている時やボーっとしてしまっている時にミスは起きやすいものです。仕事中は意識的に集中するよう心がけましょう。人間の集中力は最大で90分しかもたないと言われているので、90分に一度少し休憩をしたりトイレに行ったりしてリフレッシュするなど工夫をすることも大切ですね。

ひとつひとつの仕事を確認をする習慣がない

人間なので誰もがミスをする可能性があります。そのミスを防げるかどうかは、きちんと確認したかどうか。その確認を怠るとミスに繋がる恐れが高いです。自分を過信せずに確認をする習慣をつければ、ミスは減ってくるはずです。

仕事内容を理解していない

相手の説明をきちんと理解していない状態で仕事にとりかかると、ミスに繋がってしまいます。思い込みや先入観は大変危険です。最初から最後まできちんと説明を聞いて理解をしてからとりかかりましょう。

仕事でミスをしないために!今すぐできる5つの対策

こまめにメモをする

普段から、重要なことや忘れてはいけないことはメモをする習慣をつけましょう。やり方を忘れてしまったり、不安になった時はメモを見返せば、不安なまま突き進まずに済みます。また、ミスをした時にもどんなミスをしたのか、どんなことが原因だったのか、どう対処したのか、などを毎回メモにとっておきましょう。
書くことによってしっかり自分の記憶に刻まれ、見返した時にも自分が特に注意すべき点がすぐ思い返せるようになります。メモをしたノートがどこかにいってしまったことがないように、メモの管理もしっかり行いましょう。

ダブルチェックを習慣づける

確認をする習慣をつけることが大事、と先ほど説明しましたが、人の目で見ているので1回の確認では漏れが出てしまう恐れもあります。不安な時はダブルチェックがおすすめです。1人の人間が2回チェックをする方法でも良いのですが、2回目のチェックを違う人間が行うことができればより効果的と言えます。

時間に余裕をもつ

ミスというのは時間がなく焦っている時に起きがちです。忙しい現代社会で時間に余裕をもつのは難しいことですが、少しだけ工夫をして時間に余裕を作ってみましょう。
例えばいつもより1本早い電車に乗って朝の時間を有効活用する、仕事終わりにせかせか帰るのではなく、全部の仕事が終わった後に3分だけ自分の席で心を落ち着かせて1日を振り返る時間を作る、など。時間の余裕は心の余裕にも繋がるので、ほんの何分かで気持ちの焦りも変わってくるはずです。

一度ミスをしたら繰り返さないための詳細ルールを作る

ミスを繰り返さないためには、ルールを改善していくことが重要です。今までのルールで大丈夫なのかどうか、どう改善したらミスが減るのか、新しいルールを加えるべきなのか、しっかり話し合って効率的かつミスを繰り返さないルール作りをしましょう。ただ、ルールが多すぎて仕事がはかどらなくなってしまっては本末転倒なので、バランスのとれたルール作りが必要です。

人に聞いてみることも必要

ミスをしない方法を自分で考えるのも大事ですが、先輩やミスをせず仕事をこなせている人にやり方を聞くのもいいでしょう。人に聞くのは恥ずかしいという気持ちがあるかもしれませんが「聞くは一時の恥」です。恥を忍んで聞いた先には、自分では見出せなかった答えがあるかもしれません。

仕事でミスをしてしまった…上手な気持ちの切り替え方法とは?

ミスをした後、とことん落ち込んで反省することは大切ですが、いつまでもその気持ちを引きずるわけにもいきません。とはいえ中々気持ちを切り替える事ができない…
そんな時はこんな方法で気持ちを立て直してみてください。

  • 今回のミスで自分が1つ成長できた。
  • 自分だけでなく、会社として同じミスがおきないように心がけるきっかけとなれた。
  • 起きてしまった事は仕方がないので、今後の自分に期待する。
  • 怒られなくなったら期待されていない証拠。怒ってくれる人がいるだけありがたい、と言い聞かせる。
  • 自分が気にしているほど、周りの人は気にしていない。

くよくよしてばかりだと次のミスを招く原因にも繋がります。自分にこう言い聞かせて、うまく気持ちのコントロールをできるようにしましょう。

大事なのは仕事でミスをしてしまった後どう成長するか

ミスは無意味なことではなく、仕事を改善していく上で必要なことでもあります。今後ミスをしないためにどうすればいいのかを考えることで人は成長していくのです。ミスをして下がる評価より、ミスの後成長して上がる評価の方が断然大きく意味があります。
ミスを恐れずに突き進んでいく、ミスをしたらとことん反省をする、それをきっかけに自分がどう成長していくべきか見つめ直す、これが成長するための大事なサイクルです。

0