子どもたちがみんな夢中になる絵本としてよく取り上げられているのが「100かいだてのいえ」というシリーズです。作者はメディアアーティストとしても活躍する、いわいとしおさん。「どんどん続きが読みたくなる!」と絶賛されているこの絵本は、一体どんな内容なのでしょうか?新作とあわせてご紹介します。
累計270万部を突破!「100かいだてのいえ」シリーズ
「100かいだてのいえ」は、これまでに3作が刊行されています。
「100かいだてのいえ」シリーズは、絵本を縦に読み進めていくユニークな形式となっています。
1作目の「100かいだてのいえ」では、100かいだての家の最上階からお手紙をもらった主人公のトチくんが、差出人が誰かを探しにどんどん家を登っていきます。階ごとに出会う動物たちとのストーリーにも目が離せません。
2・3作目の“ちか”や“うみ”は、土の中や海の中をどんどん下に降りていき、階ごとに様々な展開を楽しむことができます。
”100かいだてのいえ”とあるように、絵本にも100部屋が描かれています。イラストが大変細かく迫力もありながら、ストーリー展開がよく構成されていて、「次は?次は?」と子どもの好奇心や想像力を掻き立てる内容となっています。
この3作は、累計270万部を突破し、子どもだけでなく親子で楽しめる絵本です。
8月に最新作「そらの100かいだてのいえ」が発売
そんな大人気の「100かいだてのいえ」シリーズに、最新作「そらの100かいだてのいえ」が登場します!今回のリリースは約3年ぶりと、このシリーズが大好きな子どもたちとっては待望の新作ですね。
今回の主人公は、シジュウカラという鳥のツピくんです。ある日、お腹を空かせたツピくんがひとつぶのヒマワリの種を発見します。これではお腹がいっぱいにならないと考えたツピくんは、ヒマワリの種から花を咲かせ、種を増やそうとします。植える場所を探していると、空でくもさんに出会い、種を植えるにはここの1番上が良いよとアドバイスしてもらいます。あめさんやにじさん、その他たくさんのそらの住人と出会いながら進むツピくんの冒険。
これまでにない、いきものや植物、自然とのつながりを描いた作品となっています。
▼主人公のツピくん
▼くもさんの階
▼ユニークな仲間たち
大型版とミニブック
「100かいだてのいえ」絵本は、どんどん登っていったり、下っていったりするストーリーにもマッチした、大きな縦型のビックブックと、どこにでも持ち運べるミニブックがあります。
ビックブックは小さな子どもの背よりも大きく、インパクト大!子どももその見た目と内容にくぎ付けです。
ミニブックは落としても痛みにくいボードブックになっています。サイズが小さいので読み聞かせにも最適です。
参考文献:PR TIMES
「100かいだてのいえ」シリーズ、子どもと一緒に楽しみましょう!
「100かいだてのいえ」シリーズは、繊細な描写と面白いストーリー展開で、子どもだけでなくママも一緒に楽しめる内容です。1階から100階までを一つ一つ細かく見ていくには相当な時間がかかるのではないでしょうか。ビックブックは子どももテンションがあがるので、絵本というよりはちょっとしたアトラクション気分で夢中になること間違いなしですね。8月には新刊も発行されますので、ぜひ見てみてください。インパクトもあるのでプレゼントにも喜ばれると思いますよ。