仕事中の化粧直しはしていますか?「忙しくてなかなか直す時間がない」「どうせ直してもすぐに崩れてきてしまうからあまり直さない」それでは、朝せっかく時間をかけて化粧をしても、帰る頃には悲惨な状態になってしまいます。そこで、仕事中でも簡単にできて、さらに長持ちする化粧直しの仕方とポイントをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
働いている女性の化粧直し事情!
毎日せわしなく仕事をしていると、化粧直しをする時間はお昼休みの時くらい…なんて人は多いのではないでしょうか。
業務中に直している暇があったら仕事を片付ける方を優先するのは当然のことですし、もしも同じ職場に仕事よりも化粧直しに一生懸命になっている人がいたら「仕事をしろ!」と不満に思ってしまいますよね。
しかし、そうこうしているうちに化粧はみるみる崩れていってしまいます。帰る頃には「朝より老けてない?」なんて言われてしまって苦笑い。では、化粧はどうして崩れてしまうのでしょうか。
仕事中の化粧直しの回数は一日何回?働く女性の現状
マイナビウーマンのアンケートで“勤務時間中の化粧直しの回数”についての調査を行ったところ、一番多かった回数が0回、続いて1回という結果が出ました。
やはり仕事をしていると化粧直しに時間を取れないのが現実だということがわかります。
しかし、「オフィスワークなら汗をかかないし、それほど化粧直しの必要はないのでは?」と思う人もいるはずです。ではまず、なぜ化粧が崩れるのかを見ていきましょう。
オフィスワークでも化粧が崩れるのはなぜ?化粧が崩れる原因
- 汗
- 皮脂
- 乾燥
化粧が崩れる原因の一つに、“汗”というのはよく知られていると思います。汗の成分は99%が水分。真夏の外回りなどで多量の汗をかけば、水で顔を洗い流していると同じことになるのです。そのため、化粧はみるみる崩れていってしまいます。
汗をかくとテカりの原因になる皮脂が出るのは知っている人も多いかと思いますが、実はエアコンが利いているオフィスのような快適な温度の場所であっても皮脂は多く分泌されます。
それは、エアコンなどによる乾燥で肌が水分不足だと勘違いをして、水分を補うために皮脂を分泌するからと言われています。そのため、オフィスワークであっても皮脂によって化粧が崩れてしまうのです。
エアコンの利いたオフィスや夏の紫外線ダメージなど、様々な理由で乾燥しがちな肌は化粧品が肌に吸着するのを妨げ、化粧が崩れやすくなる原因になります。肌の表面が粉を吹いたようになっていたら要注意です。
化粧が崩れる原因が何かはわかりました。では、こうして崩れてしまった化粧を直す時間がないからと言ってそのままにしておくと、一体どうなってしまうのでしょうか。
化粧直しをしないとどうなる?
- ファンデーションがよれる
- 鼻や額がテカってくる
- アイラインが滲む
- 口紅やチーク、アイブロウが落ちてくる
- 乾燥してくる
ファンデーションの密着度は時間がたつとどんどん薄れていきます。そのため、化粧直しをしないとどんどんファンデーションの均一さが薄れていきます。
化粧直しをしないとオフィスのエアコンなどによる乾燥で皮脂が多く分泌され、鼻の周りや額といったTゾーンと言われる部分がテカテカと脂っぽくなってきます。
化粧直しをしないと目の下にアイラインが滲み、いつの間にかパンダのような顔になってることがあります。
口紅やチーク、アイブロウは思いの外短時間で落ちてきてしまもの。化粧直しをしないと血色が悪く見えてしまったり、眉毛がなくなっていたりと鏡を見た時にがっかりしてしまいます。
化粧直しをしないと、エアコンなどによって顔の表面はどんどん乾燥が進みます。ほっておく粉が吹き、肌トラブルにつながってしまいます。
ポイントは乳液!簡単で崩れにくい化粧直しに必要なおすすめアイテム
化粧直しをしないとどのようになってしまうかは分かりました。しかし、忙しい社会人。じっくりと化粧を直している時間はありませんし、何度も化粧直しに席を立つわけにもいきません。
つまり、仕事中の化粧直しは簡単に済ますことができて、なおかつ崩れにくくなければなりません。そこで、簡単で崩れにくい化粧直しに必要なおすすめアイテムを紹介します。
簡単で崩れにくい化粧直しに必要なおすすめアイテム
毎日持ち歩く化粧ポーチの中に入れていくとおすすめの化粧直しアイテムはこちらです。
- 乳液
- メイクスポンジ
- 綿棒
- コットン
- ティッシュ
- コンシーラー
- フェイスパウダー
- リップチーク
- アイブロウ
- アイライナー
- アイシャドー
- リップクリーム
乳液は、試供品などでもらえる1回で使い切るタイプのものの方が持ち運びは便利です、また、2週間お試しセットなどについてくる乳液も、ボトルが小さいので持ち運びに優れています。
アイライナーとアイシャドウは2WAYタイプのものもありますので、ポーチの中身が軽い方がいい場合はそちらを使用することをおすすめします。
あぶらとり紙はいらない?簡単で崩れにくい化粧直しのポイントと注意点
- 化粧水ではなく乳液をった化粧直し
- あぶらとり紙は使わない
- ファンデーションの重ね塗りはしない
- アイラインの滲みを指で拭わない
簡単で崩れにくい化粧直しのポイントとして、最も重要なのが“保湿”です。
化粧直しの際に化粧水を使うのはポピュラーなやり方として知られていますが、実はこの方法はあまり効果的ではありません。化粧水は一時的に水分を補給することはできても、潤いを保つことにはあまり適していないからです。
また、化粧直しによく使われる化粧水ミストなどは、その水分が蒸発する際に肌の水分を奪い、余計に乾燥してしまうなんてことにもなりかねません。
そこで、おすすめなのが乳液です。保湿成分が多く含まれた乳液は、肌の潤いを蘇らせて長時間キープすることに向いています。化粧直し後にはしっとりした肌質になり、乾燥による皮脂の分泌も抑えられるのです。
化粧直しの際、テカテカとした皮脂を取り除くためにあぶらとり紙を使っているという人は多いのではないでしょうか?
しかし、あぶらとり紙は使い方によっては必要な皮脂まで取りすぎてしまい、最悪の場合、肌トラブルにつながってしまいます。また、失われすぎた皮脂を補おうと肌が余計に皮脂を分泌しようとするので、あぶらとり紙を使った後の化粧は崩れやすくなってしまうこともあります。
そうならないためのおすすめアイテムが“メイクスポンジ”です。メイクスポンジは、汚れたらすぐに捨てられるように100均で売っているもので問題ありません。優しくなでるように肌の皮脂をオフしてください。
化粧直しの際、崩れているファンデーションの上からそのまファンデーションを重ね塗りして「はい。化粧直しはお終い」そんな人は意外と多いのではないでしょうか。
しかしその方法は、厚化粧の原因になるだけではなく、さらに化粧の崩れを促進してしまいます。そして、しっかりと余分な皮脂をオフしておらず、保湿もされていないので、肌の乾燥が進み肌トラブルにもつながってしまうのです。
滲んでしまったアイラインを指で拭うのは、余計に滲みを広げる原因になってしまいます。しかも、一生懸命滲みを消そうとしてこすると、その刺激がシワなどの原因にもなってしまうこともあります。
アイラインの滲みは指で拭うのではなく、綿棒に乳液を付けて優しくオフしましょう。
おすすめアイテムを使った簡単化粧直しの仕方
ではここからは、おすすめアイテムを使った簡単化粧直しの仕方とその流れを紹介していきます。
化粧直しの仕方
- メイクスポンジで皮脂をオフ
- 直したい場所のファンデーションを乳液でオフ
- コンシーラーとフェイスパウダーで整える
- リップチークで血色をプラス
- リップのヨレはリップクリームでオフ
- リップチークで唇を色づける
- アイラインの滲みは乳液と綿棒でオフ
- アイブロウ、アイライナー、アイシャドウで整える
メイクスポンジで優しくなでるようにテカってる部分の皮脂をオフしていきます。
化粧が崩れている部分や、乾燥が激しい部分に乳液をつけ、コットンで拭うようにオフしていきます。
オフした部分はコンシーラーやフェイスパウダーで整えます。乳液を使用しているのでしっかりと保湿され、ファンデーションを塗り直さなくてもきれいに仕上がります。ここで変にファンデーションを使ってしまうと、厚化粧と言われる原因になってしまうこともあるので注意が必要です。
ここで役立つのがリップとチーク両方に使えるリップチークです。肌の化粧直しが整ったら、疲れ顔にならないように頬に血色をプラスしていきます。
時間がたって落ちてしまったりムラやヨレができてしまった口紅は、まずその上にリップクリームを塗ってよくなじませます。そして、ティッシュを使ってオフしてください。唇の筋の間に入り込んだ口紅もきれいにオフすることができ、保湿もできるので、その後唇に色づけしやすくなります。
先ほどチークで使ったリップチークで、今度は唇に血色をプラスします。
アイラインの滲みがある場合、綿棒に乳液を少量つけてオフしていきます。
最後は、必要に応じてアイブロウ、アイライナー、アイシャドウを整えてお終いです。
これだったら、仕事の合間にも簡単に化粧直しができます。しっかりと皮脂を拭い、さらに乳液で保湿をしているので、すぐに化粧が崩れる心配もありません。職場での化粧直しの際はぜひこのやり方を実践してみてください。
化粧直しの裏技アイテムバームとは?
乳液の他にも、同じ用途として使えるのが『バーム』です。バームとは油脂性の高い成分(ミツロウやワセリン)を半固形状にした、軟膏に近い性質を持ったスキンケア商品です。
バームは肌の水分を油膜で閉じ込めてくれるので、高い保湿効果が期待できると言われています。さらにそれだけではなく、肌や唇、髪の毛にも使えるという特性を持っているので、一つ持っているだけで大変便利なアイテムです。乳液を忘れてしまったり、リップクリームを忘れてしまった時などはバームを代用してみてください。
また、敏感肌で乳液を使用できない場合などは、バームのほうが良い場合もあります。ぜひ、自分に合った方を使用してみてください。
■楽天価格:1,836円(税込)
化粧直しにおすすめの化粧品5選
ヴィゼ リシェ シャドウ&リキッドアイライナー
■楽天価格:1,296円(税込)
これ1本でシャドウもアイライナーもできる優れものです。シャドウとアイライナーの両方を持つのはポーチの中もかさばり、取り出すのも面倒です。そんな時にはこちらがおすすめです。シャドウの方はとんがりチップになっていて、自然なグラデシャドウもぼかしラインも思いのまま。アイライナーは極細筆なので自由自在にラインをかくことが可能です。アイカラーともよくなじみ、ナチュラルな感じで目元を引き締めてくれます。
rms beauty リップチーク
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唇にも頬にも使用できるクリームカラーです。リップとチークの両方を持つ必要がないので、ポーチの中もスッキリ。オーガニック由来の成分が配合されていて、保湿力が高いく、程よいツヤ感を演出できます。ナチュラルで上品に仕上がります。
キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー
■楽天価格:1,015円(税込)
ふわっとマットなマシュマロ肌に仕上がるフェイスパウダーです。天然ミネラルパウダーが配合されていて素肌感のある軽い仕上がりになります。何より値段がリーズナブル。それなのに満足感がバッチリ実感できる代物です。
ナーズ ラディアントクリーミーコンシーラー
■楽天価格:2,980円(税込)
スキンケア効果まで備わった、保湿力と高いカバー力のあるクリームタイプのコンシーラーです。重ね付けをすることでカバレッジレベルを調整することもできます。シミやそばかすはもちろん、目の下のクマもしっかりとカバーしてくれます。
コフレドール ルージュエッセンス
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唇を乾燥から守る保護成分が配合されているルージュです。かさつきがちな唇にもしっかりフィットしてくれて、つるんと滑らかな唇に仕上がります。色ツヤも落ちにくいので何度も化粧直しができない人にもおすすめです。
正しい化粧直しで仕事中もキレイに
忙しくてなかなか化粧直しができない人も、本当はいつだってキレイでいたいという思いはあるはずです。ここまで見てきた化粧直しの方法を試せば、限られた時間で簡単に化粧直しができ、就業時間までキレイを持続させることができます。明日からぜひ試してみてはいかがでしょうか。