紫外線は1年中降り注いでいますが、もっとも気になるのが夏の紫外線。子供の日焼け対策をしているママさんが多いと思いますが、目への対策はされていますか?肌はもちろん、目も紫外線の影響を受けます。子供にサングラスはオシャレ目的だけではありません。今回は子供用サングラスの必要性と種類、気になるオススメをご紹介いたします。
子供用サングラスは必要?
子供にサングラスと聞くと「オシャレだけど馴染みがないからチャレンジできない」なんて思いませんか?幼い顔にサングラスは背伸びをしているようで可愛いですよね。でも、実は見た目だけではなく、目の健康を守るためでもあるのです。
紫外線は肌だけではなく目からも吸収されます。顔全体に日陰を作ってくれるようなツバが大きい帽子でも、紫外線は20%ほどしかカットされません。ですが、サングラスを一緒に使うと95%以上の紫外線をカットできます。
帽子を被せることは大事ですが、それだけでは目への対策という点では不十分です。ですから子供用サングラスで紫外線対策をするのが効果的なのです。
参考サイト:紫外線環境保健マニュアル2008
子供の目に受ける紫外線の影響とは?
子供の目は大人よりも紫外線の影響を受けやすいです。成長途中の未発達な体ですから当たり前ですが、幼ければ幼いほど自分で予防できるものではありません。紫外線ダメージの蓄積が視力低下につながることもあり、外で遊ばせているから視力低下とは無関係ということではないようです。
季節や天気で変わる紫外線
紫外線は1年を通して一定ではなく、季節や天候、時間によって異なります。もっとも強い季節は6月から8月。水遊びを始めたり、夏休みがある季節ですので、子供が一番外で遊びたがる時期です。晴れはもちろん曇りでも、雲が薄いと晴れの日と変わらないこともあります。時間帯は10時~14時が強いので、その時間は日陰でできる遊びをするのもいいですね。
上記以外の季節や時間なら大丈夫というわけではなく、弱い紫外線でも長時間浴びると、短時間の強い紫外線と同じ紫外線量になりますので注意が必要です。
充血やドライアイなど、紫外線が原因で眼病にも
紫外線で肌が焼けるように、強い紫外線で目が焼けると様々な症状が出ます。目の充血やドライアイ、さらにひどくなると紫外線角膜炎で強い痛みを感じることもあります。なるべく痛い思いはさせたくないのが親心ですが、すぐに影響が出ない病気もこわいですよね。
紫外線のダメージは蓄積され、大人になってから瞼裂斑や翼状片、白内障という病気を発症することもあるのです。白内障は視力低下や失明に至る病気ですので、今のうちから注意してあげることが大事です。
参考サイト:逓信病院
子供用サングラスの選び方
子供用サングラスは大人のものと同様、種類が豊富です。選ぶ楽しみはありますが、いざ手に取ると「どれがいいの?」と悩んでしまうかもしれません。自分で掛け心地を伝えることができない0歳から着用できるサングラスもありますが、おしゃべりできる年齢だからと言って自分で選ばせるのは心配です。
レンズの色、形、素材など、注意すべき点はしっかり確認してあげましょう。
素材は壊れにくいものを!
子供は危なっかしい遊びが大好きです。おとなしく遊んでいるつもりでも、友達と一緒だとはしゃいでしまいますよね。持っているものが壊れて、破片で怪我をするということもよくあります。
サングラスは顔に着用するものですから、壊れやすい素材は大変危険です。レンズ部分はガラス製ではなく、ポリカーボネートなど割れにくいものを選んだり、フレーム部分は柔軟性のある素材だと安心です。
かけ心地も重要
せっかく購入しても、かけ心地が悪いと痛みが出たり、気持ちが悪くてかけてくれなかったりします。たくさん遊びたいのにズレてしまうのも考えものです。子供の顔に合ったもの、顔からズレない工夫が施されたものを選びましょう。鼻だけではなく、頭をぐるっと一周するゴーグルタイプのものもあるので検討してみてください。
掛け心地も個人差がありますので、ここは好きなものを選ばせてあげるといいと思います。その時に「少し過剰かな?」と思うくらい「似合う〜素敵〜」と喜んであげると、子供も嬉しくなって得意げになって着けてくれるかもしれません。サングラスをかけたドヤ顔も可愛いですよ。
レンズの種類とUVカット効果を確認
レンズの種類はスポーティーなものから、人気のウェリントンやサークルなど、大人と同じくらい種類が揃っています。もちろん子供らしくポップな星型などのサングラスもありますが、全てのサングラスにUVカット効果があるとは限りません。UVカット率〇%、紫外線透過率〇%という表記があるものを選びましょう。
UVカット率は、文字通り紫外線をカットするという意味になり、数字が大きいほど強いカット力があるということです。紫外線透過率は、紫外線を通しませんという意味ですので、数字が小さいほど紫外線を透過させないものということになります。
他に、UV400という表記はオーストラリア規格であり、現在一番厳しい基準のものなのでこちらもオススメです。
最後にレンズの色ですが、濃い色を選んでしまうと瞳孔が開き、多くの紫外線が吸収されることになるため目によくありません。紫外線対策をするためのサングラスであれば、レンズは薄い色にしてください。
参考サイト:メガネスーパー
子供用サングラスおすすめ9選!
ここでは目的別によるサングラスのおすすめをご紹介したいと思います。
スポーツ時におすすめサングラス3選!
屋外でのスポーツは運動量も多く、激しいのは当たり前。掛け心地はもちろん、視界の確保も必要です。
OAKLEY/オークリー
スノーゴーグルなど、スポーツサングラスで有名なオークリー製です。部活などをしている小学校高学年以上の子供用サングラスになります。価格は高めですが、レンズに劣化しない素材が使われているため長く愛用できそうです。登山や球技など、用途に合わせて選べるのも特徴です。紫外線透過率1%以下。
Cebe/セベ
フランスのブランドです。紫外線はもちろん、LEDディスプレイに多く含まれるブルーライトをカットする効果もあります。サイズは4才〜7才用。UVカット率100%、ブルーライト90%カット。
EYE-GLOVE/アイグローブ
子供向けスポーツゴーグルです。どんなに激しく動いても、ゴーグルタイプだからズレません。度付きレンズセット価格になります。推奨年齢は小学校高学年〜中学生。紫外線カット率99%。
0歳から選べるサングラス3選!
紫外線対策は早いうちからしてあげるといいと思います。赤ちゃんのうちからサングラスに慣れていると、大きくなってからも違和感なく着用してくれるはずですから、親も子も楽ですね。
リアルシェーズ
レンズ部分はポリカーボネート製。取り外し可能なヘアバンドもついているので長く使うことができます。カラーはどれもオシャレです。サイズは0才〜用、2才〜用の2種類あります。UVカット率99%以上、紫外線透過率1%以下。

評価: 5わが子は暗くなる視界に怖がることもなく、むしろ喜んで試着しました。
(実用にはまだ至っていません)
親戚の子はサングラス自体を嫌がっていたので、
まずは親のサングラスで試してから購入されたらと思います。
引用元:楽天市場
Banz/バンズ
紫外線対策先進国のオーストラリアから来たブランドです。赤ちゃんのうちから着用すること前提に作られているので、ストラップ部分はスウェットスーツと同じ柔らかい素材でできています。脱着はマジックテープ式で簡単。サイズは0才〜2才用、2才〜5才用の2種類あります。紫外線カット率99.9%、UV400レンズ使用。
rufflebutt/ラッフルバッツ
バンドタイプではないサングラスになります。シンプルなカラーが可愛く、どんなコーディネートにも合いそうです。もちろんレンズは割れにくく、フレームはラバー(ゴム)だから安心できます。サイズは0〜2才、2〜5才、5〜10才以上と3種類から選べます。UVカット率100%。

評価: 50~2歳用を1歳9か月の子供に。5歳からのものをもうすぐ6歳の子に購入しましたがどちらも大きかったです。素材や形などは良いと思います。5歳からの物は私でも使えそうなので子供用にはもう1サイズ小さいものを購入しようと思います。
引用元:楽天市場
1,000円以下!安くてかわいいサングラス3選!
いきなりお高めのサングラスは勇気がいるな。すぐに大きくなるんだからプチプラがいい。そんな人のために気軽に試せる金額のものをご紹介します。
キッズサングラス【OCEAN&GROUND/オーシャン&グラウンド】

評価: 5息子が車に乗ってて眩しい…と言うのでDAISOでもいいやと思ってたんですがデザインがイマイチで…なんとなく探してたらこれが目にとまり送料込みで500円ちょいならいいっかと思って購入しました!!
デザインもカッコよく息子もお気に入りでかけています!
引用元:楽天市場
キッズサングラス8Color
こちらは安いながらもデザインが豊富なサングラスです。水玉や花柄やチェックなど、これまで紹介してきたものの中にはないポップさです。子供らしくてかわいいですね。対象年齢は6才〜8才。紫外線カット率100%、紫外線透過率0.1%以下。
US版 ディズニー キッズ用サングラス★アリエル 2017
女の子向け商品になります。アメリカのディズニーテーマパークで販売されている商品です。グラス部分にアリエルのワンポイント。対象年齢は3才〜。紫外線カット率100%。
紫外線を気にせず外遊びを楽しもう!
これから夏に向けて子供が外で遊ぶ機会が多くなり、紫外線の影響をもっとも受ける時期です。日焼け止めクリームや帽子はもちろん、サングラスの着用にも気をつけてあげたいですね。紫外線など気にせず、思いっきり遊んで、たくさん素敵な思い出を作って欲しいと思います。