二度寝して会社に遅刻しないための5つの防止策!アラームアプリや日常生活に気を付けてスッキリ目覚めよう

温かい布団から出たくない。ついつい二度寝をしてしまって寝坊、なんて経験はありませんか?もうちょっとあと少し、と思っていたはずなのに起きたらこんな時間!今回は、二度寝をしてしまう原因と二度寝で遅刻しないための工夫などを解説いたします。

二度寝が理由で遅刻?みんなの朝事情

朝はすっきり起きられる?アンケート結果を分析

眠りについてのアンケートを家電大手の「Panasonic」が実施しました。対象は10代から70代の2,228名です。
このアンケートの中で、「朝はスッキリ起こることができるか」との問いに、「スッキリ起きることができる」と答えた人は全体の32.1%でした。その他の約7割の人がスッキリ起きることができないのです。約半数の人が「起きてからぼーっとしている」と答え、32.5%の人が「二度寝をする」と答えています。スッキリ起きられる人と同じくらいの割合の人が二度寝をしてしまうということが分かりました。

よく眠るための工夫をしている人の割合

睡眠に対して、「よく眠れるための工夫をしている人」の割合は44.1%で、その工夫とは「寝る前にスマホやパソコンを見ないようにしている」「寝室を暗くして目元や首元を暖める」「眠る前に軽いストレッチをする」などの工夫をしています。約半数弱の人がよく眠れるための工夫を意識して行っていることが分かります。

すっきり目覚める工夫をしている人の割合

アンケートの中で、目覚めが心地よくなるように工夫している人は16.8%でした、心地よく「眠れる」工夫をしている人が約半数いるのにも関わらず、心地よい「目覚め」のための工夫をしている人は少ないということが分かりました。

気持ちよく目覚めるための工夫は「お腹がすいて起きるために、夕飯を少なめにする」「好きな音楽を起きる時間に合わせてかける」「部屋を閉め切らず、朝日が部屋に入るようにする」などの工夫がありました。音や光で目覚める他に、起きなければいけないという自分の意識で起きるという人もいました。

寝坊した事がある人の割合

寝坊したことがない人は54.3%、人によって頻度が違うもののあとの45.7%は寝坊をしたことがあると答えました。寝坊をしたことがある頻度は、月1回程度の人が一番多い結果になりました。
そして、90%もの人が昼間に眠気を感じることがあると答えています。寝坊したことがない人は半数以上いますが、ほとんどの人が昼間に眠気を感じているのですね。

二度寝をしてしまう原因にはどんなものがある?

遅くまで起きていて睡眠不足だから

二度寝をしてしまう原因の多くは睡眠不足にあるようです。遅くまで起きていた結果、寝不足になってしまい朝スッキリ起きることができないケースです。
遅くまで起きてる原因は、スマホやパソコンを見ていてつい遅くなった、寝付けない、テレビやDVDを遅くまで観ていたなど、色々な理由があります。スマホやパソコンを見ている人は、それが習慣化されている場合が多く、布団の中に入ってまで見ている人もいます。毎日の積み重ねで寝不足が続き、スッキリ起きることができなくなってしまうのです。

二度寝が習慣になってしまっている

あともう少し…と、まどろむのは気持ちがいいので、それが習慣になってしまっている場合があります。普段は10分くらいまどろんで起きられるものの、疲れが溜まっている日は二度寝して起きられなくなって遅刻してしまう恐れがあります。

早く寝覚めてしまってまだ時間があると思ってしまう

いつも起きる時間よりも1時間ほど早く目が覚めてしまい、まだ眠れると目覚まし時計を止めてしまい再び寝てしまうことがあります。一度目が覚めた時点で起きてしまえばいいのですが、寝不足だと5分でも1分でもいいから眠りたいと思ってしまいます。その結果、二度寝をしてしまうのです。

二度寝はよくない?3つのデメリット

二度寝をすると悪夢を見てしまう

二度寝をした時に悪夢を見てしまう、ということを聞いたことはありませんか?夜には悪夢を見ないのに二度寝のときにだけ見てしまう人もいます。では、どうして二度寝の時だけ悪い夢を見てしまうのでしょうか。
一説には、ストレスや疲れが原因だとされています。二度寝をしている時は「レム睡眠」という浅い眠りの睡眠で、夢はこの浅い眠りの時に見たものほど覚えているものなのです。ですから、二度寝をして浅い眠りの時に見た夢を起きてからも覚えていて、印象強いものになるのです。悪夢を見ないためには、日頃からストレスを溜めないことと早く寝て二度寝をしないことです。

二度寝をすると起きた時に頭痛がする

二度寝をして起きると頭が痛くなってしまうことがあります。そんな人は、休日にいつもより長く眠った時にも頭痛を起こすことがあります。これは「緊張型頭痛」の場合が多く、肩こりなどからくる原因の頭痛です。長い時間同じ姿勢でいたため、肩や首筋の筋肉が固まってしまうことで起こる頭痛です。この場合は肩を回して肩甲骨のあたりの筋肉をほぐしたり、首のストレッチをすると和らぎます。肩こりや首のコリの原因は枕が合っていない可能性もあるので、自分の頭に合っているか見直すことも大切です。

また、頭痛は「偏頭痛」の場合もあります。この場合は原因は色々で、ストレスや寝不足や寝過ぎ、光などの刺激などがあります。偏頭痛の場合は痛みに吐き気が伴うほど強くなる人もいます。偏頭痛はストレッチなどで治りませんので、頭痛薬を早めに飲んで暗い所で目を閉じて休むなどの対処をしましょう。

二度寝をすると寝坊・遅刻のリスクが高い

二度寝の大きなリスクは「遅刻する」ことです。一度起きて、再度寝てしまったことで起床時間を過ぎてしまい、学校や仕事などに遅刻してしまうことがあります。

二度寝で遅刻しないためにできる5つの防止策

カーテンを開けて眠る

朝日の光で自然に目が覚められるようにカーテンや雨戸を閉めて寝ないようにします。太陽の光を浴びることで「セロトニン」の分泌が促され、体内時計を正確にしてくれる効果が期待できます。セロトニンは朝の目覚めだけでなく、夜の睡眠が快適なものになるように働きかけてくれるホルモンです。

目覚まし時計を何個か用意する

二度寝を防ぎ、一度で目覚める方法の一つに「目覚ましを何個か用意する」という方法もあります。わざと手の届かない場所に置くのも一つの手です。また、時計自体がランダムに転がって起きがらないとアラームを止めることができないものもあります。

声を出すと目が覚める

人は起きて声を出すことで目が覚めていきます。なので、朝起きたら声を出してみましょう。「さて!起きなくちゃ。顔を洗って朝ごはんを食べて今日も元気に過ごすぞ!」などと、声に出して言ってみませんか?ペットがいる人はペットに話しかけて目を覚ますのもいいですね。

ストレッチをする

目が覚めたら布団の中で身体を伸ばしてみましょう。手足を思い切り伸ばして深呼吸します。次に腕を頭の上で組んで、右へ左へゆっくり伸ばすと身体の横が伸びて気持ちがいいですよ。だんだん目が覚めてきますので、思い切って布団から出ましょう!

二度寝防止の目覚ましアプリを使う

目覚ましアプリを使って二度寝を防止しましょう。色々なタイプのアプリがありますので、いくつかご紹介します。

Sleep Cycle alarm clock


浅い眠りの時に心地よく起きることができるようにサポートしてくれるアプリです。睡眠を分析して、心地よいタイミングで起床を促してくれるので無理やり起こされる感じがないと人気のアプリです。

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Motion Alarm


iPhoneが様々なセンサーを利用して、移動を感知しないとアラームが止まらない仕組みになっています。布団から出て歩くなどしないと音が鳴ったままになるので、二度寝防止に役立ちます。

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熟睡アラーム:目覚まし&睡眠ログ


深い睡眠へ誘ってくれる「熟睡サウンド」と、心地よく目覚めることができる音楽が30曲以上入っています。浅い睡眠の時に起こしてくれる機能が付いているほか、繰り返し設定や自分の睡眠リズムが分かる機能も付いています。

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Sleep as Android


睡眠のサイクルを分析して、浅い眠りの時に起こしてくれるアンドロイド版のアラームです。設定で徐々に音が大きくなっていくアラームは鳥の声や海の音など、自然の音が選べます。朝から快適な目覚めができそうなアプリですね。

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スマートアラーム


シンプルで使いやすいアプリです。日本の祝日に対応していて、祝日にはアラームが起動しないようになっています。一度アラームを止めても指定した時間に再びアラームが鳴るスヌーズ機能付きです。祝日の他、土日や長期休暇中などを設定することでその日はアラームが鳴りません。休みが終わってもアラームのON OFFの切り替えが不要なので、切り替え忘れの寝坊を防ぐことができます。

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二度寝はやめてスッキリした気持ちで会社に行こう!

二度寝は気持ちがいいですが、遅刻や頭痛など嬉しくないリスクがあるものです。普段から早く寝るように心がけ、睡眠不足にならないようにすることが二度寝防止の一番の近道です。朝は太陽の光をしっかり浴びることで、身体のリズムが整い気持ちよく1日を過ごすことができます。二度寝から卒業して快適な毎日を過ごしましょう!

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