赤ちゃんのつかまり立ちの練習方法は?注意点やトレーニングに最適のおすすめおもちゃ10選

おすわりができ、ハイハイができるようになると、次はつかまり立ち。ついつい、うちの子まだできないのかしら、遅いのかしら?と、よその赤ちゃんと比べ、不安になったり、悩んでしまうこともあると思いますが、つかまり立ちは赤ちゃんの成長の中でも個人差が大きいものです。不安にならずつかまり立ちについて、いつから始まるのか、練習のしかた、促し方についてご紹介します。

つかまり立ちって?

つかまり立ちとは、赤ちゃんが近くの椅子や、ちょうどよい高さのテーブル、ママの足などにつかまりながら、足に力を入れて立ち上がろうとする動作のことです。
最初は、つま先で立つ不安定な様子ですが、だんだん立ち方が分かってくると足の裏全体をしっかり地面につけ、安定して立ち上がれるようになります。赤ちゃんはつかまり立ちをすることで自分の体を自分の手足で支え、膝を使い体のバランスを取ることを覚えます。

赤ちゃんのつかまり立ちいつから?練習は?おすすめおもちゃ8選!

いつから始まるの?

ハイハイで手足に力がついてからの8~10ヶ月頃が多いです。
赤ちゃんの成長の中でもつかまり立ちは個人差が大きく出るものですので、あまり心配せずに見守ってあげましょう。

  • 生後6~7ヶ月
  • 速い成長のタイプ。ハイハイと一緒につかまり立ちをするようになります。赤ちゃん自身が自発的にたっちができていれば、手足の筋肉が成長し力が付いてきています。まだ安定して重心をとらえることが難しいので転びやすいです。

  • 生後8ケ月~10ヶ月
  • つかまり立ちを始める赤ちゃんが多い。ハイハイで手足、腰をたくさん動かし、上手に体の重心をとらえることができます。つかまり立ちをしてもふらふらすることは比較的少ないですが、赤ちゃんの頭の重さでバランスを崩すこともあります。

  • 生後11ケ月~1歳以降
  • ゆっくりとした成長のタイプ。ハイハイの期間も長かったので、手足の筋肉も発達している為、安定したつかまり立ちから伝い歩きへの流れが速い傾向にあります。

つかまり立ちをしない時の促し方は?

つかまれそうな低いテーブルや椅子の上におもちゃなどを置いてあげ、赤ちゃんのつかまり立ちへの意欲を刺激しながら、見守ってあげましょう。

つかまり立ちとハイハイの順番

一般的には、ハイハイが十分にできるようになり、足や手の力がついてからつかまり立ちができるようになっていきます。
ハイハイをする前につかまり立ちをする赤ちゃんやハイハイをよくするけれど、なかなかつかまり立ちしない赤ちゃんもいたりと、この時期の赤ちゃんの成長は個人差が多くみられます。

つかまり立ちの練習方法

練習方法

つかまり立ちの練習は月齢よりも、ハイハイがしっかりできる、手足の筋肉が十分に発達してから始めましょう。
練習を始める前にまず、ママの指や丸めたタオルなど握ることができるか確認しましょう。

  • 赤ちゃんの脇や腰を支える
  • 背の低いテーブルや椅子などに手をつかせてから脇や腰をささえてあげます。赤ちゃんが両手でしっかりとつかみ、両足を床につくことを体験させてあげます。
    赤ちゃんがつかまり立ちをするコツをつかみ、自分からつかまり立ちをするきっかけにつなげていきます。

  • 赤ちゃんの両手がつく場所におもちゃを置く
  • テーブルタイプのおもちゃを触りたい、遊びたいという興味をかきたてることでつかまり立ちを促したり、また、ねんねの時期に使っていたベビージムも上部におもちゃの仕掛けのあるものが多いので、おもちゃを触ろうとして仕掛けのバーを握るようにしてつかまり立ちをすることもあります。

  • おもちゃを使う
  • 昔からの定番の手押し車のタイプのおもちゃ。押して歩くことで音がコトコト鳴ったり、おもちゃの付いているタイプのものもあるので、赤ちゃんの興味ややる気が上がり、1歩踏み出すきっかけにおすすめです。ただし、しっかりと足の裏全体を使って立ち上がり重心の移動ができるようになってから使うほうが、自分の体重を自分の体で支える歩き方が身につくようです。最初はママやパパがしっかりと押さえてあげ、転倒しないように気をつけてあげましょう。

転倒・転落防止!練習をする上での注意点

赤ちゃんのつかまり立ちいつから?練習は?おすすめおもちゃ8選!

赤ちゃんの頭の重さ

赤ちゃんの頭の重さは体重の30%と言われています。生後9ヶ月の赤ちゃんの体重は平均で、約7~10㎏です。
頭の重さは2~3㎏もあり、赤ちゃんの体は頭が重く重心がとりずらい不安定な状態なのです。

素足で練習

靴下を履いたままだと、フローリングの床は滑りやすくけがにつながりがちです。つかまり立ちの練習をする際には靴下をぬがせましょう。

転倒しやすい場所を確認

家の中で赤ちゃんが転倒しやすい場所は段差のある敷居、玄関や階段、リビング、ローラー付きの家具、植木、ゴミ箱など赤ちゃんの手の届く全てに危険の可能性があります。
赤ちゃんが家族と過ごす時間の多いリビングには、プレイマットを敷きつめておくと転倒してもクッション効果があり安全です。ただし柔らかすぎるマットは赤ちゃんがちぎり、誤飲の可能性があるので柔らかすぎないものが適しています。
部屋はなるべくシンプルに整理し、収納してしまうことがポイントです。また、赤ちゃんの動き回る1メートル四方には何も置かずベビーゲートなどを使い安全に赤ちゃんが動き回れる環境を作ってあげることも大切です。

家具の角を保護

赤ちゃんはちょうどよい高さのテレビ台や低いテーブルにつかまりながらもたっちします。つかまり立ちが安定せず頭を打ってしまうこともあるので、家具の角にコーナークッションを付けておくと安全です。

ベビーベッドの高さはできる限り低くする

赤ちゃんがつかまりだちを始めたら、ベビーベッドの高さはできるだけ低く下げ、ベビーベッドの柵からの転落を防いであげます。

お風呂の床には滑り止めを敷く

お風呂の床は滑りやすく、赤ちゃんは安定して立ちづらい場所です。安全の為にも滑り止めマットを敷いてみるのも良いです。
お風呂が浅くても赤ちゃんが転倒し溺れる危険もありますので、つかまり立ちができるようになっても、1人で待たせたり入浴させることはしないよう、目を離さないことがとても大切です。湯船のふたにつかまり立ちをし転倒する可能性もありますので、湯船のお湯は抜く習慣をつけましょう

つかまり立ちの練習におすすめ!人気おもちゃ8選

つかまり立ちおもちゃ

  • フィッシャープライス スマートステージ・バイリンガル・テーブル

  • 【メーカー希望小売価格】6372円
    【対象年齢】6ヶ月~3歳
    【商品サイズ】幅56cm×高さ41cm×14cm

    おうち、いちば、まきば、動物園が集まって色々な場所にお出かけ遊び。
    スマートフォンは手に持って遊べます。わんわんのおうちはドアを開けるとABCの歌が。カラフルピアノキーはピアノの音や数、食べ物、色の名前をおしゃべりします。動物園ローラーはローラーを回すと動物の歌が流れます。120パターン以上の音楽や英語と日本語のフレーズ入り。


  • 知育パーフェクト

  • 【メーカー希望小売価格】10584円
    【対象年齢】8ヶ月~3歳
    【商品サイズ】幅58cm×高さ34cm×奥行き25cm

    つかまり立ちができるようになる8ケ月ごろから3歳ごろまで5つの変身で遊べます。
    おすわり、ハイハイ、つかまり立ち、あんよ。赤ちゃんの成長に合わせて5ステップの遊びができます。
    頭・手・指・足・腰全身を総動員、頭も育つ知育おもちゃです。


  • アンパンマン よくばりテーブル

  • 【メーカー希望小売価格】7344円
    【対象年齢】6ヶ月ごろ~
    【商品サイズ】幅54cm×高さ9cm×奥行き40cm  

    ベッドサイドに付けて、床にボードを置いて、テーブルビジーとして、テーブルとしてと、6ヶ月頃から赤ちゃんの成長に合わせて長く使えます。
    ボード表面には、赤ちゃんの興味をひく楽しい遊びが11種類。ボードを裏面にひっくり返すと、フラットなテーブルとしても使うことができます。


  • アンパンマン よくばりテーブル(リニューアル)


  • 頭と体の知育ボックスDX

  • 【メーカー希望小売価格】8424円
    【対象年齢】8ヶ月~3歳ごろ
    【商品サイズ】幅36.8cm×高さ36.8cm×奥行23.5cm

    26種類以上もの遊びができ、おすわり、ハイハイ、たっちと成長に合わせ長く遊ぶことができます。
    おもちゃ箱にもなるので、遊びながら楽しくお片づけ習慣も身につきます。


  • ザ・プレミアム知育


【メーカー希望小売価格】¥15012
【対象年齢】8ヶ月~4歳ごろ
【商品サイズ】幅62.5cm×高さ43.8cm×奥行20.5cm

つかまり立ちの頃から成長に合わせて3段階に組み替えて遊べます。
つかまり立ちの頃には「あっちこっちテーブル1歳ごろの歩きたいに応える「エンドレスウォーカー」半径50cmでグルグルまわり、スペースをとりません。
よちよち期でもスピードが出すぎないので安心して歩く練習ができます。3歳ごろからお気に入りのおもちゃを入れておける「キッズシェルフ」として大活躍!


手で押すおもちゃ


【メーカー希望小売価格】10800円
【対象年齢】1.5歳ごろ~
【商品サイズ】幅35cm×高さ45cm×奥行き25cm

  1. ウォーカー(手押し車)
  2. ライド(乗用玩具)
  3. かたちパズル
  4. プルトイ

の4つの機能付き。
押したり、乗ったり、側面のパズルを通してみたり、子牛のプルトイをひいたり赤ちゃんの成長に合わせて様々なパターンで楽しめます。
ウォーカーの中に収納もでき、お片づけトレーニングできます。


  • ウォーカー&ライド 消防車


【メーカー希望小売価格】10800円
【対象年齢】1歳~
【商品サイズ】幅24.5cm×高さ25.3cm×奥行き39.5cm

かわいい消防車タイプ。

  1. ウォーカー(手押し車)
  2. ライド(乗用玩具)
  3. パズル

の3つの機能を楽しめます。ウォーカーの中にお片づけもできるので◎


  • 森のパズルバス


【メーカー希望小売価格】14040円
【対象年齢】1.5歳~
【商品サイズ】幅40cm×高さ39cm×奥行き22cm

日本製木製玩具。

  1. 手押し
  2. 乗ること
  3. 型はめパズル
  4. ひもをひきプルトイ

としてと4パターン遊べます。つかまり立ちができるようになったら押して遊んで。歩けるようになったら、取っ手を外して上に乗って遊べます。
フロント部分に緩衝ゴム付きで衝撃をやわらげてくれ安全に配慮されてます。


  • アンパンマン 乗って! 押して! へんしんウォーカー (リニューアル)


【メーカー希望小売価格】12960円
【対象年齢】8ヶ月~4歳
【商品サイズ】幅48cm×高さ53cm×奥行き46cm

手足の発育を促す遊びが11種類!赤ちゃんの成長に合わせ

  1. ビジ―ボード
  2. ウォーカー
  3. 乗用

の3通りの遊びが選べ長くお使い頂けます。
おしゃべり2モードつきでキャラクターのおしゃべりが充実しています。
ウォーカー⇔乗用の組み替えも工具なしで簡単にできます。


番外編

  • 手作りおもちゃ
  • 段ボールや発泡スチロールの箱の中におもりと一緒に鈴など音の鳴るおもちゃを入れます。段ボールを引っ張れるように、取っ手やひもをつけます。
    赤ちゃんがつかまり立ちをし動かすと、鈴が鳴る仕掛けになっています。

赤ちゃんのペースで安全につかまり立ち

赤ちゃんの性格や体の成長の仕方にも個人差が大きく表れてくる頃です。つかまり立ちもまた、大きく個人差が出てきます。よその赤ちゃんと比べず、焦らず赤ちゃんのペースに合わせ、ゆったりとした気持ちで見守り寄り添ってあげることが何より大切です。
つかまり立ちを始めたら、目を離さないようにし転倒などの事故から赤ちゃんを守っていけるように注意していきましょう。

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