抑えられない子育てのイライラはいつまで続くの?夫に怒りたくなる理由&解消術17

子育て イライラ

Ayano

毎日休みなく続く育児に疲れ果て、いつもイライラしていることはありませんか?多忙な日々の中で愛する我が子の成長に喜びをかみ締め幸福感に浸るなんて夢のよう。怒ってばかりで、家族にも不機嫌な顔しか見せていない。自己嫌悪に陥りながらも、そんな現実を生きている女性のために、子育てのイライラ解消アイデアをご紹介します。

記事の目次

[1]思い通りにならない子育てにイライラ、旦那にイライラ。イライラ妻はこんなに多い!?

子育て中の女性がイライラするのはこんな場面

まずは、育児とイライラは常にセットになっていると考えた方がよいかもしれません。特に初めての子育ての場合は、育児のすべてが初体験です。慣れない、思うようにいかない、子どもが泣き止んでくれないという毎日が続き、ほとんどの新米ママはイライラを感じるようです。

さらに子どもが成長し、動き回る頃になるとイライラはピークに。個人差があると言われていますが、1歳半から2歳頃のイヤイヤ期には、ママは子どもから目が離せず、手がかかり、言うことも聞かない、子育てに嫌気がさしてしまう方も多いかもしれません。保育園、幼稚園に入園した後、小学校に入学した後はお世話する範囲が少しずつ減り、子育てに拘束される時間も少なくはなってきます。

それでも、朝の準備を早くしない、きちんと食事をしない、勉強をしない、ゲームばかりしているなどイライラの種はなくなりません。またもっと成長してからは子どもが思春期に入り、反抗する、口を聞いてくれないなどイライラの原因が変わるだけで、なくなることはありません。しかし、自分だけが特別にイライラしているのではなく、ほぼすべての母親が子育てにおいてイライラを感じ続けていると思っていいかもしれません。

夫へのイライラ頻発3つのパターン

子育て中の女性がイライラするのは、実は夫の態度、自分や子どもへの接し方に対しての場合が多いようです。妻が育児に奔走しているのに手伝おうとしない、労わらないことでイライラが爆発してしまうケースが最も多いパターン。自分は仕事で忙しい、家事や育児は妻任せという男性が多いようです。

また、女性がパートナーに一番求めている”共感”がない場合もイライラを招きます。愚痴を聞く、育児の悩み、不安を一緒に考えるという姿勢がないことで、イライラを通り越して孤独感を感じてしまう女性もいるようです。また、妻を助けて、積極的に育児に関わろうとしている姿勢は素晴らしいものの、妻側が望んでいるようなサポートとは違う関わり方で、却ってイライラを増幅させてしまうという残念なケースもあるようです。

[2]子育てのイライラはどうして起こるの?

ホルモンバランスの変化

妊娠中の女性はお腹の赤ちゃんが育つように大量の女性ホルモンが分泌されます。しかし、出産後は通常の分泌量へと戻っていくので体内ではホルモンバランスの大変化が起こります。このホルモンの激変は母親の心身に大きく影響し、体調をくずす、孤独や不安の感情に捉われやすくなる、攻撃的になるなどの情緒不安定な状態を引き起こしてしまうことがあるのです。

社会的孤立感&金銭的な不安

出産を機に仕事を辞める方や産休・育休を取得される方が多いと思いますが、出産前に仕事をバリバリとこなし、充実感を得ていた女性ほど、仕事、職場から離れ子育てに専念する毎日が続くことで孤立感や不安感を抱きやすいと言われています。

社会から切り離された感覚や、たとえ復帰予定であってもスキルの低下や、ポジションが失われてしまうのではないかという恐れなどを感じやすくなりのかもしれません。また、出産前と同じような収入を望めなくなること、子育てにかかる費用を心配することからイライラしてしまうこともあるようです。

身体的な疲れ

出産は女性にとって大仕事です。産後の女性の身体は若く、健康な方でもかなり疲労していると言われていますので十分休養することが大切です。さらに新生児のお世話は一日24時間休みなく続く重労働です。また、高年齢で子どもを持った方は更年期など大きな節目を迎える準備を始める時期に、子どもが遊び盛り、成長期という場合も多く、日常的に体力を消耗するような生活パターンを送っている方も多いと思います。自分の身体が疲れた状態ではどんなに強い意志を持っても平常心でいるのは難しいと考えた方がよさそうです。

生理周期

生理開始から排卵までが卵胞ホルモンが分泌される時期です。そして排卵後次の生理が始まるまでの期間は黄体ホルモンが分泌されます。女性はこの生理のサイクルにより心身にさまざまな影響を受け生活していると言われています。一般的には黄体ホルモン期はイライラしやすいようですので、自分の生理サイクルと心身の状態を記録するなどしてみるとどの時期にイライラしやすいかを把握しやすいでしょう。

一人になりたい!時間的な束縛

子どもが生まれると新生児の頃はもちろん、学童期に入った後でも子ども中心の生活になってしまいます。もちろん幸せなことではあるのですが、子育てに熱心であればあるほど時間は足りず自分のことは後回し。時には自分の時間が持ちたいという強い欲求が沸き起こり、怒りとなって爆発してしまうこともあるようです。

子どものイヤイヤ期

子どもには各成長段階によって異なる手のかかり方があるのですが、特に1歳半から2歳代にかけては初めてのイヤイヤ期と言われている大変な時期があります。可愛さもピークと言われる時期ですが、起きている間は母親を困らせる小悪魔、眠っている時だけが天使のようだと感じるママが多いと思います。子どもの成長のためになくてはならない大切な時期なのだと思うことにしましょう。

子育てへの漠然とした不安

特に第一子の子育ての場合は、自分の育児に自身が持てない、子どもの成長が順調かどうかという漠然とした不安を感じやすいようです。しかし、このような感情は誰でも抱くものですし、子育てを頑張っている証拠だというくらいの気持ちでいた方が健全です。

[3]子育てのイライラが及ぼす影響は?

毎日怒ってばかりいると母親自身にはどんな影響がある?

胃痛

さまざまな要因によって沸き起こるイライラした気分を怒りにして表すことで胃痛を訴える女性が多いようです。胃腸は自立神経の働きと深く関係していて、ストレスを感じることで調子を悪くしやすい臓器なのです。吐き気や食欲不振という症状が出る場合もあります。

過食

イライラした気分を鎮めるための手っ取り早い手段としては食べることに勝るものはないようです。規則正しい食事の時間とは別に、イライラしたら食べる、またイライラしたら食べるという行動を繰り返しているうちに過食となり、必要カロリーを大幅に超過してしまします。

うつ

イライラした状態を解消できないままでいると、うつ病やうつ病予備軍になってしまう方が増えているようです。1人で子育てのすべてを抱え込まないこと、家族や周りの方が早く気づいてあげることが大切です。

大声を出したり、怒鳴って叱ると子どもにはどんな影響があるの?

母親がイライラする気持ちを怒りとして子どもに向けることはよくないとわかっていてもついつい誰もが行ってしまうことです。大声を出したり、怒鳴ってばかりいると子どもは委縮し、親の顔色ばかりを窺う子になってしまうこともあるようです。

また、自分の感情を素直に表現できないという情緒的発達を阻害してしまうことも心配されます。しかし、子どもは完璧な母親を求めているのではなく愛情を求めているもの。すぐにカッとして怒ってしまうお母さんでも自分を愛してくれるお母さんだと思えれば健やかに育つと考えた方がよさそうです。

[4]子育てのイライラ徹底解消術

よくある子育てのイライラ解消法は正しいの?

甘いものを食べる

ストレス発散として甘いものを食べるという女性は多いはずです。ときどき食べるくらいなら問題はありませんが、摂りすぎると体重増加、成人病にかかりやすくなるなどさまざまなリスクを招くので適量を心掛けましょう。気軽にすぐに取り入れられるイライラ解消法なので、チョコレートやキャンディを常備し、イライラして怒り出しそうになったら口に入れて心を落ち着けるのもよさそうです。

贅沢なごちそうを食べる

適切な摂取カロリーとコストを考えた上でのごちそうならおすすめです。子どもが小さくて外食できない場合は、デリバリーを利用するなどして楽しみましょう。乳幼児を連れての外食にも好意的なお店も増えているのでチェックしてみましょう。

飲酒

自分にとっての適量をわきまえて楽しむことは問題ありませんが、授乳中の方や出産後体質が変わり酔いやすくなる場合があることを考えると慎重になった方がよさそうです。家族と一緒の時に楽しむことで安心できます。

漢方薬を服用する

精神も身体の一部とみなし、穏やかに働きかける漢方薬は女性にたいへん人気があります。漢方では「肝」が感情を司ると考えられていて、この部分に作用する成分を配合した「加味逍遙散(かみしょうようさん)」「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)」「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」などが人気があります。副作用がないわけではないので、専門家に相談してから服用しましょう。

安定剤を服用する

育児中は多くの母親が自分は育児ノイローゼなのではないかと思う瞬間があると言われています。ほとんどの場合は一時的なストレスであるようですが、なかには深刻な神経症を発症してしまうこともあります。その場合、医師の指示により精神安定剤や抗うつ剤、睡眠導入剤などが処方されます。これらの薬は慎重に服用しなければなりませんので、気になる場合は心療内科などを受診して相談しましょう。

サプリメントを飲む

イライラした気分を鎮めリラックスさせる成分としては、テアニン、ギャバ、DHA・EPA、ビタミンB群などがあります。これらの成分を含むサプリメントはイライラを抑える効果を期待できそうですが、サプリメントの効果は個人差も大きく、体質に合わない場合もあるので、できるだけ食品から取り入れたいものです。更年期症状を改善するなどの女性特有の症状に効果的なサプリメントも人気があります。

本を読む

イライラを和らげるために意識を外へ向けるということは大切な方法です。いつでもどこでも手軽にできる気分転換の方法として読書はおすすめ。自分の育児を客観的に捉えられるような育児書や、現在の自分の立場とはまったく関係のないジャンルの本を読むことで新しい視点を持てるようになります。

アロマで気分転換

苛立ちを鎮め、穏やかな気分にする効果が高いと言われているラベンダー、ゼラニウム、イランイラン、カモミールなどのアロマを使っている方が多いようです。でも、自分が心地よいと思える好きな香りが何よりです。赤ちゃんやペットへの影響が気になる方は、自分一人で入浴するときにアロマバスにしたり、ハンカチにオイルを垂らして香りを楽しんだりして工夫しましょう。

子育てのイライラおすすめ解消術

大人と会話する

乳幼児の育児に追われていると一日中子ども以外の誰とも会話をしていないという日が続くことがあります。子どもにたくさん語りかけることが脳の刺激になりよいと言われていますが、楽しく会話が成立する年齢になるまでは、母親が一方的に話しかけている状態です。
イライラを解消するには大人との会話が必要です。家族はや友人、実家の両親などと会話できる時間をつくりましょう。また、育児中の母親同士は悩みや不安を共有でき、心の支えになってくれることもあるので、地域の児童館や育児サークルに積極的に参加して仲間をつくることもおすすめです。

よく眠る

育児中に限らず睡眠不足からイライラしてしまうことはよくあることです。時には家事を休んで子どもと昼寝をする、早めに寝てしまうことで気分がすっきりすることがあります。眠くてイライラしてきたなと思ったら仮眠をとるなど早めに休息することで気分よく過ごせることが多いはずです。

映画やドラマ鑑賞

イライラしたときにはその原因となる対象からできるだけ離れることが重要です。映画やドラマはその世界に入り込むことで一時的に現実逃避でき、気づけばイライラしていたことすら忘れてしまうこともよくあります。お気に入りを用意しておきましょう。

仕事をする

子育てに専念するために仕事を辞めてしまった人は、仕事をする時間なんてないと思うかもしれませんが、週に何日かのパートや自宅でできるアウトソーシング系の仕事などを始めてみてはいかがでしょうか?最初は時間のやりくりが難しく感じられるかもしれませんが、生活にメリハリがつき、充実感が増してイライラが少なくなったという方がたくさんいるようです。園や学校行事の役員やボランティアなどを引き受けることでも、子育て以外に使命感ややりがいを感じられる貴重な機会が得られ、前向きな気持ちになるかもしれません。

子どもを預けて外出する

一日中家で子どもと向き合ってイライラしてしまう方は、家族や実家、時には各種サービスを利用して子どもを預けてしまうことも大切かもしれません。ほんの1時間一人でカフェに行く、散歩をするなど気分転換をしただけで驚くほど晴れやかな気持ちになっていることがあります。家族や実家に頼れない場合は、お住まいの地域の公共サービスとして低価格で一時保育をしてくれる施設がないか調べてみましょう。

身体を動かす

ストレス発散には運動が有効だと言われています。育児のイライラにも身体を動かすことが効果的。天候の良い日に屋外でスポーツを楽しんだり、散歩やサイクリングをしたりすることが理想的ですが、家でストレッチやヨガを行うだけでも十分すっきりするはずです。血行がよくなり、胃腸の動きも活発になることで心身ともに健康になれるようです。

趣味に没頭する

出産前に熱中していた趣味などがある方は、子どもが生まれたからあきらめるという発想から子育て中だからこそなんとか続けようという考え方を持った方がよさそうです。時々少しの時間をつくって好きなことに打ち込むことで育児のイライラは一瞬にして吹き飛んだ、またイライラしても解消できるという自信がついたという方がたくさんいるようです。お母さんが大好きなことをして輝いている姿を見るのは子どもも嬉しいはず。興味を抱いて一緒にしたいと言い出す日が来るかもしれませんね。

思い切り泣く、または笑う

感情を思い切り外に向けて出し切ることですっきりして、晴れ晴れとした気分になった経験はありませんか?泣くことや笑うことはストレス発散にとても有効だとも言われています。感動的な映画、ドラマを観て号泣する、お笑いの番組を観てお腹を抱えるほど笑ってみるなどすることでイライラした気分を吹き飛ばしてしまいましょう。思い切り泣く、笑うという時間を定期的につくることで深刻なストレスを抱え込まずに育児を乗り切れるかもしれません。

一人の時間を捻出する

乳幼児を育てているお母さんは毎日24時間子どもと一緒という方が多いと思います。可愛い我が子と一緒にいられることは至福の時間かもしれませんが、時には一人きりの時間ももちたいものです。それができないのでイライラするという声が多く寄せられていますが、少しだけ早起きして家事も育児もしない30分を、読書や音楽鑑賞、美容やストレッチなど自分のために使ってみるよう工夫することで充足感がアップするはずです。

家事をサボってみる

小さな子がいる家庭では育児だけでもたいへんな労力を要するのに、掃除や洗濯、料理などの家事も大人だけで生活するよりずっと負担が大きくなるようです。すべてを完璧にこなそうとすればイライラするだけではなく心身共に病んでしまうこともありそうです。子どもが小さいうちは、部屋が散らかっていてもいい、掃除は週に何回、料理は手作りにこだわらないなど妥協できる部分をたくさん設けて自分を休ませてあげるように心がけましょう。家族にとってもお母さんが健康で笑顔なら幸せなはずです。

夫に愚痴、悩み、不安を淡々と伝える

育児に関する愚痴や悩み、不安などは母親が一人で抱え込むのではなく、パートナーである夫と共有することで乗り切れる部分がたくさんあると思います。相手を責めるような言い方や感情的な伝え方ではなく、できるだけ淡々と伝えた方が効果的なようです。妻がこんなにたいへんな思いをしているなら自分ももっと手伝おうという気持ちになってもらえるように、タイミングや言い方を工夫してみましょう。

カウンセリングを受けてみる

育児のイライラからうつ状態になってしまうという方もいるので、自分一人でどうしても解消できないような状況なら早めに専門家に相談しましょう。心療内科などを受診するほどではないと思う方は、お住まいの市区町村などで育児カウンセリングなどを行っている場合もあるので問い合わせてみるのもおすすめです。なかなか自分の精神状態を客観的に把握するのは難しいこともあるので、専門的な知識をもつ第三者と話してみることがよさそうです。

[5]イライラするのは子育てに一生懸命だからこそ!自分に合う解消法さえ見つかれば前進できるはず

イライラして子どもを怒ってしまった。夜中、寝顔を見つめながら罪悪感から涙を流す。こんな場面は母親なら誰もが経験することですね。子育てを卒業した先輩ママたちはそんな日々さえ愛おしく思えると、遠い目をして笑ってくれます。イライラするのは当たり前と泰然と構えて、自分らしい解消法でイライラを吹き飛ばしてしまいましょう。

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