アウトドアインストラクターの仕事内容とは?なるために知っておきたい資格や大学・年収のこと

アウトドアスポーツが盛んになってきている昨今、リゾート地などで安全にアウトドアスポーツを楽しむためにも、アウトドアインストラクターの存在は大切です。アウトドアインストラクターになるためにはどうしたらいいのでしょうか。また、どのようなところで働いているのでしょうか。

アウトドアインストラクターの仕事を知ろう

アウトドアインストラクターの仕事内容

アウトドアインストラクターの仕事は、アウトドアにおけるレジャーやスポーツの専門的な知識を有し、スクールや講習会、研修会などで講師としてアウトドアスポーツやレジャーの安全な楽しみ方や、必要な知識や技術を指導することです。

また、アウトドアを楽しむ現地で、インストラクターとして用具の使用方法や知識、技術を指導します。アウトドアのレジャーやスポーツには多くの種類があり、キャンプの指導員、登山ガイド、スカイダイビングやスキー、パラグライダーなどのインストラクターなどの仕事があります。自然教室を通じて子どもたちに自然の楽しさや大切さを伝える活動もしています。

アウトドアインストラクターの収入について 年収はいくらなの?

アウトドアインストラクターの給料は、勤務場所によって異なりますが、平均で月収18万円~20万円ほどです。年収にすると、200万円~250万円程度です。人気の観光地で働く人は月収30万円程の場合もあります。

アウトドアインストラクターに向いている人とはどんな人?

  • 自然を愛する人
  • 自然が好きで、その素晴らしさを伝えたいという人に向いています。アウトドアを心から楽しめる人、自然の素晴らしさ・厳しさを知っていてそれを人びとに伝えたいという人は、アウトドアインストラクターに最適です。ただ、自然の楽しさだけを伝えるだけではなく、アウトドアを楽しむためには備えも必要だということを伝えます。

  • プレゼンテーションが上手い人
  • アウトドアインストラクターは、幅広い年齢層のお客様に分かりやすく興味を持ってもらえるような説明をする必要があります。自然の素晴らしさ、アウトドアスポーツやレジャーを楽しむことだけではなく、注意事項などはしっかり聞いてもらわないと大事故に繋がる重要なことです。
    アウトドアインストラクターには、人の注意を引くような話し方ができる人は向いているでしょう。お客様の年代や、経験に合わせた説明ができる臨機応変な対応ができる人はお客様に満足してもらえるでしょう。

  • 危機管理能力がある人
  • アウトドアスポーツやレジャーは自然の中で楽しむものなので、天候などに左右されてきます。急な雨や風で危ない目に遭ってしまうことや、道に迷う可能性など、さまざまな危険性も含んでいます。アウトドアインストラクターには、お客様を危険に及ばないように気象情報などから先を読み、早めに中止の判断をするなどの対応が大切です。

アウトドアインストラクターになるにはどうしたらいい?

スポーツ学が学べる大学で勉強する

アウトドアインストラクターになるための学部を置く大学はありませんが、スポーツインストラクターになるための学部やスポーツ学科などで、野外スポーツを通じて自然環境に配慮した楽しみ方を学ぶことができます。
地域の活性化を目指して生涯スポーツの普及や、アスレチックトレーナーのトレーニング方法を学ぶことができるので、アウトドアインストラクターになるために必要な知識や技術を取得できます。

アウトドアインストラクターの勉強ができる専門学校で学ぶ

アウトドアインストラクターになるための専門学校では、さまざまなアウトドアスポーツの基礎知識や技術を学んで資格を取得することを目的に勉強します。専門学校ではアウトドア実習やフィットネス実習を行うことができるので、実践で指導方法や技術を学ぶことができます。
また、フィットネスクラブやアウトドアスポーツのインターンシップに参加することができる学校もあり、プロの指導を受けながら実際に仕事を体験できます。

アウトドアインストラクターになるには資格が必要?

アウトドアインストラクターとして働くために必要な公的資格はありません。

ただ、アウトドアスポーツやレジャーに関しての専門的な知識や技術を有する人に与えられる、民間の資格はあります。この資格を取得するためには専門学校などで必要な講義や実習を修了する必要があるため、資格を持っている人は専門的な知識や技術を持っていることの証明になります。
アウトドアスポーツやレジャーは、時には危険にさらされることがあります。その対処方法やもしもの時の対応などを学ぶためには、専門的な勉強をして資格を取得することが大切だと考えられます。

アウトドアインストラクターにおすすめの資格とは

  • 公益社団法人 健康づくり・体力づくり事業財団認定「健康運動実践指導者」
  • 運動生理学・医学的な基礎知識・健康になるための運動指導の知識や技能などを持っていて、人びとの健康づくりを目的にして作られたプログラムに基づいた実践指導ができることを証明する資格です。

  • 一般社団法人 アウトドアフィットネス®協会認定「アウトドアフィットネスBASICインストラクター」
  • ウォーキング、ランニング、トレッキング、ノルディックウォーキングのプログラムを考え、日本の四季を楽しむため、その地域や風土に合わせたアウトドアフィットネスプログラムの指導者を目指す人の資格です。

  • 公益社団法人 日本キャンプ協会「キャンプインストラクター」
  • キャンプインストラクターは、キャンプを安全に楽しむために、キャンパーと触れ合いながらプログラムを指導します。キャンプインストラクターになるためには、講習会でキャンプの異議や安全に楽しむ方法について、実技や指導を実習します。定められた課程を体験しながら学びます。

アウトドアインストラクターの活躍する場所

アウトドアインストラクターはどんなところで働くの?

  • 自然学校
  • 林間学校や自然教室を通じて、人びとと自然を結びつける活動をします。幼い子どもからシニアの方まで、幅広い世代の人達に季節の移ろいや自然の美しさを伝えます。学校の課外教室や子供会の行事などに付き添い、自然の楽しみ方や参加者の安全を守る仕事をします。

  • 登山・アウトドア用品販売店
  • 登山用品やアウトドア用品の販売店で、持っている知識を生かしてお客様に商品を販売します。自分の経験から使ってよかったものなどを勧めることができるので、説得力のある接客ができます。商品の販売だけでなく、お店が主催する登山ツアーのガイドをする場合もあります。

  • 旅行会社で登山ガイド
  • 旅行会社の登山ガイドで働いている人もいます。季節によって、行き先や内容を変えてお客様が安全に楽しめるツアーを企画します。企画から添乗まで全て一人で行う会社もありますし、会社が企画したツアーのガイドをやる場合もあります。

  • 専門的なスポーツのインストラクター
  • ボルダリングジムやスキューバダイビングなどの専門的なスポーツのインストラクターとして働く人もいます。スポーツの楽しみ方ややルールなどを伝え、お客様の安全を守ります。

  • ジムやフィットネスクラブ
  • 大きな公園内に自然の中でスポーツを楽しむプログラムを提供している会社などでインストラクターをする人もいます。ランニングやウォーキングなどをお客様と一緒に行い、公園の中の木々をはじめ、四季の移り変わりを楽しみながら身体を動かす楽しさを味わってもらいます。

アウトドアインストラクターの求人はあるの?

アウトドアインストラクターの求人はインターネットなどで多くあります。日本全国のレジャー施設やアウトドア用品の販売員など、ざまざまな求人があります。雇用形態は正社員やアルバイトです。観光地で住み込みの仕事を募集している場合、寮の費用を会社が一部負担してくれるところもあります。

アウトドアインストラクターのやりがいと苦労

アウトドアインストラクターのやりがいとは

  • 大好きな自然の中で働くことができる
  • 大好きな自然の中で働くことができるのが、アウトドアインストラクターのやりがいです。自分でプランを立てて、お客様に楽しんでいただけた時にやっていてよかったと思います。

  • 自分の技術を生かせる
  • アウトドアインストラクターとして勉強した知識や身につけた技術を生かして、お客様に楽しい時間を過ごしていただけるのは嬉しいことです。専門的な知識や技術はお客様の安全を守るためのものである大事なものです。

アウトドアインストラクターの大変な面とは

  • 常に緊張していないといけない
  • お客様の安全を守るためには、常に気を張って細心の注意を払っていなければなりません。また、お客様の安全を守るためには頑丈な身体でいることが必要です。体力がないといけませんので、トレーニングをかかさないことや健康を維持するために食事にも気を配る必要もあります。

  • 季節によっては仕事がない
  • 冬のスポーツ、夏のスポーツなど季節限定のインストラクターをやっている場合はその季節以外に仕事がなくなることがあります。例えば、スキーのインストラクターの場合は冬のみの仕事です。その場合は他の季節は違う仕事をする人が多いのが現状です。

  • 臨機応変に対応する
  • 急な天候の変化やお客様の体調などで、途中で切り上げるなどの判断をすることも大事です。無理をして続けることで、お客様を危険にさらしてしまうことがあるためです。判断が遅れたことで事故につながったり、ケガをさせてしまうこともあるので、瞬時の判断が必要になることもあります。

アウトドアインストラクターの将来性

健康志向が高まる中、アウトドアスポーツを楽しむ人は増えてきています。どのスポーツやレジャーでも楽しむためのルールがあります。安全にまわりに迷惑をかけないように必要な知識や技術を指導できるアウトドアインストラクターは、リゾート地や学校の自然教室などで今度も活躍の場は増えていくでしょう。そのためには、どの世代の人とも上手にコミュニケーションが取れ、丁寧な指導ができる人が喜ばれます。

7+