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幼稚園と保育園の違いはなに?知っておきたいお金や面接について

「さあ、園選びをしよう!」と思っていても、何から始めるべきなのか、いろいろと考えますよね。幼稚園と保育園ではどちらがいいのだろう…と初めから悩みの種が出てきてしまうのも無理ありません。そもそも幼稚園と保育園の違いは何なのか、かかる費用はどのくらいなのか?気になることを解決して、ご家庭に合った園選びをしていきましょう!

幼稚園と保育園の違いはなに?知っておきたいお金や面接について

2017年08月22日更新

MOMOKO (ホプラス編集部)

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[1]幼稚園と保育園の違いを簡単におさらい!

幼稚園と保育園がどう違うのか、わかるようでなかなか理解しがたいですよね。そもそもどこが管轄していて、どういった資格を持った先生がいるのか、違いをおさらいしていきましょう。

▼パッと見られる幼稚園と保育園の違い一覧表

 20代前半男性20代後半男性
ベスト1情報通信業
(224万7,000円)
金融、保険業
(285万1,000円)
ベスト2金融、保険業
(223万円)
情報通信業
(270万4,000円)
ベスト3教育、学習支援業
(219万円)
教育、学習支援業
(265万9,000円)
ワースト1宿泊業、飲食サービス業
(187万1,000円)
宿泊業、飲食サービス業
(215万7,000円)

幼稚園と保育園の根本的な違いとして、幼稚園は文部科学省が管轄している学校教育施設となっており、そのため満3歳児~小学校就学前の子どもが入園可能となっています。保育園は厚生労働省が管轄している児童福祉施設となっており、そのため0歳児~小学校就学前の子どもが入園可能となっています。このように幼稚園と保育園とで規則も違ってきます。

[2]幼稚園と保育園の費用の違い

根本的に違うと費用も気になりますよね。幼稚園と保育園にかかる費用の特徴をまとめてみました。

 20代前半女性20代後半女性
ベスト1情報通信業
(220万4,000円)
情報通信業
(255万円)
ベスト2建設業
(209万円)
学術研究、専門・技術サービス業
(244万3,000円)
ベスト3医療、福祉
(206万円8,000円)
教育、学習支援業
(235万9,000円)
ワースト1サービス業
(180万1,000円)
宿泊業、飲食サービス業
(196万3,000千円)

 
幼稚園は、世帯収入関係なく一律保育料となります。入園前には入園金がかかり、さらに送迎バス代金や、学習用品の費用等、オプション料金としてかさんできます。対し保育園は、世帯により保育料が変わります。兄弟姉妹ともに預けることによって割引等もありますが、時間外保育には厳しく、保護者用のタイムカードがある園も
また幼稚園、保育園ともに、私立であるのか、公立であるのかで金額が変わってきます。公立は自治体が運営しているのに対し、私立は様々な運営団体があるため、入園前にはなるだけ目星を付けている園の見学に行き、見比べてみるといいでしょう。

[3]幼稚園と保育園の面接の違い

幼稚園も保育園も面接がありますが、大きく違うところとして、幼稚園は子どもと保護者の方へ別々に質問事項があるのに対し、保育園は主に保護者の方へ質問をします。幼稚園・保育園で共通して聞かれることは、「この園を選んだ理由」そして「入園するにあったって何か質問はあるか」が多いようです。後は、一体どのようなことを聞かれるのか、大まかに3つ分けてみました。

▼幼稚園

 大企業中小企業小企業
20代前半 男性213万7,000円203万6,000円194万7,000円
20代後半 男性259万2,000円237万9,000円226万8,000円
全世代平均387万7,000円320万3,000円288万5,000円

▼保育園
 大企業中小企業小企業
20代前半 女性210万円196万8,000円181万1,000円
20代後半 女性237万8,000円220万3,000円200万円
全世代平均268万4,000円240万4,000円216万4,000円

これらの質問内容以外にももちろんいくつか質問されます。そして幼稚園と保育園で聞かれることは似ています。面接時、先生たちが見ているのは『元気よく明るく話せているか』です。根本的なことかもしれませんが、いざ面接となると変に気合いが入ってしまい、リラックスするのは難しいものです。しかし、保護者さんのいつもと違う様子に、子どもも敏感に反応します。気負いすることなく、親子で一緒に普段通りに振舞うことを心掛けるといいですね。

[4]共働き家庭において幼稚園と保育園のメリット、デメリットとは?

共働き世帯が多い中、どちらに入園させればいいのか悩みますよね。共働きといっても、パートで働くのか、フルタイムで働くのか、また近くに頼れる家族がいるのかいないのかでは、入園させる園も変わってきてしまいます。そこで、幼稚園と保育園のメリット、デメリットをまとめてみました。

▼幼稚園

 未婚者の割合既婚者の割合
20代前半男性4.9%94.8%
20代前半女性8.3%90.9%
20代前半男性26.4%72.5%
20代後半女性36.7%61.0%

▼保育園

      

幼稚園は3歳から入園ということもあり、とても人気の幼稚園でない限りは比較的入りやすいと思います。幼稚園にいる時間は平均的に4時間で、お昼ご飯を食べた後は、お帰りの会をして降園するというのが園生活の基本の流れなので、午後は時間に余裕があり、平日には習い事も通いやすいですね。お弁当を持参の幼稚園もあるため、保護者さんの作ってくれるお弁当が、子どもの1日の楽しみでもあります。
ただ、延長保育の時間が短く、両親共にフルタイムで働くには少々厳しいかもしれません。近くに頼れる家族がいて、幼稚園から帰って来た子どもを見てもらえる環境が整っていれば幼稚園でも通いやすくはなるかもしれませんが、周りの方々と要相談となりそうですね。

保育園は0歳児から未就学児まで受け入れがあり、1日の保育時間も長いので、共働きのご家庭には比較的預けやすい環境があります。さらに給食、おやつは完備で、栄養士さんや調理師さんが作ってくれる給食を食べられるので、栄養には心配いりません。お家では食べてくれない子どもの苦手なものも、保育園ではペロッと食べてしまう、なんてこともあります。
ただ、乳児期から預けていると、初めて歩いたのを見たのは保育園の先生だった…なんてことも。子どもがやっと出来るようになったことや、日々の成長を1番初めに見るのが保育園の先生では、かなり寂しい気持ちもありますよね。保育時間が長いゆえに間近で成長を見られないこともあります。
フルタイムで働けて長く預かってもらう分、親子の時間は少なくなってしまいます。
また、保育園にいる時間は平均的に8時間で、それから習い事に通うとなると子どもも疲れが出て「もう行きたくない。」となることも考えられますよね。

[5]幼稚園と保育園の教育の仕方とは?

上記でも少し触れましたが、幼稚園は標準4時間以上の保育であり、教育週数は年間39週を下らないことがひとつ決まりとしてあります。そのために長期休みがあり、日数調整をしているのです。法律で幼児を保育し、適当な環境を与えてその心身の発達を助長すること(学校教育法第77条)と定められています。お昼寝もせず、そのまま降園するので、小学校の生活にどこか似ていますよね。
それに対し保育園は、原則8時間以上の保育であり、幼稚園のように保育日数の基準はありません。日曜日、祝日以外は保育園を空けています。法律で日々保護者の委託を受けて、保育に欠けるその乳児又は幼児を保育すること(児童福祉法第39条)と定められています。
 
知れば知るほど、どこか似ているようでどこかが違う。そんな幼稚園と保育園の生活の流れをわかりやすくしてみました。

【幼稚園1日の流れ】
7:30~  順次登園・身支度・自由遊び
9:00~  朝の会(出欠確認・朝の歌・先生のお話)
10:00~  クラス活動(製作・リズム遊びなど)、外遊び
12:00~  昼食
13:00~  自由遊び
13:30~  お帰りの会(お帰りの歌・先生のお話)
14:00~  順次降園(~延長保育)

【保育園1日の流れ】
7:30~  順次登園・自由遊び
9:00~  朝の会(出欠確認・朝の歌・先生のお話)
9:30~  おやつ
10:00~ クラス活動(製作・リズム遊びなど)、外遊び
11:30~ 給食準備
12:00~ 給食
13:00~ 午睡準備・午睡
15:00~ 起床・おやつ
16:00~ お帰りの会(お帰りの歌・先生のお話)
16:30~ 順次降園・自由遊び(~延長保育)

園によって異なりますが、だいたいの1日の流れをまとめてみました。行事毎が近付いて来るとクラス活動が行事練習に変わっていきます。また、お誕生日会が月に1回開かれたり、年長さんになるとお泊り保育があったりと、さまざまなイベントに子どもたちはワクワクしています。気になっている園はどのような活動をしているのか、調べておくことも大切です。

[6]自分の家庭に合った園選びをしよう!

子どものための園選びでもありますが、保護者の方のご協力があってこそ。そこで初めて園生活が成り立ちます。今、自分の家庭がどのような状況なのか、明確にするところから始めると、幼稚園がいいのか、それとも保育園がいいのか少しずつ分かるかもしれません。自分たちだけでは厳しい…という状況なのであれば、近くに頼れる家族がいるのかどうかも大切になってきます。

幼稚園、保育園、どちらも子どもを預かってもらう場所です。すぐに「ここにする!」と決めるよりは、気になるところがあれば、見学をしに行くのがいいと思います。見学先でも、気になるところや確かめたいことがあれば質問すると、先生たちは丁寧に答えてくれます。そこの園がご家庭に合っているのか、子どもに合いそうか、実際に目で確かめるのもいいでしょう。
 
幼稚園と保育園、違いを理解し、親子で楽しく通える良い園を見つけましょう!

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