公園デビューいつごろがおすすめ?ママ友づくりで失敗しないために気を付けるべきこととは

子どもが成長すると、公園デビューを考え始めるママたちは多くなるでしょう。公園デビューをすることによって、他のママたちとも意見を交換することもできるので、いろいろなメリットがあります。ですが、中には公園デビューで失敗してしまった人がいるのも事実。では、どうすれば公園デビューを成功させることができるのでしょうか。

公園デビューとは?

公園デビューという言葉を、誰しもが一度は聞いたことがあるでしょう。あの大人気アニメである「クレヨンしんちゃん」でも【公園デビューに付き合うゾ】というお話があるんですよ。それくらい世間一般に知れ渡っている言葉なので、赤ちゃんや小さな子どものいるお母さんなら意識しているかもしれませんね。

ですが、公園デビューはそもそも誰のために行うのか、何歳ころから行うのか具体的に知っている方は少ないのではないでしょうか。そこで、今さら聞けない公園デビューの概要をまとめました。

地域のママたちと仲良くするためのコミュニティ

公園デビューとは、小さな赤ちゃんや子どものいるお母さんがその地域のママ友を作るために参加することです。公園デビューをすることによって、子どもは友達を作ることができますし、ママ友たちから情報などを共有することができます。

子どもは、保育園や幼稚園でも友達を作ることができますが、その前に人との付き合い方などを遊びから学ぶことができます。基本的にはいいことがたくさんありますので、もし近くに公園があれば公園デビューを行ってみるといいでしょう。

公園デビューはいつ頃?

そんな公園デビューですが、大体1歳ごろに行うといいようです。ただ、公園デビューの時期は明確に決まっていません。中にはベビーカーに乗せて公園デビューをさせる人もいるくらいです。しかし、あまりにも早いと友達と遊ぶことがままならないこともありますので、一人で遊具で遊べるくらいの時期がベストでしょう。

また、公園デビューは一か所の公園で行わず、いくつかの公園で行うのもおすすめです。いろいろなママ友を作ることができますので、情報交換もその分しやすくなりますよ。

公園デビューする際に気を付けるべきポイントとは?

大人だけでなく、小さな子どもも参加する公園デビュー。子どもからすると公園で遊ぶことは、刺激的でたまらない遊びになるかもしれません。それは親からするとありがたいことでもあるのですが、大人と違ってまだ理解できていないことも多いです。なので、いくつか気を付けなければいけないこともたくさんあります。最低限、以下のことは守るようにしましょう。

子どもから目を離さないようにする

子どもは危険なことでも平気で行います。特に、友達がやんちゃだとつられて危ないことをしてしまうかもしれません。そんなときに、親が見ていないと思わぬ事故を引き起こしてしまう恐れがあります。ママ友との会話が楽しくても、子どもからは目を離さないようにしましょう。特に、1歳や2歳くらいの子どもは、友達とおもちゃの取り合いなどで喧嘩をしてしまうことも多いです。

また、砂場の砂やごみなどを口に入れてしまうこともしばしば。時折ガラスやたばこの吸い殻なども落ちているので、万が一口にしてしまうと、大けがにつながってしまいかねません。なにかあれば、すぐに飛んでいけるようにしっかりと見ておきましょう。

子どもの体調を気遣う

公園デビューは、ママ友たちとの会話を楽しむイベントでもありますが、子どものことも気遣ってあげなければなりません。もし、子どもの体調が悪いようでしたらすぐに家に連れて帰るようにしましょう。そして、夏場は熱中症などになりやすいので、こまめに水分補給をさせましょう。また、1歳ころからといっても、子どもが行きたがらなかったり、子どもの体調がすぐれなかったりした場合は、無理して連れていく必要はありません。あくまでも子どもがメインなので、子どものことを最優先にしましょう。

子どもの服装に気を付ける

公園デビューは、子どものお披露目でもあるので、かわいらしい服装をさせたい!と思う方もいるかもしれません。しかし、あくまでも公園遊びなので、やんちゃな性格の子どもであればどろんこになってしまうこともあります。そんなときにおろしたての服を着せて行き汚れるとショックですよね。なので、汚れてもいい服装をさせるのが一番です。また、子どもが目いっぱい遊んでもいいように、動きやすい服装や通気性のいい服を着せてあげましょう。

子どもの月齢や年齢に合った公園選びをする

公園と一言でいっても、さまざまな形態の公園があります。中には、遊具がほとんどない公園があったり、アスレチックがたくさんあるような小学生向けの公園だったりします。いくら近所にあるとはいえ、自分の子どもが満足に遊べない公園を選んでしまうと、公園デビューの意味がありません。また、できれば遊具の状態も確認しておきましょう。管理がなっておらず、状態が悪いと思わぬ事故につながってしまうからです。子どもに大けがを負わせないためにも、親が率先して公園選びを行いましょう。

公園デビューに対するママたちの本音とは?

公園デビューは子どもにとってもママにとっても、いいことがたくさんありますが、すべての人がいい感情を持っているわけではありません。中には公園デビューなんて面倒くさい…と思っている人がいるのも事実です。では、公園デビューに対して世の中のママたちはどう思っているのでしょうか?そこで、本音を探ってみました。

話しかけてもらいたい

いざ、公園デビューに出かけてみても、そこから本当に仲良くなれたという人は少ないようです。アンケートを見てみても、なかなかママ友が作れなかったり、連絡先を交換できなかったりする人のほうが多いようです。しかし、それでも大半のママは話しかけてもらいたいと思っています。せっかく勇気を出して公園に出かけたのに、だれからも話しかけられないと悲しいですよね。もし、公園デビューに出かけた際に、ママが一人でいるようでしたら、気軽にあいさつ程度から声をかけてみるといいかもしれませんね。

ちょっとしたことでも話したい

ひょっとして、仲良くなるためには、お互いの趣味や意見などを交換しないといけないと思っていませんか?確かに、仲良くなるためにはそういったことも必要です。しかし、初対面でいきなりそんな会話をするのはハードルが高いですよね。それに、急になれなれしい態度で話しかけてこられると引いてしまうママがいるのも事実です。

もし、話題が見つからないようでしたら、相手の子どものことを話しのタネの一つにしてみましょう。自分の子どもが可愛いと言われると嬉しいものです。子どもの年齢や名前を聞くなど、軽い話題で構いませんので、積極的に話しかけるようにしましょう。

公園デビューが怖い

公園デビューという名前を聞くと、なんだか身構えてしまったり怖いと思ってしまったりするママもいるようです。確かに、すでにできてしまっているコミュニティに入るのは緊張しますよね。しかし、ママ同士が話せなくても子どもにはそのような垣根はありません。自然と友達を作っていくものなので、その関係でママとも仲良くなることができるようです。また、公園でママ友が作れなかったとしても、この先たくさんママ友を作るチャンスはあります。幼稚園や学校などで、ママ友を作ることも目標にしてみましょう。

めんどくさいから公園デビューはしない

中には公園デビューをさせないママたちもいます。公園に行ってもその場限りの付き合いにしかならない、ママ友を作るのがめんどくさいから公園に行かない、という考えからあえて公園デビューをしないようです。そういう考えのママは、幼稚園や学校で自然と友達を作るから今作る必要はない、と考えているようです。確かに、一度公園デビューをして嫌な思いを経験してしまうと、そう思ってしまいますよね。なので、公園デビューが嫌だと思う人は子どもを公園で遊ばせることだけを考えるといいですし、ほかに育児に参加してくれる家族がいれば、思い切って頼ってしまうのもありかもしれませんね。

公園デビューで失敗をしたママも

最初は心配だったけれど、いざ公園デビューしに行ったらなんともなかったというママがいる一方で、公園デビューをしに行ったら失敗してしまったというママも中にはいるようです。では、一体どのような失敗をしてしまったのでしょうか?その事例をいくつか集めましたので、これから公園デビューを控えているママは同じようなトラブルに巻き込まれないようにしたいですね。

公園デビューしに行った場所の雰囲気が悪かった

公園デビューをしにいったものの、なんだか公園にいるママたちの空気が悪かったというケースもあるようです。すでに出来上がっているグループにママが入りにくいのはよくあることですが、そのママたちは子どもまで巻き込んでいたようです。公園に遊びに来た子どもと決して遊ばせず、手を引いて仲間外れにしていたとか。後から聞くと、その公園には新参者は仲間外れにするママたちが集まっていることで有名だったので、みんなその公園には遊ばせにいかなかったそうです。もし、このような目に遭ってしまったら、無理せずに別の公園に遊びに行くのがベストでしょう。

公園デビュー先のママと険悪な仲になってしまった

公園デビューに行った際に、なんだかママ友から目の敵にされてしまった人もいるようです。特に、若い年齢のママだと偏見から白い目で見られてしまうこともあるとか。そのママは、見た目が若いことと比較的カジュアルなスタイルで公園デビューに行ってしまったために、ほかのママから冷遇されてしまったようです。また、別のママがいると決して話しかけてくれないママもいたようです。そのママが一人の時は話しかけてくれるそうですが、都合のいい暇つぶしの相手にされてしまっていますよね。中には変わった考えのママもいるようなので、合わないと思ったら早めに切り上げるといいでしょう。

仲良くなるために行ったのに仲間外れにされてしまった

仲間外れにされてしまうのもよくある話のようです。特にママ友の仲間意識が強い場合、あからさまに嫌味を言ってきたり、遊具の順番を譲ってくれなかったりするとか。また、嫉妬から嫌味を言われることもあるようです。特に、高給取りだといわれる職業を口にしてしまったために、せっかく仲良くなったママ友から嫌味をいわれてしまい、公園から足が遠のいてしまった人もいました。かといって、嘘をつくのはよくありませんよね。人間関係はちょっとしたことで壊れてしまいますので、その場合は縁がなかったと思い、あきらめて別の公園へ遊びに行かせるようにしましょう。

公園デビューの時間帯を間違ってしまった

公園は小さな子どもからお年寄りまで、誰でも自由に利用できる公共の場です。それはとても便利ではあるのですが、中にはあまりいい使い方をしない人がいるのも事実です。小さな子どもを連れているお母さんなら、なるべく午前中に遊ばせるのがベストです。少し時間が遅れてしまうと、体格のいい小学生の子どもたちがきてしまうからです。少し体が大きくなるだけで1歳や2歳の子どもよりも何倍もの力を持っています。そんな子たちが遊び始めると、小さい子が一人で遊ぶのには少々危険が伴ってしまいます。なので、友達を作らせてあげたいというママや、公園でのびのびと遊ばせてあげたいと思っているママは、子どもを公園に連れていく時間も視野に入れておきましょう。

自分が仲良くなるのではなく、子どもに任せるようにする

公園デビューはママ友を作る機会でもありますが、一番は子どもが楽しく遊べることです。もし、公園デビューで嫌なことがあったとしても、その人間関係が一生続くわけではありません。なので、ママ友作りに失敗してしまったとしても、幼稚園や小学校など、進級するたびに新たなママ友を作る機会があるでしょう。

なので、自分がママ友を作れなかったとしても、子どもが楽しく遊べていたらそれでよし。また、他に遊べそうな子どもがいなければ、親が子どもと一緒に遊んであげるのもおすすめです。自分も子どもと一緒に遊ぶことができますし、あとから来たママや子どもと仲良くなることができますので、あまり難しく考えず、気楽にやり過ごしましょう。

公園デビューを子どもと一緒に楽しもう!

公園デビューという大層な言葉がついているから身構えてしまいますが、要するに子どもが公園にいるお友達と仲良くできればそれでOKなんです。自然に触れることもできますし、家の中とはまた違った遊びを楽しむことができます。もし、合わないママがいたとしても公園を変えてしまえば特に問題はありません。ぜひ、公園デビューを子どもと一緒に楽しんでみてください。

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