赤ちゃんの首すわりはいつ?その判断方法とおすすめの抱っこ紐・ベビーカー11選

赤ちゃんが産まれて喜びに満ちているのもつかの間。赤ちゃんの発達や成長のことで色々と不安になりますよね。まず最初に気になるのが「首すわり」。首がすわると抱っこがしやすくなり、育児も少しだけ楽になります。ところで、首がすわるのっていつ頃からなの?と疑問に思う人も多いはず。今回は首すわりの時期や注意点について紹介していきたいと思います。

そもそも首すわりとは?

赤ちゃんが生まれてきたときは、まだ首の筋肉が発達していないため自分の頭を自身で支えられない状態にあります。そのため、抱っこをする際に後頭部を支えてあげる必要があります。成長とともに首の筋肉が発達し、後頭部を支えなくても自分の頭を支えられるようになるので、これが「首がすわった」という状態になります。

そもそも首すわりとは?

首すわりの平均的な時期と確認方法は?

一般的には3〜5ヶ月で首がすわると言われています。個人差があるので、2ヶ月で兆候が見られる早い子もいれば、4ヶ月頃になってもまだ首がすわる様子もない子もいます。他の子と比べて発達が遅いと焦ってしまいがちですが、長い目で見てあげてください。

では首がすわったかどうかをどのように確認できるのか、自身でできる判断方法をご紹介していきます。

うつ伏せに寝かせる

赤ちゃんをうつ伏せに寝かせてみて、しっかり顔をあげられるようであれば首の筋肉が発達している証拠です。ただし、首がすわっていない状態でうつ伏せにすると自分で顔をあげられずに窒息してしまうこともあるので、必ずそばでしっかり見ている状態でうつ伏せにしてあげてください。

縦抱きにして、赤ちゃんを少し斜めにしてみる

いつもの横抱きではなく縦に抱っこをして赤ちゃんを少し斜めに傾けてみてください。この時、赤ちゃんが自分の力で首をまっすぐに保つことができたら首がすわっている可能性が高いです。首がすわっていない場合、首が前後左右にグラグラしてしまうので、注意してゆっくり行ってください。

仰向けの状態で両腕をもって引き起こす

赤ちゃんを仰向けに寝かせてから、両腕を持ってゆっくりと赤ちゃんの上体を引き起こしてください。体と一緒に首もしっかりついてくるようであれば首がすわっていると判断できます。

以上のことができるようになれば、首すわりがほぼできていると判断できますが、首が完全にすわったというのは赤ちゃんが首を前後左右に自由に動かせる状態のことをいうので、正確な判断は検診の時に医師にきちんと確認をしてみてください。

首すわりの練習はさせるべき?

首の筋肉を鍛えるために、うつ伏せ練習をさせると良いと言われています。うつ伏せ練習は生後すぐから行っている病院もあるようですが、赤ちゃんに無理のない範囲で生後1ヶ月を過ぎた頃から始めてみましょう。

うつ伏せ練習の手順と注意点

練習方法

まず赤ちゃんをうつ伏せにします。沐浴で背中を洗う時と同じような手順で赤ちゃんの首・頭・肩を片方の腕で支え、もう片方の手で赤ちゃんのお腹を支えてひっくり返します。うつ伏せにしたら赤ちゃんの目の前に座って注意を引きます。

ママが手を叩いて呼んでみたり、お気に入りのおもちゃを見せるのも良いでしょう。そうすることで赤ちゃんは一生懸命首を起き上がらせて見ようとします。

3つの注意点

ただし、練習する時は以下のことに注意して行って下さい。

  • 顔の周りにものを置かない
    特に柔らかいクッションなど顔をうずめた時に息が苦しくなるようなものはおかないようにする。
  • 赤ちゃんの機嫌の良い時に行う
    機嫌の悪い時に無理やり行うと、嫌なことをされると思ってしまい練習をさせてくれなくなってしまいます。
  • 授乳後は避ける
    ミルクを飲んだ直後などに行うと吐いてしまう可能性があるので、お腹が落ち着いている時にしましょう。1時間以上あけてからが好ましいです。

首がすわる前と後の注意点は?

首がすわる前と後の注意点は?

抱っこに変化

首がすわる前と後では、赤ちゃんの抱きやすさが変わってきます。首がすわるまでは基本は横抱きで抱っこをしましょう。赤ちゃんの首をしっかり腕で固定してグラグラしないように抱っこします。首がすわったら、縦抱きができるようになります。縦抱きができるようになると、抱っこや授乳、移動や赤ちゃんをあやすのも少し楽になります。

寝かせ方に変化

首がすわるまでは仰向けで寝かせることが必須ですが、首がすわったらうつ伏せで寝かせることもできるようになります。うつ伏せの状態で首をあげられるようになっても必ず近くで見ていてあげてください。寝返りが自由にうてるようになるまでは、夜寝る時のうつ伏せは避けた方が良いでしょう。

お風呂が楽に

首がすわる前は片方の手でしっかりと赤ちゃんの首を支えながら沐浴をしますが、首がすわると頭と首をしっかり支えなくても安定してくるので沐浴がとっても楽になります。首すわりとともに沐浴を卒業する人もいます。ベビーバスとは違い一緒に浴槽に入れるようになるので、より赤ちゃんとコミュニケーションがとれてバスタイムも楽しくなります。

首すわり前から使えるオススメの抱っこ紐6選

普段使う赤ちゃんグッズの中にも、首すわり前と後とでは変わってくるものがいくつかあります。その中でも知っておきたいのが、頻繁に使う抱っこ紐とベビーカー。

首のすわりに関係なく使えるものや、首がしっかり座ってからでないと使えないものなど様々な種類のものが販売されているので、今回は首すわり前から利用できるオススメの商品を紹介していきたいと思います。

抱っこ紐の定番「エルゴ」のインファントインサート


<商品情報>
ブランド名:Ergobaby(エルゴベビー)
商品名: インファントインサート3
価格:4,104円(税込)〜
使用の目安:新生児(体重3200g)〜4ヶ月ごろ(首がすわり、体重5.5kg以上)
材質:綿100%

ママたちに人気のエルゴの抱っこ紐のほとんどが首がすわってから使用できる仕様になっていますが、インファントインサートを使えば首がすわる前から使うことができます。

使い方は簡単。インファントインサートに赤ちゃんを乗せてそのまま抱っこ紐で包み込むだけです。赤ちゃんの首もしっかりサポートしてくれる設計になっていて、まだ慣れていないママも安心して使えます。

赤ちゃんの背中の姿勢に合わせて作られているので、お母さんのお腹の中にいるかのような感覚で安心して眠れるんだそうです。

インファントインサート不要のエルゴの「アダプト」


<商品情報>
ブランド名:Ergobaby(エルゴベビー)
商品名:ADAPT(アダプト)
価格:27,000円(税込)
使用の目安:新生児(3.200g)〜4歳頃(20kg)
材質:ベビーキャリア本体=ポリエステル100%、ベビーウエストベルト=ポリエステル100%

付属品なしで首すわり前の新生児から4歳頃まで使えるすぐれもの。月齢に合わせて快適に使えるように様々な工夫がされています。赤ちゃんの首の部分にクッション入りのヘッドネックサポートがついていて頭と首をしっかり支えてくれるため、首すわり前の新生児から安心して使うことができます。

一番重要なシートも、成長に合わせてシートの幅を3段階に調節することができます。他にもお座りをより自然な形にできるように調節ストラップがついていたりと、長い期間理想的な体勢を保つために考え尽くして作られています。その快適さは「人間工学専門家も認めた快適性」とうたわれているほど。これなら安心して使うことがきますね。

ベビービョルンの「ベビーキャリアONE+」


<商品情報>
ブランド名:BABY BJORN(ベビービョルン)
商品名:ベビーキャリアONE+
価格:18,144円(税込)
使用の目安:0ヶ月〜約36ヶ月(身長53cm〜100cm、体重3.5kg〜15kg)
材質:本体/外側 綿60% ポリエステル40%、内側 綿100%

この抱っこ紐は、対面抱っこ・高い位置での対面抱っこ・前向き抱っこ・おんぶの4通りの使い方が可能です。肩のパッドも厚めで肩が凝りにくい作りになっています。色も豊富で、デザインもシンプルかつスタイリッシュなので男性で使っている人もよく見かけます。これを機にパパも抱っこ紐デビューをしてみてはいかがでしょうか?

横抱きもできるコンビの「サットフィット4way」

<商品情報>
ブランド名:Combi(コンビ)
商品名:ニンナナンナ サット フィット 4ウェイ SM-D
価格:18,900円(税込)
使用の目安:新生児~36ヶ月(体重15kgまで)

ベビーカーでおなじみのCombiから発売されている「ニンナナンナ サット フィット 4ウェイ SM-D」は横抱きも縦抱きもできる優れものです。新生児から約36ヶ月まで使えて、首すわり前は横抱き、首が座ったら縦対面抱っこ・縦前向き抱っこ・おんぶへと自由に形を変えられます。

赤ちゃんの頭のヘッドサポートも3段階調節ができ、股の幅もファスナーで調節可能なので成長に合わせて調節しながら使うことができます。

更にお母さんに嬉しい機能もたくさん備わっていて、抱っこ紐をしても上着が羽織れるスマートな作りになっていたり、ウエストにつけたまま抱っこ紐をコンパクトに収納できたりと、ママの気持ちになって考えて開発してくれた抱っこ紐です。

ベビーカーにそのまま乗せかえ可能なアップリカの「コラン CTS」


<商品情報>
ブランド名:Aprica(アップリカ)
商品名:コラン CTS AB<リュクス>
価格:12,960円(税込)
使用の目安:新生児(生後14日)~36ヶ月(体重15kgまで)
材質:表地=ポリエステル100%、裏地=ポリエステル100%(一部クールマックス® オールシーズン ファブリック)、メッシュ地=ポリエステル100%

抱っこ紐でせっかく赤ちゃんがぐっすり眠っているのにベビーカーに乗せかえた途端に背中スイッチが…なんてことよくありますよね。そんなストレスを解消してくれる新しい抱っこ紐です。抱っこ紐を外さずにそのままベビーカーに乗せかえることができちゃうんです。

首すわり前(生後14日)から使えて、縦抱っこ・前向き縦抱っこ・おんぶの4パターンが可能です。これがあれば赤ちゃんもママもストレスが軽減されて、安心してお出かけができますね。

シンプリーグッドの「スナッグリースリング」


<商品情報>
ブランド名:シンプリーグッド
商品名:スナッグリースリング
価格:7,452円(税込)
使用の目安:0ヶ月~24ヶ月
材質:本体/コットン100%、縁クッション・肩パッド/ポリエステル100%、付属バッグ/コットン100%

イスラエル発のスリングでカラフルなデザインが目を引くおしゃれなスリングです。スリングに馴染みがない人も多いかと思いますが、お母さんの胎内にいた時のような姿勢を保つことができ、赤ちゃんにとってとても心地の良い空間なのだそうです。

ゆりかご抱っこ、カンガルー抱っこなど4通りの抱き方ができ、成長に合わせて簡単に調整ができるのも利点です。重さも400gと軽量なのが嬉しいですね。

首すわり前から使えるオススメのベビーカー5選

アップリカの軽量オート4輪ベビーカー「ラクーナ コンフォート」


<商品情報>
ブランド名:Aprica(アップリカ)
商品名:LUXUNA Comfort(ラクーナコンフォート)
価格:58,320円(税込)
使用の目安:1ヶ月~36ヶ月(体重15kg以下)
重量:5.3kg

先にご紹介したアップリカのコラン CTSという抱っこ紐をそのまま置けるベビーカーです。赤ちゃんを抱っこ紐からおろさなくて良いので赤ちゃんの眠りを妨げません。

赤ちゃんを乗せたまま対面式にも背面式にも簡単に切り替えができ、重さも5.3kgと軽量で持ち運びもラクラク。更に、従来のアップリカのベビーカーよりも+20%広く設計されていて、自由に手足が動かせるようになっています。これなら赤ちゃんも窮屈な思いをせずにご機嫌でいられますね。

>コンビの「メチャカル ハンディ オート4キャス エッグショック HG」


<商品情報>
ブランド名:Combi(コンビ)
商品名:メチャカル ハンディ オート4キャス エッグショック HG
価格:62,640円(税込)
使用の目安:0ヶ月~36ヶ月(体重15kg以下)
重量:4.7kg

メチャカルハンディの良さはなんと言っても軽さ!重さはなんとわずか4.7kg。エレベーターがないところでもママひとりでベビーカーをラクに持ち運びできます。

シートは全面振動を吸収してくれるエッグショックという特殊なシートを使っているので、赤ちゃんの頭を移動時の振動から守ってくれます。対面式にも背面式にも切り替え可能で、車輪もスムーズに小回りしやすい作りになっています。

マキシコシの「ペブルプラス」


<商品情報>
ブランド名:MAXI-COSI(マキシコシ)
商品名:ペブルプラス
価格:37,800円(税込)
使用の目安:0ヶ月~15ヶ月(身長45cm〜75cm)
重量:4.55kg

最近街でも良く見かけるようになったマコシコシ。こちらは車にとりつけるベビーシートで、マキシコシをつけれるベビーカーを購入すれば赤ちゃんを移動せずに車からベビーカーに乗せかえができる優れものです。ベビーシートとしても非常に優秀で、装着は簡単なのに世界基準の安全性を誇っています。

マキシコシが装着できるベビーカーは、エアバギーの「エアバギーココ」・バガブーの「バガブービー」・ベビージョガーの「シティセレクト」など色んなメーカーのベビーカーに装着が可能です。

Joieの「ライトトラックス エア」


<商品情報>
ブランド名:Joie(ジョイー)
商品名:ライトトラックス エア
価格:32,184円(税込)
使用の目安:1ヶ月~36ヶ月(体重15kg以下)
重量:10.1kg

しっかりとした大型のエアタイヤでデコボコ道でもぐんぐん進める安定感のあるベビーカーです。イギリス生まれで見た目はとてもスタイリッシュ。高そうに見えますが値段がとってもリーズナブル!税込みで35,000円以下で購入できます。

片手で簡単に折り畳みができ、コンパクトになるのでスペースをとりません。折り畳み時は自立可能で、家でも外出先でもベビーカーの置き場所に困りません。

北欧ブランドストッケの「スクート2」


<商品情報>
ブランド名:Stokke(ストッケ)
商品名:スクート2
価格:86,400円(税込)
使用の目安:1ヶ月~36ヶ月(体重15kg以下)
重量:12.8kg

北欧ならではのオシャレな形をしていて、街で見ても目を引きます。ベビーカーには珍しいハイシートのベビーカーで、首すわり前はフラットな状態で使うことができ成長にあわせてシートとフットレストを調節できます。シートの位置が高いため、ハイチェア代わりにもなりレストランなどでそのまま離乳食をあげることができます。

ハンドルもタイヤもしっかりしていて走行性は抜群。ベビーカー自体は大きく見えますがシートをつけたまま折り畳み可能で持ち運びもできます。シートの下が大きくあいていて荷物をたくさん積むことができるのも嬉しいポイントですね。

参考サイト:
いい医療.com
一般社団法人 大阪小児科医会

成長が早い赤ちゃん、一瞬一瞬を大切に

最初はいつ首が座るんだろう。首がすわったらもう少しラクになるのかな。と思いますが、赤ちゃんの成長は本当に早いもので、首がすわったと思ったらいつの間にか寝返りをうち、ずり這い、おすわり、はいはい、そしていつの間にか立っています。その瞬間は今しかないので、まだ首がグラグラしている初々しい姿をたくさん写真におさめておきたいですね。

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