社会人におすすめのスケジュール帳9選!ビジネスシーンで使いやすい手帳の選び方と書き方

スケジュール帳選びで迷っていませんか?今はスケジュール帳といっても色々な種類が販売されています。スケジュール帳は選び方次第で時間管理だけでなく、目標達成ツールとしても活用できます。今回は自分にあったスケジュール帳の選び方について解説します。

日々充実感を感じている人ほど、スケジュール帳を活用している

あなたは手書きのスケジュール帳?それともアプリ派?

あなたは予定の管理をどのようにしていますか?

株式会社日本能率協会マネジメントセンターが発売する手帳ブランド「NOLTY(ノルティ)」が全国の20-60代男女に対して予定管理のツールや手帳に関する意識調査を実施しました。その結果、手帳やカレンダーなどのアナログツールを使用するアナログ派は48.5%。スマートフォンなどを使用するデジタル派は34.3%と、手帳を使う人の方がまだまだ多いことがわかりました。

社会人がスケジュール帳選びで重視することは?

同じ調査で手帳の選ぶ際に重要視するポイントとは?という質問に対しては、

第1位:書き込みスペースの広さ49.6%
第2位:週間・月間などのレイアウト46.2%
第3位:表紙の色やデザイン43.8%

手帳を選ぶ時の予算に関しては、予算を少しオーバーしても気に入ったものを選びたい人が44.6%でした。また予算の上限はなく、高くてもよいので一番気に入ったものを選びたいと回答した人は12%でした。この2つの回答を合わせると約半数以上の人が 予算よりも自分の気に入ったものを使いたいと思っていることがわかりました。

社会人はここを重視!スケジュール帳の選び方

目的に合わせて手帳を選ぶ

手帳を使う目的を決めることで、選ぶべきサイズやフォーマットが自然に決まります。そのため手帳を選ぶ時はまずは目的を決めましょう。

  • 時間管理のために使う
  • スケジュール管理や時間管理が目的の場合はバーチカルタイプ、ブロックタイプ、ホリゾンタルタイプ、ガントチャートタイプがオススメです。

    細かく時間管理をする必要があるなら、時間軸に沿って予定を記入できるバーチカルタイプがいいでしょう。もしくは大まかな一日の予定を書き込むだけでいいなら、ブロックタイプやホリゾンタルタイプで十分です。複数のプロジェクトなど計画的に進める必要がある人は、ガントチャートタイプが便利です。このように、どのように時間管理をしたいかによってフォーマットのタイプを決めるといいでしょう。

  • 目標達成のツールとして使う
  • 目標達成のために手帳を使う場合は、どのように計画を立てるかによって選ぶフォーマットが変わります。
    例えばあなたが資格試験の合格を目的として手帳を使う場合、毎日の勉強時間を決めて、計画的に勉強を進めたいなら時間管理がしやすいバーチカルタイプがいいでしょう。
    もしくは1日の学習量を決めて、達成できたかチェックしたいなら1日ごとに達成したかどうかを確認し、週ごとで目標達成を把握しやすいレフトタイプがオススメです。勉強時間と学習量の両方を管理したい場合は、1日1ページタイプが便利でしょう。

  • ライフログをつける
  • ライフログをつけるために手帳を使うなら、どのくらい書き込みたいかによってフォーマットを決めましょう。もし簡単なライフログを残すのなら週間ブロックタイプやホリゾンタルタイプで予定を管理しつつ、空きスペースに書き込むといった方法でいいでしょう。
    もしくはしっかりとライフログを残したいなら1日1ページタイプのように書き込むスペースが広いフォーマットの手帳がオススメです。

  • アイディアメモや日記として使う
  • アイディアメモや日記として使うなら書き込むスペースが広い方がいいため、1日1ページタイプや1日2ページタイプがいいでしょう。またイラストやグラフなどを書き込むなら方眼罫が使いやすいです。

スケジュール帳の綴じ方で選ぶ

スケジュール帳の綴じ方は大きく分けると3種類あります。次はそれぞれの綴じ方の特徴などを紹介します。

  • 綴じ手帳とは
  • 現在販売されている手帳の約9割が綴じ手帳です。綴じ手帳は本と同じように製本されています。綴じ手帳は軽いタイプのものが多く、持ち運びに便利です。1年分が1冊にまとまっているため、その年の中であれば前の出来事を振り返りやすいです。綴じ手帳を選ぶ場合はたくさん種類があるため、自分の使いやすいものを探すといいでしょう。

  • システム手帳とは
  • システム手帳のユーザーは、女性よりも男性のビジネスマンが多いです。システム手帳は表紙部分のバインダーと、中身のリフィルを組み合わせて使います。そのため自分好みにカスタマイズすることができます。
    バインダーとリフィルを別々に買うので、高額になりやすいです。しかし、翌年以降はリフィルを交換するだけで使い続けることができるため長い目で見るとコストを抑えることができます。

  • モジュール手帳とは
  • 綴じ手帳とシステム手帳のいいとこ取りをした手帳がモジュール手帳です。手帳の本体となるカバーの内側にノートなどを挟み込んで使う手帳のため、自分好みにカスタマイズできます。
    システム手帳と違い、交換した中身がバラつくことなく簡単に入れ替えることができます。例えばマンスリーとウィークリーの2冊の手帳を組み合わせて、カバーに挟んだり、ゴムバンドやペンホルダーなどの小物を使うことでより自分好みにカスタマイズすることが可能です。

スケジュール帳のフォーマットを選ぶ

スケジュール帳には色々なフォーマットがあります。次にそれぞれのフォーマットの特徴を紹介します。

  • マンスリータイプ
  • 見開きで1ヶ月のものや、1ページに1ヶ月のカレンダーのもので月間ブロックタイプと言われています。1ヶ月の予定を見渡すことができるため、1週間以上の出張など長期の予定がある人や、習い事など1日の用事がメモ程度の簡単な記入で済む人にオススメです。

  • ガントチャートタイプ
  • プロジェクト管理や生産管理などの工程管理に便利なフォーマットです。1ヶ月が見開き一ページになっていて、横軸に日付、縦軸に目的などの記入欄がある表形式のため、記入欄にタスクを書き込むことタスクの進捗を確認することができます。複数のタスクを同時に管理することができるため、同時にいくつもの仕事を管理する人に向いています。

  • 週間レフトタイプ
  • 見開きの左側が1週間(7日分)の予定が書き込める欄になっていて、右側がフリースペースの手帳で、ホリゾンタルレフトタイプとも呼ばれています。左ページにスケジュールを記入して、右側のフリースペースにはメモやTODOリストなど記入することができるため自由度の高いフォーマットです。

  • 週間ブロックタイプ
  • 週間ブロックタイプは見開きの8つのブロックに左側のページには3日分、右側のページには4日分といった分け方になっています。1日ごとがブロック形式になっているため、仕事の内容やTODOリストの管理、ライフログなどを残すのに使いやすいフォーマットです。

  • 週間バーチカルタイプ
  • 見開きで一週間の予定が管理でき、時間ごとにスケジュール管理ができます。見開きで横軸が左から右に向かって1週間の日付が表示されているので、一週間の予定を見渡すことができます。そのため、アポイントが多い人など時間を区切って予定を管理する必要がある人に向いています。

  • 1日1ページタイプ
  • フリースペースが一番大きいフォーマットです。ブランドによって時間ごとにスケジュールを書くことができるものなど、色々なタイプがあります。1日1ページタイプは記入するスペースが広いため、仕事のスケジュールだけでなく、ライフログやアイディアメモなど自由に使うことができます。

社会人はスケジュール帳の大きさで選ぶ

スケジュール帳のサイズを決める時のポイントはどこで使うかです。家で使う場合は、多少大きなサイズでも問題ありません。しかし持ち歩く場合は普段使うバックに入るサイズを選ぶ必要があります。

しかし、持ち運びやすさを重視して小さいサイズの手帳を選んでしまうと、自分が記入したいことや、書くべき予定が書ききれない場合があります。
反対にあまり記入することがない人が大きいサイズの手帳を選んだ場合、書くことがなく余白がたくさんできます。スケジュール帳のサイズを選ぶ時は、使用する場面とどのくらい記入するかによってサイズを決めるといいでしょう。

社会人はスケジュール帳を色で選ぶ

スケジュール帳は毎日持ち歩くものなので、まずは自分の好みの色やデザインのものを選ぶといいでしょう。
仕事の場面でよく手帳を出すなら、その場にあった手帳の色やデザインを選ぶのがポイントです。例えば取引先の人の前で手帳を使うことが多いなら、取引先の人にどのような印象を与えたいかを考えた上で色やデザインを選びましょう。

例えば、

  • 赤:勇気や愛情、勝利、積極性
  • 黄:明るい、楽しい、活発、幸福
  • 緑:若さや新鮮、癒し、安全
  • 青:信頼や誠実、開放感、知性
  • 紫:神秘、高貴、優雅、感性
  • 茶:温和、安定、伝統、堅実
  • 黒:プロ意識、上質
  • 白:清潔、純粋、真実、幸福、さわやか
  • ピンク:優しい、幸福、解放、愛情、若い
  • オレンジ:家庭的、元気、にぎやか、陽気

このように色によって人に与える印象が異なるため、周囲に与えたい印象に合わせて選んでみるのもオススメです。

編集部厳選!仕事効率があがる社会人におすすめのスケジュール帳9選

仕事で成果をあげるためのオススメのスケジュール帳

  • 和田裕美の営業手帳2018
  • ■楽天価格:1,728円(税込)

    作家・営業コンサルタント和田裕美氏がプロデュースした手帳です。13年売れ続けているベストセラー手帳で、営業職だけでなく主婦や学生にも人気があります。

  • 夢を叶える人の手帳2018
  • ■楽天価格:1,620円(税込)

    168万人の夢をかなえ続けてきたベストセラー手帳です。12年カレンダや年間カレンダー、心のワクワクリストなどのツールを使ってあなたの夢を叶えることを後押しする手帳です。

    日記がわりにライフログを残すためにオススメのスケジュール帳

    • ほぼ日手帳 オリジナル
    • ■楽天価格:2,950円(税込)

      1日1ページの手帳の元祖です。2002年に糸井重里(発行人)の「ほぼ日刊トイ新聞」から発売され以来、今も人気の高い手帳で有名人の愛用者も多い手帳です。サイズ展開もオリジナル、Weeks、カズン、Plannner(英語)の4種類あり、カバーも豊富に揃っています。

    • 1日1ページ手帳 スープル(EDiT)
    • ■楽天価格:1,944円(税込)

      毎日クリエイティブに過ごすための手帳がEDiT(エディット)です。B6サイズ、A5サイズ、B7サイズの3種類のサイズ展開で、カバーの種類も豊富に揃っています。レイアウトも自由度が高く、滑らかで裏抜けしにくいノート紙を使っているため書きごごちも抜群です。

    • ジブン手帳2018DIARY
    • ■楽天価格:2,192円(税込)

      「一生つかえる手帳」をコンセプトに3冊にノートを組み合わせた手帳です。DIARY・LIFE・IDEAの3冊のノートにライフログを残していきます。そのため毎日のスケジュールからライフログまで自分に関する情報を整理して書くことが可能です。

    予定だけシンプルに記入したい社会人にオススメのスケジュール帳

    • ロルバーンダイアリー
    • ■楽天価格:1,036円(税込)

      シンプルなマンスリーページと、豊富なメモページが一冊になった手帳です。サイズやカラーも豊富で、シンプルなのにおしゃれな印象を残してくれる手帳です。

    • NOLTY キャレル バーチカル
    • ■楽天価格:1,620円(税込)

      コンパクトな文庫本サイズは荷物を増やしたくない人にオススメです。マンスリー、バーチカルともに、枠外にもメモ欄があり小さいけれど意外と書くスペースがあります。バーチカルは週・日・時間という3つの軸でスケジュールを見渡すことができます。月ごとにインデックスがついているため見たいページをすぐに開くことができて便利です。

      海外ブランドのおしゃれなスケジュール帳を使いこなしたい社会人にオススメ

      • MOLESKINE(モレスキン)
      • ■楽天価格:3,672円(税込)

        ノートの世界的ブランドと言えばMOLESKINE(モレスキン)です。2017年より日本語対応になりより使いやすくなりました。デイリー、ウィークリー、マンスリー、プロフェッショナルダイアリーと基本のフォーマットは全て揃っているため、自分に合ったものを選ぶことができます。

      • QuoVadis(クオバディス)
      • ■楽天価格:4,212円(税込)

        フランス生まれのクオバディスの手帳は、正方形の見開き1ページに一週間のバーチカル型のフォーマットで有名です。シンプルで使いやすいデザインのため、仕事からプライベートのスケジュールをしっかり管理することができるフォーマットになっています。

      • RHODIA(ロディア)
      • ■楽天価格:2,700円(税込)

        オレンジ色のブロックメモで有名なRHODIA(ロディア)の手帳は、ホリゾンタルと呼ばれるタイプのウィークリー手帳です。左側ページでスケジュール管理し、右側のメモのページは自分の好きなように使うことができます。表紙についているゴムバンドのおかげでカバンの中でも手帳が開かずに安心です。

      社会人でも可愛いのがいい!キャラクターのスケジュール帳

      • はらぺこあおむし A6手帳 2018年 スケジュール手帳
      • ■楽天価格:594円(税込)

        絵本でおなじみのはらぺこあおむしが全面にデザインされた手帳です。マンスリータイプのシンプルな手帳から、育児ダイアリーや家計簿まで揃っています。

      社会人必見!今よりもスケジュール帳を活用するための4つのポイント

      予定以外のものも書き込む

      マンスリーとウィークリーの両方ある手帳の場合、気がついたらウィークリーが空白だらけになってしまうこともあります。このような時は使っていないほうはサブとして、メインとは別の内容を書くといいでしょう。
      例えばメインには予定を記入して、サブは体重や食べた物、使ったお金などの記録するのに使うことで無駄なくスケジュール帳を活用することができます。

      マイルールを決める

      手帳を見やすくするために色分けしてスケジュールを記入することでパッと予定を把握することができます。また記入するスペースには限りがあるため、打ち合わせ(ミーティング)はMT、アポイントメントはAPというように略語などを使うのもいいでしょう。このようにマイルールを決めることでより便利に手帳を使うことができます。

      毎日同じ時間にスケジュール帳を開く

      夜寝る前に明日の予定を確認するなど、毎日同じ時間やタイミングでスケジュール帳を開くようにしましょう。そうすることでTODOリストの漏れを防止できます。また目標達成のためにスケジュール帳を活用する場合、決まった時間に目標を見返して潜在意識に刷り込むことで、自然に目標に向かって行動することにつながります。

      見て楽しいようにデコレーションする

      シールやカラフルなペンを使って、手帳をみるとワクワクするようにデコレーションをしましょう。そうすることで落ち込んだり、やる気が出ない時に、手帳を開くことでテンションをあげることができます。

      スケジュール帳を活用して仕事とプライベートが充実する社会人に!

      スケジュール帳はあなたの使い方次第で仕事やプライベートを充実させるためのサポーターになります。もし今使っている手帳が活用できていないなら、まずは自分に合った手帳を見つけることから始めましょう。

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