向いてる仕事がわからない!4つの性格別でみた自分に合う職業10選

今の仕事は本当に自分に向いているのだろうか、もっと自分に向いてる仕事があるのではないか、といった悩みは多くの人が持っているのではないでしょうか。今の仕事を続けて向いてるかどうかを見極めた方がいいのか、向いているかもしれない仕事に転職をした方がいいのか、どっちがいいのでしょう。今回は、自分に向いてる仕事を見つける方法と、性格別に見た向いてる仕事をご紹介いたします。

自分に向いてる仕事ってどうやって判断するの?

向いていないことを明確にする

自分にはどんな仕事が向いているのか漠然と考えていても、具体的に思い浮かべるのは簡単なことではありません。そんな時は、自分には何が向いていないかを考えることが近道です。これは自分には合わないと感じたことがあれば、メモをしておきましょう。そして、なぜそれが自分には合わないか、理由を考えてみましょう。理由をはっきりさせることで、自分に合う仕事が見えてくる可能性があります。

一生懸命取り組めるかどうか

どんな仕事も、ひとまず一生懸命取り組んでみましょう。一生懸命取り組むことで、成果を上げた時に達成感を得ることができますし、それが次へのモチベーションに繋がることがあります。どれだけ一生懸命取り組んでも何度も失敗をしたり、どうしてもやりがいを見つけることができない場合は、その仕事が自分には合っていないという可能性があります。

将来の目標とする姿が描けるかどうか

もし、「今の仕事内容が自分には合っていないかもしれない」と考えていたとしても、その先に将来やりたい仕事があるなら、続ける価値はあるでしょう。今のキャリアを活かして、将来どのような仕事ができるのかを考えてみるのも、今の仕事を続けていく上での参考になるかもしれません。また、将来の目標がなくても会社の上司や先輩のようになりたいと少しでも思えれば、そのまま頑張ることもできるのではないでしょうか。

性格別の向いてる仕事とは?

完璧主義な人に向いてる仕事2選

  • 職人
  • 完璧主義な人は、丁寧で細かい作業を得意とします。何事にも納得のいくまで完璧を求め続けるため、完成度の高いものを作ることができるのです。また、チームで仕事をするよりも、一人で作業をする方が得意です。そのため、一つのことをとことん掘り下げる職人が向いていると言えます。完璧な出来栄えを目指すための高い集中力を持っているので、工夫をこらして常に上を目指して頑張ることができるでしょう。

  • 税理士・会計士
  • 完璧主義な人は、とても慎重で注意深いといった特徴があります。数字を扱う税理士や会計士は完璧主義な人に向いている仕事と言われています。他の人が気付かない所に気が付いたり、丁寧に仕事をすることができるので、数字を扱う上で大きな信頼を得ることができるでしょう。

内向的な人に向いてる仕事3選

  • 事務職
  • 内向的な人は、大人数が苦手で一人の時間を好みます。そのため、人とのコミュニケーションを苦手としているので、なるべく人と接することのない仕事が向いていると言えるでしょう。会社の事務職は、頻繁に来客があるケースを除き、関わるのは社内の人が多いですし、決まった業務を毎日こなす仕事なので内向的な人には向いています。

  • システムエンジニア
  • 一日中パソコンと向かい合って仕事をすることが多いシステムエンジニアは、パソコンが好きであれば内向的な人に向いています。人とのコミュニケーションが少なくて済むからです。システムエンジニアになるには技術が必要ですが、今後もニーズは高いので、この職業に転職することを考えてみても良いでしょう。

  • 料理人
  • 飲食店などの厨房で働く料理人は、内向的で料理が好きな人には向いている仕事と言えます。お客様と直接会話をすることも少ないですし、同じ作業の繰り返しが多いため、内向的な人には働きやすいといえるでしょう。ケーキを作るパティシエも、集中して好きなケーキをもくもくと作ることができるので、おすすめの仕事です。

純粋な人に向いてる仕事2選

  • 営業職
  • 純粋な人は、素直な性質を持っているため、嘘をつくことができません。人と人との繋がりを大切にするため、人と関わることが多い仕事が向いていると言えます。営業職は、そんな純粋な人には向いている仕事です。営業職はトーク力が必要と思われがちですが、それよりも、お客様からの信頼を得ることができるかどうかが、非常に重要です。

    純粋な人は嘘をつくことも苦手で、自分が悪かった時にはすぐに謝ることができるので、真摯な態度でお客様と向き合うことができる仕事です。純粋な人柄で信頼を得られれば、営業として活躍できるチャンスがあるでしょう。

  • 介護福祉士
  • 純粋な人は、人のために尽くすことが得意です。介護福祉士の仕事は、一人では生活をすることが困難な人に介助をする仕事で、体力が必要です。しかし、それ以上に人のために尽くすことができる精神を持つことが大事なので、純粋な人に向いている仕事でしょう。また、ケアマネージャーと呼ばれる介護支援専門員の仕事も、向いている仕事の一つです。誰かの役に立ちたいという純粋な気持ちを活かせる仕事なのではないでしょうか。

繊細な人に向いてる仕事3選

  • 自営業
  • 繊細な人は、傷つきやすい面を持っています。些細なことにショックを受けて落ち込んでしまったり、他人の感情に敏感に反応してしまうことがあります。このように、ネガティブになりやすい繊細な人には、自営業が向いています。自営業は自分のペースで仕事ができますし、他の人に気を遣いすぎることもないので、ストレスなく仕事をすることができるのではないでしょうか。

  • 医療・福祉系
  • 繊細な人は、相手のことを自分のように考え、深い気持ちで受け入れることができます。また、小さなことでもすぐに気が付くので、まわりで起こっていることをすぐに察知することができるのです。医療・福祉系の仕事なら、そんな繊細な人が活躍できる仕事と言えます。状況に応じて臨機応変に対応でき、優しい気持ちを持って接することができる繊細な人には向いている仕事だと言えるのではないでしょうか。

  • 接客業
  • 繊細な人の特徴として、周りの人の感情の変化に敏感に反応できることが挙げられます。そのため、周りの状況をすぐに把握して行動することができます。また、他人にきついことを言ったりすることが少ないので、人間関係を円滑に進めることができることも特徴の一つです。

    接客業は、そんな周りに気配りができる繊細な人に向いている仕事と言えます。お客様は今何を望んでいるのか、どうすれば問題解決に繋がるか、といったことを解決する能力があるため、活躍できる仕事の一つと言えるのではないでしょうか。

向いてる仕事の探し方とは?

職業診断を受ける

まずは自己分析をしてみましょう。自己分析をしてみても、今自分にどんな仕事が向いているのかわからないのであれば、職業診断を受けてみるという方法があります。無料で、自分に合った職業にはどのようなものがあるのか診断できるものがあります。さまざまなサイトがありますので、何個か試してみると良いでしょう。「リクナビNEXT」の「3分間適職診断」は気軽に簡単にできるので、おすすめです。

また、転職エージェントで自己分析から相談に乗ってもらえるところもあるので、そのようなプロに話を聞くという方法もあるでしょう。場合によっては、転職すべきではないといったアドバイスをもらえることもあるかもしれません。

体験談など、話を聞く

やりたい仕事が見つかったら、実際働いている人の話を直接聞いてみることは、その仕事を知る上で重要です。いくらやりたい仕事でも、実際は仕事内容がイメージと違ったということもあります。勤務体系やお給料のことなど、働いている人でしかわからない話も聞くことができるかもしれません。

もし知り合いに実際働いている人がいなければ、友達や家族の周りに働いている人がいないか、探してもらいましょう。話を聞く時は、事前に聞きたいことをリストアップしておけば、聞きそびれる心配もないでしょう。

アルバイトで働いてみる

こんな仕事がしたい!と決まっても、実際働いている所を体験してみないと、本当に自分に合っているのかを判断するのは難しいと言えます。もし社員として働く前に短期のアルバイトなどが経験できるなら、一度試してみるのも一つの方法です。やりたい職場でアルバイトが経験できなくても、同じような職種の仕事を試してみるだけでも参考になります。実際体験をしてみて、その仕事の苦労がわかった上でそれでもこの仕事がしたいと思えたら、自分に合っている仕事なのかもしれません。

また、実際働いてみる時は、今働いている人の表情や働きぶりなども注意して見るようにしましょう。その人達のチームワークが素晴らしかったり、やりがいを持って明るく働いていれば、職場環境が良いという証拠です。そのような職場なら、楽しみながら働くことができるかもしれません。

充実した人生を送るために

会社で何時から何時まで働く、といった働き方以外にも、ノマドワーカーと呼ばれる時間や場所に縛られない働き方をするという選択肢もあります。今はさまざまな働き方がある分、自分に何が合っているのかを探すのは難しいことです。世の中のすべての人が自分に合っている仕事に就いているわけではありません。少し違うかもしれない、と感じることがあったとしても、続けていると楽しいと思えることが見つかるかもしれません。もし今の仕事が少し大変だとしても、人生が充実していると感じることができるなら、それは自分に合っている仕事なのかもしれないのです。

悩んだ時は、一人で抱え込まないことが大切です。思い切って周りの人に相談をしたり、助けを求めたりすることで、自分では気が付かなかったことを教えてもらえることもあるでしょう。また、相談をすることで自分が楽になることはもちろん、その人との信頼関係も生まれます。
仕事以外のプライベートを充実させることも大切なことです。プライベートで得たことを仕事に活かせることもあります。仕事以外にもさまざまな経験を積むことで、人生をより豊かなものにしてくれるでしょう。

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