安倍政権が表明した「待機児童ゼロ」の3年先送りで悲鳴をあげるママたち

日本の待機児童数は昨年で計23,553人で、待機児童に含まれない、いわゆる「特定の施設のみを希望」としている「隠れ待機児童」を含めると、6万7354人にも及びます。この状態を打破するべく安倍政権が「待機児童ゼロ」目標を掲げていましたが、5月31日に「待機児童ゼロ」3年先送りと政府が表明しました。

いつまで経っても改善されない「待機児童ゼロ」問題

来年3月までに「待機児童ゼロ」を達成するぞー!と言っていたにもかかわらず、「3年先送りにしますねー」って一体どういうことなんでしょう?

政府によりますと、2018~2020年度で新たに22万人の受け皿を作り、更に2022年度までに10万人分の受け皿を追加するとのことですが、なんだか信憑性がありません。

思い返してみれば、2013年4月に「待機児童解消加速化プラン」を計画し、実際2016年4月1日時点で保育施設の数は前年より約2000か所増えています。更に、定員数も前年より約10万3千人増加したんです。でも、現実はそうあまくはありません。

それでも供給が需要に追いついてない状態が続いているのです。

「待機児童ゼロ」3年先送りに対するみんなの反応は?

きっと期待していた待機児童組の皆さん、ただでさえ先行き不安なのに拍車がかかるような今回のニュースをどうのように受け止めているのでしょうか?また、それに対する世間の方の反応も気になります。

「待機児童ゼロ」問題は今後どうなる?

保育ニーズのピークは2017年と言われてきていましたが、まさかの「待機児童ゼロ」3年先送りという事実。働きたくても外に出て働けないかったり、子供がほしくてもこの状況下でとてもそんなこと考えられない、と思い悩む女性は多いのではないでしょうか?

女性の社会進出を妨げる最大要因といっても過言ではありません。それだけ、待機児童問題は未だ深刻なのです。今は、少しでも早くこの問題が解決するのを待つしかないのでしょうか?

出典:「待機児童ゼロ」3年先送り 今年度末の達成は絶望的
出典:待機児童ゼロ先送り 19年度末に、働く女性増で
出典:「待機児童ゼロ」3年先送り 今年度末の達成は絶望的

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